ただいまーさやか……へ、変な寄り道とな？
まさかー神浜通いより早く帰れるようになったのにそんなハハハ

ｽ…ｯ（カバンを僅かに隠すような動き…）

その早く帰れるようになったってとこが落とし穴なのよ！

（しまった…！バレているのか？！）

まぁ変な寄り道じゃ無ければいいのよー…変な寄り道じゃなきゃさ？
>ｽ…ｯ（カバンを僅かに隠すような動き…）
…！（ｷﾞﾗｯと光るさやかアイ！）

前よりも早くうちに帰れるようになった…時間に余裕が出来た！
それ自体はおっけー！しかーしっ！（ﾇｰｯとカバンに伸びるさやアーム！）

ち・・・違いますやましいものじゃありません！

（ますますカバンをかばう「」！端から見れば余計にあやしい）

まさか…またお見せできない感じの奴だったりしますかな？

やましいものじゃないんだったら見せてくれてもいいでしょー（ｼｭﾊﾞｯ！すかっ）
なんで！（ﾊﾞｯ！…ｽｶｯ！）あたしの手から遠ざけるみたいにっ！（ｼｭｯ…ｽｶｯ！）
するのよーっ！（ぴょーんっ！とダイブアタック！）

いやほんとやましい奴じゃないから
俺を信じよう！

アイエエエエエエエ！！！！
お慈悲！お慈悲を！！

（秋の行楽向けのパンフレット）

>いやほんとやましい奴じゃないから
>俺を信じよう！
む、むーーーー……！（ぐぬぬ…）
ま…まぁ？『「」っしーもそろそろ自分の時間を過ごしても良いんじゃないかな』…って
提案したのは他ならないあたしではあるけど〜…

>いやほんとやましい奴じゃないから
>俺を信じよう！
わかったわよー……にひ♪（ｷﾗｰﾝ…！）
すきありーっ！さやかちゃんチェーーック！入りますっ（ﾊﾞｯ！とカバンを取り上げるさやか！）
>（秋の行楽向けのパンフレット）
あ…あれっ！？（ぱちくり！）

もう少しだけ秘密にするつもりだったのに！

ああ…っ！ご、ごめんなさーーい…！！！あたしそんなつもりじゃ…！

えっ…うそ！「」っしー！これって…！（ﾊﾟｧｧｧ）
>もう少しだけ秘密にするつもりだったのに！
あっ！ちがっ…その！違う……あたしそんなつもりじゃ…っ！

ま…まぁあれだ！そこは良しとしよう
ヘタにサプライズにして、変に訝しまれても困るからー！

というわけでバレてしまっては仕方ない
サプライズはないと思えー！バレたからね！

まあそういうわけでお彼岸とは別の方向でちょっと遠出をしてみようという事を考えてたりするんだ
まだちょっと暑いから行かないが！

あたしってほんと…！（くっ……！）
で、でもさ「」っしー…“サプライズのつもりだった”ってことは
デートなんでしょ？あたしはもちろんめちゃめちゃ嬉しいけどさ
もっと「」っしー自身がしたいことを優先してくれても…（おず…）

違うぞさやか…俺はさやかとデートがしたいんだ
こう…水の入らないやつ！出来れば泊まりで！

さやかとのデートが！俺のしたいことだからー！！

まあ大型連休なるものはないから長居はできないが！
それでもいいかなと思ってね？

>あたしってほんと…！（くっ……！）
（刹那、高い所に備え付けられたスピーカーからｻﾞｯとノイズが･･･まるでさやかの気分に呼応したかのように）

さやかとスケベしてえな笑

（拳を握り目の前のJCカノジョにデートを申し込みその必要性を力説する成人男性！）
（今の彼は実際さやかちゃんに飢えている…もはや歳の差なんのそのである）

デートして夜はエッチしないかさやか？

まぁ……当然さやかとスケベもしたいが…（笑）
それはそれとして二人きりのデートもご無沙汰だったからな

開き直ってんじゃ無いわよ〜…ばか…！

そういうわけでしっかりと計画を立てているのでよろしく！

ま、まぁあれよね…デートって言うけどさ〜…（旅行雑誌をめくるさやかである）
問題はどこへ行くのかだよ、これ読んでると『果物食べ放題』とかそういうコースが目立つけども

そんな遠い所にはいかないかな？
一日泊まってってくらいが限度だからね

ややや〜！一泊二日でもぜんぜん嬉しいってば！
（おかめ顔でホクホクなさやかちゃんである）

なるほどー…「」っしー独自のプランで行くって事だね？

まあちょっとしたレジャーめいたこともして体を使わないといけないって思ってもいるからね！
おおっと！結構なヒントを出してしまった！

>問題はどこへ行くのかだよ、これ読んでると『果物食べ放題』とかそういうコースが目立つけども
うむ…今いいなと思ってるのはコレだ（広告記事のひとつを指さす「」）
葡萄狩りとかどうかなって思ってるんだけれども

ぶどう？ほっほーぅ……そう言えば「」っしーって甘いの好きだもんね
でも良いんですかな〜？食べ過ぎちゃうとまたぷにぷにっとなっちゃうかもよー？（つんつんｽﾞﾋﾞｼｽﾞﾋﾞｼ）

食べるだけではいけないのはもちろんわかっている！
なので体を使う系アクティビティに参加してみようかと…これならさやかも楽しめるだろうし

どうだなんか珍しく正統派なレジャーを計画しているぞ！

「」っしー……それ、良いんじゃない？（にっ♡）
いいじゃん、いいじゃんっ♪

確かにそうかも…今まで結構みんなに頼るような感じのとこだったからねぇ？
そういう意味では全く予想がつかないから楽しみだよ！

（うきうきさやかちゃんである…スレ画のニッコリ笑顔をここで今一度ヤァ〜ご覧あれ！）

そりゃーちょっとはアウトドアしたいしな？
それにさやかが楽しめるような事を俺はしたいのだ…

>確かにそうかも…今まで結構みんなに頼るような感じのとこだったからねぇ？
>そういう意味では全く予想がつかないから楽しみだよ！
今までにも体を使う系の行楽は色々やってはみたが
どこか、そもそも運動しないと…という強迫観念に突き動かされていたり
妙なトラブルに巻き込まれてしまってウヤムヤになってしまったりしてきたからな…ううむ

（目を閉じ確かめる成人男性……山を歩けばハイキングコースから滑落して遭難したり）
（時には猛り狂うイノシシに追いかけられたこともあった…）

>（目を閉じ確かめる成人男性……山を歩けばハイキングコースから滑落して遭難したり）
>（時には猛り狂うイノシシに追いかけられたこともあった…）
えらい目に遭った……でも、それらの時もさやかと一緒だったからこそ切り抜けられた！
中にはデートや旅行のはずだったのにとんでもないことになってしまって…なんだかごめんなさやかや

ちょっ！謝らないでよ〜…それは「」っしーのせいじゃないでしょ！
魔女が理由だったりしたこともあったし、みんなそういうのが悪いのよ！うん！

問題ないっての！楽しみ〜♪
ってそうだ！こころさんからもらったやつを使う日が来たって事じゃないの？
トレッキングポール！

ああ！この間貰ったあれな？
丁度いいなこりゃあ…死蔵するよりずっと良い

秋と言えば…山！山と言えば…（雑誌の一ページを見つめる「」）
（そこにはハンググライダーで空を飛ぶモデル・七海やちよの写真が載っている…）

よっ！お二人さん！盛り上がってるようだね
なっはっは！！

その声は…涼子さん？
またこっちに来てたんだね？あのお寺のお使いみたいな感じ？

ま、そんなとこだ！ちょいと差し入れに黒くて丸いモンをだな…ん？（じーっ…）
おいおい、そいつは旅行雑誌だろ……ご両人、まさか行楽地で浮気する気か〜？
霧峰村というモンがありながら！

あの村はあたし達の専属だったのー！？

まあ冗談だ！
ちょっと頼みたい事があってね…もしレジャーに邪魔になるってんなら断ってくれてもいいが

き、霧峰村には冬に行こうかと…！（たじっ…）
雪深いとこらしいし、その方が風情もありそうだって思ってるから！

>き、霧峰村には冬に行こうかと…！（たじっ…）
>雪深いとこらしいし、その方が風情もありそうだって思ってるから！
マジでっ！？「」っしー！（ｸﾙｯ！）
おっとっと…い、今のはあたし！今度はちゃんと忘れるから！
記憶から消去するからね！（👍ｸﾞｯ）

さやか…！絶対に記憶から消さないやつだろそれはー！

>ちょっと頼みたい事があってね…もしレジャーに邪魔になるってんなら断ってくれてもいいが
あたしたちで良かったらもちろん聞くよ涼子さん！水くさいなーもー！
（涼子の背中をﾊﾞｼﾊﾞｼ！さやかは浮かれている！）

その…あたしの身から出さびでもある話だが
二木に詫びを入れに行く事にしたんだ
その立ち合いを引き受けちゃくれないか…？

あたしは絶対に忘れない…冬には「」っしーと霧峰村へ温泉旅行…(ぐっ)

立ち合い…そうか、まだ完全に仲良しというわけにもいかないんだろうな
特にその…人の生き死にがかかったものだからね…

>あたしは絶対に忘れない…冬には「」っしーと霧峰村へ温泉旅行…(ぐっ)
ほらー！いいやつまで使って絶対に忘れないやつにした！
>二木に詫びを入れに行く事にしたんだ
>その立ち合いを引き受けちゃくれないか…？
二木に、お詫びとな……もしかして

本当にだらしねえ限りだと思う…
墓前に立たせちゃ貰えねえかもしれねえがせめて…けじめはつけてえんだ

そうだ…（ふっ…と遠い目をする涼子）
あたしがしでかしたことは、もちろん許されて良いもんじゃないだろうさ…
現に、あたしはまだ二木のカタコンベに墓参りにも行けちゃいない

何やらあっちもちょっと困っていることがあるみたいだから
こっちも話を聞きに行こうかとは思ってたんだ

もちろん！ただとは言わねえ！
これだ…！（小さな包みを手渡してくる…饅頭サイズである）

>本当にだらしねえ限りだと思う…
>墓前に立たせちゃ貰えねえかもしれねえがせめて…けじめはつけてえんだ
そっか……あたしはちょっと、不謹慎かもだけど…どこかで安心したかもしんない
涼子さんっていつも堂々としてて、カラッとした印象が大きかったから
そんな涼子さんでもさ、ひとりじゃ不安だったりすることがあるんだ、って…

ある意味、正しくお悩み相談だな……まぁ悩みと言っても、答えはもう出てるようなものだし
本当の答えはあの子の墓前で得られるのかもしれないが…！

>涼子さんっていつも堂々としてて、カラッとした印象が大きかったから
>そんな涼子さんでもさ、ひとりじゃ不安だったりすることがあるんだ、って…
あたしのことそんな風に思ってたのか、美樹サン……まぁ、その通りだ！（むんっ！と胸を張る）
いつものあたしなら、手前の問題なんざ一人でドーンぶつかって行って
それからのことは後で考える！…ってノリで動いちまうんだろうけどな…

>これだ…！（小さな包みを手渡してくる…饅頭サイズである）
これは…なんだろうお饅頭のようだな？
食べてみても？

だけど今回ばかりはタダぶつかりゃいいってもんじゃあねえ
あたしはどうにもガサツだって釘刺される事もあるからさ…？

それじゃいただきます
（ぱくっ…もぐもぐ…）
この風味…だいだいっこ？！

>もちろん！ただとは言わねえ！
>これだ…！（小さな包みを手渡してくる…饅頭サイズである）
そんな！良いわよお礼なんて…！
実はあたしたちね、近いうちに「」っしーの実家のお墓参りに行くんだよ
あたしが無理行って連れてってもらうんだ…だから、涼子さんだって
さくやさんのお墓に行くのが不安なら、もちろん一緒に行くからね！

>だけど今回ばかりはタダぶつかりゃいいってもんじゃあねえ
>あたしはどうにもガサツだって釘刺される事もあるからさ…？
あはは…あたしも同じですよ〜
前はもっとひどくて、ほむらにイノシシだの美樹おろかだの言われまくってましたから

そいつはな、あんこにだいだいっこの果肉を練り込んだオハギだ
あたしの手製でわりいんだけども……霧峰村でもまだこれを作れるのはあたしだけだ

ヨシ…付き合おう！
それに彼女もまた色々と悩んでいるんだ
こういう事を先に伝えちゃうのはちょっとずるいかもしれないけどね？

これはなかなか……ｳﾏｰｲ…（もっちもっち…）
>あたしの手製でわりいんだけども……霧峰村でもまだこれを作れるのはあたしだけだ
なにっお手製！？しかも秘密のレシピ…！？

まあなんだかんだでじいちゃんとこでオハギ作りはしてたからな！
アンタたちがうまいって言ってくれたならちょっとは自信がついたよ

ぬっ…「」っしーに手作りスイーツですと

願わくばこいつを、さくやの墓前にも供えてやりたいなってさ
まぁアレだ！これはあくまでもあたしのワガママだ！
「」サン達の行楽とは被らねぇようにするから！

>ヨシ…付き合おう！
>それに彼女もまた色々と悩んでいるんだ
>こういう事を先に伝えちゃうのはちょっとずるいかもしれないけどね？
ホントか…！（ﾊﾞｯ！と顔を上げる涼子）
おお、仏さまよ…っ！！

週末…付き合っちゃくれねえか？
あまり先送りにし続けるのも良くないからさ

ほんとか！ありがたい…ありがてぇ！（さやかと成人男性の手を取る涼子！）
>ぬっ…「」っしーに手作りスイーツですと
ど、どうした美樹サン！？（たじっ……）

＜●＞　　＜●＞

ああいやこっちの事！
（オリジナル…やはりオリジナリティがデキル女のポイントなのか〜？）

んんっ？べ、べっつに〜！（ふいっ）

（こういう人が女子力見せると強いって言うし…あたしもなんか「」っしーの好きなもののひとつやふたつ作ってくるくらいしないと…！）

（そうだよ、食欲の秋だからこそ「」っしーの胃袋わしづかみにする大大大チャーンス…！）
（マミさんに弟子入りしたらお菓子作り教えてくれるかなぁ…？）

ま、まあとにかくだ！二人ともよろしく頼む！

ぶつぶつぶつぶつ…！
ぶつぶつぶつぶつ…ぶつぶつ…！
（ぐぬぬ顔のさやかが何やら止めどなく呟いている…耳を澄ませてよくよく聞くと思考が口から漏れている！）

あっちも何やら桜の移転で色々と悩んでいるみたいでね
二木だってまだ解決していない問題もあるんだ・・・

>（ぐぬぬ顔のさやかが何やら止めどなく呟いている…耳を澄ませてよくよく聞くと思考が口から漏れている！）
さやか…！口から考えてることがまぁまぁ漏れてるんだよなぁ…（頷く「」だ）
>（そうだよ、食欲の秋だからこそ「」っしーの胃袋わしづかみにする大大大チャーンス…！）
>（マミさんに弟子入りしたらお菓子作り教えてくれるかなぁ…？）
うむうむ……俺の方もこっそり期待しておくか…！

>あっちも何やら桜の移転で色々と悩んでいるみたいでね
>二木だってまだ解決していない問題もあるんだ・・・
そうかい、別に下心ってわけじゃあないが
アタシがなんかの力になれるならなってやりたいところだね

>あっちも何やら桜の移転で色々と悩んでいるみたいでね
>二木だってまだ解決していない問題もあるんだ・・・
なんだか霧峰村ばっかり、概ね順調にコトが進んじまってて申し訳なく思えて来ちまうよ
旭から聞いた話じゃ湯国市もさ、まだ片付いてねぇ話がどっさりあるらしい

「」サン達はいつの間にか普通に話せるようになってるみたいだったからついたよっちまったんだ…

…これはあたしの感想だけどさ
今になったからこそきっと涼子さんの心もわかってくれると思う…

湯国市……そう言えば、涼子さんや
『手が四本あって、なにやら様子がおかしな魔法少女が現れた』
…みたいな話を、旭ちゃんから何か聞いてやしないか…？

>湯国市……そう言えば、涼子さんや
>『手が四本あって、なにやら様子がおかしな魔法少女が現れた』
>…みたいな話を、旭ちゃんから何か聞いてやしないか…？
手が四本だぁ？　阿修羅様じゃあるまいし…って（はっとする涼子）
そういや、そういうやつが居て…宝崎でひと暴れしてたって話があったな…

>湯国市……そう言えば、涼子さんや
>『手が四本あって、なにやら様子がおかしな魔法少女が現れた』
>…みたいな話を、旭ちゃんから何か聞いてやしないか…？
そういう話は聞いていないねぇ？
そんな厄憑きの話ならあっという間に「」サン達にも伝わる筈さ

>手が四本だぁ？　阿修羅様じゃあるまいし…って（はっとする涼子）
>そういや、そういうやつが居て…宝崎でひと暴れしてたって話があったな…
その当事者だからな…こちらは
とほほ

>そういや、そういうやつが居て…宝崎でひと暴れしてたって話があったな…
それはどうにか片付いたんだ…だけど、今俺が話に出した魔法少女が
『次は湯国市にでも行こうか』…みたいなことを言っていたから、今さらながら気になってしまって