テッド・チャンの新作は結構な人間讃歌で感動してしまったぜ

世相を反映するSFは壮大なの少ない気がする

>テッド・チャンの新作は結構な人間讃歌で感動してしまったぜ
人間讃歌ってべつに時代遅れってわけでもないんじゃないか？
宇宙とか壮大なのにするほど人間がちっぽけに感じるからフィクションでは讃歌する

どんな新しいアイデアが出てるんだろうか

大進化どうぶつデスゲームとか横浜駅SFとか奇想SFはイマドキを感じる

ディテールが細かくなるレベルだとは思う…多分

>大進化どうぶつデスゲーム
知らんタイトル
ググったら早川なのに公式のあらすじが
>渾身の青春ハード百合SF群像劇
ええんかそれで

新しく増えたネタもあるだろうけど
過去で定説的に扱ってたやつを否定するようなネタもあるんだろうな
何かしら補強するようなブレイクスルー要素がない限りうっかり使うと「コイツ科学知識アップデート出来てねえな……」って言われるような

ニンジャがカラテする

テーマとしては昔からあったけど近年再注目されて呼ばれるようになったのがClimate fiction(cli-fi,気候フィクション)ってやつ
https://magazine.msz.co.jp/new/09056/
>《オックスフォード大学出版局がオンラインで公開している百科事典「Oxford Research Encyclopedias」の「英語圏における気候フィクション」という項目によれば、2000年代以降、「気候フィクション」という語が特定の文学作品群を指すようになった。その特徴は「気候の急激な変動が人類の生活や知覚に与える影響を想像する、地球の過去、現在、近未来を舞台にしたフィクション」というもので、実例として挙げられているのはマーガレット・アトウッドの「マッドアダム三部作」（『オリクスとクレイク』、『洪水の年』、MaddAddam）、デイヴィッド・ミッチェル『ボーン・クロックス』、パオロ・バチガルピ『ねじまき少女』、イアン・マキューアン『ソーラー』といった小説である。

最近の…というほどでもないけどこの間読んだ小川一水の短編ではAIの人権の話ししてた
あとナチュラルに百合だった

割と自由奔放なジェンダーを描く作品は増えた気がする
人間の価値観の変容を描くという点ではSFと親和性高いし

南方熊楠はSF

気候フィクションだと華竜の宮がよかったな
地表のほぼすべての大地が水没して人間側を改造するの

最近読んだクソデカアメフトSFが英語だけど面白かったのでお勧めしたい
イマドキを感じたのは内容というより連載方法とか演出だけど
https://www.sbnation.com/a/17776-football

テッド・チャンの短編集はアイデアはめちゃ面白いのにオチそれでいいの！？
ってなる話が多くてどう評価していいかわからなかった

異常気象の切迫性も増して改めて取り上げられる感じかな

地震SFが日本から出てきても良い

>地震SFが日本から出てきても良い
日本沈没って地震だっけあれ

息吹の文庫版買ったけどハードカバー版と訳ちょっと変わってる？
ﾋﾘのyou be good, i love youの下りとか

国産SFを最近酉島伝法しか読んでないことに気づいた

>地震SFが日本から出てきても良い
始祖とも言える日本沈没もそうだけどどうしてもポリティカルフィクションになりがちなのがね

>ググったら早川なのに公式のあらすじが
>>渾身の青春ハード百合SF群像劇
>ええんかそれで
早川は数年前から百合を推しているんだ
https://www.hayakawabooks.com/n/n490258e32519

>早川は数年前から百合を推しているんだ
>https://www.hayakawabooks.com/n/n490258e32519
なんで…？

>https://www.sbnation.com/a/17776-football
面白そうだな

世にも奇妙な物語から柴田勝家に興味持ってちょくちょく読んでるけどテーマが実に今どきって感じがする

SFマガジンで百合特集した時反応良かったっぽいからだろうか…？

>面白そうだな
実際面白かったのでオススメですよ

>最近の…というほどでもないけどこの間読んだ小川一水の短編ではAIの人権の話ししてた
AIの人権というとイーガンが昔からよく題材にしてたな
当時は界隈でも半分何言ってんの扱いだったけど　chatGPTとか出始めた今は…もっと何言ってんの状態になってしまったのかもしれん

数年前どころかもう10年ぐらいたってない？

なろう系と思わせておいてのハードSFが好きですよ私は

最近の作品になるとブラックホールが出る時の形が最新のNASAの映像のものになってたりする

>地震SFが日本から出てきても良い
復活の地は震災SFでいいのか

SFだけだとコアなファン以外が「難しくてわかんない！」って言って読んでくれなかった
百合を混ぜたらそういう人が読んでくれるようになった
と言われてるけど一部の作者の性癖が強いと思う

SFにおけるAIっていうと「めちゃ論理的だけど人の心がない」みたいなのが定番だったけど
まさかその真逆の「めちゃ人っぽいけど論理性はない」になるとは誰も予想できなかったと思う

お国柄みたいなの出るよねSF
その国の世情や世界観が反映されるというか

全世界で神様の介護やらされる短編は今どきっぽいと感じた

いわゆる強いAI弱いAIでいうと今でも弱いAIでしかないからなぁ

人間性と思われてた部分の方がある意味容易にエミュレートできるという

ガス惑星を舞台に宇宙漁船で少女2人が漁をする百合SF
https://www.hayakawa-online.co.jp/smartphone/detail.html?id=000000014480

論理性こそ意志が司る部分だったってのはまあ面白いよね

SFじゃないけどAIの発達で真っ先に人間の考える力が奪われそうなのがちょっとしたディストピアを予感させてワクワクする

AIが目覚めて本当の人格になる
的なやつを今のAIでやろうとしたらどういう話になるんだろうな

BEATLESSももう十年前だからなぁ
いまやったらまた違う形の人工知能の話になりそうである

すんげえ理性的な異文明人みたいなのへのこんなんいるわけねーだろって諦めが年々強くなってるのを感じる

宇宙大元帥のパルプSFよもやま話本は当時は楽しく読んだ記憶がある

>すんげえ理性的な異文明人みたいなのへのこんなんいるわけねーだろって諦めが年々強くなってるのを感じる
星新一のSSとかでよくあった「宇宙的に未開人の癖に地球の霊長を気取る愚かな人類」ってテンプレ（ついでに環境破壊とかの批判もする）がだいぶ古臭くなったのもあると思う

論理的と人の脳が認識するパターンを真似たり等で
人と同じ程度の論理性を身に着けたAIは人格なのか

ロボットに意思や創造性は存在しないというセリフや描写がかなり古臭く見えるようになってしまった

行為存在>論理的と人の脳が認識するパターンを真似たり等で
>人と同じ程度の論理性を身に着けたAIは人格なのか
そこ突き詰めると科学より哲学になるからね
考える葦というか

>割と自由奔放なジェンダーを描く作品は増えた気がする
>人間の価値観の変容を描くという点ではSFと親和性高いし
無性系主人公が人気出やすくなった気がする

SFと哲学は相性いいからな…！
哲学的問題を実在非実在の科学技術で具体化できるというか

イギリスあたりのSFは哲学方向に行き過ぎててよく読んでてマジでわかんない……

古典から今までSFにはとりあえずニンジャが出てきがちなのなんなんだろうな

botみたいな言動に終始する人間は果たして人間か？
ってネットでその手の荒らしを見かけるたびに考えちゃう

>古典から今までSFにはとりあえずニンジャが出てきがちなのなんなんだろうな
ニンジャはサイエンスとフィクションを巧みに駆使して暗躍してきた実在する存在だから

出たばかりだけど一億年のテレスコープは本当に面白かったよ
読後感が良いし読み直すと色々仕込みに気づける

ニンジャはチベットの僧院に伝わる謎の毒とか易経みたいなオリエンタル便利アイテム

>SFにおけるAIっていうと「めちゃ論理的だけど人の心がない」みたいなのが定番だったけど
>まさかその真逆の「めちゃ人っぽいけど論理性はない」になるとは誰も予想できなかったと思う
小川一水が10年以上前にそういうAIの短編書いてたよ
手元に本が無くてタイトル思い出せないんだけど猫型ロボットが出てくるヤツ

西洋が内省すると非西洋・非理性・非物質主義がクローズアップされる
つまりニンジャ

>早川は数年前から百合を推しているんだ
>https://www.hayakawabooks.com/n/n490258e32519
俺が知る限り今一番百合を推してる二大小説レーベル
ハヤカワ文庫JAと二次元ドリーム文庫

>西洋が内省すると非西洋・非理性・非物質主義がクローズアップされる
>つまりニンジャ
サプライズ忍者フィクション...つまりSFだな！

大進化どうぶつデスゲームは読むの辛かった

中華SFも先祖返りした感じで中々面白いんだがやっぱ小難しい最先端SFって言われるとイーガンのイメージ

>中華SFも先祖返りした感じで中々面白いんだがやっぱ小難しい最先端SFって言われるとイーガンのイメージ
ディアスポラの冒頭のAIを生み出すシーンゾクゾクしたよね

イーガンもそろそろ30年選手だからなあ…

>ニンジャはチベットの僧院に伝わる謎の毒とか易経みたいなオリエンタル便利アイテム
ミステリの中国人
SFのニンジャ

ロシアの侵略で一時期ソローキンに注目が集まったのはちょっと面白かった
まあSFというか中身は超絶エログロなんだが…

三体面白い？
分厚い上に上中下で悩んでるんだけど

>その国の世情や世界観が反映されるというか
ゲームとかのも含めて中国人ディストピアと社会構造終わってる世界好き過ぎない？

>ロボットに意思や創造性は存在しないというセリフや描写がかなり古臭く見えるようになってしまった
というか古典も古典の手塚治虫作品のロボットが
ロボットというよりはそういう機械生命体みたいな存在じゃったろうが

>三体面白い？
>分厚い上に上中下で悩んでるんだけど
一部はそこそこ
二部は評価が高い
三部はちょっとムラがあるかな

中華SFは中国のデカさというかダイナミズムを感じる

二部はラオジーのキャラが良いよね

昔の用語辞典とか見てると超能力はSF判定だが今だとどういうポジションなのかね

SFマインドがあれば超能力でもSF

なんかごちゃごちゃしてるけど要するに昔の勇者ロボットだなこれ…みたいな中華SFに当たった

中華SFいいよね…

生成型AIで割と簡単にチューリングテスト突破するやつ作れるんじゃないかと思えてきた

SFだと思ったら認知症介護の話も並行して始まってめっちゃ辛いやつは面白かった

中国人の名前が覚えられない…
後名前から男性か女性かわからない…

>新しく増えたネタもあるだろうけど
>過去で定説的に扱ってたやつを否定するようなネタもあるんだろうな
ナノマシンとかは乱雑濫用すると馬鹿にされると思う

>中国人の名前が覚えられない…
>後名前から男性か女性かわからない…
英語名･名字がほしい
ロバート･リーみたいな

>>大進化どうぶつデスゲーム
>知らんタイトル
>ググったら早川なのに公式のあらすじが
>>渾身の青春ハード百合SF群像劇
>ええんかそれで
原々さんだから仕方がない
最後にして最初のアイドルも面白かったよ

ずっと百合推ししてるよねハヤカワ
国内SF作家で百合好き多いからか

ワートリは今時のsfに入りますか？

>ガス惑星を舞台に宇宙漁船で少女2人が漁をする百合SF
>https://www.hayakawa-online.co.jp/smartphone/detail.html?id=000000014480
こいつらレズデース

最後にして最初のアイドルは面白かった
これは百合なのか？とは思ったけど

ラノベとSF兼ねてる人も多いしなー
瀬尾つかさのウェイプスウィードとか読みやすくって真っ当なボーイミーツガールだからハヤカワ取っつき始めでもおすすめよ
いや男の方がボーイいうには歳いってるけど

>すんげえ理性的な異文明人みたいなのへのこんなんいるわけねーだろって諦めが年々強くなってるのを感じる
だいたいそういうの扱うのファーストコンタクトものになりがちだからネタバレ配慮のために具体的な反例を挙げるのを躊躇う

>ワートリは今時のsfに入りますか？
11年前を今時と見るかどうかは君次第だ

>最後にして最初のアイドルは面白かった
>これは百合なのか？とは思ったけど
奇想天外さに全力で右フック喰らうけど確かにSFではあるなぁとは思った
百合かどうかは判断保留した

人間性というかメンタルが地球人と同じじゃつまんないし…

>人間性というかメンタルが地球人と同じじゃつまんないし…
地球由来の生物だってメンタル人間と類似とは限らないしなぁ

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新しく新版出すので主人公を男子高校生から女子高生に変えて文章直して出版したら元より部数伸びたぜ

もっと宇宙に出ろ人類
地球ピンチになってから慌ててんじゃねえ

アルテミスとか面白かったよ
宇宙産まれ宇宙育ちの無重力ネイティブに地球人が無重力格闘で勝てるわけねえだろ！という理屈は確かに…と思った
えっ7年前の作品…？

近場の結構でかめの本屋のハヤカワの棚で少女庭国を一年以上推してる店員がいてどんな人かは知らないが信頼できる

あんま百合推しなのは好きじゃないんだよな
読んでてあっこれ百合だ！ってなるのはいいんだけど

>ずっと百合推ししてるよねハヤカワ
そういうのしか売れないから

なんとなく小説の話になるけど漫画も良いよね

>あんま百合推しなのは好きじゃないんだよな
>読んでてあっこれ百合だ！ってなるのはいいんだけど
SF以上に百合は宗派あるからな……

>星新一のSSとかでよくあった「宇宙的に未開人の癖に地球の霊長を気取る愚かな人類」ってテンプレ（ついでに環境破壊とかの批判もする）がだいぶ古臭くなったのもあると思う
>ロボットに意思や創造性は存在しないというセリフや描写がかなり古臭く見えるようになってしまった
こんなレスしてる「」が古臭すぎ

>なんとなく小説の話になるけど漫画も良いよね
こう言うと身も蓋もないけど日本に関しては今は売り上げも内容も漫画のが上なんだよな

同じダンジョン物なのにストーカー1冊も買わないでダンジョンの中のひと5冊を買った夏だったので
正直なところハヤカワがどの層を相手に商売をしても文句を言えない

SF漫画のAIの遺電子をよろしくお願いします
なんか月刊移ってから方向性変わるけど

>こう言うと身も蓋もないけど日本に関しては今は売り上げも内容も漫画のが上なんだよな
内容の上下はまあ素人にはわからんけど
今は小説のほうがオタク趣味になってるよね

むしろ百合推しで百合好きに売れるんだ

BLものは売れてないね昔はBLSF漫画いっぱいあったけど