100!!これはきっと良いことがありますよね！ね！
……こほん、というわけで前回のあらすじです

もう何度繰り返したでしょうか。あの魔女を倒せずに時を戻した、何度目かの今日
今回はいつもと違って病院ではなく見覚えのない部屋。あまりにも整い過ぎて不快ですらある部屋と、そこに現れた観測者ちゃんのニセモノ
なんとかそこから逃げ出した私は、巻き戻す前に観測者ちゃんと決めておいたデポに向かうことにしました。既に待ち構えていたニセモノの頭を不意打ちで砕いて物資を回収していると、
>「暁美ほむらさん！」
>「私は、観測者さんを知る者です！彼女について、話があります！」
と、知らない誰かの声が。怯えながらも見に行くと、

>1.「はじめまして。あなたが『暁美ほむら』さんですね？私は「」、観測者さんの仲間です！」
>dice1d1=1 (1)

というところで前回は終わりましたね。今回は、この続きから再開です！

始まった

・ステータス
私:暴力30/知識50/賢さ60/ループの経験者(基礎暴力値+25,暴力値補正+25%)/時間停止の魔法[習熟](重要な戦闘で暴力値補正+25%,奮闘度+1d25)

「さて、モタモタしているとあの『観測者さん』が来てしまいます。急で済みませんが、私たちの拠点に来てもらえますか？」
「そう、ですね。荷物はだいたい持ったので、今のうちに移動しましょう」
道すがら、これから向かう拠点が市外にあること、それがあのニセモノの目を逃れるためであること、巴さんや佐倉さん、そしてなんと美樹さん(もう契約していたなんて……)はだめだったこと、などなど重要な前提情報を教えてもらいながら移動して

「ここが、私たちの拠点です」
見た目には特徴のない寂れた低層ビルのような建物に入って、案内してもらった先で私を迎えてくれたのは
「初めまして……というのが、この場合は適切でしょうか？」
魔力のない、観測者ちゃんによく似た何者かでした

「ッ！」
ノコノコと自称『観測者ちゃんの仲間』を信じて迂闊にも誘い込まれた私自身を呪いながらも行動を開始して……

1.発砲
2〜4.「大丈夫、落ち着いてください」
5,6.……それにしてはおかしい
7.!?
dice1d7=6 (6)

まずは話し合おう

違和感を感じてくれたか

……いえ、そうだとしたら辻褄が合いません
もしこれが私の知るニセモノの一味だとすれば、私が今ここでこうして無事なはずがありません
ここまでに私をどうにかするタイミングはいくらでもあったし、そもそも色々と情報を開示する理由もない。第一、私の手元にはあのデポで回収した様々な装備がある。こんな手の込んだことをせずとも、回収する前に踏み込めば良かったはず……

「ええ、そうです。わたしはご想像どおり『わたしたち』と出自を共にしていますが、むしろアレらに対して反旗を翻した身。ほむらちゃんと同じく、あの存在をどうにかしなければと考えています」

やっと反応勢力にまともな戦力が…

「……わかりました。とりあえず、今は貴方を信じることにします」
抜いた拳銃をホルスターに戻し、この『観測者ちゃん』の目の前、机を挟んだ反対側のパイプ椅子に座ります
ただし、目線は彼女から放しません。完全に警戒を解くことは、まだ出来ませんから
「ありがとうございます。では……そうですね、まずはこうなった経緯、それも一番最初の最初、『観測者ちゃん』が二つ目の身体を作ったところからお話ししましょう」

長い話になるぞ

すぐには信じられないだろうな

ほむらちゃん世界の方には違和感ないのかな

「……とまぁ、こうした経緯なわけです。ほむらちゃんの見た『わたしたち』の正体は暴走した『観測者ちゃん』の身体。そしてわたしことマッポちゃんはかつてそこから逸脱し、一度は鎮圧されたもののこうしてもう一度立ち上がった反乱者。わたしたちの手勢は、「」ちゃんに枇々木めぐるちゃん、Dちゃんにこのわたしマッポちゃんの今の身体と補充の難しい戦闘用の肉体がいくつか。そしてそこに、ほむらちゃんが加わったというわけです。何か質問は？」

この『観測者ちゃん』……ではなくマッポちゃんは確かに色々と分かりやすく噛み砕いて説明してくれたし、わからない部分も聞けばちゃんと教えてくれた
でも、まだわからないことがある
1.それで、いつ観測者ちゃんを助けに行くんですか？
2〜4.+観測者ちゃんは今どこにいるんですか？
5,6.++この事態を引き起こしたのはキュウべぇ……ですよね？
7.!?
dice1d7=3 (3)

5まで聞いて起きたかったなぁ！

まあ練り物に聞いても倫理的な解決方法は分からんだろうし

「今のお話を聞いて、わからなかったところが……いえ、教えてくれなかったことが二つ、あります」
「あれ？何か抜けでもありました？」
キョトンとした顔が彼女にそっくりで、それが不思議なほどに私を苛立たせる
「いつ、助けに行くんですか？」
彼女が今どんな思いでいるかもわからないのに
「どこに、助けに行けばいいんですか？」
彼女に今どんな責め苦が与えられているかもわからないのに
「さぁ、教えてください！」
どうして、そんな顔でいられるんですか？

1.「助ける？」
2〜4.「まぁ、今は無理ですね」
5,6.「心苦しいですが……」
7.!?
dice1d7=2 (2)

残念ながら

まあ苦しめるのは出来ないよな

群測者軍団が強すぎる…

「今は時期が悪い。こちら側の戦力が弱いとは言いませんが、相対的に見て劣勢なのは確かです」
「そんな、じゃあ観測者ちゃんは！」
観測者ちゃんに似た顔をしかめつつ、少しだけ困ったような声色に似つかない内容を話す彼女に、思わず血が頭に昇る
「だから、助けないとは言っていないでしょう？もうしばらくしたら……ほむらちゃんも良く知るアレが来ます。不幸中の幸いですが、『わたしたち』もアレを倒すつもりのようです」
聞いて、あってはならない予想が脳裏を過ぎり、いくらなんでもそれはないと打ち消そうとして

「わたしは、
1.そこで消耗した隙を突こうと考えています」
2〜4.+……もちろん、もし『わたしたち』が負けそうであれば援護はしますが」
dice1d4=1 (1)

結構恨み骨髄か

それはほむらちゃんの観測者ちゃんポイント減点だぞ

彼女の……このニセモノの顔を引っ叩こうという衝動を必死で抑えて、続きを聞きます
「もちろん、被害局限はします。あの魔女を倒せなくても、まどかちゃんが契約するようなことにはならないはずです。だから……」
「だから、私は何も心配しなくていい。そう言いたいんですか？」
「……まぁ、そういうことです」

目を閉じ、深呼吸して、目を開ける
大丈夫、私は冷静だ。冷静に、判断したんだ

1.さようなら。私一人でも、彼女を救いに行きます
dice1d1=1 (1)