そうだね

話は終わりには向かってるはず

信仰の収束によって開き、そこに祟りと混乱が見出された事で、俗に黄泉とも常世とも冥府とも呼ばれる何処かへと繋がった穴。
その穴より溢れ出てきた肉体無き魂達は、次々と人々を取り殺しては手招いていく。
｢｣は死の破滅を止めるべく、自らを変貌させた魔女にそれらを食わせて噴出を止め、その魔女を倒した上で穴を塞ぐという策に打って出た。
という所からですね。
何故これを書くのに時間を割いたかと言うとだんだん自分でも訳分からなくなって来てるからだ。

スパロボDで完璧親父がヌメッと出てきた穴みたいなもんだと思えばまぁカミサマ不在だと地獄開始だよなこれ

魂……ひいてはそれに付随する感情を取り込み、正常に機能していたならば｢｣の成れの果てとなる筈の
①裸足
②螺旋構造
③月
④骸
dice1d4=1 (1) の魔女は際限無く肥大化していく。

自分の足が傷つきながら何処にもない新天地を目指して永遠に歩き続ける的な意味で裸足か…

マギウスがやらかすとイヴかワルプルギスか鏡か繁栄あたりがこうなるんだな…

裸足か

裸足の魔女は際限無く肥大化し、ゆっくりとゆっくりと、更なる餌を求めて穴の方へと歩いていく。
その様子を眺めながら、
①｢上手く行った。行こう｣
②｢うん、行きましょう！民の為に！この国の為に！｣
③｢どう見ても何とかなる気がしねぇが……勝てる勝てねぇの問題じゃないよな！｣
④｢そんなことより御祭神！！｣
dice1d4=3 (3)

──歩き続けて、何処まで行くの？

自分達が勝てるか勝てないかの問題では無い。
勝たねば死ぬのだから、負けた時にどうするかなど考えるだけ無駄である。
｢｣は決死の覚悟を固めた露と千鶴を連れて、穴の方へと追いかけていく。

サイレンっぽい絶望感

噴き出した魂の大半が喰らわれ、穴から流れ出る勢いも収まった頃。
裸足の魔女は、
①巨大な怪物へと
②それも山のような体躯へと
③天を覆わんばかり
④相磨の国全てを飲み込みかねないほどの
dice1d4=4 (4) 規模へと成長していた。

クリームヒルトみたいな大きさになってる？

ここまで大きいと当時の記録にも残されそう

コワイ！

⛰️おおっ☆お仲間の登場かな☆

ミユリでもお断りなタイプのおみあし…

>⛰️おおっ☆お仲間の登場かな☆
正しい意味でマジでそうだと思う

｢ちょっとデカくなり過ぎじゃねえか……？｣
｢もう相磨の国が全部丸々収まる規模ね……｣
｢この地に住み、この地で死した者全てを喰らえばああもなる｣
｢こんな形でその積み重ねを体感するって、アタシらとんだ貧乏クジだな！！｣
｢それでも引いたのは私達よ、やるしかないわ！｣
｢グリーフシードは幾らでもある、坊主の置き土産｣

🦶🤝⛰️

デスゾーンの魔女がリサイクルされてる…

国をも呑み込まんばかりの魔女に相対するわ、不滅の神となった魔法少女と、それに引き摺られてとんでもない事に付き合わされている戦神子二人。
その戦いの行方は……
dice1d100=100 (100)
(90以上で｢｣達の勝利。90以下で……)

はい

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや

完 全 勝 利

てんか　むてきの　だいしょうり！

ホイ100

ガバさねさん…大好きだ！

https://www.youtube.com/watch?v=13gcZ1Chayk

神とその友2人の前にひれ伏せ！！！！！

どこかの邪神が羨んでるよ

イワナガ・ニンジャはオヒガンの穴より溢れた死を蹴り返して穴を塞いだ！
古事記にもそう書かれている！

(今困ってるな…)

おなかいたい

強いぞ

おかしくなるおかしくなるおかしくなるって！！！！！

国をも覆わんばかりであった魔女は、しかし見事に討ち果たされた。
①二人の戦神子と、一柱の神によって
②三柱の戦神によって
③三柱の戦神と、一尊の御仏によって
④一時的に神軍となった相磨の国の全戦力によって
dice1d4=1 (1)

多分デカいけど行動パターンは普通の裸足の魔女と同じだったから「」にハメ殺されたんだと思う

神とその使徒！

90以下だったらどうなってたんだろ

せっかく選択肢用意したのに特に覚醒とかなく普通に倒せちゃってまね…

>おかしくなるおかしくなるおかしくなるって！！！！！
お前が振ったサイコロだろ

いい感じにピンチになって覚醒とかしたことにすればええ！

戦神子ではない
神だ！

ここにいる二人と一柱は全員1人で複数の魔女を相手にして討ち取れる強者揃いだからな…

一才ケチのつけられない100クリで笑う

その所業は、さながら山に喧嘩を挑むようなもの。
それでも露と千鶴は戦い続けた。
民の為に刃を振るい、民の為にその身を盾と成す。
例え裂かれ、砕かれようとも、露は知っているからだ。
自分達もまた不滅とは行かずとも、同じ戦神子なのだから、そうそう死なぬ筈であると。

戦って、戦って、戦って。
どれだけの時が過ぎただろうか？
寝食も痛みも疲労も、何もかもを忘れて戦い続け、無我の境地にさえ至らんばかりとなった頃。
具体的には、
①数日間ぶっ続けで戦い続けて
②数週間もの間延々と戦い続けて
③魔女の密度で時間が歪んだ中を数ヶ月
④時空が歪んだ中を何年も
dice1d4=4 (4) の末、遂に三人の刃が、魔女の命を刈り取った。

えっ

100にふさわしい死闘だったか…

外では一瞬だけど中は何年も経ってるやつか…
これのせいで二人共何か変質したのか？

>�C時空が歪んだ中を何年も
しゃあっ　モンキー・ゾーン！

現代まで生き延びてても不思議じゃなくなってきたな…

ああこりゃ露千鶴も変質してもおかしくないわ

戦いが終わったらそこは！現代の神浜だった！
とかでも驚かない案件

一定の地点を超える程の魂の凝縮･密集によって、魔女の周囲では時空が歪み始めていた。
それでも時を忘れる程戦い続け、遂に魔女を討ち果たした。
そして、
①｢……やっと終わったのね｣
②｢一生分戦ったんじゃねぇか……｣
③｢後は塞ぐ｣
④終わる頃には露と千鶴にも異変が
dice1d4=2 (2)

戦った時間だと魔法少女の中でもぶっちぎりでトップだろうな…

肥大化した裸足の魔女が消滅し、放り出された露と千鶴は、自分達が思っていたよりも時間が経過していなかった現実に呆然とする。
｢……というか、アタシら勝ったのか……？｣
｢みたいだけど……全然実感がないわ……｣
｢露、千鶴、この結果は奇跡と言っていい｣
二人が生きて帰った事を奇跡だと称しながら、｢｣は自分の持ち合わせる最後のグリーフシードを限界近いそれぞれのソウルジェムに押し当て、浄化する。
｢後は穴を塞ぐだけ。それで終わり｣

>｢露、千鶴、この結果は奇跡と言っていい｣
メタ的にいえば「」さねさんが100出したからだしな…

因みに勝因は、
①感情の収束と穴との結び付きにより異世界となっていた裸足の魔女の周囲では、心の折れなさ･動じなさが力に直結していた
②民草を守る為に国を覆う程の怪物と戦う武者、というシチュエーションが信仰と噛み合い、露と千鶴を一時的にブーストしていた
③｢……実は少しだけズルをした。ここまで効果が出るとは思わなかった｣
④露と千鶴がめっちゃ頑張ったから
dice1d4=3 (3)

神様の奥の手の一つかな…

疲労困憊、完全燃焼と言った様子で転がって、それでも自分達が起こした奇跡の結果を噛み締めながら笑う二人の姿を見ながら、｢｣は黙り込む。
それから顔を背けるように穴を目指すと、その中心へと飛び込んでいった。

何処までも、果てしなく深い穴の底へと落下しながら、｢｣は考える。
本来、あんなものは何をどうしたって勝てるものではない。
時間が歪んでいるとかどうこう以前に、質量が違いすぎる。
実の所、
①最終的には｢｣が国諸共となっても全てを消し飛ばすつもりだった
②ただの特攻であり、露と千鶴を納得して逝かせる為のものだった
③どうにもならなくなれば、最後の手段を取るつもりだった
④いずれにせよ、犠牲も無しに勝てるつもりは無かった
dice1d4=2 (2)

えっ

そういうところやっぱ結構ドライよねカミサマ

サラっとえぐい事言ってるな？

まあ規模違いすぎると普通勝てないもんね

露と千鶴は、民草と国を護る為に命を懸けて戦って、散った。
勝つ事こそ出来ぬまでも、逃げ出さずに立ち向かい、次へと繋がる事を信じて逝けたのならば戦神子として本望であろう。
最終的に｢｣が、護る筈だったものさえも全て消し飛ばそうとも、二人が納得して逝けたのならばそれで良い。
その為の特攻であった。

結果オーライだったのか

規模からするにラスボス級だったからね

少なくとも逆位置ワルプルギスよりも強いな

実際まどか山みたいなもんだったんだと思う
どうして勝てたんですかね…？

しかし、二人は勝った。
それが何故なのか、｢｣には心当たりがあった。
｢……ここまで効果があるのは想定外だった｣
今から少し前、露と千鶴が玄雲を倒し、泰党との戦を収めた時の事。
｢｣はこっそりと、二人への信仰という種を撒いていた。

この信仰が現代まで生きてるっぽいことの理由か…？

この世には、英雄という存在がいる。
人々の祈りが生み出すその怪物は、常人を凌駕する何かを持って生を受け、良くも悪くも世を変えて死んでいく。
では魔法少女とは何か？
それは己の祈りを己へと還元した者である。

あっちょっとカミサマになるっ
ってこと？

自らの願いを成就させ、祈りを自らへと宿す魔法少女は、自己へと向けられた信仰の力によってのみ、その力を保つ。
故に、崇敬も畏怖も失った英雄が堕落していくように、魔法少女もまた自己の万能感を失う事で衰えていく。
そして神とはそれとは逆に、既にあるものに祈りが宿り、力を持つものである。
その性質上、何百年……或いは何千年という祈りの蓄積によってのみ成立し、本来ならば人はその領域に到達し得ない。
今、神と呼ばれるものの殆どが物語において人の姿を象っているのは、かつて存在した英雄や魔法少女の記憶を元に口伝され、脚色され、物語として成立しているからだ。

読者諸氏の精神状態は大丈夫であろうか！？
失禁などの症状が出た場合は直ちにスレを閉じていただきたい！

すごいことになった

古代マホウショウジョ真実来たな…

マホウショウジョリアリティショック

｢｣はそれを分かっていて、どうしようもない思いから、信仰の種を撒いた。
物語には感情が乗り、人に信仰を起こさせる。
それによって生じた祈りは、それが宿るべきものへと向かい収束する。
つまり｢｣は、
①露と千鶴に少しでも生き永らえて欲しくて
②二人の所業は尊ばれるべきものであると
③穴が開くならばせめてもの可能性をと
④ただ自分が寂しいから一縷の望みをかけて
dice1d4=1 (1) 露と千鶴の戦神子としての物語を流布し、人々の祈りが向かうように細工を施したのである。

友だからな…
4も少し入ってそうだ

このカミサマ…思ってたより情が深いッ！

>今、神と呼ばれるものの殆どが物語において人の姿を象っているのは、かつて存在した英雄や魔法少女の記憶を元に口伝され、脚色され、物語として成立しているからだ。
かごめちゃんみたいなのが1人もいないわけ無いもんな…確かにこれはありうる話で…

それこそドルマとかヘルカの話を遺してるからな

共に過ごす中で見知った彼女達の在り方、それを｢｣はより人々の心に訴えかける形で脚色して纏め上げ、神社の力を使って方々へと流布したのである。
後に梶の葉伝説と呼ばれるようになるそれにおいて、｢｣は
①出てこない代わりにカササギを鍵とした
②自らをカササギと置き換えた
③天啓が響いた、として残した
④露のお付きの鎧武者水名丸として残した
dice1d4=4 (4)

やっぱり水名マンオリジンじゃねぇか！

プロト水名マン

>�C露のお付きの鎧武者水名丸として残した
思ってた168倍くらい強火だった

水名丸... 水名まる... 水名まん... 水名マン...繋がったな

>このカミサマ…思ってたより情が深いッ！
例え2人が護ろうとしたこの近辺一帯消し飛ぶ事になっても2人が納得して逝ける方がいいよね…の時点で有象無象との扱いの差は見て明らかだ

本当に神浜の御当地キャラになってそうな水名マン

>>このカミサマ…思ってたより情が深いッ！
>例え2人が護ろうとしたこの近辺一帯消し飛ぶ事になっても2人が納得して逝ける方がいいよね…の時点で有象無象との扱いの差は見て明らかだ
それはそれとして長生きして欲しいから手は打っておくね…

「水名の力 身につけた」の水名の力がどういうものか…もうおわかりですね？

>>>このカミサマ…思ってたより情が深いッ！
>>例え2人が護ろうとしたこの近辺一帯消し飛ぶ事になっても2人が納得して逝ける方がいいよね…の時点で有象無象との扱いの差は見て明らかだ
>それはそれとして長生きして欲しいから手は打っておくね…
うおっさすがにこれは効きすぎ…

象徴の魔女は危険察知して逃げてそう

これが後に現れる水名マンの元となった訳である。
それはさておき、流布された物語はセンセーショナルなものとして民草に受け止められ、僅かな期間での事とはいえ少しずつ広がっていった。
元よりその存在が知られていた戦神子である露は、更に千鶴という戦神子と共により広く周知され、護国の勇であるとされた。
そしてこの水名への戦から連なる一連の騒動が起こした国の混乱の中で、戦を止め、平穏を齎すものを望んだ人々の祈りが、二人へのものとして向けられた。
それが彼女達の力を増大させる事へと繋がったのだろうと、｢｣は推測していた。

これだとやっちゃんの歴史ドラマ撮影はどうなるんだ

バンシィとユニコーンがコロニーレーザー弾き返したみたいなのを起こしちまったってことか…すげえな…

戦巫女は伊達じゃない！

>これだとやっちゃんの歴史ドラマ撮影はどうなるんだ
ほら…明日香は鎧が入らないからね…

結果的に地獄への道を敷いてしまったのかもしれないと、｢｣は考える。
終わりのない生命は、時として苦痛である。
8500年という長い時を生きてきた｢｣でさえ、時折その絶望に苛まれ、生来の短気と合わさって魔女に変じてしまうのだ。
それを抑制する為に自死によるリセットを掛ける事も増えたが、それはともかくとして。
露と千鶴が生きながらに神となり、自分と同じような何かに変わる事はまず無いだろう。
しかしその魂が変質しないとは限らない。
｢｣とて全てを知る訳ではなく、祈りによって起こる変化が何を齎すのかはよく分かっていない。
だが少なくとも、物質として存在するはずの魂である所の、ソウルジェムを砕いてみたところで、自分が死ねなくなった事だけは確かである。

どうなっちゃうんだろうな2人…

カミサマ…

人として死して尚、その魂が永遠に現世を漂い続けるような事にさえなり得る。
そんな地獄への道行きを、押してしまったのではないか？
不安ばかりが募る中、｢｣は穴の底に辿り着いた。
魔女に食わせて諸共に殺した事で、がらんどうとなった穴の中は、再び向けられた祈りの形が変わり、変質しない限りはこのままだろう。
確認を済ませ、自らを石として穴の中心と思しき場所へ鎮座した｢｣は、目を閉じて思い返す。

｢｣が穴へ向かう直前、手の者に伝えた内容。
それは、
①露が斬り倒した神木を元に、新たな社を建てる事
②更にその下に僅かに穴を掘り、それを新たな"穴"とする事
③そして名を水名神社と改め、"穴"を固定する事
④……最後に玄雲を解放し、水徳寺へと還す事
dice1d4=4 (4)

おお…カミサマ…

全部か…

>�C……最後に玄雲を解放し、水徳寺へと還す事
この情…深いッ！ｽﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞｯ…！

人間大好きが滲みまくってるなこのカミサマ…

あれこれカミサマ2人にさよならやお別れも言わずに穴に飛び込んでる？

仲良くなると別れが辛いからそんなに気軽に踏み込まないけどいざ仲良くなるとすごいね

露が斬り倒した神木を元に、新たな社を築く。
更にその下に僅かに穴を掘っておくように。
それによって"穴"が神木の下にあったという論理を利用し、"穴"自体の場所を移設する事で、管理を容易くする。
そして名を水名神社と改め、水名の地に穴を固定する事で磐石のものとした上で、自らが水名と泰党を監視する楔となる。
｢あとは……もうひとつ｣
最後に……生きながら御仏へと後天的に至った玄雲を解放し、大量の死者と、恐らくは未曾有の災害に映ったであろう先程の魔女の姿に混乱する民草を、残った領主達と共に導かせる。

カミサマは自分をただの資源としてしか見てないのおつらい

全てが滞りなく済めば、その内ここから自分が出ても多少問題ない程度に安定はするだろう。
それでも、かつてのように彷徨い歩く事は難しい。
信仰故に生ける石である自分が離れれば、穴を塞ぐものが無くなってしまう。
死体となって魂の在処が移れば肉は腐り、やがて朽ちてしまう以上、少なくとも穴が閉じるまで、この相磨の地を離れる事は叶わない。

このレコードだと象徴の魔女ではなく彼女が身動き取れなくなったか

彷徨い歩く事を止めたのか…友のために…

それでも良い、と。
｢｣は思う。
これはある意味で罰であり、やむを得ない事なのだ。
久し振りの友を得た代わりに背負う業ならば、甘んじて受け入れよう。
｢これよりは神"とされるもの"ではない｣
目を開き、天を仰いで。
それから｢｣はこう言った。
｢この身は神である｣

戦国編〜完〜

お疲れ様

終わった…
いや…全然終わってないけど…

ギリギリ終わったな

お疲れ様だぜー！

お疲れ様ぜー！