目的の白金さんの遺体が今どんな状態なのかは覚悟した方が良さそうだが…
俺が取り憑かれないとダメか…そうか…！

なんてことだ！憑りつかれること前提とは！

『あの…お世話になります「」さん』（ｽﾞｽﾞｽﾞ…と背後に佇む白い少女の亡霊）
『なるべく重くしないようにしますので…それでは』

おじさまー大丈夫だにゃー
もしもの時はわたくしの科学力で遠心分離するから！

『ﾆｬｰﾝ♪』
（座敷童めいたネコマタも相乗りしている）

うっ…！（ずしっ）
なんか両肩がちょっと重くなったような気がする…！

事故現場までは私達が案内します…まだ暗い時間なので多少の無理はできると思いますよ？
（湯国の四人が旅館の表で待っている）

では…探しに行こう（冬服のラビがコクリと頷く）
現場まで先導する…着いてきてほしい

遠心分離？！
それはちょっと勘弁してほしいかな…

では灯花…僕とうい、それにお姉さんとで病院に行ってくるよ
撲滅派の前の頭目とやらを叩き起こしてここまで引きずってくるさ…それを望むものがいるというならね

ううー…冷えるんよ！ぶるぶるなんよ！（ﾊﾞｯ👐）
あの現場に行くのはうちも久しぶりなんよ…これは武者震いなんよ！

>では灯花…僕とうい、それにお姉さんとで病院に行ってくるよ
>撲滅派の前の頭目とやらを叩き起こしてここまで引きずってくるさ…それを望むものがいるというならね
白ユーレイさんのリクエストだからねー、頼んだにゃーねむ！
場合によってはウワサたちの力を使ってでも構わないから！

乱暴はやめて欲しいであります…
黒田は…我が壊したようなものなのであります…全ての責は我にあるのであります

このチビ達は任せておくがいい
織莉子と私がついていれば大丈夫だろう！

>では灯花…僕とうい、それにお姉さんとで病院に行ってくるよ
>撲滅派の前の頭目とやらを叩き起こしてここまで引きずってくるさ…それを望むものがいるというならね
この我が引率であります…お姉さんでありますからな（☝）
引率というには物騒な遠足でありますが…

人に見られる事の無いルートは私が確保しますから…
お兄様たちは現場へ…

>このチビ達は任せておくがいい
>織莉子と私がついていれば大丈夫だろう！
はい、任せて下さい…（頷く織莉子）
この子達には無茶をさせないようにします…お兄様達も気をつけて

>人に見られる事の無いルートは私が確保しますから…
>お兄様たちは現場へ…
（織莉子の手には一枚のメモがある…事故現場周辺の地図の写しにところどころ×印と時間とが書き込まれた物だ）

ウチもちょっと苦手な場所なんよ…でも…成仏できない子がいるのはやっぱりよくないんよ

この×印の場所にこの時間、近づくと危ない…ということですね？（息を呑むサーシャ）
でも、すごい数の印ですね…織莉子ちゃん、これを全部予知魔法で…？

（冬の始まりを告げるような冷たい風の吹く真っ暗な早朝である…）

>（織莉子の手には一枚のメモがある…事故現場周辺の地図の写しにところどころ×印と時間とが書き込まれた物だ）
助かるよ織莉子ちゃんや…ありがとう（しめやかにメモを受け取る取り憑かれ「」だ）
では行ってくる…織莉子ちゃん達も気をつけてくれ、なんたって病人を誘拐するんだから

>ウチもちょっと苦手な場所なんよ…でも…成仏できない子がいるのはやっぱりよくないんよ
私達の犯した大きな罪
にもかかわらず私もほぼ足を向ける事は無かった…

>（冬の始まりを告げるような冷たい風の吹く真っ暗な早朝である…）
へくちっ……ううー冷えるんよ、ういちゃんたちも気をつけるんよ〜！

（そして二手に分かれ、さやかと「」は事故現場を目指す！）

うん、行ってくるね！（むんっ！）
わたしたちの長かった病院生活で培った技が活きる時だよ！
病室からこっそり抜け出すことにかけてはわたしたちプロだもんね！

『そんなことありません…これは私たち普通の人の罪でもあります』(ｸﾞｯ…と白金の霊の腕に力がこもる)
『知らないとはいえ、日頃から先輩たちに守ってもらって…いざ何かあったら責任を全部押し付けて』
『それで魔法少女の撲滅とかいって現実逃避して…あの世から見る分にはひどいお笑いの舞台でした』

「」っしーはあたしが背負うから！
さあ！どーんとこい！

>では行ってくる…織莉子ちゃん達も気をつけてくれ、なんたって病人を誘拐するんだから
もちろんです…また会いましょう、お兄様もさやかさんたちも
>病室からこっそり抜け出すことにかけてはわたしたちプロだもんね！
くすっ…そうね？心強くてかわいらしい水先案内人がついてますから！

>うん、行ってくるね！（むんっ！）
>わたしたちの長かった病院生活で培った技が活きる時だよ！
>病室からこっそり抜け出すことにかけてはわたしたちプロだもんね！
​人​に​見​ら​れ​る​事​の​無​い​ル​ー​ト​は​私​が​確​保​し​ま​す​か​ら​...​
​お​兄​様​た​ち​は​現​場​へ​...​

ヨシ！運んでくれ！みんなも頼むぞ！

>「」っしーはあたしが背負うから！
>さあ！どーんとこい！
ありがたい…でも良いのかさやかや？
俺今取り憑かれてるから一人と一匹分重いかもしれないぞ！？

よいしょっと（慣れた様子でﾋｮｲｯと「」を背負うさやか）
…いつもと変わんないわよ？オバケに重さなんて無いってコトだねきっと！

ｳﾞｧｷﾞﾅ！？

はい♪…では、出発しましょう！（変身するサーシャ）
バスは山の上にあるドライブインに向かう谷沿いの道で事故に遭いました
日の出までが勝負です…見晴らしの良い場所ですので、日が昇ると目立ってしまいますから

行きましょう…皆さん…！（ラビが先頭を走る！）

………！(「」の耳に届く何やらの声)
……………！…………！！(山道を進むほど声量とその数が増していき…)

>よいしょっと（慣れた様子でﾋｮｲｯと「」を背負うさやか）
>…いつもと変わんないわよ？オバケに重さなんて無いってコトだねきっと！
​（​そ​し​て​二​手​に​分​か​れ​、​さ​や​か​と​「​」​に​事​故​現​場​を​目​指​す​!​）​

山間の道路を走る魔法少女たち！
ものすごく怪しい集団である！

>………！(「」の耳に届く何やらの声)
>……………！…………！！(山道を進むほど声量とその数が増していき…)
んん？な、なぁさやか…山に登るほどになんか聞こえてくるんだが
さやかはどうだ？聞こえるか！？みんなも！

（事故現場に着くと一帯が切り開かれ慰霊碑が立てられている…）

あたしには聞こえないけど…穢れに近い何かだね
それがあちこち跳んでる

へっ！？いや…あたしには何も聞こえないわよ「」っしー（ﾀﾀﾀﾀﾀﾀ…）
今ってほんとに取り憑かれてるから霊能パワーがUPしてるってやつだったりするかもよー

ウチにもなんにも聞こえないんよ…？
「」さんには聞こえてるのん？

>（事故現場に着くと一帯が切り開かれ慰霊碑が立てられている…）
ここです…湯国でも有数の大惨事でしたからね…

>ウチにもなんにも聞こえないんよ…？
>「」さんには聞こえてるのん？
なんか知らんけどﾜﾝﾜﾝと虫のようなそうでないような
形容しがたい唸り声のようなよくわからんものが聞こえる…

>あたしには聞こえないけど…穢れに近い何かだね
>それがあちこち跳んでる
飛び散ってる…ってことでしょうか（サーシャの顔色もやや青い）
見た目は慰霊碑も建って綺麗になってますが…その実、みんなが亡くなった時から何も変わっていない…

『あまりよろしくないものですから…触れない方がいいですよ？』
『私がまともでいられたのもこの子とあの桜のおかげですから』

『ﾌｰｯ…！』

（ネコマタ座敷童も周囲を威嚇し唸っている…二本の尻尾がピーンと立っている）

『……オオオｫオ…』（成人男性へ手のようなものを伸ばすなにかの影）

ここで…多くの方がなくなられたんです
私達の過信と驕りによって…（目を伏せるサーシャ）

>『……オオオｫオ…』（成人男性へ手のようなものを伸ばすなにかの影）
『……』（ｼｬｷﾝｯ！とネコマタ少女の手から伸びる爪）
ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ（ねこパンチ＆ひっかき攻撃！）

『たぶん私の亡骸のせい…それにつられているんだと思います…』

『………！？』（ネコマタからのアタックにビビり距離を置くあやしい影）

白金…あなたの体は一体…何処に？

>『あまりよろしくないものですから…触れない方がいいですよ？』
>『私がまともでいられたのもこの子とあの桜のおかげですから』
そうは言うが白金ちゃんや！あっちから来るんだが！
>ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ（ねこパンチ＆ひっかき攻撃！）
おおっ…つ…強い…！

>白金…あなたの体は一体…何処に？
『私の体はバスから放り出されました…そして…』（森の木々を指さす）

『ひとがいる』
『あいつらのなかま？』
『ゆるせない…』

>『私の体はバスから放り出されました…そして…』（森の木々を指さす）
森の中に……暗いし鬱蒼としていて探しにくいかもだけど
あんな寂しい場所にずっと一人で置き去りにされるなんて…

ですがおかしいですね？
あれだけの期間に捜索隊も大勢入った筈なのに…

>ですがおかしいですね？
>あれだけの期間に捜索隊も大勢入った筈なのに…
そう言えば…旭さんが言ってたんだけど（眉根をひそめるさやかだ）
酷い事故だったから遺体の一部がまだ見つかってない人も居る…って

＜みんなーー！！！連れてきたよ！！！（ういの声だ！）

>ですがおかしいですね？
>あれだけの期間に捜索隊も大勢入った筈なのに…
『樹です…高い樹木の枝に私は…』

『バスから放り出された私は…風を切り裂きながら森へと落ちていき』
『太くて鋭い、枝分かれしたものに体を貫かれ…激しい衝撃、続く突風』
『視界の隅で山肌に突き刺さるバスの車体…それが最期に見たものでした』

おお…手筈は上手くいったのかい？
こちらは今から探すところなんだが…思った以上に大変な事になってるようで

あなたは…そんな目にあって……！（膝から崩れ落ちるラビ…）

樹……なんよ？
………（青い顔でライトを森の上の方に向けるうらら）

むふっ…僕の魔法が役に立ってね(ﾊﾟﾗ…と本を開く)
さあ、なんて言ったっけ？とにかくケジメの時間だ…魔法少女撲滅派、その初代筆頭さん

（ライトに照らされる森の上の方…しかし依然として暗く鬱蒼としていてそれらしき物は確認できない）

>（ライトに照らされる森の上の方…しかし依然として暗く鬱蒼としていてそれらしき物は確認できない）
ま、まだ何にも見えないんよ……ちょっとホッとしたんよ
ういちゃんたちに遺体を見せたら刺激が強いかもって不安だったんよ

一つだけ約束してほしいでありますよ、ねむ殿
黒田にこれ以上の危害は加えないと…！

それが…木の枝に引っかかっているみたいなのよ
しかも目立たないところ！
それじゃあ見つけようがないわよね？

>＜みんなーー！！！連れてきたよ！！！（ういの声だ！）
ういちゃんにみんなも！首尾良く行っただろうか…
>むふっ…僕の魔法が役に立ってね(ﾊﾟﾗ…と本を開く)
>さあ、なんて言ったっけ？とにかくケジメの時間だ…魔法少女撲滅派、その初代筆頭さん
つ、連れてきたのか…旭さんの友人だったって子を

（ねむの本から引きずり出されるのは旭と同年代らしき黒髪の少年である）
（しかしその目には生気が無く自分が何者でどこに居るのかもわかってない様子だ）

>一つだけ約束してほしいでありますよ、ねむ殿
>黒田にこれ以上の危害は加えないと…！
『ごめん、三浦…それはその子には決められないし、保証もできない』(ふっと新しい気配が現れる)
『もしそれを決めることが許されるのなら、それはきっと…この私が』

私からもお願いします…その人にあまり酷い事をなさらないでください！
彼は私の浅はかな力のせいでそのような事になってしまったんです…

>つ、連れてきたのか…旭さんの友人だったって子を
っ……紹介するでありますよ
彼が『黒田』であります…我の友人であります
だったではなく今も…今も友人なのであります…我はそう思っているのでありますよ

……………（虚ろな目の少年である…病院から拉致されたというのに何も反応を示さない）

あたし的にもちょーっと見過ごせないかな〜？
こんなになっちゃった人をこれ以上嬲るなんてことをするのなら…
それに…死んでしまった人は生きてる人にちょっかい出しちゃいけないのよ？

頼む落ち着いてくれ…君の亡骸は必ず見つける
そして君のあるべきところへと埋葬するように手配をする！

この子がそうか、黒田…君…？
>……………（虚ろな目の少年である…病院から拉致されたというのに何も反応を示さない）
マジか……ずっとこんな状態なのかい？

>頼む落ち着いてくれ…君の亡骸は必ず見つける
>そして君のあるべきところへと埋葬するように手配をする！
『ﾆｬｰﾝ』（呼応するようにひと鳴きするネコマタ）

>マジか……ずっとこんな状態なのかい？
心が…壊れてしまっているのであります
大勢の死者の思念を一瞬のうちに受け止め…！

>マジか……ずっとこんな状態なのかい？
看護師の話では、眠っているときなどは本当に死んでいるようだと…（目を伏せる旭）
時たま、事故のあの日を夢に見ては錯乱して飛び起きるのでそれを取り押さえるのが大変らしいのであります

白金さんの体…それを降ろせばいいんだよね？
そしてちゃんとしたお墓に入れてあげればいいんだよね？

生きながら心を焼かれ続けているというのか…！

>白金さんの体…それを降ろせばいいんだよね？
>そしてちゃんとしたお墓に入れてあげればいいんだよね？
『はい、私はそれで結構です…私“は”』
『氷室先輩、結局あなたに対して何も役に立てず死んでもご迷惑をかけて…』(ぺこり)

気が違ったやつの扱いは大変だからね…（フン…と肩をすくめるキリカである）
もしもこの黒田とやらが錯乱して暴れても、私たちで取り押さえるから安心しておくれよ

ふむ…何やら君の体を依り代にしてヨクナイモノが巣食っているようだからな？
もしかして君が汚れまいと苦悩しているのは集ってきている何かのせいでもあるだろう

わたしが飛んでいくよ！その木まで！
そして降ろしてあげるから！

…やめなさいキリカ（ぴしゃり）
ごめんなさい、旭さん…悪い子じゃ無いんだけれど、キリカは死を軽く口に出すところがあるから

ｴｯﾁｼﾀｲｹﾝﾉｳ

白金殿…あなたの遺体は我がしかるべき場所に葬られるようにと手筈を考えたであります
おそらくは上手くいくと思うでありますから…

>生きながら心を焼かれ続けているというのか…！
『かわいそう…って思いますか？私にはもはやどうでもいい男ですけど』(じっ…)
『確かに大切な人を失ったのは事実です…でもそれは先輩達だってそう』
『宇宙の意思だかなんだか知らないですけど、自分が弱くて当たり散らして…私の大切な人を無駄に傷つけた、恨みを通り越してどうでもいいです』
『…ここにいるある幽霊さんを除けば、ですけど』

>わたしが飛んでいくよ！その木まで！
>そして降ろしてあげるから！
ういちゃん？！その、一人で大丈夫？

白金…私に任せて欲しい
うい様
あなたのツバメに私は乗れるでしょうか？

>気が違ったやつの扱いは大変だからね…（フン…と肩をすくめるキリカである）
>もしもこの黒田とやらが錯乱して暴れても、私たちで取り押さえるから安心しておくれよ
っ…（キリカを見おろす旭の眼差しがやや剣呑なものに）
>ごめんなさい、旭さん…悪い子じゃ無いんだけれど、キリカは死を軽く口に出すところがあるから
や、や……大丈夫でありますよ…我もまた黒田に責められるべき人間であります

そっか…ういちゃんのツバメに乗って白銀さんの体を…！

>白金…私に任せて欲しい
>うい様
>あなたのツバメに私は乗れるでしょうか？
もちろん！（ぐっ！）
下から見上げて見つからなくても、空の上から探せばきっとすぐ見つかると思う…！

や✋
体はそのまま地面に木の真下に下ろしてほしいであります
山に狩りに入った我が偶然遺体を見つけたとあれば話は上手くいく筈でありますから

うい様のツバメの強化は私がいたします
乗せられるかと…

ういの武器はツバメ型の凧なんだ……むふっ
ある歳のお正月、いろはお姉さんが病室から見えるように
あげてくれた凧が印象に残っていたせいかもね

凧…なのん？（ぱちくり🐸）
ラビさん…やっぱりニンジャが空を飛ぶあのワザみたいに
凧に乗って空を飛んだりするつもりなのん？

ラビさん…！一緒に行こう！そしてお友達を助けようよ！

『ﾌｼｬｰ!』（周囲に威嚇をするぬこ）

>凧…なのん？（ぱちくり🐸）
>ラビさん…やっぱりニンジャが空を飛ぶあのワザみたいに
>凧に乗って空を飛んだりするつもりなのん？
あはは…あれはね
どっちかというとわたしのお姉ちゃんのいいやつだから…！

行きましょう、うい様…！

（ういの脳裏に蘇るのは凧に乗り空を飛ぶ巫女さん姿の姉の姿…）
（おっと墜落だ！いろはちゃんが猛回転しながら落ちてくる！）

ﾌﾜｰｰｰｰｯ（夜明け前の山肌に上がるツバメ凧）

お兄様…この一帯の悪意が濃くなり始めています…
此方に力が届く程度には…そう、魔獣に近い形になるのも時間の問題です…！

『三浦…』(風に乗って響く囁き声)
『体借りるね…さすがにおじさんの顔であいつに向き合うのはアレな気がするからさ、はは…』

ｿﾞｿﾞｿﾞｿﾞ…（黒田に襲い掛かる靄）

灰谷でありますな？
……我の体などで良ければ

>ｿﾞｿﾞｿﾞｿﾞ…（黒田に襲い掛かる靄）
そりゃーあんたたちは撲滅派だっけ？
そういう集団に寄ってたかって曇らされたんだろうけどさ…だからって
あんたたちがこれ以上おかしくなっちゃうのは悲しいでしょ？

>お兄様…この一帯の悪意が濃くなり始めています…
>此方に力が届く程度には…そう、魔獣に近い形になるのも時間の問題です…！
う…そういえばあれってそんな感じのよくないものの集合体だったな織莉子ちゃん
ういちゃんにラビさん！どうだろうか！見つかっただろうか！？

（それは追い詰められて破滅した魔法少女の無念だろうか？
魔女にもなれずにただ怨嗟の身を残した何かなのであろうか？）

空を飛んだのはキモチの石と融合して以来の経験…（眼下の森を見おろすラビ）
>ういちゃんにラビさん！どうだろうか！見つかっただろうか！？
今ライトで照らしている…白金…白金！どこにいるの…！？

>ういちゃんにラビさん！どうだろうか！見つかっただろうか！？
『ありました！…白骨化しています…きっと鳥のついばみや雨風で…』

>灰谷でありますな？
>……我の体などで良ければ
(ｶﾞｸﾝｯ)…ありがとね、やっぱり持つべきものはなんとやらだね
さて…黒田？私のこと分かる？久しぶりだよね？

>今ライトで照らしている…白金…白金！どこにいるの…！？
（モズの早贄のような形で刺さっている白骨死体…枝葉に隠れていてかろうじて見えるようなものだ！）

ｷｼ……ｷｼ…
ｷｼ…（ところどころぼろ切れの破片が残る人間の骨格が気に突き刺さり、夜風にゆらめいている）

わたしにも見えたよ！あそこにいるのが白金さんなんだね…！
かわいそう…早く降ろしてあげよう！ラビさんっ！（凧を近づけるうい）

うにゃー？！いまわたくしがチャンネル合わせるから！
その黒田とかゆーボンクラが食べられないようにするにゃー！！！

きっと魔法少女の声なんよ…だけどこんな恨みだけの声になり果てるのはあんまりなんよ！
（変身して構えるうらら！）

>ｿﾞｿﾞｿﾞｿﾞ…（黒田に襲い掛かる靄）
『ﾌﾆｬｯ！ﾌﾆｬｯ！！ｼｬｰｯ！！！』（爪を見せ威嚇するネコマタ）
>（それは追い詰められて破滅した魔法少女の無念だろうか？
>魔女にもなれずにただ怨嗟の身を残した何かなのであろうか？）
『ﾆｬｯ……』（しかし気圧されている…向こうの方がパワーが上らしい）

>わたしにも見えたよ！あそこにいるのが白金さんなんだね…！
>かわいそう…早く降ろしてあげよう！ラビさんっ！（凧を近づけるうい）
うい様…思ったより怯えていないのですね…？
むしろ変わり果てた白金の姿を前にして、私の方が震えているくらい…

人の骨を見るのって初めてじゃないからね…あはは
（ういのニューロンに蘇るのは中世フランスへの旅である…決して楽しいだけの経験では無かった）

俺もなにか…なんかした方が良いだろうか！？
と言っても塩と数珠とお経が書かれた経文くらいしか持ってない！

おーい黒田？おーい…あちゃあ、こりゃ重症だ(普段と打って変わって快活な雰囲気を見せている旭？)
もしもーし…えいっ(ぎゅむ)大変だったみたいだね…私が死んでる間にさ、よしよし

僕も久しぶりに動かないとね？
（本からクマのウワサが現れる！）

（黒田を守るように陣形を組む一行！）

塩…そうだよ「」っしー！盛り塩だよ！黒田さんの周りに盛り塩を並べて！
ほら！以前オバケみたいな状態のみことが塩を浴びて『ヒリヒリする💙』…とかって言ってたし！

盛るか…塩！

ﾋﾞｭｵｵｵ…！（山肌を登る突風に煽られるツバメ凧！）
ﾋﾞｭｳｳｳ…（白骨遺体に近寄れない！）

くっ……白金…！
白金…！！（手を伸ばすラビ！）

かわいそうに…私に先立たれたショックで撲滅派だかやって、なんか心にアレされてさ…ほんと、かわいそ
…などと言うと思ったか！(くわっ)甘えてないで起きろ、黒田ッ！！！(ｽﾊﾟｰﾝ！)

>おーい黒田？おーい…あちゃあ、こりゃ重症だ(普段と打って変わって快活な雰囲気を見せている旭？)
>もしもーし…えいっ(ぎゅむ)大変だったみたいだね…私が死んでる間にさ、よしよし
…………（黒田少年のまぶたがﾋﾟｸﾘと僅かに動く）

…み…うら？　…はい…たに…？

こーなったら…とつげきだーっ！（突っ込むように飛ぶうい！）

っ…！！
白…金ーーーーーーー！！！！！（ｶﾀｶﾀと揺れる手の骨を掴む！）

塩もりもり！
御札はりはり！

（せっせと盛り塩を並べる成人男性…盛った側から塩が黒くくすんで液状化していく）

（枝から遺体を引きはがすラビ！）
（遺体にまとわりついていた穢れが薄らいでいく…！）

>塩もりもり！
>御札はりはり！
「」さん！！（ﾊﾞｯ👐）
耳も！耳もきちんとガードしないとダメなんよ！
ミミナシ＝ホーイチの故事のようにされてしまうんよ〜！

は！か！た！の塩！（ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ）

おお見よ！盛り塩量産成人男性だ！
その盛り塩生産速度は放課後にドラクエをやるためにダッシュで家に帰る昭和の小学生に匹敵する！

うい様！そのまま真下へ抜けてください！一気に地面におります！

ｳﾞｧｷﾞ…ｳﾞｧｷﾞ…

白金！白金…！！（ｷﾞｭｳｯ…ｶﾀｶﾀ…）
ちょっと見ない間に…ずいぶん軽くて冷たくなってしまったけれど
ようやくあなたともう一度会えた…

（早贄にされた白金の遺体が助け出されると少しずつ穢れの靄が引いていく…）

あれは…ういちゃんの凧です！ラビちゃんが何かを抱えてます！
降りてきますよ！（指さし叫ぶサーシャ）
>かわいそうに…私に先立たれたショックで撲滅派だかやって、なんか心にアレされてさ…ほんと、かわいそ
>…などと言うと思ったか！(くわっ)甘えてないで起きろ、黒田ッ！！！(ｽﾊﾟｰﾝ！)
きゃっ！？　あ…旭ちゃん？！突然何をーー！？

っ……
……？（ビンタを繰り出した旭をぼんやり見上げる黒田）

『じゃあね…黒田…顔洗いなよ…』

>…み…うら？　…はい…たに…？
その両方っ！！
そろそろあんたも病院に引きこもってないでさ…外の空気でも吸って
この私と行きたかった場所に来てよ…見えなくてもそこに私はいるよ

は……い…たに…？？（黒田の目の焦点が定まっていく）
…はいたに…灰、谷…灰谷……？！