「「黒江(さん)ー!!」」 「うわっびっくりした…里見さんにういちゃん、どうしたのそんなに慌てて?あと柊さんも」 「こっこのカード…黒江さんに見てもらいたくて!」 「ん…《精霊コロゾ》…って、これ…」 「やっぱり…!精霊が宿ってる!そうでしょ!?」 「私のデッキに気づいたら紛れ込んでて…でも何か不思議な力を感じたからもしかするとって精霊使いの黒江さんに確認してほしかったんだけど…!」 「やったようい!ういも精霊に選ばれたんだね!」 「うん!私も黒江さんや鈴音さんみたいに精霊とお話できるようになれるかなあ…!」 「いや…まあ…確かにそうみたいだけど…」 (い、言えない…改変前のキュウべぇみたいにマスコット面しながら裏で良からぬ企みしてる詐欺師っぽい雰囲気なんて…) (魔術師アレイスターを欺いた邪悪な悪魔コロンゾン…やっぱりか。処遇はホむらたちに判断してもらうとして…やれやれ。黒江、2人は僕に任せて。迷惑をかけてしまったね) (柊さんも苦労してるね…) (むふ、お互い様ってやつさ。僕らはこれぐらいが丁度いいんだ)