前回のあらすじ  フリーズランドにデジタルワールドに混乱を齎す悪しき存在デジモンイレイザーがいるという確かな情報を得たロイヤルナイツはドゥフトモン、デュナスモン、アルフォースブイドラモン、デュークモンによる奇襲作戦を決行。  しかし、予想を上回るデジモンイレイザー七大将軍(ネオデスジェネラル)の驚異的な力によって阻まれ失敗した。  水竜将軍オキグルモンの未来視はドゥフトモンの作戦も戦術も全て潰したのである。  追い詰められ、X抗体プログラムを使用しX進化を遂げたドゥフトモンXは、未来視でも捉えることの出来ない極まった体術で挑みオキグルモンに対し優勢に戦った。  だが、オキグルモンの奥の手であるクトネシリカ二刀流と必殺技の無限ループによって破れてしまう。  ドゥフトモンを覆い隠すほどの蒼炎が消えた時、ダークエリアへのデジタルゲートが閉じる所を見たオキグルモンであった。 デジモンイモゲンチャードゥフトモン外伝2章「相反する者」  グランドラクモン。七大魔王に匹敵する力を持つ吸血鬼の王にしてダークエリアを作り出したとも言われる魔獣型デジモン。  目が覚めたドゥフトモンは、自らを覗き込むその顔が見えたとき、思わず反射的に頭突きを入れた。  流石にいきなり頭をぶつけられたのは驚いたようで大げさな素振りで痛がるふりをしていたが、すぐににこやかな笑みを浮かべ喋り始める。 「あ~痛い痛い。ねぇ君、そんなに警戒しないでくれたまえよ。わざわざ医者をここに連れてきて、君の治療を頼んだのは僕なんだからね」  確かに、オキグルモンの蒼炎に焼かれ、あと少しでデジタマ化……いや、消滅寸前まで追い詰められていたデジコアは安定状態まで修復されていた。  全快というわけでもなく、X抗体も失ってしまっているが、それは仕方のないことだろう。 「……ならばロイヤルナイツとして礼は言うべきか。救ってくれたことには感謝する」 「良いんだよお礼なんて。僕が欲しいのはそんなものじゃないからね」  その喋りは穏やかで聞くものを安心させるような波長を伴っている。だからこそ恐ろしい相手だとドゥフトモンは考える。  なぜならそこには討伐に来た幾多の天使型デジモンを、その魅了の力を持つ声と話術だけでも戦わずして堕天させてきたという事実が存在するからだ。 「ではそれを聞くとしよう。私を助け、ダークエリアへ連れてきた理由は何だ?」 「う~ん、それは後でいいよね。その話は僕ともう少し仲良くなってから。僕は別の話がしたいな」 「仲良くだと? 私はロードナイトモンとは違うぞ。貴様のような闇の住人と手を組むのは、リスクが大きすぎる」  ロードナイトモン。ロイヤルナイツの中でも特別な騎士だ。  ロイヤルナイツの中では珍しいウィルス種であり、独特の美学と自らの正義のためであれば悪と組むことも辞さない過激な面を持つ。  ドゥフトモンにとっては扱いやすい方のロイヤルナイツであったが、人間の保護のために動くという名目で、今回のロイヤルナイツによるデジモンイレイザー襲撃作戦には不参加であった。  だが、ドゥフトモンが知る限り人間を嫌うロードナイトモンがその考えを変えるなどありえない。  なにかを企んでいるのだろうが、人間のことを未熟で愚かと評するドゥフトモンにとってはどうでもいいことであった。 「ロードナイトモンか……ふふ、彼も面白いことになっているねぇ。  だが、君もまた特別なロイヤルナイツだ。人と獣、知性と野生、善と悪……他にもたくさんの相反する要素で組み上げられている。  だからこそ、君はそれぞれ違う正義と信念にその剣を捧げたロイヤルナイツをまとめ上げる調停者たり得ている。  結局は破壊の力をどこへ使うかしか変わることのないデュークモンや、独善を貫くロードナイトモンとは違う。  真の意味で二面性を共存させているロイヤルナイツは君だけだ」 「……私たちのことをよく見ているものだな。暇なのか?」 「ああ、暇なんだ。なにせ僕は吸血鬼の王だからね」 「そうか。不死身というものは己のデータをそこまで腐らせるものか」 「君には酷い臭いがすることだろうね。まぁ、退屈しのぎに君が死にかけた戦いの話でもしてくれよ。ずっと見てたんだけど……なにか君たちが高度な戦いをしてるのはわかったんだけど解説がないと理解が出来なそうでね」 「妙な視線を時折感じたがあれは貴様か。オキグルモンは気付いていなかったようだが……まぁいい。私もあの戦いを再確認したかった」  そして、ドゥフトモンはグランドラクモンに語る。  デジタルワールドを脅かす謎の存在デジモンイレイザーの正体を暴くべく、フリースランドに幹部が集結するという確実な情報を元に襲撃作戦を立案。  空を制す飛竜の騎士たるデュナスモン、神速の騎士たるアルフォースブイドラモン、そしてオメガモンと並ぶロイヤルナイツの両翼であり破壊の騎士たるデュークモンを引き連れた速度と攻撃力に秀でたメンバーによる奇襲作戦。  だが、それもおそらくはあの未来視の力を持つ氷竜将軍オキグルモンの前には筒抜けであったのだろう。  そしてオキグルモンとの戦いに置いて全ての戦術を潰され、完敗といっていい結果になったことをドゥフトモンは自らの口で話した。 「未来を識る、ね。うん、君たちの攻防ってやっぱりすごかったんだねぇ」 「そんな称賛が何になる。戦いは結果が全てだ。私は完膚無きまでに負けた。それを事実として認めよう。私では勝てない。それも認めよう。 ならば私は、勝てる者を集める。あのオキグルモンだけではない。定められた未来、運命を打ち砕ける力を集めなくてはならない」  そこでドゥフトモンの言葉は止まる。  自身がやるべきことは定まっても、それが具体的にどのような力かがまだ見えてこない。   「しかし気がかりなのは他のロイヤルナイツだ。襲撃を知っていれば私ならば罠を張る。最悪の事態を想定すべきか」 「僕はここから全てを見てた。彼らはカードにされていたよ」  グランドラクモンが言ったその言葉にドゥフトモンは驚愕しすぐさま思考を巡らせる。  カードにされたというならばそれは封印の一種だ。  なぜカードという形式である必要があったのか。  人間が使う道具の中にはカードを使ってデジモンを強化する道具があった。  対象となったデジモンにプラグインの効果を与えたり、他のデジモンの技を使ったり、装備を召喚することができたはずだ。  例えば、地中を掘るためのドリルを召喚しそのデジモンの両腕につけたり、進化を促進させたり様々な戦術を可能としていた。 「そうか。あのとき突然現れたもう一本の刀はカードから召喚したか。あの手甲の裏に隠していたな」  だとすると人間の道具を必要とせず、カード単体で効果を発揮できるようになったに違いない。  そしてロイヤルナイツが封印されたということは、彼らの強大な力が敵に渡ったということに他ならないだろう。  ドゥフトモンが想定していた最悪の事態よりも考えようによっては厄介なことになってしまったようだ。 「へぇ……面白いね。デジモンが作れるとは思わないし人間の技術かな?」 「私の思考を……いや相手が抱く不安や悩みを読んだのか」 「お、そこまで分かるんだ。そうだよ。それで仕事に悩む天使様たちの悩みを聞いて、道を示してあげるのが僕の得意技でね」 「それならば話が早くて助かる。だが、デジモンイレイザーはどこからそんな技術を? やつに関しては情報が錯綜しすぎていて精確な分析ができない」 「別にわからなくてもいいじゃないか。わからないことをわからないままにしておくのも大切なことだよ。 それに謎めいた彼が描く様々な闇に対抗する小さくも眩しい光たちの煌めきを眺めることは、僕にとってはとてもいい退屈しのぎになっているんだ」 「まさか貴様は退屈しのぎ、それそのものが目的か」 「ああ、そうとも。でも、僕が一番ほしいのは、光なんだ。この暗闇の中にずっといるからこそ、その輝きの価値が分かってしまう。恋い焦がれてしまう。 デジモンイレイザーや、他の悪意と戦う勇敢な人間たちとデジモンたち。彼らの命の輝きをいずれ結晶にして閉じ込めて永遠に僕を楽しませるオブジェにしたいねぇ」  なるほど。こいつはこうして同じ言葉を話していても、言葉は通じない。他人の意見を聞くわけではない。  一方的に勝手な考えを押し付けるだけの、わがままで腐りきった不死者の王様か。  自分を助けたことにも深い考えがあるわけでもなく、気まぐれの行為だろう。  退屈しのぎに本当にあの戦いで私とオキグルモンがなにをしていたか解説が聴きたかっただけだ。  だからこそ、ロイヤルナイツで私だけが助けられた。  グランドラクモンというデジモンはそういうものなのだ……と、ドゥフトモンは結論付けた。 「本当に人間が持たらす光は、味わい深くて好みでねぇ。特に、一度闇に堕ちたものが再び光へと転ずる時の輝きは最高だ! 相反する者たる君ならわかってくれるだろう?」 「……人間など未熟で愚かな種族に過ぎないぞ」 「だけど、そういいながら君は知っているじゃないか。未熟とは熟す機会があるといこと。愚かさは時に誰の予想もつかない結果を齎すこと。  その不確実さ、不安定さが齎す奇跡に等しい活躍は幾度もこの世界を救ってきた。  それを君は恐れ、憧れ、憎んでいる。だから近づこうとしなかった。だから人間を巻き込みたくなかった。これからもそうするつもりかな?」  心を見透かされたことへの怒りと、真意を理解する相手への安心感。  これが幾多の天使型デジモンを堕天させてきた吸血鬼の王か。ドゥフトモンはその言葉に飲まれぬように警戒を強める。 「ただ命令に従うだけの天使共と、我らロイヤルナイツは己の中に理想と信念を持つ点で違う。私を誑かそうというのならば無駄なことだぞグランドラクモン」 「それがしたければ、僕はこの眼を使っているさ」 「噂は聴いたことがある。吸血鬼の王、その妖眼に見据えられれば、その者は闇の虜になると」 「そして、その闇から抜け出る時の輝きはなんと美しいことか。君もいずれ理解するだろう」  恍惚とした表情で語るグランドラクモン。  過去に何度も何度も人間の前に現れては倒されているというが、そもそも勝ち負けなどどうでもいいのだろう。  グランドラクモンのあり方は間違いなく悪だ。自己中心的でわがままで勝手な存在だ。  しかし、それにドゥフトモンは救われた。オキグルモンにとっても予想外であっただろう。  故にドゥフトモンはその叡智の何処かで考えてしまう。  もしかすると彼のような自分のや、彼が語る闇から抜けでる者たちこそが、私が求める未来を変えうる力なのではないか。  だが、それを認めることは今までの自身の歩みを否定することに他ならない。 「さぁ、そろそろ前へ進む時間だよ。君のために僕が作れる道は2つある。1つはデジタルワールドへ繋げる道。2つ目は人間界へつなげる道だ。  どちらか一方だけが正解かもしれないしどちらも間違ってるかもしれない。僕は未来なんてわからないからね。  僕が分かっていることは人間は素晴らしい可能性を持っているということだ。  君は、どちらに進むんだい?」  ドゥフトモンは即座に決断を果たす。分析するまでもなくわかりきっていることだ。 「今の私ならば無論、デジタルワールドへと戻る。それが善である私が選ぶべき道だ」  これがドゥフトモンが当然のように選ぶ答えだ。  ロイヤルナイツは壊滅状態だ。  デジタルワールドの秩序を守るためには一刻も早く残るロイヤルナイツを取りまとめ、脅威へと対抗すべく建て直さなければならない。  いくら人間は素晴らしいと言われようが、愚かで未熟で、自ら破滅へ向かうであろう人間共との協力を考えることなどない。  それが正義の騎士が選ぶ道に他ならない。  グランドラクモンのため息が聞こえる。 「はぁ……そうかい。僕にとってはつまらない答えだけどいいよ。面白い解説のお礼はしなくちゃね」 「だが、その前に頼みがある。吸血鬼の王グランドラクモン。貴様の持つ力で、私の考えを歪めて頂きたい。 今の私はデジタルワールドを襲う危機に対し、善に寄りすぎてしまっている。運命を壊すのに必要なのは、私にとっての悪だ。それが私が導き出した最適解だ」  ロイヤルナイツには、それぞれ理想と信念がある。それ故に、ロイヤルナイツたちは時に敵味方に分かれ争いあうこともある。  ドゥフトモンの理想は調和の保たれた世界。それを成すための信念は善にも悪にも偏らない事。  このドゥフトモンにとって、その解釈は、善にも寄らず悪にも寄らず中庸を保ち続けることではない。  時と場合に応じて、善と悪を行き来することだ。人と獣を切り替える自身の特性のように。  そして、デジタルワールドの危機に対して、ドゥフトモンは善を行なう騎士としての性質が強くなっている。  ドゥフトモンの善とは、イグドラシルの意思を実現すること、デジタルワールドを最優先するということ。  そのためならば人間を滅ぼす策を弄することも辞さない。それが善のドゥフトモンである。 「へぇ! そうくるんだ? ドゥフトモン、君は僕との出会いまで利用するのか。やっぱり君はロイヤルナイツの中でも、僕を楽しませてくれるね」 「貴様を楽しませているつもりはない」 「君の意思はどうでもいいだろ。僕にとって面白いかどうかが全てさ。さぁ望み通りにしてあげるよ。僕の目を見るんだ……『アイオブザゴーゴン』!!」  この決断は、間違いかもしれない。自身がいずれイグドラシルの敵になるかもしれない。  しかし、デジタルワールドを救うためにはこれしかないとドゥフトモンは分析していた。  善と悪。相反するバランスを取ることで、中庸へと向かう険しき獣道を歩まんとする騎士は、その天秤を善から悪へと傾けた。  光指す道に背を向け、先の見えぬ闇の中へと獣は走る。  ああ、しかし、その暗闇はなんと希望に満ちていることか! 次回予告  人間界へとやってきたドゥフトモンはその姿をプロットモンへと退化させ、憑依者を選定すべく情報を集めはじめた。  だが、ドゥフトモンの通ったデジタルゲートをこじあけたデスモンが現れ状況は一変する。  即応性に欠ける政府機関を待つことなく迎え撃つはフェアリモン、アグニモン、シューツモンの三傑。  魔王型究極体を相手にしても互角に戦う彼らであったが、ドゥフトモンにとってその力は求めているものではなかった。  その時、戦いの場を混沌へと叩き落とすあの女がやって来る。 次回デジモンイモゲンチャードゥフトモン外伝3章「めもり」  今、妄言が進化する。 ・資料用イモゲンチャーロイヤルナイツ言及まとめ オメガモン:洗脳されオメガモンズワルトDEFEATとなっている。(160:ゴーグル狩りの男) デュークモン:カードにされ封印されたがチャラ男さんに力を貸す。(237:チャラ男(ロイヤルナイツ)) マグナモン:かつてスカルスカモンに敗北(1185164125)。その後失踪していたが、VI・Fと共に修行しマグナモンXとして汚名返上すべくアリーナに参戦。(259:VI・F) アルフォースブイドラモン:ロイヤルナイツ襲撃事件(多分この一連のSS)で行方不明になったロイヤルナイツ。星逢望の父の下にたどり着きカード化後傷を癒やしていた。星逢家襲撃事件後に望にカードのまま協力。(296:ナンバーズバスター) ガンクゥモン:リアルワールドを彷徨っている時に人間化プラグイン手に入れ、ガンコとして人間化。同じく正体を隠した月竜将軍ニョイハゴロモンのニョロと恋愛中。(デジモン単体132:ニョイハゴロモン) エグザモン:リヴァイアモンと相打ちの形でリアルワールドに。ドラコモンとして元選ばれし子供とパートナーになりロイヤルナイツを脱退する。(272:滝谷 陽奈美) ロードナイトモン:ロードナイト村を経営しているがイヴの反イグドラシル思想を広める行為に困ってる。(287:イヴ) ドゥフトモン:オキグルモンに敗北しグランドラクモンに諭され人間界へ赴き高円寺峰子に憑依。私兵としてBVを結成する。(278:高円寺 峰子) クレニアムモン:1話と同時期にイレイザーピエロ軍団に勝利するも負傷は大きく発生したデジタルゲートによって人間界へ。(326:二本柳 海砂緒) ジエスモン:白崎護やハッカーテイマーナナシのハックモンが怪しいがロイヤルナイツ個体であるという明確な言及は無し。(99:白崎 護&105:ハッカーテイマーナナシ) デュナスモン:この一連のSSで七大将軍に負けカード化封印されたことにした。その後動向不明。 アルファモン:ロイヤルナイツとしては言及無しのはず。 スレイプモン:ロイヤルナイツとしては言及無しのはず。 おまけ ・ドゥフトモンは『アイオブザゴーゴン』で自分にとって悪である「人間を頼る」ように自分を調整した。 ・元から善でも悪でもあるので『アイオブザゴーゴン』でも対して変わんない。メガテンでL-N-Cの属性変える調整程度。  要するにLに寄ってる状態じゃCの仲魔をPTに入れられないし、Cルート入れないから自分の属性を救済イベントでCに調整した話がこのSS。 ・ついでに心の闇もちょっと引き出された。サイスルのようにイグドラシルの意思を推測して忠実に従おうとする騎士だったのが、 「イグドラシルいいかげんにしろよ……毎回毎回曖昧な指示しか出さないから現場の解釈バラバラすぎてまとめるの大変なんだぞこっちは……」と上司の愚痴をいう程度に反抗的になった。 ・だけどロードナイトモンが自身の人間保護区で反イグドラシル思想を広めてるらしいというのを聴くと「あいつヤバイ」とドン引きする。 言い訳効かない明確な反逆行為だろ。それはいくらなんでもまずいって盟友。めもりちゃん送るか……。 ・デュナスモン、ロードナイトモンとは多分この世界でもいつもどおりの仲良し三人組だろう。 ・イグドラシルの意を組み各々の理想を取りまとめ調和を目指す獣騎士ドゥフトモン、主君への忠義に生きる飛竜騎士デュナスモン、己の美を理想とする騎士王ロードナイトモンの3騎士は何で公式で仲が良いっぽいのだろう? ・グランドラクモンは輝かしい存在を闇堕ちさせるのが趣味。 ・そのうえで光に戻って自分を倒してくれたら光が見れて大満足だし、そこで自分が勝ったら『クリスタルレボリューション』で最後の輝きを保存し彼のコレクションになる。 ・最近は自分がやらなくてもデジモンイレイザーが闇堕ちさせたり勝手に些細なことで闇堕ちするのが多いから手を出さずコキュートスの居城から眺めてるだけで楽しい。 ・つまり闇が光の存在となるBVはグランドラクモンにとって推せる。見てて何やらかすかわかんないのも楽しいね。 ・でもめもりちゃんが光判定になるかどうか聞くと「救いなき漆黒の闇が其処にあるからこそ、その周りの小さな星たちがより美しく輝きを増す」とか言い出す。 ・ところでデジモンリアライズの話だけど一度効かなくても『アイオブザゴーゴン』重ねがけで洗脳したの好き。洗脳後もずっと囁きつづけて思考放棄させてるマメさも好き。 ・ドゥフトモン行動パターン L(善・人寄り):計画性と陰謀力。ちゃんと事前に作戦考えて実行する。デジタルワールドが危機なほど善に寄る。でもこれ独善っていうんだ。 C(悪・獣寄り):即応性と対応力。確証を得ずに野生の勘で動いてから知性を全部アドリブに回す。BVでは集めた情報から最後は勘でBV送ってあとは事後処理能力に全振り。 N(中庸:X抗体):もう我慢できん! 私がでていってなんもかんもやっつける!! クロニクルXでデュナスモンXと組んでたはずなのにいつの間にかロードナイトモンXの方行ってバルバモン倒してるの何? ・進化ルートは新デジカBT03基準プロットモン→ミケモン→バステモン→ドゥフトモン。 ・プロットモンが善にも悪にもなる、ミケモンがとても頭の良い、バステモンがずる賢いとか相手を思い通りに操るで、獣ルート維持しつつ性格設定面ドゥフトモンの策士要素に併せながら女騎士にするきれいな公式ルート。さすがだぁ。 Q.めもりちゃんに誘われたらどうなるか 「ドゥフっちーうちの配信出よー?」 ・アライメントがLのドゥフトモンの場合 「駄目だ。事前に申請しろと言っているだろう。私は重要な仕事がある」 A.普通に断る。 ・アライメントがCのドゥフトモン 「そうか。いいぞ」 (めもりがせっかく誘ってくれたのだ。ロイヤルナイツの威光を愚かな人間どもに知らしめるいい機会だ。仕事はディンや影太郎に投げるか……駄目でもなんとかなるだろう) A.とりあえずやってから考える。 ・アライメントがNのドゥフトモンX 「むしろ私が配信する! そして全ての配信者に、勝つ!!」 A.なんかもう頭がおかしくなっている。