二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1727918829471.jpg-(15036 B)
15036 B24/10/03(木)10:27:09No.1239020179+ 12:42頃消えます
ぬあ
王や貴族の装飾品に使われる高貴な色は国によって違うんぬ
西欧では青なんぬ 宝石のラピスラズリを砕いた染料なんぬ
東欧では紫なんぬ  ホネガイの血を使った染料なんぬ
中国では黄なんぬ 柑橘類の樹皮を使った染料なんぬ
イスラム圏では緑なんぬ ヘンナという植物の葉を使った染料なんぬ
それぞれ高貴になった理由があるんぬ
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/10/03(木)10:28:25No.1239020398+
仏教の紫はどこ由来なんぬ?
224/10/03(木)10:29:27No.1239020566+
ぬあ
ヨーロッパの場合は一番最初に使われた高貴な色は紫なんぬ
ローマ皇帝も紫を使ったんぬ
そのせいで紫の染料の作り方は秘匿されてローマ帝国の衰退と共に失われていったんぬ
そこで西欧では宝石のラピスラズリを砕かないと作れない当時一番高価な色だった青を貴族の色にしたんぬ
324/10/03(木)10:31:00No.1239020805+
ヘンナって橙とか系じゃなかったのか…
424/10/03(木)10:31:37No.1239020913+
ぬあ
東欧では状況が違ったんぬ
東ローマ帝国が存続していた影響で紫の染料の作り方がしっかり受け継がれていたんぬ
なので紫が使われ続けたんぬ
524/10/03(木)10:32:56No.1239021131+
ということは紫の作り方は今でもわかる…?
624/10/03(木)10:33:11No.1239021164+
古代の紫は貝の分泌液を使ったものがメインだったんぬ
この染料は今のシリア地方で採れる貝がメインでインドからヨーロッパまで広く輸出されたんぬが乱獲で手に入らなくなって廃れたんぬな
724/10/03(木)10:33:30No.1239021212そうだねx1
ぬあ
中国の場合は神話に登場する神様&伝説上の君主である三皇五帝の中で一番尊ばれていた黄帝の影響で黄色が王や皇帝の色になったんぬ
824/10/03(木)10:33:54No.1239021272そうだねx1
日本の貝でも紫作れるけど
とんでもない量が必要だったはずなんぬ
924/10/03(木)10:34:03No.1239021303+
冠位十二階も一番偉いのが紫だったね素材の紫根が貴重なんだっけか
1024/10/03(木)10:34:58No.1239021455+
ぬあ
イスラム圏の場合はイスラム教の創設者のムハンマドのターバンの色が緑だったから緑が高貴な色なんぬ
1124/10/03(木)10:35:42No.1239021562+
>日本の貝でも紫作れるけど
>とんでもない量が必要だったはずなんぬ
冠位十二階の紫の冠を作るために貝が大体1500個必要なんぬ
1224/10/03(木)10:37:00No.1239021773そうだねx11
そん
1324/10/03(木)10:37:20No.1239021839そうだねx12
なに
1424/10/03(木)10:37:53No.1239021929+
ぬあ
青い染料や絵の具をもっと使いたいんぬううう!!!ってラピスラズリ買い漁って金欠で死んだ著名な画家は両手足の指じゃ足らないくらいいるんぬ
1524/10/03(木)10:39:04No.1239022126+
ぬあ
逆に嫌われた色はヨーロッパだと緑なんぬ
イスラム教の影響なんぬ
イスラム圏だと黒なんぬ
砂漠で身につけているとあちぃんぬ
1624/10/03(木)10:39:16No.1239022165+
まあ紫の冠を使う人自体はそんなにいなかっただろうから…
1724/10/03(木)10:39:23No.1239022184+
なんでそんな高価なもので染色する必要があるんだ
簡単に真似されたら困る色なのか?
1824/10/03(木)10:39:44No.1239022244そうだねx9
>砂漠で身につけているとあちぃんぬ
確かに…
1924/10/03(木)10:40:27No.1239022350そうだねx13
>なんでそんな高価なもので染色する必要があるんだ
>簡単に真似されたら困る色なのか?
誰でも簡単に使える色だとレアリティなくて自慢できないんぬ〜
2024/10/03(木)10:41:13No.1239022495+
>ヘンナって橙とか系じゃなかったのか…
ヘンナはそのままだと黄色なんぬ
他のやつとまぜまぜして緑にするんぬ
2124/10/03(木)10:42:40No.1239022756+
>なんでそんな高価なもので染色する必要があるんだ
>簡単に真似されたら困る色なのか?
偉い人が身につける色なんだからその辺の連中と同じじゃ困るんぬ
2224/10/03(木)10:42:54No.1239022792+
ぬあ
古代エジプトの高貴な色も青なんぬ
だから装飾品には青が多用されてるんぬ
2324/10/03(木)10:43:19No.1239022872+
日本で高貴な色って天皇が祭事で着てる黒になるんぬ?
2424/10/03(木)10:44:09No.1239023022+
中国だと翡翠の緑好きすぎがあるけど
あれは好きなだけで高貴は関係ないんぬ?
2524/10/03(木)10:45:10No.1239023182+
>日本で高貴な色って天皇が祭事で着てる黒になるんぬ?
ホントは紫なんぬ
皇室が貧乏な時期が長くてクソ高い紫の服とか作れなくて廃れたんぬ
おかげで室町時代くらいになると海辺で貝を直接捕まえられる人達が細々使うくらいになっちゃったんぬ
2624/10/03(木)10:45:40No.1239023275+
>中国だと翡翠の緑好きすぎがあるけど
>あれは好きなだけで高貴は関係ないんぬ?
翡翠は割と高価だし希少価値だからってのはあるんじゃ
2724/10/03(木)10:46:32No.1239023407+
>中国だと翡翠の緑好きすぎがあるけど
>あれは好きなだけで高貴は関係ないんぬ?
好きなだけなんぬ
中華圏でキラキラした透明な宝石より玉が好まれたのは玉は表面を磨けば全く傷が無い完璧な装飾品になったからなんぬ
2824/10/03(木)10:48:02No.1239023660+
>中華圏でキラキラした透明な宝石より玉が好まれたのは玉は表面を磨けば全く傷が無い完璧な装飾品になったからなんぬ
宝石産出する割には使われてないけどそういう理由だったのか…
2924/10/03(木)10:48:16No.1239023697+
今の皇室では麻布の服が祭事や式典で使われているんぬがホントは昔は絹の服が使われていたんぬ
なんで廃れたのかというとこれまた貧乏で…なんぬ
3024/10/03(木)10:48:17No.1239023701+
青は花の色とかにないのもレアリティ高そうなんぬ
3124/10/03(木)10:48:39No.1239023760そうだねx1
>なんでそんな高価なもので染色する必要があるんだ
>簡単に真似されたら困る色なのか?
ちゃんと繊維に定着した上で色が鮮やかに出る染料というのはなかなか希少なんぬ
色合いによっては極端なレア素材が要求されることもあるんぬ
3224/10/03(木)10:48:59No.1239023816+
嫌いな色と言う割に向こうの人黒い頭巾被ってる人多くないかぬ?
3324/10/03(木)10:50:17No.1239024037+
>嫌いな色と言う割に向こうの人黒い頭巾被ってる人多くないかぬ?
女の地位が低いから文句言われない黒い色を使ってろってことなんぬ
3424/10/03(木)10:51:05No.1239024173そうだねx4
博識キャッツ!
3524/10/03(木)10:51:32No.1239024255そうだねx5
昔は全て天然素材だから色によっては輸入が必須だったんぬ
ラピスラズリの色が貴重だったのも色合いも重要なんぬがラピスラズリ自体がアフガニスタンのあたりでしか取れずに輸入頼りでしか出せない色合いだったのもあるんぬ
合成着色料の発明は偉大なんぬなぁ
3624/10/03(木)10:51:43No.1239024280そうだねx1
玉は脆くて簡単に割れたり欠けたりするんぬ
文字通りの完璧な玉を持つのはステータスなんぬなあ
3724/10/03(木)10:52:26No.1239024403+
赤の地位が低いんぬ〜
3824/10/03(木)10:53:15No.1239024544+
ヨーロッパでは暗い緑色はイスラム教の影響でダメだから明るい緑色を出すためにエメラルド砕くんぬ〜してた時期も長いんぬ
3924/10/03(木)10:54:46No.1239024800+
合成インディゴ出来るまで青も手間だったのか
4024/10/03(木)10:54:55No.1239024816+
イスラムは砂漠で緑が貴重だったとかかと思ってたんぬ
4124/10/03(木)10:56:53No.1239025133+
中国はなんか勝手に白だと思ってたんぬ
4224/10/03(木)10:57:30No.1239025246+
日本は古代だと翡翠大好きで自前で加工したり輸出したりしてたのに急に廃れたんぬ
4324/10/03(木)10:58:07No.1239025354+
>中国はなんか勝手に白だと思ってたんぬ
白は韓国なんぬ
絹の色なんぬ
4424/10/03(木)10:58:27No.1239025417+
アフリカは?
4524/10/03(木)10:59:48No.1239025653+
葛飾北斎の使った顔料ベロ藍もドイツから輸入した合成着色料なんぬ
科学の力ってすげー!なんぬな
4624/10/03(木)10:59:54No.1239025672そうだねx3
>日本は古代だと翡翠大好きで自前で加工したり輸出したりしてたのに急に廃れたんぬ
有史以前に日本の糸魚川で採れた翡翠が中国とかバイカル湖付近で発掘されるのロマンあるんぬー
4724/10/03(木)11:00:37No.1239025778+
当時のラピスラズリの代用で青色に使ってたけど銅成分が酸化して緑になる鉱石あったような覚えあるけど思い出せない
4824/10/03(木)11:02:25No.1239026074+
iPhone 16のウルトラマリンについて調べたぬにとってはタイムリーなスレなんぬな
4924/10/03(木)11:02:27No.1239026081そうだねx3
日本の朝廷の貧乏時代の貧しさは涙無しには語れないんぬ…
5024/10/03(木)11:02:43No.1239026124+
>当時のラピスラズリの代用で青色に使ってたけど銅成分が酸化して緑になる鉱石あったような覚えあるけど思い出せない
アズライト?
5124/10/03(木)11:06:02No.1239026738+
装備を彩色するのに素材要求されるタイプのゲームしんどいんぬ
5224/10/03(木)11:06:34No.1239026825+
ぬあああああああああああ
中国の黄はえっちな色でもあるんぬううううううううう
輸入モノのエロ本の紙が黄ばんでたからとかいうけどよく知らんぬうううううううううう
5324/10/03(木)11:06:57No.1239026901+
>アズライト?
酸化じゃなくて吸湿によって化学組成が変わって緑変しちゃうらしいんぬ
5424/10/03(木)11:07:00No.1239026911+
>赤の地位が低いんぬ〜
血が赤いのが悪いのかな…
5524/10/03(木)11:08:17No.1239027145+
>ぬあああああああああああ
>中国の黄はえっちな色でもあるんぬううううううううう
>輸入モノのエロ本の紙が黄ばんでたからとかいうけどよく知らんぬうううううううううう
日本だとピンクがエッチな色だけど外国は違うのか…
5624/10/03(木)11:08:44No.1239027226+
ピンクがえっちな風潮になったのはいつ頃なんだろうぬ
5724/10/03(木)11:09:32No.1239027380+
コバルトブルーがなんか昔はなくて近世から使われ始めたみたいなのは知ってるんぬ
5824/10/03(木)11:11:27No.1239027746+
鉛で黄色とかヒ素で緑とか水銀で赤とか今だとオイオイオイな顔料って多いんぬなぁ
5924/10/03(木)11:11:38No.1239027795+
>日本だとピンクがエッチな色だけど外国は違うのか…
エロビデオのことをアメリカの方ではブルービデオと言うらしいんぬ
6024/10/03(木)11:12:00No.1239027874+
砂漠の暑さじゃ色なんて些事やろがい!(ブォォォ
6124/10/03(木)11:13:17No.1239028124+
>鉛で黄色とかヒ素で緑とか水銀で赤とか今だとオイオイオイな顔料って多いんぬなぁ
カドミウムイエロー
バンダイキブラウン
6224/10/03(木)11:13:19No.1239028129+
にゃーん
日本における紫(深紫)は高貴な色ではあるが貴族でも身につけられた色にゃん
紫よりもさらに高貴とされた黄丹は皇太子のみに許される色で
さらに黄櫨染は天皇にしか許されない色にゃん
この二つは臣下には許されない禁色とされてるにゃん
6324/10/03(木)11:14:55No.1239028447+
>この二つは臣下には許されない禁色とされてるにゃん
太陽の色ぬ?
6424/10/03(木)11:15:03No.1239028478+
日本史に出てきた紫衣事件も紫なんぬ
6524/10/03(木)11:15:43No.1239028603+
紫の朱を奪うじゃないんぬ?
6624/10/03(木)11:16:02No.1239028672+
https://nippolle.net/article/3574
うーんこれは健康的な色なんぬ!
6724/10/03(木)11:18:35No.1239029140+
>冠位十二階の紫の冠を作るために貝が大体1500個必要なんぬ
MMOなんぬ?
6824/10/03(木)11:19:07No.1239029239そうだねx10
>>冠位十二階の紫の冠を作るために貝が大体1500個必要なんぬ
>MMOなんぬ?
ゲームでクソほど素材を要求される理由がわかった気がしたんぬ…
6924/10/03(木)11:19:27No.1239029321そうだねx1
ぬあ
中国だと宋〜清時代には庶民が黄色い服を着てもなんだかんだ許されることが多かったんぬ
黄色は染め出しやすい色だからなんぬ
代わりに五本爪の龍を描いた品を所有していた者は皇族以外は死刑だったんぬ
7024/10/03(木)11:21:02No.1239029596+
新潟の糸魚川流域には翡翠の採掘跡がいっぱい残ってるんぬ
重要な輸出品だったんぬな
7124/10/03(木)11:21:53No.1239029747そうだねx4
ググったけど貝紫って綺麗な色なんぬなー
高貴な色って呼ばれるの分かる気がするんぬ
fu4069249.jpg
7224/10/03(木)11:23:02No.1239029958+
ゲームのない太古から人類は素材マラソン強いられてたんぬ…
7324/10/03(木)11:24:08No.1239030165+
むしろ何故そんな貝からごくわずかな染料が獲れることを知ったんぬ…
7424/10/03(木)11:25:48No.1239030457+
東ローマ皇帝のマントには貝が約3万個使われた記録があるんぬ
7524/10/03(木)11:26:12No.1239030531+
>東ローマ皇帝のマントには貝が約3万個使われた記録があるんぬ
なそ
7624/10/03(木)11:28:26No.1239030945+
>むしろ何故そんな貝からごくわずかな染料が獲れることを知ったんぬ…
犬が貝を噛んで遊んでいたら口の周りが紫に染まったの見てピンときた…らしいんぬ
7724/10/03(木)11:29:58No.1239031232+
>中国では黄なんぬ 柑橘類の樹皮を使った染料なんぬ
金と黄金って何が違うんだろうとふいに思う事あるけど
シルクロード交易とかで西洋産の金と中国産の金で名称の差別化されてたとかそういうのある?
7824/10/03(木)11:31:27No.1239031516+
>鉛で黄色とかヒ素で緑とか水銀で赤とか今だとオイオイオイな顔料って多いんぬなぁ
古代日本でも丹(辰砂)は朱色の顔料や水銀の原料として大量に使われてたんぬな
朱は古代日本だと霊的に大事な色なので大人気なんぬ
7924/10/03(木)11:31:46No.1239031585そうだねx1
日本における紫も江戸時代に植物のムラサキから染料が発明されることが契機となって平民も使用が許されるようになったんぬ
いわゆる江戸紫なんぬ
8024/10/03(木)11:32:41No.1239031753そうだねx2
>犬が貝を噛んで遊んでいたら口の周りが紫に染まったの見てピンときた…らしいんぬ
昔の人のそういう着眼点とか経験則って本当にすごいと思うんぬ
8124/10/03(木)11:33:07No.1239031827そうだねx2
貝は手軽に取れて美味しい文明スターターキットで
余裕が出ると食べ物から素材にクラスチェンジしてその後乱獲から廃れるところまでがワンセットなんぬ
8224/10/03(木)11:36:48No.1239032453+
おしろいで鉛中毒とかは物語でたまに聞くんぬ
8324/10/03(木)11:37:07No.1239032519+
中国では黄色
つまり中国の皇帝は黄衣の王…
8424/10/03(木)11:37:26No.1239032579そうだねx1
>日本における紫も江戸時代に植物のムラサキから染料が発明されることが契機となって平民も使用が許されるようになったんぬ
紫草からの染め物は古来より使わてたはずなぬ
8524/10/03(木)11:37:47No.1239032653+
アフリカの民族衣装って派手な色してるけど何で染めてるんぬ?それともあれらは現代アレンジなんぬ?
8624/10/03(木)11:38:37No.1239032781+
文化研究でもしてるんぬ?
8724/10/03(木)11:39:59No.1239033052+
>貝紫色(かいむらさきいろ)とは澄んだ赤みの紫。英語名はロイヤルパープル (Royal purple)、ティリアン(チリアン)パープル (Tyrian purple)。
>名前はこの色がもともとアッキガイ科の巻貝の鰓下腺(パープル腺)から得られたプルプラという分泌液を化学反応させて染色に用いたことに由来する。
なるほどなんぬなー
8824/10/03(木)11:40:50No.1239033187+
紫衣(しえ)と言えば皇族のほかに高レベルボンズのアーマーでもあるんぬ
8924/10/03(木)11:41:38No.1239033320+
高貴じゃないけど日本だと上ランクだったのが辰砂や紅から作る赤色なんぬ
浮世絵でも滅多に使えなかったので赤富士は超豪華で当時の人はおったまげたんぬ
明治大正は海外からやっすい赤絵の具が大量に入ってきて大喜びでみんな使ったのでなんかその時代の絵はどぎつい赤が多用されてるんぬ
9024/10/03(木)11:42:07No.1239033409+
古代紫も紫草の紫根で染めてたんぬ
9124/10/03(木)11:42:29No.1239033458+
令和元年になったとき上皇が特殊な黄色の衣まとってたよね
9224/10/03(木)11:43:03No.1239033563+
要するに装飾品ってレアカードと一緒なの?
9324/10/03(木)11:43:57No.1239033737そうだねx1
>アフリカの民族衣装って派手な色してるけど何で染めてるんぬ?それともあれらは現代アレンジなんぬ?
植物染料は熱帯植物由来が多いんぬ
他から持ち込まれた染料を植民地でプランテーションして生み出された文化も多いんぬな…
9424/10/03(木)11:44:18No.1239033807+
ナポレオンは緑色と長風呂が好きだったんぬ
晩年は浴室も緑に染めてたんぬ
その染料は湿気たり劣化するとヒ素を放出するんぬな
9524/10/03(木)11:44:19No.1239033812+
>昔は全て天然素材だから色によっては輸入が必須だったんぬ
>ラピスラズリの色が貴重だったのも色合いも重要なんぬがラピスラズリ自体がアフガニスタンのあたりでしか取れずに輸入頼りでしか出せない色合いだったのもあるんぬ
>合成着色料の発明は偉大なんぬなぁ
ウルトラマリンって超スゴイ青色って意味ではなく(輸入で)海を越えてやってきた青色って意味なんぬなー
9624/10/03(木)11:45:17No.1239033983+
それで1番凄い綺麗な色はどれなんぬ?
9724/10/03(木)11:46:28No.1239034212+
>要するに装飾品ってレアカードと一緒なの?
よそで生産できない珍しいアクセサリは特産物となって高価で売れるんぬ
クソめんどくさい貝で染め物を作れば何人もの生活が潤うんぬ
珍しいから大陸と海を越えて世界の果てまで行ってQるんぬ
9824/10/03(木)11:47:14No.1239034358+
そう考えると紫式部って名前結構偉そうなネーミングだったりするんぬ?
9924/10/03(木)11:47:29No.1239034403+
>それで1番凄い綺麗な色はどれなんぬ?
マケドニア?
10024/10/03(木)11:47:49No.1239034465+
昔は黄金クワガタから色取ったりしてたりするんぬ?
10124/10/03(木)11:48:03No.1239034515+
>赤の地位が低いんぬ〜
アカが一番に決まってるんですけど?
10224/10/03(木)11:49:32No.1239034774+
つまりド派手な色を使うぬは王や貴族なんぬ!
10324/10/03(木)11:49:51No.1239034849+
世情がもうわやくちゃなので
俺らのボスが寝てる間に黄色の服を着せるぜ
10424/10/03(木)11:49:55No.1239034861+
>そう考えると紫式部って名前結構偉そうなネーミングだったりするんぬ?
「式部役人さまの娘のパープル嬢」という意味なので
その名称には本人のステータスが反映されてないんぬ・・・
10524/10/03(木)11:50:13No.1239034919+
>要するに装飾品ってレアカードと一緒なの?
何千人も集まる行事で目立つ必要がある
10624/10/03(木)11:50:25No.1239034956+
色ひとつとってもその歴史や文化が見えて来て面白いんぬな〜
10724/10/03(木)11:50:48No.1239035016+
ワンピースの「具体的に言うとそごうー!」のコラで有名なフレバンスの街
あれは住民の駆除とかはともかくリアルに元ネタがあるんぬ…
10824/10/03(木)11:51:26No.1239035144+
螺鈿とか見てると昔の方が綺麗に見えるんぬな
天然素材物は結局技術なんぬね
10924/10/03(木)11:51:32No.1239035158そうだねx2
古代では高貴な人はハッと目を引く色を身にまとうことが大事だったんぬ
11024/10/03(木)11:51:38No.1239035187そうだねx1
>俺らのボスが寝てる間に黄色の服を着せるぜ
あー黄色い服着てるー!!
いけないんだー!もう皇帝にならないとなんだよ!
11124/10/03(木)11:52:33No.1239035380+
共産主義が赤色なのも中国の五行の概念で使われてた青赤黄白黒の赤
前政権のイメージカラーの青から1つに時代を進ませたから赤なだけ
11224/10/03(木)11:53:18No.1239035533+
皇室でもめったに着ない衣装とかそんなのよく管理してるんぬ
でもたぶん天然の素材で出来ているからこそ長持ちするんじゃないかと思うんぬ
11324/10/03(木)11:53:47No.1239035643+
日本でも黄櫨染は天皇しか着れないもんな
それも当時の唐で一番高貴なのが黄だったからだし
11424/10/03(木)11:54:28No.1239035775+
元々はそのまま家名を冠して藤式部なんぬ
何かの拍子に紫式部って呼ばれるようになったらしいんぬ
11524/10/03(木)11:54:47No.1239035840+
北斎の時代くらいになるとプルシャンブルーっていう合成顔料が出来て浮世絵にもよく使われてたんぬ
11624/10/03(木)11:55:05No.1239035895+
玉虫厨子で有名なタマムシの羽も割と広く使われた装飾なんぬ
11724/10/03(木)11:55:38No.1239036000+
虹色の装飾品とかないの
単色の方が良いのかな
11824/10/03(木)11:56:14No.1239036131+
じゃあ黄巾の乱の黄巾党ってすごい高貴な人たちだったんぬ!?
11924/10/03(木)11:56:29No.1239036180+
中国は太陽信仰由来の黄色が皇帝の色だから材料で選んでないというわけか
12024/10/03(木)11:57:37No.1239036394+
中国以外の高貴な色は皇帝や王にしか許されない色というわけではなさそうだね
12124/10/03(木)11:57:43No.1239036412そうだねx1
>共産主義が赤色なのも中国の五行の概念で使われてた青赤黄白黒の赤
>前政権のイメージカラーの青から1つに時代を進ませたから赤なだけ
つまり革命当時のフランスには五行説が浸透していた…?
12224/10/03(木)11:57:50No.1239036436+
>虹色の装飾品とかないの
>単色の方が良いのかな
文字通りの虹色じゃなくてカラフルって意味ならすぐ上にあるタマムシがあるんぬ
玉虫色の語源はタマムシが見る角度によってさまざまな色に見えることから来てるんぬ
12324/10/03(木)11:58:17No.1239036529+
>じゃあ黄巾の乱の黄巾党ってすごい高貴な人たちだったんぬ!?
あれは当時の漢王朝が五行思想でいうところの青赤黄白黒の赤色…火徳の王朝と言われていたからなんぬ
赤が終わって次は黄の王朝なんぬ〜って黄巾を身に纏っていたんぬ
12424/10/03(木)11:58:40No.1239036607+
面白いんぬ
雑談のネタにするんぬ〜
12524/10/03(木)11:58:49No.1239036644+
カーディナルレッドいいよね…
12624/10/03(木)11:59:06No.1239036706+
赤の王朝なのに蒼天なんぬ?
12724/10/03(木)11:59:10No.1239036726+
>中国以外の高貴な色は皇帝や王にしか許されない色というわけではなさそうだね
着れるもんなら着てみろってクソ高パターンなんぬ
12824/10/03(木)11:59:48No.1239036871+
中国人的には春麗の色って赤いほうが自然じゃね?と思ってるらしいんぬ
12924/10/03(木)11:59:55No.1239036893+
言われてみるとカッティング技術とか綺麗にするための工程である意味傷物にしてる宝石を
縁起あんまりよくないから使いたくないっていうのもなんかわかる
13024/10/03(木)12:00:06No.1239036938+
>赤の王朝なのに蒼天なんぬ?
蒼天=天=天子なんぬ
皇帝の徳が死んだから終わりなんぬ〜なんぬ
13124/10/03(木)12:00:35No.1239037054+
油絵具なんかは絵の具の原料によって価格が違うぬ
宝石砕いて作ってる色とか今でもとんでもない値段するんぬ
模型用の塗料の安さと同一価格はすごいんぬグンゼ産業さまさまなんぬ
13224/10/03(木)12:01:15No.1239037205+
K2のあのヒ素使ってた塗料はガチで存在してるんぬ?
13324/10/03(木)12:02:46No.1239037582+
>赤が終わって次は黄の王朝なんぬ〜って黄巾を身に纏っていたんぬ
なるほど〜
13424/10/03(木)12:03:17No.1239037706+
もしかして金って昔はそんな流行ってなかったんぬ?
13524/10/03(木)12:03:51No.1239037847そうだねx5
>もしかして金って昔はそんな流行ってなかったんぬ?
ずっと流行ってると思うんぬ
13624/10/03(木)12:04:43No.1239038083+
>もしかして金って昔はそんな流行ってなかったんぬ?
金で服が作れるもんなら作ってみろ
13724/10/03(木)12:05:32No.1239038302+
>>もしかして金って昔はそんな流行ってなかったんぬ?
>金で服が作れるもんなら作ってみろ
金糸!
13824/10/03(木)12:07:10No.1239038744+
>もしかして金って昔はそんな流行ってなかったんぬ?
金を薄く引き延ばして撚って糸状にするんぬ
こいつを刺繍に使うんぬなー
13924/10/03(木)12:07:47No.1239038933+
紫禁城って呼ぶくらいだから中国でも紫が最上位だと思ってた
14024/10/03(木)12:08:37No.1239039154+
金縷玉衣といって高貴な人を葬る時は翡翠の板を金糸で繋いだ服を着せる風習があったんぬ
翡翠はこういう需要もあったんぬなー
14124/10/03(木)12:08:48No.1239039209+
>虹色の装飾品とかないの
>単色の方が良いのかな
玉虫厨子って全身タマムシの羽で装飾された家具?があるんぬ
オリジナルのは羽がほとんどなくなってるんぬが復元したレプリカがあるんぬ
14224/10/03(木)12:09:21No.1239039371+
金糸はクソ重いから全身金色づくめにしたら身動き取れなくなるんじゃね
14324/10/03(木)12:10:09No.1239039615+
ぬあ
藍と同じ成分の物質を使って青く染めるのは世界中で行われていたんぬが…色を定着させるのが難しかったんぬ
日本だと藍を甕の中にぶち込んで空気を遮断して嫌気性バクテリアの力でアンモニアを作り出してなんとかしたんぬ
西欧だとションベンのアンモニアを使っていたからションベンに布を入れて染めてたんぬ
14424/10/03(木)12:10:45No.1239039809+
>今の皇室では麻布の服が祭事や式典で使われているんぬがホントは昔は絹の服が使われていたんぬ
>なんで廃れたのかというとこれまた貧乏で…なんぬ
天皇家で代々受け継いできたお蚕様がいたのに世知辛いんぬ…
14524/10/03(木)12:11:33No.1239040057+
牛車が廃れたのも貴族や皇室が貧乏だったからなんぬ
14624/10/03(木)12:12:07No.1239040222+
貴族の血は青いんぬ〜
14724/10/03(木)12:13:08No.1239040548+
>貴族の血は青いんぬ〜
青いかどうか見てやるんぬ〜って煽られながら殺された例は両手の指じゃ数え切れないんぬ
14824/10/03(木)12:13:22No.1239040607+
>>>もしかして金って昔はそんな流行ってなかったんぬ?
>>金で服が作れるもんなら作ってみろ
>金糸!
え!?卵で服を!?
14924/10/03(木)12:13:33No.1239040675+
>>なんでそんな高価なもので染色する必要があるんだ
>>簡単に真似されたら困る色なのか?
>ちゃんと繊維に定着した上で色が鮮やかに出る染料というのはなかなか希少なんぬ
>色合いによっては極端なレア素材が要求されることもあるんぬ
カラフルな現在であればこそピンとこないと思うけど
一目で見て日常にない色だ!ってなったら何かしらの神秘性や権威を感じると思う
15024/10/03(木)12:13:52No.1239040764+
>貴族の血は青いんぬ〜
白い肌に浮き出た静脈を指してブルーブラッドと呼んでたんぬな
15124/10/03(木)12:16:00No.1239041429+
>青いかどうか見てやるんぬ〜って煽られながら殺された例は両手の指じゃ数え切れないんぬ
陶晴賢が大内義隆を弑逆した大寧寺の変でついでに殺された前関白の二条尹房は殺しに来た奴らに麿は前関白でおじゃるぞ!って啖呵切ったんぬ
関白になると命が二つになるのか?って言われながら切り殺されたんぬ
15224/10/03(木)12:16:10No.1239041484+
>>貴族の血は青いんぬ〜
>白い肌に浮き出た静脈を指してブルーブラッドと呼んでたんぬな
平民にもあるんぬ〜
15324/10/03(木)12:16:36No.1239041624+
肌が白くて不健康そうな人を選んでめとるんぬ!
15424/10/03(木)12:16:45No.1239041681+
ぬは黄色い血なんぬ
15524/10/03(木)12:17:09No.1239041823+
>>>貴族の血は青いんぬ〜
>>白い肌に浮き出た静脈を指してブルーブラッドと呼んでたんぬな
>平民にもあるんぬ〜
レッドネックなんぬ
15624/10/03(木)12:17:24No.1239041924+
緑の服着てたら死んだんぬ!
15724/10/03(木)12:17:28No.1239041948そうだねx2
>平民にもあるんぬ〜
平民はお貴族様と違って日焼けしてるから目立たないんぬ
15824/10/03(木)12:17:37No.1239042005+
>ぬは黄色い血なんぬ
真っ黒です
15924/10/03(木)12:18:36No.1239042303+
>K2のあのヒ素使ってた塗料はガチで存在してるんぬ?
雄黄
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%84%E9%BB%84
16024/10/03(木)12:20:27No.1239042937+
ちうごく人が大好きな印鑑用の石材に田横石ってのがあるんだけど
あれがクソお高いのって黄色だからってとこもあるのかな…
16124/10/03(木)12:21:47No.1239043336そうだねx2
お貴族様はブルーブラッドなのに首をはねると赤い血なんぬ〜
16224/10/03(木)12:22:21No.1239043519+
>K2のあのヒ素使ってた塗料はガチで存在してるんぬ?
古書でたまに使ってるやつがあってやべぇんぬ
16324/10/03(木)12:25:25No.1239044581+
>肌が白くて不健康そうな人を選んでめとるんぬ!
なんかアゴが伸びてきたんぬ…
16424/10/03(木)12:30:46No.1239046429+
麻原彰晃も紫着てるけど高貴のイメージで着用してたんぬ?
16524/10/03(木)12:35:51No.1239048042そうだねx1
>金縷玉衣といって高貴な人を葬る時は翡翠の板を金糸で繋いだ服を着せる風習があったんぬ
調べたらタイルマンみたいなの出てきた…
16624/10/03(木)12:38:45No.1239048990+
紫の制服が最上貴族の証!だったのが平安の頃には用意がしんどくなって黒が最上って事で…ってなったとは聞いたんぬ
16724/10/03(木)12:41:14No.1239049835+
ためになるスレなんぬ


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