どうしたさやかーーー！うわっ！全身ずぶ濡れ！

まぁあの十七夜さんのアイサツのあとみんなに囲まれたのは参ったが…んん！？
>「」っしー！あけてーー！！！
>雨でずぶ濡れに・・・げほげほ！
さやか！なんてことだ早くおはいり！（ｶﾞﾗｯ！！）

（丁度台風がひどいときである）

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ…ｻﾞｻﾞｧｧ…（外は大雨である！）

よりによって！こんなとき誰も外出歩かないっつーの！
どうしてこうタイミング悪いのかしらね！！

ほらタオルだ！
ううーん…今日から明日にかけてが一番きついみたいだからな…
一休みしたら風雨の合間を縫って帰るんだよ？

ったく〜…！（スカートを絞るさやかである）

しかも風も強くて大変だったわよ〜
あっ！タオルｻﾝｷｭ

ﾌﾞｵｵｵｵ…ｶﾞﾀﾝｶﾞﾀﾝ!ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯ!!!

ｳｳｯ…晴れてくれないと海が困るのだー…

>ｳｳｯ…晴れてくれないと海が困るのだー…
ああ…宿取ってくれたんだったな？
どうしたものかね…

そうか…ちょっとタイミング悪かったかなあ海は…

>一休みしたら風雨の合間を縫って帰るんだよ？
うん、ありがとー「」っしー（ﾌｷﾌｷ…ﾊﾞｻｯ！そして濡れ髪を手で梳る…）
>ﾌﾞｵｵｵｵ…ｶﾞﾀﾝｶﾞﾀﾝ!ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯ!!!
うひゃぁ！？（ﾋﾞｸｯ！）……帰れるかなーこれ…

でもほら！台風過ぎたら晴れるって天気予報にあるし！きっと大丈夫よ！

全く大変よねさーやん(ワイシャツを羽織っている海香)
こんな日にこそこの人のところに魔女が優先して現れたがるのも本当に困ってよね…

>全く大変よねさーやん(ワイシャツを羽織っている海香)
>こんな日にこそこの人のところに魔女が優先して現れたがるのも本当に困ってよね…
うーみん！？うーみんなんで！？

ぽーん（回覧がPCに届く）
『台風圏の苗木保護者へ　保護を頼みます』

ﾅﾝﾃﾞ!?
俺も知らないうちにいるし！！！

ねむから象徴の魔女戦の後処理について報告をもらってね…それを持ってきたのよ(ﾋﾟﾗｯ)
ついでに警備も兼ねてね…あ、お風呂は借りたからすぐ入れてよさーやん

あからさまに「」っしーんちの保安体制に問題があるのだ！

なんならメールでも構わなかったのに…この酷い天気の中に
おや？なんか回覧が来てる

い…いつの間に〜！？（ぐぬぅ）
杏子といいあんたといい、うちで勝手知ったる子たちばっかりなんだからも〜！

知らないうちに忍び込まないでくだち！！！！

まあせめて一言声くらいをかけて欲しいとこはある…

>ぽーん（回覧がPCに届く）
>『台風圏の苗木保護者へ　保護を頼みます』
苗木か…（庭の隅を見る「」…の表情が真剣な物に変わる）
…こりゃちょっと気合入れないとヤバいかもしれないな？

おほほ、ごめんあそばせ？（くねっ♥）
このワイシャツ、着てきた制服ので濡れてしまってるの
着替え部屋のストック、一着もらうわね

ｶﾞｻｶﾞｻｶﾞｻ……ﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻ（苗木が風圧で揺れてしなっている）

(「」のゲーミング椅子に腰掛けるワイシャツ一枚姿の海香先生！)
(その体格はあからさまに細く、肩周りがだぼだぼなのだ)

>苗木か…（庭の隅を見る「」…の表情が真剣な物に変わる）
>…こりゃちょっと気合入れないとヤバいかもしれないな？
って？（ぱちくり）……もう、ワイシャツ姿の女子より苗木が心配？
ちょっと妬けてよ……えっ？そんなに？

あっ！ウチの苗木小さいからまずいぞ！！

ﾐｼﾐｼﾐｼ

苗木の様子を見に行ってくる！

まあ、こういうときの共用着替えストックだよねえ？
「」っしーんちのタンスに女物のTシャツやら下着やらがストックしてあるのも変な感じだけど〜

ﾌﾞｵｵｵｵｵ…ｺﾞｵｵｵｵ…ｻﾞｰｻﾞｰｻﾞｰ

あの苗木は、今こそ自動浄化システムが長期メンチ中みたいな状態とは言え
特別なものであることに変わりないんだ…ダメになんてできないぞ！
（レインコートを軍手をＥし長靴を履く「」…そして庭へと出撃する！）

さやか！苗木がちょっとやばいんだ！！！
手伝ってくれ！

「」っしー！？あぁ〜…（タオルを手にわたつくさやか）
…あたしも同行するっ！どうせびしょ濡れなんだしおっけーってことで！

ちょっと…さーやん、なんだかイヤな予感がしてよ！(くるっ)
なんで私がわざわざ来たか？と言ったわね…ワルプルギスの夜は何を伴って現れたかしら？
あの時に比べたらこのくらいなんでしょうけど、生ける魔女誘引トラップの「」を1人にしておいたらどうなるか…

｜もうだめかもー…｜（ちっこい桜の精が掴まっている）

（えんがわで声を上げる海香！ワイシャツが風でめくれて見えそうだ！）

（風にあおられながら樹につかまっているミニ桜子）

>｜もうだめかもー…｜（ちっこい桜の精が掴まっている）
ああー！！なんかやばい！
あの子飛ばされたらどうなるんだこれ！？

まずいじゃないのさーーー！！桜子待ってて！今助けに行くから！

>｜もうだめかもー…｜（ちっこい桜の精が掴まっている）
アイエッ！？し…しっかりしろ！（ロープを手にする「」）
木の幹を補強して雨風から守護る布を巻く！

ﾌﾞｵｯ!
|あっ…！|

（さーやんは「」を追いかけて飛び出してしまった…）
（…ここは警戒を厳とせねば、ね）

（しめやかに手の内にマジカルブックを顕し、探知魔法を発動…）

台風の空に舞う小さな桜子！

ｶﾞｼｨ!

｜あーー……｜（ﾋｭｰｰｰﾝ…）

>ﾌﾞｵｯ!
>|あっ…！|
桜子っ！！！？（そのまま外に飛び出すさやか！）

「」っしーは樹の方を頼んだ！あたしは桜子を助けに行くから！

ふっ…ふぅーっ…フゥーッ…！
あっ…危なかった…！！！（成人男性の手に収まっているミニ桜子）

>あっ…危なかった…！！！（成人男性の手に収まっているミニ桜子）
｜「」……あり、が…｜
｜あっ……あっ…！｜（軍手が脱げる！再び風に舞う桜子！）

あ…ああーーーー！！

あーーーーーっ！！桜子ちゃん！！！！（手を伸ばす「」！しかし…今度は届かない…！）
しまった…！！
>「」っしーは樹の方を頼んだ！あたしは桜子を助けに行くから！
さ……さやか！頼んだぞ！！

家に入れてやれてなくてすまない…！
昨日のうちに避難させておくべきだった

どっちでもいいから早くマミさんに連絡を！
えーっと…まどかでもほむらでもいいから近ければ！

もう…世話の焼けるカップルね！(ﾊﾞｯ…とまだ濡れていないワイシャツを放り投げ変身)
さーやん、「」！これを使いなさい…レガーレ！(青いリボンを放つ)

樹も守らねばならん！樹は任せておけ！

えっ…えっ！？（家を出るさやかを目で追う海香）
ちょっとさーやん！？「」を一人にするべきでない、と今！私話したばかりよね？！
…行ってしまった…！

ｼｭﾙﾙﾙｯ!

俺は家から出ていかん！それに先生居るから何とかなるだろう！
あと他の子にも連絡お願いできるか

駄目、届かない…！

>さーやん、「」！これを使いなさい…レガーレ！(青いリボンを放つ)
うーみん！これは…マミさんの魔法！
コピーしといてくれたんだね？
>ｼｭﾙﾙﾙｯ!
ありがとっ！受け取った！

ｸﾜﾄﾛｳﾞｧｷﾞｰﾅ！？

｜ぁーーーー…｜（ﾋｭｰﾝ…ときりもみ回転しつつ飛んでいく手のひらサイズの桜の化身）

>俺は家から出ていかん！それに先生居るから何とかなるだろう！
>あと他の子にも連絡お願いできるか
りょ、了解よ「」！
あなたも戻って、風雨と闇夜に紛れて何がやってくるか分からないわ！

（意識を集中させる海香）
ここから近い魔力は…マ連の子のものだといいけれど…！？

（夜の台風の中を駆けるさやかちゃん！）
（容赦なく飛ばされていく桜子！）

ウワーッ！引っ張り戻しながら言われるとアレだー！(ｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙ)

｜こんな…飛ばされるなんて…！力が出ない…｜

うひゃああ〜！！！（風雨の道をバタバタ走るモップ髪ガールだ！）
ワルプルギスほどじゃないにせよ、これじゃ前が見えません！
ぐーたら生活続きの印象を良くしようと、咲笑さんのおつかいなんて請け負うんじゃなかったでした〜…！

（エコバッグを片手に走るレインコート姿のまばゆとさやかが地上と空中ですれ違う…）

うおおおおお！！！！よっ！はっ！（電柱を跳び渡り桜子に迫る…が！魔獣が立ち上がる！）

って……んん？（｜△｜）
>（容赦なく飛ばされていく桜子！）
あれは……使い魔？じゃない！確か神浜ユニオンさんとこの…！
>（夜の台風の中を駆けるさやかちゃん！）
美樹さん！？一体何が起きてるんですかーー！？

…って、おやここは…確か「」さんちでしたよね？
いつの間にこんなとこまで…でもレシピ本が濡れるよりは実際マシなはず
どーもー！ごめんくださーい！！！(ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ)

（ｷｭﾋﾟﾘｨﾝ!）感じたわ！
PMHQのものじゃない、でも確か、この間の戦いでなぎさと一緒にいた…

ぬーん…（ｽﾞｵｵｵ…と伸び上がる魔獣！白い坊主頭に目元のモザイク！）
ｶｯ！！！！！（目から怪光線！！！）

アンタに構ってる暇は…ないのよっ！（頭に飛び移り剣を突き刺し…引き抜く！）

>ぬーん…（ｽﾞｵｵｵ…と伸び上がる魔獣！白い坊主頭に目元のモザイク！）
ああっ！こんな時に！こんな時ばっかり！（電柱の上にて剣を構えるさやか！）
>ｶｯ！！！！！（目から怪光線！！！）
とうっ！！（ジャンプで躱す！そのまま相手の頭頂部へと飛び上がり…）

『だれか！まどかでもほむらでもいいから！桜子が飛ばされちゃってるのよ！助けて！』

>アンタに構ってる暇は…ないのよっ！（頭に飛び移り剣を突き刺し…引き抜く！）
ｷﾞｬｱｱｱｱｱ…（ﾎﾞｼｭｳｩｩ……とかき消えていく…そして）

バラバラバラバラ…（小さな黒い◆が散らばる、グリーフキューブだ）

>『だれか！まどかでもほむらでもいいから！桜子が飛ばされちゃってるのよ！助けて！』
！（はっとするまどか…窓の外を眺める）

ブラックゲッターめいてマントを羽織りながら回転！吶喊！
魔獣のビームを弾き飛ばしながら一閃で魔獣を斬り捨てる！タツジン！

>どーもー！ごめんくださーい！！！(ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ)
この声！？織莉子ちゃんか！？…いや、それにしてはなんか違うような…？
今、ちょっと手が離せないんだ！庭に来てくれーっ！！

>PMHQのものじゃない、でも確か、この間の戦いでなぎさと一緒にいた…
なに？ヘルカちゃんはもうお帰りなのだからつまり…まばゆちゃんか？
ほらあのスカートがあすなろっぽい感じの！

「」！織莉子じゃなくてあの子よ、確か見滝原の新しい子…！

庭？そういえばお庭の方から「」さんの声がしますね？
なにやら切羽詰まっているご様子ですし…（ひょこっと庭を覗くまばゆだ）

>！（はっとするまどか…窓の外を眺める）
電柱を跳び渡る白い影！何かを追っているようだ

ひぃ…ひぃ…！
ふぅ…ふぅ…！（レインコート姿の成人男性が苗木の幹をロープと布とで補強しているのが見える）

>電柱を跳び渡る白い影！何かを追っているようだ
あれは…さやかちゃん？
>『だれか！まどかでもほむらでもいいから！桜子が飛ばされちゃってるのよ！助けて！』
ええっ！？☆

>ひぃ…ひぃ…！
>ふぅ…ふぅ…！（レインコート姿の成人男性が苗木の幹をロープと布とで補強しているのが見える）
ひえええこういう絵面彼岸島で見たことありますぅぅ！！！？！？

「」さん！？何してるんですか！？
新手の緊縛プレイ…では無さそうですが…

>ひぃ…ひぃ…！
>ふぅ…ふぅ…！（レインコート姿の成人男性が苗木の幹をロープと布とで補強しているのが見える）
ぬぬぬぬ…！(さらにそれを青いリボンでえんがわから引っ張っている海香)
「」、間違っても飛ばされたりしないでよね？今後はあなたのシャツ使っちゃってよ…むむむむ！

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｫ…！！（雷に照らされるレインコート成人男性）
………ﾋﾟｼｬｰｰﾝ！（逆光も相まってまばゆには怪人物に見える！ｺﾜｲ！）

見ての通り樹が飛ばされないようにしているんだ！
そして中の子は飛ばされてしまってさやかが今追っかけているのだ！

>>！（はっとするまどか…窓の外を眺める）
>電柱を跳び渡る白い影！何かを追っているようだ
『さやかちゃん、さやかちゃんだよね？』
『どうしたの、何を追いかけてるの！？☆』

主人公出動だよ…☆
また一年延びたけど私はくじけない！！

まばゆちゃん！すまない！今ちょっとこんな状態だ！
この苗木を絶対に守らないといけないんだ…！

>『どうしたの、何を追いかけてるの！？☆』
『桜子が風に飛ばされたの！このままだと…あっちは川の方向だよ！』

>見ての通り樹が飛ばされないようにしているんだ！
は…はい！それは理解しましたが！
>そして中の子は飛ばされてしまってさやかが今追っかけているのだ！
中の子！？それって飛ばされちゃうようなものなんですか！？

！（立ち上がるまどか！ベッドの上に登り、窓の向こうを決断的に見据える…！）

（えんがわに荷物を押し込むと成人男性に駆け寄るまばゆ）

＜まどか…あんた何処に行くつもりだい

川の方…そんな！
こんな天気の時に、川になんて近寄るだけでも危ないのに…！

>＜まどか…あんた何処に行くつもりだい
！？☆

>＜まどか…あんた何処に行くつもりだい
っ…ま、ママ…？

（鹿目家の廊下に仁王立ちしている詢子さん！コワイ！）

ママ…いいやつまで使ってる…！どうしても行かなくちゃいけないの…

あのね…ママ、わたしね
ちょっと川の様子を見に…！☆（ぐっ！）

>ちょっと川の様子を見に…！☆（ぐっ！）
ﾊﾟｼｰﾝ!

ソウルジェムをその手に顕し、今まさに変身しようとするその瞬間であった！
おお、何たるバッドタイミング！ももこも苦笑いする！

あと少しで手が届くっ…！！うわああ？！（一段と強い風がさやかを煽る！）

>中の子！？それって飛ばされちゃうようなものなんですか！？
わからん！だが飛ばされてしまった！
前はあんな感じに具現化しては来なかったが、これもこの苗木がすくすく育ってきてる証なんだとすれば
ますますここでこの桜を枯らしてしまうことはできない！

友達が飛ばされているの…私、行かなくちゃ

わ、わかりました〜！（だばだば）

ダメに決まってるだろ！まどか！
幸い、いつぞやと違って避難警報も出ちゃいない…家の中で大人しくしときな？

こうなったら…ママ、あーんってして！
えーい！(ペレネル製おくすりをﾎﾟｲｯ)

>こうなったら…ママ、あーんってして！
>えーい！(ペレネル製おくすりをﾎﾟｲｯ)
回避

>友達が飛ばされているの…私、行かなくちゃ
友達……？（詢子の表情が変わる）

（まどかは、こういう時にくだらない嘘をつくような娘じゃない…それは私が一番よく知ってる…）

…あんたにできることがあるのかい？それに

不意打ちが通じる程鈍っちゃいないよ…あんた…
どうしても行くってのかい

まどか！（ｶﾞｼｯと手を掴む詢子！）
見ての通りだ、外は危ないんだ…無謀こいて飛び出してって
そのままくたばったやつのニュースはあんたも腐るほど見てきただろ？
そうだ、さながら私の昔のチームに居た奴みたいにな…みんな風になっちまった…（ふっ…）

>あと少しで手が届くっ…！！うわああ？！（一段と強い風がさやかを煽る！）
ま・け・る・かぁ〜！！！（マミリボンを鉄柱に巻き付け…スイング！）

>不意打ちが通じる程鈍っちゃいないよ…あんた…
>どうしても行くってのかい
うん、ママ…わたし行くよ
あの子を助けたいから…！
>そうだ、さながら私の昔のチームに居た奴みたいにな…みんな風になっちまった…（ふっ…）
ママ？それって……写真に写ってた特攻服の…？

>見ての通りだ、外は危ないんだ…無謀こいて飛び出してって
>そのままくたばったやつのニュースはあんたも腐るほど見てきただろ？
>そうだ、さながら私の昔のチームに居た奴みたいにな…みんな風になっちまった…（ふっ…）
(昔のチームって一体･･･★)

ただ考えなしに行くってんじゃ許さないよ、まどか
（詢子は何かに気づこうとしている）
なんだい？あんた、その自信ありげな様子は…？

…さやかちゃんが呼んでるから
なら大丈夫だって思えるよね？(ﾎﾟﾝｯ)

（じっ…！）

>ママ？それって……写真に写ってた特攻服の…？
そうさ、一人はチキンレースでイキッた挙げ句にしくじって…
もうひとりは断髪してチームを抜けたが、実家の仕事の手伝いで屋根から落ちた
ちょうどこんな嵐の日だった…（くっ…）
…まどか、なのにあんたはその体ひとつで飛び出して行くって言うんだな？

ならこいつを着ていきな！（ﾊﾞｯ）

（い…今始めて聞くよ！ママのヤンチャしてた頃の話…！）

>ならこいつを着ていきな！（ﾊﾞｯ）
わぷっ！？（ﾊﾞｻｯ）
…ママ！これって！

後悔する前にダチの元へ行きな…そして帰ってきな！
お説教はそれからだ！

（白い特攻服…ではない！レインコートだ！）
（しかしそれには「見滝原連合総代」「四露死苦」「大和魂」「おマミ」と言った警句がゴールデン・オスモウ・フォントにて刺繍されている！）

地元の半グレとやり合って、パパんとこに駆け込んだ時…それ以来袖を通してないんだ
それじゃもったいないからね、あんたが使ってやりな！

「喧嘩上等」「上州女総番」「聖闘士星矢」
威圧的リリックが極太カブキフォントでショドーされたその、服…！

ま…魔改造レインコート…！？☆
>後悔する前にダチの元へ行きな…そして帰ってきな！
>お説教はそれからだ！
は、はいいいーーーっ！☆（だばだばだば）

>地元の半グレとやり合って、パパんとこに駆け込んだ時…それ以来袖を通してないんだ
(まさかわたしが産まれる切っ掛けって･･････)
>それじゃもったいないからね、あんたが使ってやりな！
･･･うん！ありがとう、ママ！

(ｶﾞﾁｬ！)そうだママ、それ感度3000倍のやつだからパパとおたのしみする時にでも使ってね☆
行ってきます！(ﾊﾞﾀﾝ)

>わ、わかりました〜！（だばだば）
この板で桜の木を覆うぞ！（指示を飛ばす「」！）
そっちのロープを持ってくれ！

（さらに手近にあったハチマキをとっさに掴むまどか！）
（OPでおなじみ体育祭で使ったものである…それも決断的に頭へ巻きつける！）

>この板で桜の木を覆うぞ！（指示を飛ばす「」！）
>そっちのロープを持ってくれ！
はいっ！ただいまーっ！（ﾊﾞｯ！）
根元がえぐれないように気をつけて〜…！

>(ｶﾞﾁｬ！)そうだママ、それ感度3000倍のやつだからパパとおたのしみする時にでも使ってね☆
は！？ちょっと一体何言って･･･感度3000倍！？！？！？
>行ってきます！(ﾊﾞﾀﾝ)
･･･行っちまったねぇ･･･
って言うかいくら私でも感度3000倍は･･･いくら何でもヤバすぎだろ･･･♡

（いい加減スローで宙を舞うのにもつかれてきたさやかちゃんの目に親友の光が目に飛び込んでくる！）
（ALAS！見よ！それこそは！彼女こそは魔法少女まどか☆マギカ…鹿目まどかであった！）

あんたそれ特攻服…じゃないよね？

おお、おお！読者諸兄よ見よ！雨の中走り出すまどかの姿を見よ！
その姿はあたかも平安時代の人気アニメ魔法少女まどか☆マギカのOPめいて可憐！

ヤンチャしていた母の魂受け継いで、今見滝原を駆ける一陣の薄紅の風！
待っててねさやかちゃん！わたしブッ込んで行くんでよろしくっ！！☆
鹿目まどか！特攻服Ver.！
マギア・エクセドラ！事前登録受付中！

ぱらりらぱらりら〜っ！！！☆（ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ！）

>はいっ！ただいまーっ！（ﾊﾞｯ！）
ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ(すでに変身したまばゆちゃんのスカートが実際アブな…！？否！)
>根元がえぐれないように気をつけて〜…！
ﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻｯ(切り欠き窓の部分からほぼ全部見えている！これはみらいちゃんも自分を棚上げするレベルだ！)

｜うっ……っ…！！！｜（ビルの屋上にあるフェンスに掴まってるミニ桜子）
（その背後には……川だ！すでに濁流が増水し危険な状態だ！）

>>はいっ！ただいまーっ！（ﾊﾞｯ！）
>ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ(すでに変身したまばゆちゃんのスカートが実際アブな…！？否！)
むっ！
>>根元がえぐれないように気をつけて〜…！
>ﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻｯ(切り欠き窓の部分からほぼ全部見えている！これはみらいちゃんも自分を棚上げするレベルだ！)
むっ！！（凝視！）

｜だ…ダメ…これ以上は…ああっ｜

うんしょ、うんしょ…！（板を根元に軽く突き刺し、倒れないように補強して）
うんしょーっ…！（ロープでさらに巻き付けるまばゆ！）

まどか！飛ぶよ！二人で！！！

まばゆ、終わったらその人を掴んで！(ｸﾞｸﾞｸﾞ…)
リボンをたぐればこっちに行けてよ！

やったぞまばゆちゃん！海香ちゃんも！
これならどうにかなりそうな感じだ！ヨシ！

ﾌﾞﾜｯ！！！！！！
ﾋﾞｭｵｵｵｵｵｵｵｵ！！！！！！！！（その時！猛烈な突風が見滝原全域を襲う！）

（手を取り合う二人！そして勢いに任せ回転！圧倒的魔法遠心力が速度を高めてゆく！！二人は光の台風となって飛び立ったのだ！）

うん！さやかちゃん！
>ﾋﾞｭｵｵｵｵｵｵｵｵ！！！！！！！！（その時！猛烈な突風が見滝原全域を襲う！）
来たよ！あの風に乗って！（ﾊﾞｯ☆）

ああっ、もう！せっかくシャワーを浴びたのに！
下着までびしょ濡れよ…！（海香もずぶ濡れで白いシスター服風コスが身体に張りついている…！）

>ﾋﾞｭｵｵｵｵｵｵｵｵ！！！！！！！！（その時！猛烈な突風が見滝原全域を襲う！）
う！？ううう！？（成人男性のレインコートが風に煽られる）
ｱｲｴｯ！？（ﾌﾜｯ…と宙に浮く…）

>う！？ううう！？（成人男性のレインコートが風に煽られる）
>ｱｲｴｯ！？（ﾌﾜｯ…と宙に浮く…）
「「」さん！」　「「」！」

ナムサン！再び宙を舞う桜子！何たる無慈悲！
暗い死の渦溢れる川はまさにマッポーめいた暗黒の淵そのものであった！

ひゃあああああ！？（スカートを押さえつつ幹に掴まるまばゆ！）
大丈夫ですかー！？「」さ……ッ！？
>ｱｲｴｯ！？（ﾌﾜｯ…と宙に浮く…）
あっ…！（絶望に染まる表情の「」と目があう…その途端発動するまばゆの魔法）

ｶﾁｯ！

>あっ…！（絶望に染まる表情の「」と目があう…その途端発動するまばゆの魔法）
ﾄﾞｸﾝ…ﾄﾞｸﾝ…！
ｶｯ…！！！！（まばゆのニューロンに流れる未来…！）

「そうは」
「させないよ☆」
（まどさやが飛び桜子を包み込む！）

（キャッチ＆着地を決めるまどかとさやか！別に敵はいないので爆発はしない）

（信じられないことだが強風に思うさま煽られ、塀の上まで飛ばされる成人男性…を予知するまばゆ！）
（自分はそれを追いかけるも……風がやみ、成人男性は重力に囚われて）
（塀の向こうへ落ちる「」…ナムサン！塀の向こうにはちょうど引かれれば異世界転生確定なトラックが走りこんで来る！）

っ…！！！
なんて未来なんですか今の！！（予知通りに塀の上まで飛ばされた「」を追うまばゆ）

｜っ……！！！！｜

｜…私、生きてる？…た、助かった…の…？｜

セーフ！！（川ギリギリでキャッチ）
桜子ちゃん大丈夫？怖かったよね？

えっとそこの…暁美さんめいたメガネさん！
それネットかなにかにできませんかー！？

未来？アナタはもしかして…！

アイエエエエエエエ！？
俺飛んでる！塀を越えて…！

>｜…私、生きてる？…た、助かった…の…？｜
ちゃんとこうして生きてるでしょ？まどかが来てくれなかったら危なかったわよ〜

＜ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ…（塀の向こうの道…すなわち成人男性宅に面した道に走り込んでくる大質量！近づいてくる！）

>えっとそこの…暁美さんめいたメガネさん！
>それネットかなにかにできませんかー！？
え、ええ！できてよ！（ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙ…ＰＯＮ！と編み上げられる青いネット！）

>え、ええ！できてよ！（ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙ…ＰＯＮ！と編み上げられる青いネット！）
ありがとうございます！（ネットを受け取り…「」へと投げる！！）

塀を越えて…落ちる！？ヤバい！！（ｼﾞﾀﾊﾞﾀｼﾞﾀﾊﾞﾀ）
>＜ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ…（塀の向こうの道…すなわち成人男性宅に面した道に走り込んでくる大質量！近づいてくる！）
アイエエエエエエエ！？！？？！！

ﾋｭｰﾝ……ﾊﾞｯ！！！
ｷﾞｼｯ…！！（空中で広がるネット！「」を包み込む！）

せーの…えーい！(ｸﾞｲｰｯ)

…ぐえっ？！（ﾋﾞﾀｰﾝ！とネットに包まれ塀に叩きつけられる成人男性だ）
（その下を異世界転生への片道切符たるトラックが駆け抜けて行く…）

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ…🚚

やりました……にひひひ、私が見たとおりです…！（どや〜）
「」さんを回収しましょう！

ﾊｧ･･･　　　ﾊｧ･･･

　　ｾﾞｪ･･･　　　ｾﾞｪ･･･

君は一体…どんな力を使って俺を…？

>ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ…🚚
うおおお…！！（青ざめる「」！）
危うくファンタジー世界か悪役令嬢の居る恋愛ゲーム世界行きになるところだった…！

＜「」っしーーー！桜子！連れ戻してきたよー！！

もう…ここまで驚かせたんだからあとで体拭いてもらってよ？「」…(ｸｲｯ)
濡れるからって放り出したシャツを着直せないんだから…

>ちゃんとこうして生きてるでしょ？まどかが来てくれなかったら危なかったわよ〜
｜…助けてくれて、ありがとう｜
（ぺこりとさやかの手の上でお辞儀するミニ桜子）
｜本当にありがとう…まどかも…まどか？その姿は…？｜

>君は一体…どんな力を使って俺を…？
にひひ…♪（人差し指を口元に当てるまばゆちゃん）

あとそのスカートは…それスカート？(じー)
これでは見滝原というよりは海香ちゃんのホームことあすなろ市の子めいて…

>君は一体…どんな力を使って俺を…？
ま、まぁまぁ……にひひひ…（あせっあせっ）
今は超カッチョイイトラックに轢かれて悪役令嬢に転生しなかったことをヨシとしましょう！

>君は一体…どんな力を使って俺を…？
(刹那、「」の脳裏にほむらの言葉がこだまする！)

『彼女には私の『時止めが通用しない』のよ･･･！』