ジャンくんが身体で引き留めてくれれば或いは

或いはってなんだ？
まだ離れる気でいるのか？

いや確実に…

離れないで

ジャンくんにそう言われてしまうと弱い
俺は無力だ…

Mon amour…

ただでさえ触手の多い奴らがいると言うのに…

ジャンくんの事は触手よりもこの手でまさぐりたい

宝物庫の鍵はお前しか持ってないだろ…

ここをそう表現するなんてジャンくんは悪い子だ（人差し指と中指を揃えて下着越しに股間の割れ目を撫でつつ

ねちっこくそれでいて繊細な指使いに顔を背けるジャン君
それでも鍵穴からはゆっくりと蜜を垂らし彼の解錠作業を促していた

恥ずかしそうにするジャンくんもそそるな…（指をくの字に曲げて圧迫し割れ目の内側を湿った布地で捏ねくりながら

蜜があっという間に彼の手を潤わせていく
分かってはいても期待する自分がいる事に若干腹ただしさを覚えるジャン君
次第に内股になり身体を反らせ指を締めつけた
鍵穴はポッカリと開いてしまっていた

軽くイッた？（瞳を見詰めながら囁き掛けると首筋にキスをし
鍵をハメる前にもう少しだけ解しておきたいな（中指と薬指を揃えて開いた鍵穴にゆっくり押し込み…膣内で指を曲げてGスポットをｸﾞﾘｯ…と

彼の問に答える間もなく追撃をかけられたジャン君は静止を求めようにも声が出せずそのまま彼の手に潮で応えた
解錠された扉の向こうに眠る宝箱が制覇した者への褒美か本能的に彼へ差し出しているのがジャン君の真っ白になった頭でも認識していた

おっと出た出た…これで鍵嵌めの準備は万端だ（潮に塗れた指をぬるりと引き抜くと
それではお待ちかね…いくよジャンくん（硬く勃起したそれを鍵穴にあてがい
これを舐めてリラックスしながら受け入れてー…ねっ（愛液と潮にまみれた指先でジャンくんの唇に触れながら強直を一息に押し込んでしまう

逞しい彼の宝鍵がジャン君に眠る宝箱に向けて奥へ奥へ…
粗相した己の蜜を味わいながら身体は自然と宝鍵を正しい位置へ誘いピタリと合わせていた
もう知るか…アイツの為すがままだ
普段の凛とした表情は消え愛する太陽に向けて淫靡な笑みを浮かべたたまま腕を首に回した

どう？美味しい？…上も下も（淫蜜に濡れた指先でジャンくんの唇や舌を弄びつつ問い掛け
ほら…しっかり味わって教えてジャンくん（腰を揺らして強直を子宮口目掛けて突き立てつつ…その最中もカリでGスポをぐしぐし擦る

舌を摘み弄くる暖かい手が粘性の高い唾液と蜜を交換させていく
塞がった口で応えられる訳ないだろ…と思いながらも本能に染まった身体は彼の宝鍵を締め付けていき形を宝箱と同じ形へ変えていった

夢中で舐めていやらしいなあジャンくんは（自ら噴いた潮を舐めとるその姿に興奮しぞくりと背筋を震わせ
しっかり舐めとれたご褒美をあげないとね（ビキビキと弓反りに硬くなった強直でGスポを削りとるように擦り上げつつ子宮口をゴツゴツとノックし
…出すよ（耳元に唇を近付けてそう囁くや否や…ごちゅんっと一際大きく突き上げてその瞬間に子宮口目掛けて熱い精液を撃ち込んで

早くなる抽挿に感づくジャン君
一寸の隙間なく嵌った宝鍵が大きな衝撃と共に宝箱に向かって贈り物を届けてくる
あっ…堕ちるな…これ
諦めたジャン君は腕を脚を意識的に密着させる
宝箱は彼の贈り物が一滴残らず溢れないように飲み干していく

んっ…（ﾄﾞｸﾝﾄﾞｸﾝと脈打つ竿から精液を溢れさせることなく子宮へ注ぎ込み
さて…ご感想は？（口から唾液に塗れた指をずるりと引き抜くとジャンくんの顔を眺めつつそう口走る
（ごめんジャンくん時間切れー…楽しかったよまたねー）

ようやく解放された口に文句の一つでも言いたいが脳天に上がってくる快楽に魚のように開けることしかできず埒も開かないので凛とした表情で睨みつけて対抗することにしたジャン君
対して宝物庫は届けられた贈り物を守るように確り閉じられており宝箱の中には新しい宝物が産まれていた

ジャンくんまだいるかなー
もしよければこっちに連絡してくれれば色々してあげられるんだけどなーとか
pabyobi@instaddr.uk