二次元裏@ふたば

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1463044 B24/10/05(土)18:30:00No.1239808835そうだねx2 19:53頃消えます
アメリカ大陸史Chp.6 ハチャメチャが押し寄せてくる 第七回

本編

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人物紹介

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このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/10/05(土)18:30:15No.1239808926+
NOTE.323

「私には公共の意志を履行する以外いかなる法もない。
 たとえ人民のためになることであっても、公共の意志を 強制することはしない。なぜなら人民に従うことが私のモットーだからだ」

シモン・ボリバルは常に人民に従属していた、だからこそ必要なのは教育であった
その教育というものがガラス細工であり、強固な土台を必要とすることを理解していなかっただけで
224/10/05(土)18:30:27No.1239808994+
NOTE.324

「大家族を治める者は、楽しいこともそうでないこともあらゆることを耐え忍ばねばならない。
 他人の意見が耳に入ったからといって、気分を害してはならない。
 私が毎日他人の意見を聞きながら、苛立つことがないのは、 指導者たる者はいかに厳しい真実であっても、
 他人の意見に耳を傾けるべきだからであり、意見を聞いた後は、誤りを生み出す欠点を正すためにそこから学ばねばならない。
 すべての道徳家と哲学者は王に対して分別ある家来の意見を聞き、これに従うよう忠告している。
 民主的政権の下では当然、それはより必要とされる。
 というのはこうした政権においては、指導者が可能な限り最大の善を行ない、悪を最少に留めることを期待して、民衆が
 指導者をその地位につけるからである」

シモン・ボリバルの勘違いは彼一人が高潔であれば広大な大地を収める事ができると思っていた点だ
過去の哲学者を参考にするならアリストテレスの野心は野心によってのみ排除されるという原則を思い出すべきだっただろう
324/10/05(土)18:30:40No.1239809064+
NOTE.325

ちなみにボリバルも中央集権を軽視しいてたわけではない、その必要性を理解している
その上で民衆にゆだね自分はリードせず合意を形成したい
コーラと麦茶を混ぜ合わせるようなものだ、ボリバルの理想はつまり「民衆が中央集権化を望むまで教育で誘導する」ということ
一国を導いたことがない私でもあなたでもそれがいかに困難を伴うのか理解できるだろう

NOTE.326

これは余談だが、私があまりマディソン、ひいてはアメリカの三権分立を強く評価しないのにはボリバルのような人間がいるからだ
完璧なシステム、アメリカが成功した理由などとよく説明されるが、であればそれを参考にした政府、ボリバルたち後続だって成功してしかるべきだが、そうはならなかった
システムは所詮システムであってその構築方法が間違っていればあっさりと破綻してしまう
であれば、憲法を機能させるための行動を起こした人物はより強く評価されるべきではないだろうか
もちろん、憲法家たちの努力だって無下にしているわけじゃないけどね
424/10/05(土)18:30:53No.1239809160+
NOTE.327

「何人も、その所有権がどのようなものであれ、本人の同意なくして、その所有権を奪われることはない。
 ただし、法的に証明された公共の必要性あるいは一般的有用性がこれを要求する場合はこの限りではない。
 このような場合、正当な補償条件は、環境が許す限り考慮されなければならない」

ボリバルは常に弱者を助けようとした
インディアン、みなしごに学問を開き、民衆の権利を擁護するために立った
彼は常に自分の手の届く場所にいる誰かを救おうとして、世界が見えていない
例えばインディアンたちに正しく土地が分配されるよう、パエスに対して白紙委任状を与えたことなんて、その代表例だろう
524/10/05(土)18:31:04No.1239809229+
【ULTRA PELAGOS】

シモン・ボリバルがこれほど焦がれた教育革命に、ちょうどこの時成功し世界の頂点を取ることに国がある
プロイセンだ、学術の隆盛ははっきりと世界に名高る科学者の排出によって裏付けされていく まぁニーチェはこの国クソ!!!ってキレてたんやけどな
具体的に何が良かったかと言えばフンボルトモデルでググった方が早いので割愛するが、それ以外にも学校と言う階級差の解消に勤めたり(結局至らなかったが)
多くの人民を学問に参加させ、その研究を行わせるための努力が行われた結果そうして結実した
もちろんシモン・ボリバルがそれを真似たら成功していた、なんて言いたいわけではない というよりも不可能だろう
プロイセンの大学も直線的に進歩したわけではなく、そこには自由主義・実証主義と摩擦する神聖さがあり、極めて激動の中それはなされている
シモン・ボリバルの憧れた海向こうの優れた学術も、この時時代の波に飲まれ大きく揺らいでいた

人民が支える理想の民主主義など、求めるのに時代はまだ準備が出来ていなかった
理想主義者というのは、そうした世界のことに盲目なってしまう
624/10/05(土)18:32:50No.1239809835+
あんこくじだい「」きたな
724/10/05(土)18:33:32No.1239810103+
>あんこくじだい「」きたな
しゃあっ
南米の1820〜30年代っ
824/10/05(土)18:35:09No.1239810696+
気違いギリシャ人って誰のことなん?
924/10/05(土)18:35:26No.1239810801+
派閥構築に失敗した理想主義者に悲しい未来…
1024/10/05(土)18:38:22No.1239811909+
>気違いギリシャ人って誰のことなん?
たぶんアルキメデスのことっぽいっスね
>派閥構築に失敗した理想主義者に悲しい未来…
派閥構築に失敗したというよりボリバルは派閥そのものを嫌ってたんすね
だから派閥が作られないよう自分を一人孤独にいようとしてその通りになってるっス
忌憚のない高潔さから出る失敗っス
1124/10/05(土)18:42:18No.1239813287+
派閥みたいなもん人民を抑圧するだけのシステムやんけ
なんでそんな汚れ仕事を率先してやる必要があんねん
1224/10/05(土)18:43:48No.1239813820+
>派閥みたいなもん人民を抑圧するだけのシステムやんけ
>なんでそんな汚れ仕事を率先してやる必要があんねん
しゃあけど…残念ながら一人で近代国家を切り盛りするのは無理があるわっ
うわああああああっ 財政監査がまるで行われていないっ
1324/10/05(土)18:43:52No.1239813839そうだねx1
ボリバルのこと読んでるだけでも善良なんだろうなぁって理解できるんだけど
それはそれとして変革に向いてないね…
1424/10/05(土)18:44:05No.1239813892+
>NOTE.325
>
>ちなみにボリバルも中央集権を軽視しいてたわけではない、その必要性を理解している
>その上で民衆にゆだね自分はリードせず合意を形成したい
チイッ なんだって立派な教育者が政治家なんかやってんだよ(カッカッ
1524/10/05(土)18:45:30No.1239814395そうだねx2
>ボリバルのこと読んでるだけでも善良なんだろうなぁって理解できるんだけど
>それはそれとして変革に向いてないね…
民衆はバカでどうしようもないから俺がやることに従え
というエリートはどうやったって嫌われるけど国家を運営するのには必要なんだ
人格者だけでは国を運営できないんだ くやしか
>チイッ なんだって立派な教育者が政治家なんかやってんだよ(カッカッ
ムフフ軍人としての才能があったし人々を啓蒙するのが好きだけど政治世界に理解がなかったの
1624/10/05(土)18:46:24No.1239814731そうだねx1
>なんでそんな汚れ仕事を率先してやる必要があんねん
前にここでも言われていたけどそういう将来のための汚れ役をやれるだけやって国中のヘイトを持てるだけ持って死んでいくのも最初の指導者の仕事でもあるからな…
1724/10/05(土)18:48:09No.1239815352+
>前にここでも言われていたけどそういう将来のための汚れ役をやれるだけやって国中のヘイトを持てるだけ持って死んでいくのも最初の指導者の仕事でもあるからな…
ふぅんボリバルはもっとサンタンデールの言うことに耳を傾けて
国内を腐らせる人種と徹底的に戦争やってでも排除するべきだったんだけど
そういうヘイトを買うことを恐れて何も行動ができなかったということか
1824/10/05(土)18:49:22No.1239815801+
権力の亡者の軍閥までイベロアメリカの兄弟扱いするのはルールで禁止スよね
1924/10/05(土)18:50:11No.1239816098+
理想はあっても政治に参加したくはないってのは知識人や思想家にしばしばよく見られるっすね
忌憚のない一般論ってやつっす
2024/10/05(土)18:51:35No.1239816633+
>権力の亡者の軍閥までイベロアメリカの兄弟扱いするのはルールで禁止スよね
しゃあけど…
残念ながらボリバルの敵はあくまで旧宗主国であって
イベロアメリカはみな兄弟だったわっ
まぁその兄弟がこれからイベロアメリカを腐らせていくんやけどなブヘヘヘヘ
>理想はあっても政治に参加したくはないってのは知識人や思想家にしばしばよく見られるっすね
>忌憚のない一般論ってやつっす
まさしく
【N’est-il pas honteux que les fanatiques aient du zèle et que les sages n’en aient pas ?】
狂信者には熱意があり、賢者にはそれがないというのは恥ずべきことではないだろうか?  ―ヴォっくん
なんだよね すごくない?
2124/10/05(土)18:52:07No.1239816821+
暗君評の付いてる王皇帝を人格者だから…って逆張りしたがるメスブタの気持ちちょっとわかったわ
2224/10/05(土)18:53:05No.1239817144+
>暗君評の付いてる王皇帝を人格者だから…って逆張りしたがるメスブタの気持ちちょっとわかったわ
ボリ・バルは今でも体制を打破し人民を擁護した英雄としてイベロアメリカでは英雄扱いっスけど
どうやっても成功は無理な性格だったっスね
2324/10/05(土)18:55:58No.1239818121+
ボリバルくん人格者過ぎて政治の世界で生き残れない人物になってません?
これトップやらせちゃダメなんじゃあ
2424/10/05(土)18:56:30No.1239818307+
僕は汚い政争や厳格な資金の管理が苦手なんです それでもイベロアメリカを統合できますか?
はい!できますよ(ニコニコ
2524/10/05(土)18:57:09No.1239818534+
>ボリバルくん人格者過ぎて政治の世界で生き残れない人物になってません?
>これトップやらせちゃダメなんじゃあ
ククク…
なってませんというかこれから追い出されて「孤独」「裏切られた」と日記に残すことになるんだァ
>僕は汚い政争や厳格な資金の管理が苦手なんです それでもイベロアメリカを統合できますか?
>はい!できますよ(ニコニコ
サンタンデール「舐めてんじゃねぇぞコラ!!」
2624/10/05(土)18:57:38No.1239818701+
ボリバルの理念とは真逆のタイプだがパエスってやつは結構ボリバル個人には好意的だったんだな
2724/10/05(土)18:58:40No.1239819057+
ダチ同士うまくやりましょうよの世界観では人の数が社会クラスになったとき破綻するんスよね
2824/10/05(土)18:59:09No.1239819226+
民主主義の真髄は闘いをおさめることにあるッ
すべての元凶は旧宗主国だッ
次号 南米の運命は…!?
2924/10/05(土)18:59:40No.1239819403+
>ボリバルの理念とは真逆のタイプだがパエスってやつは結構ボリバル個人には好意的だったんだな
軍人ならだれでもボリバルについてはリスペクトしてはいるけど
それはそれとして信念がまったく共感されていないっ
>ダチ同士うまくやりましょうよの世界観では人の数が社会クラスになったとき破綻するんスよね
横のつながりで政治を動かすのはもうただの腐敗っスからね
ボリバルはそれと戦う勇気を持てなかった
>民主主義の真髄は闘いをおさめることにあるッ
>すべての元凶は旧宗主国だッ
>次号 南米の運命は…!?
ククク…
来週も2ページたっぷりボリバルの話なんだァ
3024/10/05(土)19:03:03No.1239820506+
>理想はあっても政治に参加したくはないってのは知識人や思想家にしばしばよく見られるっすね
中華で知識人が南に逃げ込んだのは南北朝時代だっけか
3124/10/05(土)19:04:14No.1239820883+
>中華で知識人が南に逃げ込んだのは南北朝時代だっけか
それは何度も起きてることっスね
中原が陥落するとどうしても南へいくしかない
一番大きなかったのは南宋っスね
3224/10/05(土)19:05:50No.1239821409+
>理想はあっても政治に参加したくはないってのは知識人や思想家にしばしばよく見られるっすね
>忌憚のない一般論ってやつっす
知識人や思想家が向き不向きはともかく政治に参加していったアメリカはレアケースなんだな
3324/10/05(土)19:07:41No.1239821996+
>知識人や思想家が向き不向きはともかく政治に参加していったアメリカはレアケースなんだな
直接的な危機が迫っている国はそういう傾向があるっス
まさに独立戦争でイギリスと戦ったアメリカ
ナポレオン戦争で辛酸をなめたプロイセン
外圧との対抗が急がれた日本
ここら辺は隠居してる場合じゃねぇ!ってなって活動家が増えるっス
3424/10/05(土)19:09:11No.1239822529+
ボリバルは良くも悪くも根っこが夢想家で政治家には向いてなかったんスね
忌憚のない意見ってやつっス
3524/10/05(土)19:11:03No.1239823122+
教育者…大塩平八郎…吉田松陰…うっ頭が
3624/10/05(土)19:12:36No.1239823643+
>ボリバルは良くも悪くも根っこが夢想家で政治家には向いてなかったんスね
>忌憚のない意見ってやつっス
理想主義者で友愛の人だからこそ国家を作ろうとすれば確実に失敗する
現実主義で徹底的にシステムを回すことだけを考えるハミルトンのような人物が必要だったし
そういう人間に全権を与えて仕事させる必要性を理解しなければならなかった
ボリバルは恐らく既に出来上がったシステムの上に座るならうまく引き継げたかと思うっスけど
0ベースの構築にはまったく向いてなかったっスね
>教育者…大塩平八郎…吉田松陰…うっ頭が
ふぅん
これからプロ・イセンの大学で血みどろの思想闘争が始まるということか
3724/10/05(土)19:12:59No.1239823769+
民衆が政治をリードするから尊いんだ 絆が深まるんだ
3824/10/05(土)19:13:21No.1239823903+
江戸時代日本での儒学発展に中華知識人の明崩壊の悲しき過去…
3924/10/05(土)19:14:20No.1239824230+
>民衆が政治をリードするから尊いんだ 絆が深まるんだ
クソボケがーーーーーーーーーーっ
現状にまったくあっておらぬであろうがっ カウディリョに占有されるであろうがっ
>江戸時代日本での儒学発展に中華知識人の明崩壊の悲しき過去…
“俺自身が中華となることだ”
4024/10/05(土)19:14:47No.1239824398+
なめてんじゃねえぞ こら!
痛い思いをしないで近代現代の国家になりてえだと?
血を流さずに近代化するわけがねえだろうが!!
4124/10/05(土)19:15:32No.1239824678+
>なめてんじゃねえぞ こら!
>痛い思いをしないで近代現代の国家になりてえだと?
>血を流さずに近代化するわけがねえだろうが!!
血は流してるんだ 旧宗主国との戦いに積極的なんだ
しゃあけど…兄弟とは戦えんわっ
4224/10/05(土)19:16:24No.1239825012+
>血を流さずに近代化するわけがねえだろうが!!
あの…血を流しても全然近代化できないスペインがいるんスけど…いいンスかコレ
4324/10/05(土)19:17:13No.1239825314そうだねx1
>あの…血を流しても全然近代化できないスペインがいるんスけど…いいンスかコレ
ククク…
血を流すことはどこも前提でその後成功するかどうかが重要だけど
ほとんど成功しないんだァ
4424/10/05(土)19:17:54No.1239825561+
水戸学が天下を取ってたら日本もこんな感じだったのかな
4524/10/05(土)19:18:44No.1239825836+
掘れば掘るほどボリバルが失敗した理由のピースがハマってくことに驚いてるのはこの俺なんだよね
こんな絵に描いたような現実とのギャップに殺される理想家がいるとは思わんやんけ
4624/10/05(土)19:20:12No.1239826355そうだねx1
知識に煮えたぎった思想を混ぜて爆発して他人を熱くする人も必要なんだ
長生きされると困ることもあるんだ
4724/10/05(土)19:21:19No.1239826759+
>水戸学が天下を取ってたら日本もこんな感じだったのかな
水戸はまず鎮派と激派でまったく方向性が違うしボリバルと違って友愛どころか殺し合いしてるんだよね すごくない?
>掘れば掘るほどボリバルが失敗した理由のピースがハマってくことに驚いてるのはこの俺なんだよね
>こんな絵に描いたような現実とのギャップに殺される理想家がいるとは思わんやんけ
しゃあけど…
優しいだけで理想的な政府が作れるはずと思っとったわっ
>知識に煮えたぎった思想を混ぜて爆発して他人を熱くする人も必要なんだ
>長生きされると困ることもあるんだ
ボリバルは理想主義者として燃え滾ってはいるんだよね
方向性が人民にすべてを与え政治家はその従僕であるべきだってだけで
上手くいくわけがねぇだろっ(ガッ
4824/10/05(土)19:21:34No.1239826850+
>中華で知識人が南に逃げ込んだのは南北朝時代だっけか
三国志でも北部の曹操が都に残った儒学者を殺したけど割りと妥協はしてた方だったな
4924/10/05(土)19:21:45No.1239826910+
>水戸学が天下を取ってたら日本もこんな感じだったのかな
俺水戸学と国学の違いがよく分からないんだよね
どっちも国粋主義的なイメージがあるけど水戸学は別に水戸藩最高!って訳でもないし
5024/10/05(土)19:22:03No.1239827019+
>カウディリョ
こら民衆ども俺に指図するのか
お前等誰のお陰で暮らしていけると思ってんだ
あん?
5124/10/05(土)19:22:39No.1239827220そうだねx1
>ボリバルは理想主義者として燃え滾ってはいるんだよね
>方向性が人民にすべてを与え政治家はその従僕であるべきだってだけで
>上手くいくわけがねぇだろっ(ガッ
間違いなく平和な国において名君になれる人材
乱世に生まれたことが間違いだったんだよね
5224/10/05(土)19:23:41No.1239827637+
>三国志でも北部の曹操が都に残った儒学者を殺したけど割りと妥協はしてた方だったな
国を回す官僚の大部分は儒学者の教えを受けた士大夫だから
それをみんな殺していたら国の運営自体ができなくなるからな
5324/10/05(土)19:25:07No.1239828154+
>三国志でも北部の曹操が都に残った儒学者を殺したけど割りと妥協はしてた方だったな
三国志はその前後と比べても安定した時代と言っていいっスからね
>俺水戸学と国学の違いがよく分からないんだよね
>どっちも国粋主義的なイメージがあるけど水戸学は別に水戸藩最高!って訳でもないし
国外は国粋主義でこれまで外に学んでたけどこれからは日本独自の学問だぜ!!ってノリで
後期水戸学は外敵を廃するってことに重点を置いてるっスね
似た立ち位置にはあるけど根本的には別物
>こら民衆ども俺に指図するのか
>お前等誰のお陰で暮らしていけると思ってんだ
>あん?
うわああああああああああああっ
土地の資源を外国に売りさばいて自分の懐に入れ始めているっ
5424/10/05(土)19:25:41No.1239828383+
中南米みたいなアジアやヨーロッパと違って地元民に儒学の下地や教化が不完全な土地で教育や統治を遂行するのって北米レベルの奇跡がないと無理でしょ
ましてや民主政治なんて
5524/10/05(土)19:26:05No.1239828540そうだねx2
正直安定した平和な国でも理想極まりすぎてボリバルが上手くやれるビジョンが見えないのがこの俺なんだよね
平和な国で教師でもやってるのが一番幸せだったと思われる
5624/10/05(土)19:27:10No.1239828933+
>間違いなく平和な国において名君になれる人材
>乱世に生まれたことが間違いだったんだよね
しゃあけど…残念ながらスペインの支配を打破し独立を確立した戦争遂行能力も確かやわっ
はーっ 英雄は政治家になるべきではないっ
>国を回す官僚の大部分は儒学者の教えを受けた士大夫だから
>それをみんな殺していたら国の運営自体ができなくなるからな
うわあああああああああっ
清の開明派がまるで見返られてないっ
>中南米みたいなアジアやヨーロッパと違って地元民に儒学の下地や教化が不完全な土地で教育や統治を遂行するのって北米レベルの奇跡がないと無理でしょ
>ましてや民主政治なんて
実際それはそうでだからこそ教育が重要なわけっスけど
教育を維持するためにもまず政府っスからね
5724/10/05(土)19:28:07No.1239829279+
>正直安定した平和な国でも理想極まりすぎてボリバルが上手くやれるビジョンが見えないのがこの俺なんだよね
>平和な国で教師でもやってるのが一番幸せだったと思われる
ボリバルに誰が似てるかと言えば
おそらくナポレオン三世が似てるっスね
戦争で有能だったナポレオン三世がボリバルに近いっス
5824/10/05(土)19:28:46No.1239829525+
英雄は遠いところでありがたられる方が尊いんだ絆が深まるんだ
なにっ英雄はジッとすることが出来ない
5924/10/05(土)19:29:06No.1239829652+
>はーっ 英雄は政治家になるべきではないっ
ワシントン「別になりたくなかったんですがねえ!」
6024/10/05(土)19:29:42No.1239829855+
ナポレオン三世はパナマ会議みたいな事にはならない…ような気がする
6124/10/05(土)19:29:52No.1239829924+
>正直安定した平和な国でも理想極まりすぎてボリバルが上手くやれるビジョンが見えないのがこの俺なんだよね
>平和な国で教師でもやってるのが一番幸せだったと思われる
現代にボリバルがいたら支援者募っては支援者を非難して晒されてそうっスね
6224/10/05(土)19:31:10No.1239830467+
先生やって著作とかで思想を広めつつ上を批判するくらいがこの性格の人には合ってると思われる
書いてて思ったけどこれ政情不安の国でやったら暗殺されそうッスね…
6324/10/05(土)19:31:16No.1239830501+
>英雄は遠いところでありがたられる方が尊いんだ絆が深まるんだ
>なにっ英雄はジッとすることが出来ない
うわあああああああああああっ
D.Cにゴリラがいるっ
>ワシントン「別になりたくなかったんですがねえ!」
ワ・シントンはハミルトンへのヘイトをそらすための盾として一生を過ごすことになるんだよね
すごくない?
>ナポレオン三世はパナマ会議みたいな事にはならない…ような気がする
あっちは政治的には有能だったっスからね
ある種この二人は色々能力をトレードオフした存在っスね
>現代にボリバルがいたら支援者募っては支援者を非難して晒されてそうっスね
なにっ うわああああああああ
ボリバルの評価は今もってなお不安定なのかぁ
6424/10/05(土)19:31:40No.1239830645+
>先生やって著作とかで思想を広めつつ上を批判するくらいがこの性格の人には合ってると思われる
>書いてて思ったけどこれ政情不安の国でやったら暗殺されそうッスね…
だから孤立した……
6524/10/05(土)19:31:56No.1239830735+
ボリバルは市長レベルなら名政治家になれると思われる
しゃあけど国家運営するにはあまりにも冷酷さと大局観がないわ
6624/10/05(土)19:33:05No.1239831143+
>ボリバルは市長レベルなら名政治家になれると思われる
>しゃあけど国家運営するにはあまりにも冷酷さと大局観がないわ
ビジョンしかないしそのビジョンもあまりに理想的なんすよね
ここまで行政に対する興味がないとどうやっても破綻するしかないっ
6724/10/05(土)19:33:18No.1239831212+
失敗した理由は大量にあるけどそれをクリアしたとしても成功する気がしないんだよね辛くない?
6824/10/05(土)19:33:33No.1239831303+
>なにっ英雄はジッとすることが出来ない
パナマ会議に来ないブラジルとアメリカが既にキレてるのいいよね…いいのかな
6924/10/05(土)19:33:58No.1239831458+
「皆が頭良くなったら争いなんてなくなって平和になるよ」っていうのは古今東西なんですな
戦後左翼も似たような思想でしたな
7024/10/05(土)19:34:26No.1239831637+
>書いてて思ったけどこれ政情不安の国でやったら暗殺されそうッスね…
ふうん他国に亡命して思想活動を続けるのが一番って事か
共産主義者みたいっスね
7124/10/05(土)19:34:40No.1239831729+
>戦争で有能だったナポレオン三世がボリバルに近いっス
戦争しろ!!社会福祉とかいらないから戦争しろ!!
7224/10/05(土)19:35:45No.1239832155+
思想家が国のトップに立つとどうなるかっていうお手本のような存在っスねボリバルは
7324/10/05(土)19:35:57No.1239832248+
>失敗した理由は大量にあるけどそれをクリアしたとしても成功する気がしないんだよね辛くない?
まず領土が広大すぎる
その広大な領地を運営するための行政を作らなければならない
そのためにはかなり強硬的な中央集権が必要になる
成功する条件はここを踏まえなければならないんスけど
ボリバルにはまず不可能っスね
>パナマ会議に来ないブラジルとアメリカが既にキレてるのいいよね…いいのかな
はーっ 汎アメリカ主義よ死ねぃ
>「皆が頭良くなったら争いなんてなくなって平和になるよ」っていうのは古今東西なんですな
>戦後左翼も似たような思想でしたな
ボリバルはそれ以前に「兄弟とは戦えない」っていうのがどうしようもなかったっスね
教育に力をいれること自体は間違ってないけどその前に国内の腐敗と戦い行政を強固にしなければならなかった
7424/10/05(土)19:36:16No.1239832371+
英雄なのに運と政治と経済のパラメータが低いのに驚いてるのはボリバルさん自身なんだよね凄くない
7524/10/05(土)19:38:12No.1239833145+
結局みんな頭良くなってもそこから自分の利益や理想を追求しだすから対立はなくならないんだ悔しいだろうが仕方ないんだ
7624/10/05(土)19:38:34No.1239833276そうだねx1
>ふうん他国に亡命して思想活動を続けるのが一番って事か
>共産主義者みたいっスね
サンタンデールはこの後国を追放されて逆襲してコロンビア奪還して
ボリバルの息子たちの中では間違いなく一番まともな施策を行うんだ
現実主義が深まるんだ
>戦争しろ!!社会福祉とかいらないから戦争しろ!!
うわあああああああああ
サンタン・デールがコロンビアで借款してボリバルの戦争資金を捻出しているっ
>思想家が国のトップに立つとどうなるかっていうお手本のような存在っスねボリバルは
ククク…
行動力も理想もカリスマもあるけど行動力と理想とカリスマでは近代国家は作れないんだァ
>英雄なのに運と政治と経済のパラメータが低いのに驚いてるのはボリバルさん自身なんだよね凄くない
しゃあけど…
残念ながら一人で全てを兼ねることが出来る人間なんてもはや出てこれないわっ
7724/10/05(土)19:38:52No.1239833412+
>結局みんな頭良くなってもそこから自分の利益や理想を追求しだすから対立はなくならないんだ悔しいだろうが仕方ないんだ
しゃあっ
“野心は野心のみによって遮られる”
7824/10/05(土)19:39:14No.1239833553+
英雄の名前を冠したボリバル主義がここまで頓挫するなんて
7924/10/05(土)19:40:23No.1239834034+
>英雄の名前を冠したボリバル主義がここまで頓挫するなんて
ボリバル主義(汎アメリカ主義)は徐々に形になり始めてはいるんだよね すごくない?
しゃあけど…今のボリバル主義はシモン・ボリバルの理想とは少し違うわっ
8024/10/05(土)19:40:32No.1239834113+
>ボリバル主義とは、ラテンアメリカ諸国の協力や連帯をアメリカ合衆国の主導抜きで進めようという考え方・主義のこと
うーんアメリカはキレて当然だわ
ブラジルは謎だけど
8124/10/05(土)19:41:52No.1239834674+
>うーんアメリカはキレて当然だわ
>ブラジルは謎だけど
この時のパナマ会議は表向き全ての全アメリカで旧宗主国からの関与を拒絶しようという内容なんだ
ポルトガルとつながりがあるブラジルが否定的なのは当然なんだ
8224/10/05(土)19:42:08No.1239834772そうだねx1
現代基準でも進歩的すぎてこれは無理だろってなるから当時の基準じゃ誰もボリバルの考えについてけないのは当然だったと思われる
8324/10/05(土)19:43:40No.1239835346そうだねx1
>現代基準でも進歩的すぎてこれは無理だろってなるから当時の基準じゃ誰もボリバルの考えについてけないのは当然だったと思われる
まさしく当時の欧州でももめてたわけっスからね
ボリバルの理想が現実化するのには100年の計画が必要だったはずっス
そのためにまず強固な土台が必要だったっス 忌憚のない意見ってやつっス
8424/10/05(土)19:44:36No.1239835647+
まず19世紀になってもまだ宗主国に抵抗を続けている少数民族とかが現地に居て
独立後の南米諸国はこいつらを弾圧して滅ぼさないと先へ進めない
8524/10/05(土)19:45:57No.1239836189+
>まず19世紀になってもまだ宗主国に抵抗を続けている少数民族とかが現地に居て
>独立後の南米諸国はこいつらを弾圧して滅ぼさないと先へ進めない
20世紀でも戦い続けてるんだよね すごくない?
なにっ うわあああああああああ
すでに北ではゴリラが実行に移しているっ
8624/10/05(土)19:45:58No.1239836193+
どうしてお互い足を引っ張り合うんだい?
それで得するのはもっと外側の連中だ
8724/10/05(土)19:46:19No.1239836345+
>ボリバル主義とは、ラテンアメリカ諸国の協力や連帯をアメリカ合衆国の主導抜きで進めようという考え方・主義のこと
陸続きのとこもある諸国が団結して「お前とつきあわねーから」て言い出したら
どんな平穏な人でもなにってなるっスね…
8824/10/05(土)19:46:52No.1239836574そうだねx1
ピサロやコルテスの時代から征服者と戦って屈服しなかった人々が
独立後の南米諸国に攻撃されるの本当にひどい
8924/10/05(土)19:47:48No.1239836924+
>どうしてお互い足を引っ張り合うんだい?
>それで得するのはもっと外側の連中だ
あいつらと仲良くするなんて侵略されるより嫌だッ!!!
9024/10/05(土)19:48:49No.1239837315+
壷やmayと統一戦線組むぐらいなら閉鎖したほうがマシって過激派はそりゃいるよね
9124/10/05(土)19:48:57No.1239837355+
>どうしてお互い足を引っ張り合うんだい?
>それで得するのはもっと外側の連中だ
他所から口出されるのが嫌なんだ
悔しいだろうが汎アメリカ主義になって中央に支配されたくないんだ
>陸続きのとこもある諸国が団結して「お前とつきあわねーから」て言い出したら
>どんな平穏な人でもなにってなるっスね…
しゃあけど…
それを通り越して既に地域対立が始まってるわっ
>ピサロやコルテスの時代から征服者と戦って屈服しなかった人々が
>独立後の南米諸国に攻撃されるの本当にひどい
ふぅん
インディ・アンたちが強制移住させられているということか


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