遺骨発見の通報から警察への証言まで全部任せちゃった形になってしまったな？
でもようやく遺骨の持ち主のあの子も憩えるようになるはずだ

まあ地元の漁師の関係者が山に入るってのはおかしな事ではないからな…
事を荒げちゃったらちゃんとお墓にも入れまい

放置されてヨクナイモノがついて…白銀さんがおかしくなりそうなのをとどめてたって事…なのかな？

＜黒田さんは私たちが無事送り届けてきましたよ、お兄様

しばらくは警察の捜査が入るでしょうからね…事件性が無いとわかるまでは（神妙な顔の織莉子だ）
しばらくは湯国市のマスコミが賑わうことになるかも知れません

>＜黒田さんは私たちが無事送り届けてきましたよ、お兄様
ありがとう織莉子ちゃん…本当にお疲れさまだ
出発前にくれた地図のおかげで誰にも見られずに済んだし…よくやった！えらいぞ！

皆さま…ありがとうございました…
中庭に来ていただけませんでしょうか？（やってくるラビだ）

>放置されてヨクナイモノがついて…白銀さんがおかしくなりそうなのをとどめてたって事…なのかな？
あのまま放置してたらそれこそタタリ神とか魔獣みたいなものになり果てた可能性もあるだろう（頷くねむ）
そんなのに暴れられたら魔法少女の数が少ない湯国市にとってはまさに青天の霹靂だよ

中庭に？…そうか、桜か！
何か変化でも？

＜前回のあらすじ＞
湯国市のバス事故現場に取り残された白金の遺骨を見つけ出すミッションは
ラビそしてういの協力もあり、つつがなく完遂されたのであった
そんな中、病院から連れ出された黒田に対し、灰谷の霊は旭に取り憑き体を借りると
気合一発の発破とばかりにビンタをぶちかまし
もろに喰らった黒田の目に僅かばかりの生気が宿ったのであった…

>中庭に？…そうか、桜か！
>何か変化でも？
はい…魔力が通るようになりまして…
あと、白金が皆さまにもお礼とお別れをと…

>ありがとう織莉子ちゃん…本当にお疲れさまだ
>出発前にくれた地図のおかげで誰にも見られずに済んだし…よくやった！えらいぞ！
ふふっ…（ｵﾘﾌﾌﾌ…♪）
どういたしまして…お兄様…！

あの…お兄様(ずい)
あの…(身を屈めて頭を近づけてくる)

やったじゃん！木にちゃんと魔力が通るようになったんだね！（手を叩くさやか）
>あと、白金が皆さまにもお礼とお別れをと…
あ……そっか…そうなっちゃうよね…

そうだな…あるべき場所に行くという事だよ
送ってやろうじゃないか

む……むむ…
………うむ！よし！（若干遠慮がちに織莉子の頭に手を置き…ぎこちなく撫でる…）

……♪

（中庭へと足を進めると灯花がトンチキマシーンを使って白金を実体化させている）

（満足げに微笑む織莉子である…ラスボス感のある悪い笑みではなく年相応の笑顔だ）

くふふっ！灯花ちゃんのだいはつめーいっ！（ふんす！）
ちょっと魔力の燃費が悪いけどマタギさんが居なくても短い時間ならアストラル体の視認が可能になるにゃー

むふっ…やあみんな、これで桜も正常に魔力を吸い上げて育つはずだよ？

『皆さま…私の体を見つけてくださってありがとうございました…』

むー…「」っしーが妹のおりりんにあまーい
まぁいっか！おりりん、がんばったもんね？

>『皆さま…私の体を見つけてくださってありがとうございました…』
これくらいいいって事よー！
まああたしは特に何かしたってわけじゃないけど…

｜この子も喜んでる…土の栄養とみんなの魔力が美味しいって言ってる｜
｜生育状況もそのうち改善されると思う｜

『あのままいれば私も取り込まれていたと思います…』

>まああたしは特に何かしたってわけじゃないけど…
『ご謙遜ですよ？美樹さん…ここに集ったみなさんをそもそも繋いだのはあなたたちです』
『本当に感謝しています…』

・・・（じっと白金を見つめているラビ）

>・・・（じっと白金を見つめているラビ）
ラビさんは友達に言いたい事を言うんよ！
今がロスタイムの最後のチャンスなんよ！

>・・・（じっと白金を見つめているラビ）
『これでお別れですね…氷室先輩』
『…ひょっとして気にしてますか？私が木の上で誰にも知られず白骨になるまで晒されていたことを』

気づいてあげられなくて…何より…私のあの愚かな行為が貴女を…！

それもある…ごめん、白金
私がもっと早く事故現場に戻っていれば、あなたの体をあんな…
百舌の早贄のような目に遭わせずにすんだのかもしれない…

『運命なんてわからないですからね…先輩』
『私の人生はちょっと残念でしたけど…ここまでしてくれる人たちがいたって事が救いです…』

『氷室先輩の隣に居ることができないのは…やっぱり私も寂しいです』
『私と先輩はお互い同士でしか、存在を認めることが出来なかった』
『唯一それが出来るのは夜空の星だけ…』

（空を見上げる白金の霊）
（今は昼間であり当然ながら星は見えない）

貴女とは
これからも友達でいるつもりですよ、白金

『だけど…考え方一つです、先輩』
『氷室先輩と星にしか存在を感じられなかった私の体は空を舞う鳥の糧になって』
『街を見おろす山の土にもなった…これって私、先輩の住む湯国市そのものになった…と言えませんか？』

>『だけど…考え方一つです、先輩』
>『氷室先輩と星にしか存在を感じられなかった私の体は空を舞う鳥の糧になって』
>『街を見おろす山の土にもなった…これって私、先輩の住む湯国市そのものになった…と言えませんか？』
前向きね…白金そして相変わらず人の背中を押すのね
これで私が湯国を守る理由にまでなった…

この街と一緒になったという事ですよラビちゃん
それならずっとお友達でいられますよね？

なるほどそういう考え方もあるのか・・・白金さんや、君には色々と救われた気がするよ

>この街と一緒になったという事ですよラビちゃん
>それならずっとお友達でいられますよね？
………っ…（ｺｸﾘ…）
っ……（ｺｸﾘ…！）

ﾓｸﾓｸ…ﾊﾞﾁﾊﾞﾁｯ（煙を吹き始める灯花マシーン）

『にゃーん…』（行こう白金）

>ﾓｸﾓｸ…ﾊﾞﾁﾊﾞﾁｯ（煙を吹き始める灯花マシーン）
あっやばいにゃー
ばくはつオチが近いから那由他のおかんさん、そろそろいい具合に締めておいてねー？

>ﾓｸﾓｸ…ﾊﾞﾁﾊﾞﾁｯ（煙を吹き始める灯花マシーン）
にゃーもう！もーそろそろ回路が焼き切れちゃうかも！
お別れするなら急いだほうがいいよー！

そうですね…引き留めるのもよくありません…
白金…ありがとう…！

>『にゃーん…』（行こう白金）
『うん…道案内は大丈夫だよ、私一人で行けるから』（ネコマタを撫でる白い手）

『先輩も、元気で…！』
『…もう先輩は私と夜空を見上げていたあの頃の先輩じゃありません』
『魔法少女のみなさんや…那由他さんと仲良く…！』

『さよならじゃないんですね？先輩…では私からも…皆さん、ありがとうございました！』

>『うん…道案内は大丈夫だよ、私一人で行けるから』（ネコマタを撫でる白い手）
『…にゃーん』

消えてゆく白金…
そして火を噴く灯花の機械！

（消えていく白金のビジョンに向けてひと鳴きし二股の尻尾を振るネコマタ）

ｳﾞｧｼﾞｬｲﾅ！？

さよならんよー！（👐）
>消えてゆく白金…
>そして火を噴く灯花の機械！
行っちゃったんよ……あっ！？もしかしてヤバいんよ！？

那由他がいたら遮蔽物にできたんだけどねー？
とりあえずみんなうすらデカいおじさまとバケツさんの後ろに隠れるにゃー

うすらデカいとは手厳しい！

PON!
ぷすー…

…キリカ！あなたの魔法でこの機械の時間を遅らせなさい！（ﾊﾞｯ！）
爆発までの時間を稼ぐ間になんとか！なんとかしなくては！

（💀マークめいた煙を噴き上げ機能停止する…）

うわっ！爆は…つ？

>うすらデカいとは手厳しい！
本当です！灯花さん！
わたしたち兄妹に対してうすらデカいだなんて！

わたくしの発明がそんな爆発するわけがないんですけど〜？
ニコおねー様じゃあないんだし

アッコラーッ！兄妹では……！？
>PON!
>ぷすー…
せ…セーフ…なのか？

>PON!
>ぷすー…
と・・・とりあえず大変な事にな張らなかったみたいね？
びっくりさせないでよも〜

デカゴンボールみたいにカッ！！！！！！！
…ってなるかとひやひやしたんよ！心臓に悪いんよ〜！！

う…うふふ♪
ちょっと…いえかなりビックリしちゃいましたね♪

…ま、ニコおねーさまはおじさまにおしおきされたくてワザとやってるトコがあるみたいだけどー？
おしりをあれこれされ散らかすのってそんなにハマるモノなのー？ねえマタギさーん(ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙ)

本当にありがとうみんな…私も前に進めると…思う

>わたくしの発明がそんな爆発するわけがないんですけど〜？
>ニコおねー様じゃあないんだし
あ…あはは……（ぼのぼの汗のういちゃんであった）
ごめんね灯花ちゃん！わたしも今ちょっとだけ『もしや』って思っちゃった…

これにて一件落着だな！
…さて…まだやり残したことがあるのだが…

っ……「」殿！！！（ずいっ☝）
おつとめを終えて警察署から戻ってきた我をずいぶんな出迎えが襲っているのでありますが！！

やり残した事って…なにかなっ？

ふむ…氷室ラビを交えての混浴おかわりとかかな？おじさん(まじめ顔)

それは…お土産だッ！！！！ここのいい感じの特産品を全く知らない！！

あっ！お土産…このまま帰ったら強固になんか言われるわね
バタバタしてて見る暇すらなかったわよー

そりゃもちろん…もうひとっ風呂も魅力だが…！
捜査や情報収集を気にせずに！純粋に温泉を堪能したいけんのう！

混浴おかわりかー…むむむ
そう言えば…あたしってなんだかんだ今回ゆっくり「」っしーとお風呂に浸かれてないような
山の上の秘湯じゃみんなで芋洗い状態だったしー…

ウチらが色々案内してあげるんよ！もっともっと湯国を知って欲しいんよ！

>おつとめを終えて警察署から戻ってきた我をずいぶんな出迎えが襲っているのでありますが！！
旭ちゃんもお勤めごくろうであります…
こっちもちょうど白金さんの魂をおくったところでね

この旅館の料理は何処にも負けないと自負していますが…
美味しいものは他にもあるのも確かですね…それにお土産も

白金殿の遺骨はこれからしばらく警察の捜査が入るにせよ…
歯科医療記録やDNA鑑定などから身元確認がなされれば
遺族の元へ帰れるでありましょうし…荼毘に付されるのも時間の問題でありますよ

そうでありますか…
我は事情聴取を受けてきたのでありますが、特に疑われる事もなくといったところであります！
山でそういう方を見つけるのは…猟師ならばあってもおかしくない事ゆえ

あの山は旭の家族が入る山でもありましたね…
ありがとうございます旭

>美味しいものは他にもあるのも確かですね…それにお土産も
おいしいもの！？（食いつくうい！）

うふふ♪お疲れ様です旭ちゃん(ﾎﾟﾝ)
ところで気になってたことがあるんですけど…黒田くんとお話する為に灰谷さんに体を貸してあげたんですよね？
見間違えでなければ灰谷さん、最後に旭ちゃんの体で思いっきり…唇を…

ややっ！？何てことしてくれたでありますか灰谷！！

>おいしいもの！？（食いつくうい！）
ええ…うい様は頑張ってくださいましたし、美味しいお蕎麦屋を紹介しましょう

>おいしいもの！？（食いつくうい！）
湯国市は海沿いの街だから新鮮な海の幸も魅力なんよ！
美味しいシーフードカレーをお出しするお店に昔くららとラジオの取材に行ったことがあるから
そこを教えてあげるんよ！

あらあら…♪（まぁ！と手で口を押さえるサーシャだ）
でもね旭ちゃん、灰谷さんが消えるとき…黒田さんは確かに呼んでいましたよ
旭ちゃんと灰谷さんの名前を！

お蕎麦にシーフードカレー！（ぱぁぁ…！）
ねぇうららさん！わたしアクアパッツァも食べてみたいな！

山の幸もあるのでありますなぁ！
手前みそではありますが…ジビエも評判がいいのであります！

ヨシ！まずはお昼に行こうか！
丁度いい時間だし早朝から活動してなにやら腹ペコだ！

ううむ…（口をモゴモゴさせる旭である）
>でもね旭ちゃん、灰谷さんが消えるとき…黒田さんは確かに呼んでいましたよ
>旭ちゃんと灰谷さんの名前を！
……！　それは本当でありますかサーシャ
我のこともわからない様子で、織莉子殿たちと病院から連れだした時も
全くの無反応だった黒田が…！

黒田さんの意識が戻るのもそう遠くないかもしれません♪（むんっ！…たゆんっ♡）
いつかその時に…出来ると良いですよね？仲直り…♪

>ヨシ！まずはお昼に行こうか！
>丁度いい時間だし早朝から活動してなにやら腹ペコだ！
いいねー！食べに行こう！ついでにいい感じのお土産も買えたりね？
まーあいつには食べ物が一番だと思うし！

>黒田さんの意識が戻るのもそう遠くないかもしれません♪（むんっ！…たゆんっ♡）
>いつかその時に…出来ると良いですよね？仲直り…♪
そうでありますな…少なくとも悪夢にうなされる事はなくなって欲しいでありますよ…

行くか・・・ラビちゃんのおすすめの蕎麦屋！

>ヨシ！まずはお昼に行こうか！
>丁度いい時間だし早朝から活動してなにやら腹ペコだ！
私も同行します…ちょうど宿の手伝いも一段落ですし
それに、友達が……白金が溶けているこの街をもう一度、知っていきたい

…で♪(ずいっ)
どうですか、初キスのお味は…さやかちゃん以外に実体験ある子って早々いないので興味あるんですよね♪

『……』（大地のゆりかごの屋根に佇むおかっぱ和装ネコマタ少女）
『ﾆｬｰｫ…♪』（二股尻尾をゆらゆらと揺らしつつ宿の正門を発つ一同を見送る…）

や☝あの時の我は灰谷にガッツリ取り憑かれていたゆえ！
記憶にございませんでありますなぁ！（駆け出す旭！）

すけべしようやさやか

此方です…教授もお気に入りのお店でして…（古めかしい蕎麦屋を案内するラビ）

>ねぇうららさん！わたしアクアパッツァも食べてみたいな！
それもウチにお任せなんよ！歓楽街に美味しいイタリア料理のお店があるんよ
夜だとちょーっと危ないけど…今はお昼でしかもみんなで行くならご安全なんよ！

むフッ…すっかり食べ歩く気満々だね…うい

ここの蕎麦屋はジビエも扱っているお店でありますなぁ！
我の獲ったものが使われてもおります！（とくいげ）

>此方です…教授もお気に入りのお店でして…（古めかしい蕎麦屋を案内するラビ）
雰囲気あるお店よねー…どれどれメニューは？
かけに、ざるに…天ぷらにきつねにたぬき…

>此方です…教授もお気に入りのお店でして…（古めかしい蕎麦屋を案内するラビ）
教授さんお勧めかぁ・・・なんとなくおいしいとこ食べ歩いてそうだしな・・・

>雰囲気あるお店よねー…どれどれメニューは？
>かけに、ざるに…天ぷらにきつねにたぬき…
うさぎそば…？

えっと…じゃあわたし！きつねうどんにしようかな…？
>ここの蕎麦屋はジビエも扱っているお店でありますなぁ！
>我の獲ったものが使われてもおります！（とくいげ）
えっ…まさかほんとに『きつねうどん』だったり…しないよね？

きつねはさすがにちゃんとおあげが入ってますよ♪
>うさぎそば…？
あっ…それは、ガチですね…！

ねえ「」っしー…このうさぎそばって…

ラビちゃんまさか…！

うさぎさんのおそば？
なんかかわいい感じかも…わたしもそれ、食べてみたい！

どーせかまぼこをウサギの形に切ったものが乗ってるだけに違いないにゃー
子供だましなんですけど〜？

フフ…まあ食べてみるのが一番ですね
ちなみに人気メニューで一日に出せる量が決まったものですから
そのお蕎麦

うさぎ肉を使ったそば料理は僕も聞いたことがない…！（むふっむふっ）
生まれて初めての経験が待っているかも知れないよ…灯花…！

…（イタリアでは当たり前の食材であるということを織莉子はわざわざ言うほど無粋ではなかった）

じゃあいっちゃいましょっか？うさぎそば！

見たまえおりこ！リスそばもあるよ！

やがて運ばれてくる…ご注文の『うさぎ蕎麦』！
かけそばである、湯気がたっぷりで…これはどうだ…！
温泉日和の冬の湯国においてなお、体の芯からあたためてくれそうなアトモスフィアではないか！

おまんこしようやさやか

（肉と山菜の乗った蕎麦…この肉は間違いなく…！）

わっ…これ…お肉乗ってるけどやっぱりそうなんだ…（やや引きのうい）

美味しそうなお肉だけどー…わたくしこれ見たこと無いよねむ
まさか本当に…うさぎさん！？食べるのー！？（がーん）

うむ…これはいいダシを使っているな？なるほど！

僕は今からもう楽しみでしょうが無いよ…むふっ
何事も経験……小説は作者の人生の切り売り、ゆえに経験が深いほど作品に深みが出ると
海香お姉さんも言っていたからね…（ワリバシを…割った！）

これも経験さ灯花
見てごらん「」さん達を…あの二人何の抵抗もなく食べてるよ？

（湯国の空に浮かぶ…“されるがままの存在”ことうさぎさんのかわいいな顔…）