オープニング 「うーん…困った」 幸せそうな空気が蔓延しているここロードナイトモン村で俺、映塚黒白は困っていた ロードナイトモン村で村おこしのブライダルイベントを開催するという そして別に好き合ってない男女であってもカップル割が受けられるという なら、妹でもいいかと有無を連れてきたわけだが…村に来るまではおとなしくついて来たのだが 村に着いてから突然組まないよと伝えられたからだ 何故?と問うにも妹はとっくにどっかに行ってしまった。一応今日は趣味はやらないとは言っていたが… カップル割を当て込んでいた俺は手持ちが少ない。さて…どうしたものか 「ねぇ君?」 と悩んでいる俺の後ろから声をかけられる ん?と思い振り返るとそこにはローポニーの女性とちょっと太めのシンドゥーラモンが居た。 この人は…ああ思い出した 「あ、あの水着大会で」 「ごめんなさいその事は忘れて…」 顔を赤くして制止する。どうやら本人には黒歴史らしい。面白かったんだけどなぁ 「あっはい心中お察しします」 とりあえず彼女が落ち着くのを待ってから自己紹介することにした 「どうも改めまして、映塚黒白と言います。こっちは相棒のソーラーモン」 「ヨロシクー」 「烏頭すみれよ。よろしくね黒白くん」 「かぁーこの子は挨拶も固いわほんまー。あボク、飴ちゃんいる?」 「ちょっとシンドゥーラモン!」 近所にこんなおばちゃん居たなあ…と思いつつ折角なので頂くことにした。結構おいしい このまま軽く会釈して終わり…でもいいんだけど渡りに船かもしれない。ダメ元で聞いてみるか 「あ、もし良かったら一緒に観こ「んまーナンパ!?最近の子はマセてるわぁ~!」 「すいません違うんですちょっと待って話をさせてください」 そういう話は自分には縁遠い…と言うか俎上にあげる意識がなかったからミスったが たしかに端から見たらそう見えるな、と今更ながらに思い至る と言うわけで妹のこと、カップル割当て込んだこと、その当てが外れたことを説明した 「で、手持ちも少ないんでこれも何かの縁と誘ってみたわけです…」 断ってもいいんですよ、と言おうとすると 「そうねぇ…」 と割とちゃんと考えてくれている。いい人なんだな、一蹴されても仕方ないのに それはそれとして聞くべき所は聞いておかないといけないよな 「あの彼氏とか居たら断ってもら」 「あー、それはだいじょぶやで」 「シンドゥーラモン!…まあその通りだけど。いいわ、よろしくね黒白くん」 さて…どうしようかな。あんまり固く呼びすぎるのも良くないか この人、俺みたいな子供にもちゃんと考えてくれる苦労人気質みたいだし 「よろしく、すみれさん」 まあ俺みたいな17の子供と多分20代半ば…くらいの彼女だと釣り合わなすぎて そういう目で見られることはないと思うんだけど 「もしなんか変な誤解されたらちゃんと責任はとりますんで」 「責任って」 彼女は冗談と思ったんだろう、軽く微笑んでいた 「まあご安心ください、きっちりやりますんで」 配信ブースあたりで公衆の面前でフラレマンになれば誤解なんて霧散するはず…だろう、多分 さて、とりあえず彼女…すみれさんは真面目で苦労人気質なんだろうと言うことはわかった 得てしてこういうタイプは休み方が下手…酒の発散の仕方も溜まってるタイプ特有だったし となると俺がエンジョイするのに付き合ってもらう形が一番本人に意識させずに リフレッシュさせられるか…?まあ様子見ながら動くか 「じゃあ、俺から誘ったんでまずすみれさんが興味あるとこからにしましょか。どこ行きたいです?」 「…ほんまマセた子やなぁ」 「考えすぎなだけだぞ」 シンドゥーラモンに見透かされたような気もするけど、まあ…いいか ↓ すみれさん公式様、移動後の1シーン分書いて♡ といきなり言われても得手不得手があると思いますので、できればすみれさん視点で書いて頂けるとありがたいですが どこに移動して何する、こういう台詞を言う、くらいの指針を頂けるだけでも助かります。それを元にこちらで書けますので こちらにこうして欲しいという指定もしていただいてもかまいません 移動場所だけでもこちらで続き書けますのであまり難しく考えずに負担になりすぎない範囲で選択してください