5656！？

回収屋:さて、と…
走り去って行くオプティマス達を見送り、鎮座している3機の機体を見上げる
回収屋:これ…どうしよっかなぁ…
ハッキリ言って操縦出来る自信など皆無
せめて歩かせることぐらいは死体を使役して出来ないかと思案してみるも…
回収屋/レイダー/カラミティ/フォビドゥン
dice4d100=70 69 17 57 (213)
上回れば取り敢えず歩かせる事は出来る

全部回収

つまり今日は沢山「」むらちゃんが見れると言うことか

回収屋結構パワータイプだな…

回収屋:あ、意外といけた
激戦が続く最中
のっしのっしと列になって歩く3機
本来なら良い的どころの騒ぎでは無いのだが…皆必死に戦っている為気付かれる事は無かった

コルボー:ヘルツ！！貴様ァ！
ヴィータ:クッソ！コイツウザイぞ！？
何度ハンマーで叩こうとしてもその度に紙一重で躱し、ヘルツへの恨みを吐き続ける
コルボー:
1〜3.何故よりにもよって貴様が裏切る！？
4〜5.お前は…お前は母上をなんだと思っているのだ！？
6.
dice1d6=1 (1)

よりにもよって…

♡':…
コルボー:お前は…母上の兄では無いのか！？兄ならば何故…何故お前は…ッ！
自らもミヌゥの姉だからなのか
妹に対する行為にコルボーは激昂する
♡':
1〜3.アレはもう、私の知るエリーじゃない
4〜5.…兄、だからこそなのかもな
6.
dice1d6=2 (2)

娘に言うような事ではないが…しょうがないか…

コルボー:ッッッ…！
♡':わかっているんだろう？お前も
《狂三》:…貴方は
淡々と突きつける事実
コルボーはそれに言い返す事が出来ず…《狂三》は♡'の立場に少しだけ彼を思い出した
コルボー:
1〜3.クソックソッ！クソォォォォッ！！！
4〜5.ッこの出来損ないの錬金術師め！何もかもお前が母上を見捨てたからだろう！！
6.
dice1d6=4 (4)

どこまでがヘルツのせいだ？イザボー契約するまで？魔女になるまで？

また本来とは違う歪みが

♡':そうかもしれないな
コルボー:そうかもしれないだと！？よくも他人事の様に…！！！っ！？…ゴフッ！
♡'のあおりに更に激昂するコルボー
しかしそれは♡'に注意を向けると同義であり…
ヴィータ:ごちゃごちゃうるせぇッ！！！
その隙にコルボーの懐に入ったヴィータは
グラーフアイゼンの先端を鋭く尖らせ、腹部にフルスイングする
非殺傷設定をOFFにした全力の一撃
それはコルボー
1〜3.を暫く動けなくする
4〜5.の腹部を貫通する
6.の胴を抉り取る
dice1d6=3 (3)には充分だった

変に欠損させるよりは他への被害が出ないし無力化も出来るからヨシ！

魔法少女は穴空いても動けるからやっぱり動けない事が明言されてる方が安心なの

コルボー:お前が…お前が不甲斐無いから…母、上…は────
ガクリと意識を失うコルボーに近寄ろうとするもヴィータに止められる
ヴィータ:…今は、退くぞ
♡':っあ、ああ…
1〜3.(すまない…)
4〜5.(不甲斐無いか…好き勝手言ってくれる)
6.
dice1d6=5 (5)

まあキューブと契約した後はそれはそれは兄の責任とは言えるレベルではないの

倒れるコルボーを尻目にヴィータ達はジャネット達の加勢へ赴く
デストロイの攻撃によりイングランド軍もフランス軍も壊滅的な被害を受け、既にこの戦場に戦える兵は居なかった

ジノ:うおおおおおおッ！！！
トリスタンの換装用の兵装として用意されていた実体剣を取り出しデストロイに斬り掛かる
他の戦場がどうなっているかはわからなかったが…兎も角今は目の前の兵器を破壊する事が最も大事な事ぐらいはわかっていた
ジノ:っよし！スザク！カレン！
1〜3.片腕
4〜5.頭部
6.胸部の3連スキュラ
dice1d6=1 (1)を斬り裂いたジノはすかさずスザクとカレンに追撃を要請する

まだ腕か

ゼロ:腕にシールドがあるなら…ッ！今だ！
高速で接近し、真正面から突っ込んでくる腕を回避しつつ真っ二つに切り裂くランスロット
すかさずカレンは両腕を失ったデストロイの頭部を紅蓮の右腕で鷲掴みにする
カレン:良い加減…っ！弾けろぉぉぉぉぉ！！！！
出力を最大まで開放した輻射波動から放たれた波は全身に行き届き、ボコボコと膨れ上がったデストロイは崩れ落ちながら閃光と爆音を上げながら爆発していく
ゼロ:…こんな兵器があるとは
もし自分の世界にこんなものがあれば…と戦慄するゼロ
しかしその脅威は打ち倒され、残すはジャネット達のみとなった
ジャネット達/魔女
dice2d100=49 73 (122)

ジャネット！？

リズもいるのに苦戦するとかとんでもない化物では？

ジャネット:くっ…
変身を解かれ
更に武器まで奪われてしまっている状態のジャネットとリズでは周辺の武器を自在に操る魔女の相手は厳しかった
ラピヌが変貌した謎多き魔女
その魔女は無慈悲にもジャネットへ無数の剣を投げ付け────
1〜3.刻々帝〈ザフキエル〉、七の弾〈ザイン〉！
4〜5.グラーフアイゼンッ！
6.
dice1d6=5 (5)

さすがは守護騎士なんよ

そこへグラーフアイゼンに打ち出された鉄球が突っ込み、爆発する
剣は一つ残らず爆散し、ジャネットへの攻撃は防がれるのであった
ヴィータ:大丈夫か！？
《狂三》:あらあら、荒っぽい方ですこと
紗和:(《狂三》さんもそういう所あったような…)
美九:ジャネットさーん！助けに来ましたよぉ！
ジャネット:
1〜3.クオン…ですよね？
4〜5.い、今は胸揉んじゃダメですからね！？
6.
dice1d6=2 (2)

そういえば今は見た目完全に美九か
身長は今の方が高いけど

美九:はい！
髪色が違ったので少しびっくりさせてしまった様だがなんとか九音だと理解して貰えたようだ
《狂三》:さて…アレが最後ですわね
ヴィータ:武器を取られちまうらしいが…どうする？
取られる範囲ギリギリの所まで近付き、作戦を練る
《狂三》:《わたくし》達の武器が取られるかどうかはわかりませんし…
1〜3.取り敢えず突っ込みますわ
4〜5.アーニャ:1発、かます？
6.
dice1d6=6 (6)

九音ちゃんと美九は分かれてるのかな
それとも記憶を思い出した同一人物？

武器が駄目なら歌の出番か？

何か策があるんよ？

美九:なら、私の出番ですねー！
虚空から光の鍵盤を顕現させ
パイプを魔女に向ける美九
精霊だった頃に比べれば顕現された物は見劣りする物だったが…秘められた情熱は今も変わらず輝いていた
《狂三》:ですわね…1曲、お願い出来まして？
美九:わかりました！破軍歌姫〈ガブリエル〉────

1.輪舞曲〈ロンド〉！
dice1d1=1 (1)

ちゃんと霊装が展開できてる！慣れてきたから…？

必死に叫ぶだけだった時よりもしっかり天使を行使できてる…

銀筒から衝撃波の断層を制裁させ、物理的攻撃力を持たせた音波を相手にぶつける…それが美九の輪舞曲〈ロンド〉
美九の高周波の声には破軍歌姫〈ガブリエル〉によって増強され、魔女にダメージを入れるだけでなく、衝撃波で形成されたロープは魔女を拘束するまでに至る
美九:Ah────…！
しかし歌手であった頃とは違い、ただの女学生である九音の体
そして精霊の力を持たぬ今ではそれを長時間行う事は厳しかった
《狂三》:刻々帝〈ザフキエル〉！一の弾〈アレフ〉
紗和:狂々帝〈ルキフグス〉！天秤の弾〈モズニーム〉！
だからこそ、その僅かな時間を無駄にせぬようヴィータにアレフを撃ち込み、フレシュが放った矢に向けて紗和は天秤の弾〈モズニーム〉を撃つ
ヴィータを抱き寄せ、矢と位置を入れ替えた紗和はヴィータに向け激励を送る
紗和:
1〜3.決めちゃって下さい！
4〜5.あの、そのっ…頑張って！！
6.…私を守って！ヴィータさん！
dice1d6=1 (1)

魔法少女だけどやっぱり精霊の肉体には及ばないか…

>魔法少女だけどやっぱり精霊の肉体には及ばないか…
魔法少女も元の身体は大事だから喉を使ってない今生が劣るのは仕方ないの

ヴィータ:おう！…行くぞアイゼンッ！！
その姿紅の閃光の如し
一の弾〈アレフ〉によって加速したヴィータは目にも止まらぬ速さでカートリッジをリロードし、グラーフアイゼンを巨大化させる
大槌と化したアイゼンに対して魔女など小物
素早さを身に付けたまま、ヴィータはアイゼンを振り下ろすのであった…

ヴィータ:ギガント！シュラァァァクッ！！！！

かっこいいよヴィータ…

魔女は躱す暇もなくペシャンコになり
それと同時にジャネットとリズは魔法少女姿に戻る
美九:…っ！…っ！
ﾋｭｰ、ﾋｭｰとか細い息を漏らしながら崩れ落ちる美九をフレシュが支える
ヴィータ:やったか！？
ここまでやったのだ、塵一つ残ってないだろうと下を見下ろすヴィータ
────しかし

ヴィータ:なっ…！？

そこには、魔女と化した筈のラピヌが倒れているのであった…

という訳で此処まで