諦めが肝心だよおねえちゃん

「」さねさん！

それはそう

東の魔法少女を統べる和泉十七夜の協力を得て、マギウスの羽根達から情報を得る事に成功したやちよとみふゆの二人は、観覧車草原での決戦に臨むべく｢｣達を招集する。
状況を聞いた｢｣達は急ぎ東へと向かっていくが、その道中では、
①既に多くの人達が東に向かって大移動を
②東に向かって大移動が
③それを護衛する羽根達が
④それらを先導する者の影
dice1d4=1 (1)

神浜大移動

｢不味いわ……もう既に大勢の人達が移動を始めてる……！｣
｢早くやちよさん達に合流して、ウワサを止めないと！｣
町では既にウワサの術中に嵌った人々が、何処からか聞こえてくる笛の音に誘われて、緩やかに大移動を始めていた。
情報によれば、刻限は日が昇るまで。
それまでにウワサを止められなければ、多くの人々がマギウスの嘯く大義の為の犠牲となってしまう。
｢｣達は魔法少女に変身すると、それによって向上した身体能力を駆使して先を急ぐ。

チームみかづき荘と合流を果たしたやちよとみふゆ。
そして共に同行する十七夜は、
①｢話は聞かせてもらったが、本当に七海が二人いるとはな……｣
②｢……今はこの事に構っている場合では無い、先を急ごう。最短ルートは自分が案内する｣
③｢七海が二人いれば少しは楽……という訳でも無いか、あの様子では｣
④｢……？……七海が二人……？……？？｣
dice1d4=2 (2)

なぎたんこれを華麗にスルー

面倒なことは気にしない

さすなぎ

十七夜はやってきた援軍の中にもう一人七海やちよがいる事に随分と面食らったが、今はそんな事に構っていられる場合では無いと、観覧車草原へ向かう事を優先した。
そうしてやってきた観覧車草原は、
①警戒はしているが未だ普通の警備体制
②全員が既に臨戦態勢
③やたら目立つのがいる
④意識を持ってかれそうになる笛の音が
dice1d4=2 (2)

そりゃあれだけ切った張ったをすればね

先程の旧車両基地での一件で、既にやちよ達が東にやって来ている事は発覚している。
となれば、羽根達が連絡を入れるのも当然で、既に観覧車草原では多くの羽根達が臨戦態勢でみかづき荘を待ち構えていた。
何時でもドッペルを発動できるように、その覚悟まで持てぬ者達はせめて後方から支援できるように。
既に陣形を構えている羽根の軍勢の中へ、いろは達は突撃を仕掛ける。
dice3d100=88 95 80 (263)
(一つ目＞二つ目でチームみかづき荘の勝利。三つ目＞二つ目でWやちよリアリティショック発症)

羽根が強い

出目たっか

マジで羽根達が強い

この世界の羽根覚悟決まりすぎてて怖い

凄い出目してやがる

｢急がなきゃ……灯花ちゃんの元に……！｣
妹同然の少女の手を穢させる訳には行かないと焦るいろはと、彼女の気持ちを理解しているからこそ、そのカバーに回るやちよ達。
チームみかづき荘は個々の実力に加え、更に信頼関係故の高度な連携をも駆使して大立ち回りを繰り広げるが、
①単純に羽根達の練度と覚悟が高い
②草原を埋め尽くさんばかりのドッペルの群れ
③時折聞こえては妨害してくる笛の音
④後方から飛んでくる火力支援
dice1d4=4 (4) を前に、目標であるキレーションランドの本体にさえ乗り込むことが出来ないでいた。

多分9 WAVE くらいドッペル連打してくる羽根が出てくる

まさか燦様か

つええの

個々の羽根達だけならば、歯芽にも掛からぬ相手だろう。
それがドッペルを使ったとて、余裕を持って対処すれば突破は難しくない。
例えそれが集団であったとしても、今のいろは達ならば、対抗する事も不可能では無い。
しかし、問題となっていたのはキレーションランドの上部から放たれ、的確にいろは達の挙動を妨害する射撃にあった。
その正体は、
①ホーリーマミ
②神楽燦
③マミ燦
④ホーリー燦
dice1d4=3 (3)

クソゲー！

そりゃ強えわ

アイエエエエ…こんなんテストに出ない…

ガトリングとマスケットのシャワーだ

この世界戦闘のレベルが高すぎる

マミさん普通に丸め込まれたのか

逆に言えばWやちよに対抗するにはそれくらいいる

これが優勢火力ドクトリン…

｢これから多くの人が、私達の希望の糧となってくれる……神楽さん、それは素晴らしい事だと思わない？｣
｢素晴らしいか素晴らしくないか、それを議論する必要は無いわ。今は与えられた任務をこなすだけ……そうでしょう？｣
｢……つれないのね、神楽さんは｣
神楽燦と巴マミ。
マギウスでも屈指の実力を誇る二人による、キレーションランドの上部からの弾幕と狙撃が、いろは達に降り注いでいたのだ。

ちなみにマミさんは
①ホーリー
②ホーリー
③もちろんホーリー
④そりゃあホーリー
⑤ホーリーじゃないとなんかヤバい人みたいじゃないですか
⑥｢私は私の意思で……マギウスの翼に与する事を決めたの｣
dice1d6=6 (6)

まどかちゃん達泣いちゃうよ

入れたら引くんだよおねえちゃん

ﾎﾎ…

ｳﾞｫｲカメラ止めろ

ホーリーよりヤバくない？

んもー気軽にそういう出目出す

>ホーリーよりヤバくない？
ホーリーであったあのワザマエの鈍りが一切ないのだ

どうやって止めるんだ！

クソゲーにはクソゲーをぶつけるんだよという意思を感じる

>ホーリーじゃないとなんかヤバい人みたいじゃないですか
>⑥｢私は私の意思で……マギウスの翼に与する事を決めたの｣
オレはもうヤバいと思う

明らかに魔女だけど出ていける空気じゃないわね
そのバタフライエフェクトがこんなところにまで波及していた！？

出力は落ちてるけどね

マミさんはホーリーじゃない！
というのも、
①｢｣のドッペルを見た事で魔法少女≒魔女であると薄々勘づいてしまい、その上でみふゆも抜けていた所で長い時間説得を受けた事が原因
②真実を知った後、絶望からドッペルを発現した際の不安感や恐怖心から、これをまどか達に味わわせてはいけないと思ってしまった
③暴走の末にマギウスに囚われ、幽閉生活を送る中で魔法少女達の共同体という場所に強烈なシンパシーを感じてしまった
④両親死んで魔法少女になって友達まで誘った挙句が魔女なんて末路とか馬鹿みたいじゃない私も皆も好きに生きる方法はこれしかないじゃない
dice1d4=2 (2)

>出力は落ちてるけどね
でもホミさん最大の欠点のただの火力バカになっている点は払拭されているんだ

そぅ…洗脳じゃなく自ら与したなら見滝原も潰すわぁ…

②もいいけど③もマミさんらしくていい…

マギウスに入ってる以上暴走ドッペルのことも聞いてるだろうしなあ…

巴マミは｢｣がドッペルと化し、暴走して何処かへと飛び去っていくのを見てしまったが故に、それを放っておく事も出来ず、一人神浜市での調査を続けていた。
そんな折、マギウスという組織の存在を知り、更に魔法少女の真実を知ってしまったマミは、その絶望からドッペルを発現してしまう。
｢｣のように暴走まで行かなかったものの、強烈な不安と恐怖を感じたマミは、しかしそれこそが本来ならば魔女になる際に魔法少女が最後に感じる無念の情なのだと、マギウス達に唆された。
｢……こんな、こんな苦しみを……あの子達に味わわせる訳には行かないわ……。例え罪を被ってでも、私が彼女達を……全ての魔法少女を救済するのよ……！！｣
結果として、マミは魔法少女を魔女化という絶望から救い得る存在であるマギウスの手を、その過程で多くの犠牲が出る事を知っていながら、それでも取ったのである。
全ては、自分が引きずり込んでしまった大切な後輩達の為に。

>そぅ…洗脳じゃなく自ら与したなら見滝原も潰すわぁ…
ニヒッ…姐さん交通費の方は…

そんなこんなでマスケット銃を使った埒外の精密狙撃をマミが、足を少しでも止めたいろは達をより不利な方へと誘導するように燦の弾幕が、それぞれ降り注いでいるらしいです。
なんか……えらい事になってるな……。

>なんか……えらい事になってるな……。
お
始
物

私は関係ないケーキ屋の居候ですけど巴さんこういうとこありますね

これじゃ一撃必殺は難しい

みふゆが早々にみかづき荘に着いてなんかやちよが増えてクソ田舎から3人増えた
バランスを取るには仕方なかったんや…

仮にカウンタースナイプしても燦様がいるからバリアで防がれるぜ！
クソゲー！

>私は関係ないケーキ屋の居候ですけど巴さんこういうとこありますね
巴さんって呼ばないでぇ！

ガンギマるとSG狙撃してくる人だからこれでも手を抜いてるんだよね…

迫り来るドッペルの大群。
その後方支援をする羽根達。
更にいろは達の動きを咎めるように降り注ぐ弾丸。
その中でチームみかづき荘は、
①｢……こうなったら、私がもう一度ドッペルを使うわ｣
②全員が全力の一撃を持って一点突破を試みる
③思わぬ増援
④｢全員の力をコネクトすれば、もしかしたら……！｣
dice1d4=2 (2)

>ガンギマるとSG狙撃してくる人だからこれでも手を抜いてるんだよね…
殺したいわけではないだろうからな…

>④｢全員の力をコネクトすれば、もしかしたら……！｣
これはもうなんかこの段階で出しちゃいけない火力出そう

もはやww1

｢もう出し惜しみをしている場合じゃないわ……今持てる私達の全力をぶつけなきゃ、この状況は突破できない｣
そもそもの話、マギウスの勝利条件は至極単純である。
刻限が来るまでの間、ウワサを守り切ればいい。
となればそもそも、いろは達をキレーションランドに突入させなければ良いだけで、それを成すだけの戦力がマギウスの側にはある。
古来より、攻めるならば守るものの三倍は戦力を投入しなければならないという話がある。
今それだけの戦力が無いならば、せめて全身全霊を以って、無理矢理にでも突破する以外に手は無いのだ。

意志を一つに統一したチームみかづき荘は、自分達が持ち得る最大の一撃、最高の火力を同時に放つ。
そして、
dice2d100=87 59 (146)
(左＞右でチームみかづき荘が突破に成功。マギア補正+30)

>これはもうなんかこの段階で出しちゃいけない火力出そう
小さいキュゥべえ（いろやち鶴フェリさなみふかもレ静すなちゃる「」）

やった

ホーム性能高すぎだろ

勝ったか…

全身全霊の、文字通り残る魔力をまとめて放出するような賭けの一撃によって、遂にキレーションランド防衛の一角が突き崩される。
チームみかづき荘は吹き飛ばされた羽根達を乗り越え、息も絶え絶えになりながらも、ようやく内部への突入に成功した。
しかし中には、
①マミと燦が
②更により精鋭の羽根達が
③加えて灯花とアリナも
④｢待ちくたびれたでございます。ねー｣｢ねー｣
dice1d4=2 (2)

地獄のボスラッシュか？

選択肢の中では一番マシだけどそれでも今回はきつい！

ごめんちょっと訂正。
アニレコと混ざってたのでちょっと直します、｢キレーションランドの上部｣を｢観覧車上部｣に読み変えておいてください。

それでチームみかづき荘は今、
①観覧車の前にまでたどり着いたところ
②ウワサへの入口であるゴンドラ前まで辿り着いたところ
③勢いのままゴンドラに突入しようとしたところでマミ燦が降りてきた
④何人かは突入したものの、ここで分断される形に
dice1d4=3 (3)

きちゃったよ

｢驚いたわ、まさか玉砕覚悟で突っ込んでくるなんてね。でもそれでは、私達には勝てないわよ｣
｢同じ魔法少女を相手に戦うのは辛い事だけど……これも救済の為よ。許して頂戴｣
ウワサによって形成された空間……キレーションランドへと後少しで手が届く。
その寸前で、上方から放たれた砲撃がいろは達を吹き飛ばす。
降り立ったマミと燦は、突破された場合を想定して隠していた羽根の精鋭達と共に、チームみかづき荘を迎え撃つ。

精鋭だからミユリもいるか

俺はもうやばいと思う

苦しい戦いだ…

チームみかづき荘には、既にみふゆから情報が共有されている。
目の前にいる、白い羽根のローブを纏いながらも、明らかに他のそれとは一線を画した強さを誇る魔法少女は、恐らくマギウスの翼の教官として多くの羽根達を鍛え上げてきた神楽燦。
そしてもう一人は、ひとりぼっちの最果てを巡る一件で知り合ったまどか達が探していた見滝原最強の魔法少女、巴マミ。
ただでさえ単独でも厄介な魔法少女が、二人揃って目の前に立ち、更に集団を率いているという事実を前に、いろは達の心は焦る。

割と弾幕張られるだけで厳しいとこある

時間稼ぎに徹されるのも厳しい

一刻も早く彼女達をすり抜け、ウワサの結界に突入しなければ、体勢を立て直した後方の羽根達と挟み撃ちになってしまう。
それだけは何としても避けなければならない。
チームみかづき荘は、
①みふゆとWやちよをウワサ結界に何とか突入させ、早期決着を図る事に
②チームをここで分け、後方の戦線の維持と前方のマミ燦との戦闘に別れることに
③｢後は私"達"がやるわ｣｢あなた達は隙を突いて突入しなさい｣
④｢｢｣、すなお、ちゃる……分かってるわよね！｣｢勿論です！｣｢ここはわたし達に任せて！｣｢ウワサの方は任せるわ｣
dice1d4=4 (4)

>�C｢｢｣、すなお、ちゃる……分かってるわよね！｣｢勿論です！｣｢ここはわたし達に任せて！｣｢ウワサの方は任せるわ｣
イビルアイするんか！？

>�B｢後は私"達"がやるわ｣｢あなた達は隙を突いて突入しなさい｣
見たかったな〜今夜は俺とお前のダブルライダー

ちぃむ三日月荘！行くわよ！

そうかウワサ剥がすにはみふゆさんとなぎたんが必要なのか

>>③｢後は私"達"がやるわ｣｢あなた達は隙を突いて突入しなさい｣
>見たかったな〜今夜は俺とお前のダブルライダー
この後の章に期待しよう

>そうかウワサ剥がすにはみふゆさんとなぎたんが必要なのか
あの二人の関係者となるとね…

ここに来て全てを相手にする最も苦しい立場に名乗りを上げたのは、三日月荘の面々であった。
｢時女一心流はただ時女一族に受け継がれてきただけじゃないわ。その中で巫となった者達にも継承されてきた流派……悪鬼の放つ手下の群れにも対処出来るよう、対集団戦用の技術もあるのよ！｣
｢ここは私達四人で何とか抑えてみせます、やちよさん達は隙を突いて何とか突入してください！｣
｢ウワサと融合した魔法少女がどれほどの強敵か分からない以上、戦力は可能な限りそちらに回したい……分かるでしょう？｣

実際絡め手含めるとこの四人が一番札もあるしね

静香達の言葉に対し、やちよは思わず口を開きかけるが、
｢心配はいらないわ。私なら"私"の実力がどれだけのものか……分かってるはずよ｣
｢｣は気安く、軽口でも叩くかのように、微笑みながらそう言ってのけた。
｢って事で！後はわたし達に任せてよぅ！｣
そうと決まれば、話は早い。
｢｣達はマミ燦達を同時に相手取りつつ、全力で隙を作り、いろは達はその隙を確実に突くべく、応戦しながらも様子を伺う。
その結果、
dice3d100=39 28 64 (131)
(一つ目＞二つ目で｢｣達の優勢。二つ目にマミ+燦補正+30)
(三つ目が50以上で突破成功)

突破成功！でかした！

不利だけどいけた

熱い展開になってきた

如何に七海やちよと同等の力を持つ｢｣と、抜群のコンビネーションを持つ静香達がいたとしても、単純に数で勝る羽根達に、更に巴マミと神楽燦という強大な二人がいるとなれば、戦う事は難しい。
しかし、今の｢｣達の目的は彼女達を倒す事では無い。
一瞬でも長く注意を引き、一瞬でも長く時間を稼ぎ、一瞬でも長く隙を作る事である。
｢……今よ！｣
マミと燦、更にその指揮下で動く羽根達を釘付けにする事に成功した｢｣達によって、いろは達は遂にウワサの結界──キレーションランドの内部への侵入に成功する。

不利背負ってる訳だし肉を切らせて隙作ってるんだろうな…

｢やってくれたわね……。とはいえ、どれだけの数に入られた所で結果は変わらない。あなた達、本当にどうにか出来ると思ってるの？｣
いろは達がゴンドラに突入していった事に気付いた燦は、仕切り直さんと距離を取りながら、言葉を投げる。
｢やってくれるわよ、彼女達なら｣
それを受けた｢｣は背後に槍を飛ばし、迫る羽根を牽制しながら断言した。

原作でも羽根の相手を仲間で引き受けていったからね

>不利背負ってる訳だし肉を切らせて隙作ってるんだろうな…
すなおちゃんのお腹が切られちゃうよぅ

｢これがキレーションランド……？｣
｢なんかずっと変な音がなってねーか？ぴー、ぴーって！｣
｢これは……笛の音、だよな？｣
｢これはきっと……月夜さんと月咲さんの笛のものです｣
遂に入り込んだキレーションランド。
その内部は奇妙な遊園地といった様相で、絶えず気の抜けた笛の音が鳴り響き、その音に合わせてマスコットらしきものが緩慢な動作で舞を踊る、不思議な空間であった。

ちゃるに爆弾を括り付けて羽根軍団に放り投げた

双子の道化師

ピー姉妹…

ぴーひょろ。
ぴーひょろ。
ともすれば愉快にも思えるような笛の音と共に、二人の少女がマスコット達と共に行進する。
｢あっ……ようやく来たのでございます。ね〜｣
｢ね〜。ちょっと待ってて、ね〜｣
｢ね〜。今からこの子達を入れるでございます、ね〜｣
｢ね〜｣
笛の音の行進と共に歩いてきたマスコット達は、そのままひとつの施設へと連れ込まれ……その後には奇怪な音が鳴り響いた。

｢お待たせいたしましたでございます〜、なんて……これじゃウチか月夜ちゃんか分かんなくなっちゃうよ〜、ね〜｣
｢ね〜。さてさて〜、新しい笛の音色はどうでございましょう……｣
ふえこうぼう、と書かれた施設から出てきた月夜と月咲は、先程まで連れ歩いていたマスコット達を圧縮したかのような、おぞましい風体の篠笛を、二人揃って同時に吹く。
ぽひー、と間の抜けた音が鳴った。

こわー…

ホラーだ

なかなかに雰囲気がある…

｢またダメだったでございます……ウチ、こんなのじゃ満足出来ないでございますよ〜｣
｢あはは！それじゃ月夜ちゃんがわたくしみたいじゃんか〜｣
｢そういう月咲も〜……わたくし達、どっちがどっちでございましたっけ？｣
｢どっちでもいいよ。月夜は月咲、月咲は月夜……ウチとわたくしは一蓮托生だから、ね〜｣
｢ね〜｣

もしもしマギウス？どうなってるの？

｢月夜さん……月咲さん……｣
天音姉妹のあまりの変貌ぶりに、呆然とするみふゆ達。
そんな面々に対し、二人は交互に声を掛ける。
｢……あれ？みふゆさんでございますよ〜｣
｢十七夜さんも〜、いらっしゃ〜い｣
｢｢それに皆も皆様も、わたくしとウチ達の、笛になってくれにきたのでございますって事だよね〜？｣｣

むふっ見た通りだよ？

こ…怖い…

笛作り体験（材料はあなた）ってコト！？

ムォッ…ムォッ…グオフッ…

2人存在しながらもお互いを認め合うWやちよと姉妹で別々なのにどっちがどっちでもいいウワサの姉妹で対比ということだね？

>笛作り体験（材料はあなた）ってコト！？
初めて聞く脅しなの…

ウワサとの融合は、これほどまでに少女を捻じ曲げるものなのか。
悩みながらも、今は戦うしかない。
緩やかに、しかし強烈に笛の音を響かせながら、遊園地のマスコット達を操り始めた天音姉妹とウワサを止めるべく、いろは達は立ち向かっていく。

dice2d100=90 75 (165)
(左＞右でチームみかづき荘の優勢。天音姉妹にウワサ補正+50)

補正さえなければ…

ハイレベルな戦いだ！

ウワサは強い！

>補正さえなければ…
まあせっかくのウワサの姉妹が出オチするよりは…

グワーッ！

｢二人とも正気に戻れ！君達は操られているだけだ！｣
｢こんな事はもうやめてください！そんな姿になってまで、一体何が救われるって言うんですか！？｣
チームみかづき荘はウワサと化した二人を前に、残る力の全てを持って立ち向かうが、双子の姉妹故の完璧な連携を前に劣勢を強いられる。
｢それは違うでございますよ〜、十七夜さん｣
｢ウチくし達は、自分から志願してウワサになったんだよ〜、ね〜。｣
｢ね〜。全ては……みふゆさん、あなたのせいでございます｣
｢｢ね〜｣｣