ウマ娘フランコクロスティの趣味に、umgである。 いろんな掲示板で顔を出したりして、純粋に楽しんでいる。 「ふたばソーセージは、トレセン学園だと食ってるやつ多いぞ」 ≪まじか≫ ≪お嬢様ばっかりなのに≫ ≪いやアメリカから留学してる子もいるし≫ 「とあるウマ娘は直営の特別なお店でタンポポ入りのソーセージを独占して要注意客になってる」 ≪残当≫ ≪そりゃそうだ≫ 内容としては、トレセン学園のあれこれでちょっと話すくらいである。 さて、レースに出た日、特に勝った日は。 「お、あたいの一着速報が立ってる」 自分の一着速報を見ている、そして書き込む。 これが案外ばれない、ネットは匿名だからだ。 「これからふたばソーセージによるささやかなパーティーだ」 ≪苦学生だ≫ ≪学生のお小遣いじゃそんなもんだよな≫ 「まぁふたばソーセージ関係者から格安でもらえるんだけどね」 ≪同情を返せ≫ ≪学生ならうれしいかもしれないが大人だと困るだろうなふたばソーセージ≫ そんな書き込みをしていた時だった、ドアが叩かれたのは。 「なんだ?」 ドアにある顔確認用の穴を見たら、ふたばソーセージを抱えたリスペクターとフタバクエストが立っていた。 「…何の用で?」 「ふたばソーセージのお届けに上がりました」 「…急だな」 「あと一緒に食べましょう?」 「まぁ、うん、上がってくれ」 謎の圧を感じ、フランコクロスティは二人を迎え入れた。 そして超ふたばソーセージパーティーが、開催されるのであった。