ジェンティルドンナとの3年間を歩む中で、肉体改造にも同時に励んだ。
勿論トレーナー業が疎かにならぬ様に、トレーニングプランを組み立てながら筋トレをした。トレーニングコースの予約をしながら腹筋を鍛え、最新のトレーニングの勉強の合間に腹筋を鍛え、眠りにつきながら腹筋を鍛えた。
その努力も相まって、彼女との3年間が終わる頃にはもやし男はどこにもいなくなった。ジェンティルドンナがG�Tを一つ取るごとに筋肉で体重を10kg増やすことに成功。
G�Tを7勝してみせたジェンティルドンナの頑張りに、俺は筋肉で応えてみせたのだ。

「……ね、ねぇ……本当に、あの人がジェンティルドンナさんのトレーナーさん……」
「やめなよ……聞こえるよ……」

かつては俺を嘲っていた声も、今は消え失せた。俺は誇らしげに胸を張った。ワイシャツが弾け飛んだ。

「着替えなさい。見苦しいわ」
「あ、ごめん」

俺はトレーナー室に戻った。

「働きには見合った労いが必要だということは理解しております」

そんな日々を過ごしていたある日のこと。トレーナー室にて彼女は、唐突にそう切り出した。

「手を出していただける？　マッサージを学びましたので」
「……え」
「なにか？」
「あ、いや……じゃあ、お願いしようかな」

俺は言われるがままに、ジェンティルドンナに腕を差し出した。彼女は慈しむような表情で、俺の腕をくまなく撫でていく。

「……おいたわしや。私の為に、ここまで身を粉にして──ここまで、痛々しく腫れてしまうなんて」
「腫れ……？　何を──いっ！？」

ジェンティルドンナが、その手で俺の手のひらを包み込んだ。勿論サイズは俺の方が圧倒的に大きい。それでも彼女はこともなげに、ぎゅっと、握り込んだ。
凄まじい圧力に言葉を失う。痛みは無かったが──

「……え……」

ジェンティルドンナが手のひらを開くと、そこにはつるつるで小さな、まるで子どものような手のひらがあった。
縮められた、俺の手のひらが。

「うまく行ったわね。さぁ、そこに横になって。全身の凝りをほぐして差し上げますので」
「い、いや！　ちょっと──」
「ご遠慮なさらず。労いを受け取るのもトレーナーの義務でしてよ？」

ウマ娘から逃げられるはずも無い。
瞬く間に浮遊感、気付いた時にはうつ伏せでマットの上に寝かされていた。
彼女の指が、伸びてくる。

「腕、肘から先をよく揉んで……良し。もう片方の腕もいきますわね」

「次は脚……ああ、こんなに凸凹に……」

「腰、お腹、首、肩……ふふ、心地良くて言葉も出ないかしら？　学んだ甲斐があります」

次々と、身体が圧縮されて、縮められていく。
それもただ縮んでいるわけではない。筋肉とは無縁な、まるで子どものようなツルツルスベスベの細い身体に。
……ジェンティルドンナからすれば、ヒトの筋肉など有って無いようなもの。さらにウマ娘の身体は鍛えても表面上に筋肉があまり現れないことが多い。
つまり、彼女の目には、全身を筋肉で肥大化させた俺の見た目は、過労と怪我で痛々しく腫れたように映っていたのだろうか……。
あまりのことに言葉も出ない。しかしその間にもマッサージは続いていく。

「ふぅ……あとは、お顔ですわね。ご安心を。小顔マッサージも嗜んでおりますので。折角ですし、もっと可愛らしくしましょう」

彼女の指が、俺の頬に触れた。

「ねぇ、あの子がジェンティルドンナさんのトレーナー……ちょっと、可愛いかも……」
「やめなよ。ジェンティルドンナさんに聞かれるよ……」
「私のトレーナーに何か？」
「あ、いえ！　何でもありませーん！」

生徒たちがジェンティルドンナの眼差しで退散していく。
違うんだ、これは──追いかけようとした俺を、ジェンティルドンナが抱きしめて止めた。
むぎゅっと、柔らかく、温かく、いい匂いで──万力のような力で、彼女の腕の中に固定された。

「構うことはありませんわ。私のトレーナーとしての姿を示し続けなさい」

しかし、今の俺の姿は、どう見てもトレーナーではない──抗議の声も、抱き締められて届かない。
どうして、こうなってしまったのだろう。
俺は彼女に抱き上げられて、ぷらぷらと爪先を浮かばせながら、トレーナー室へと連れ込まれて行った……。

ジェンティルドンナと合法ショタの絡みが見たくて

>ジェンティルドンナがGⅠを一つ取るごとに筋肉で体重を10kg増やすことに成功。
？？？？？？

トレーナー120kgくらいになってない？化物では？

化け物と化け物

合法ショタが見たいのは分かるけど筋肉の部分いる？

>ジェンティルドンナと合法ショタの絡みが見たくて
ノイズが多い！

TSかと思ったらショタだった

なるほどメイちゃんもこうやって…

ダ…ダブル怪異…！

>トレーナー120kgくらいになってない？化物では？
それだけ鍛えてもジェンティルからすると「あんなに腫れて痛々しいですわ…」でしかないのいいですよね

箕輪さんみたいな筋肉になってない？

>合法ショタが見たいのは分かるけど筋肉の部分いる？
それくらい頑張って鍛えないとジェンティルにご褒美マッサージしてもらえないからいる

>箕輪さんみたいな筋肉になってない？
圧縮されたなら筋力と重さは据え置きな可能性あるか…

見せ筋じゃなくてもパワー出せる子は見方が違うなぁ…

むっ！
いいねえ

対抗意識を燃やして自分のトレーナーも縮めようとする姉さんがいるかもしれない

ジェンティルさんの怪文書だ！
実装前なのに！

なんかもう筋肉とかじゃなくて別の魔法みたいになってる！

>俺は彼女に抱き上げられて、ぷらぷらと爪先を浮かばせながら、トレーナー室へと連れ込まれて行った……。
トレーナー室が出てきたということは勝ったな

万が一トレーナーが食われたら命が危ないな...

>なんかもう筋肉とかじゃなくて別の魔法みたいになってる！
マッサージですわ

つるつるぷにぷになボディで重機のタイヤ引き摺るウマ娘ちゃんからしたらヒトのマッスルなんて飾りでしかないんだろうなぁ

不要な筋肉は見苦しいからな
ジェンティルさんがこれから一生守護るから見せ筋は不要

>つるつるぷにぷになボディで重機のタイヤ引き摺るウマ娘ちゃんからしたらヒトのマッスルなんて飾りでしかないんだろうなぁ
どうせ鍛えても勝てないのにつけてる筋肉なんてただのウマ娘へのアピールでしかないんだよな

もしやジェンティルさんの初怪文書？

>もしやジェンティルさんの初怪文書？
随分前に圧縮されて一寸法師みたいになったのがあるよ

じぇんちるさんの怪文書はすでにいくつかあるよ

>>つるつるぷにぷになボディで重機のタイヤ引き摺るウマ娘ちゃんからしたらヒトのマッスルなんて飾りでしかないんだろうなぁ
>どうせ鍛えても勝てないのにつけてる筋肉なんてただのウマ娘へのアピールでしかないんだよな
だが体重が70kg増えるレベルの筋肉なら？

>>>つるつるぷにぷになボディで重機のタイヤ引き摺るウマ娘ちゃんからしたらヒトのマッスルなんて飾りでしかないんだろうなぁ
>>どうせ鍛えても勝てないのにつけてる筋肉なんてただのウマ娘へのアピールでしかないんだよな
>だが体重が70kg増えるレベルの筋肉なら？
マッサージ

これ筋肉を圧縮しただけなの…？

>随分前に圧縮されて一寸法師みたいになったのがあるよ
なんだい特殊性癖を惹きつけるのかい

これをひたすら繰り返せばウマ娘相当の肉体を得られるんじゃないか？

女々しいトレーニングと筋肉の圧縮を繰り返すとウマ娘に準ずる力を手に入れられるかもしれない

>これをひたすら繰り返せばウマ娘相当の肉体を得られるんじゃないか？
一度ジェンティルの手で圧縮された筋肉と骨が人間のトレーニング如きでまた大きくさせられるだろうか……

あと8回やったらミオスタチン筋肥大と同等か

>>これをひたすら繰り返せばウマ娘相当の肉体を得られるんじゃないか？
>一度ジェンティルの手で圧縮された筋肉と骨が人間のトレーニング如きでまた大きくさせられるだろうか……
ジェンティルドンナの担当トレーナーとしてその程度鍛えない理由にはならない

>>>これをひたすら繰り返せばウマ娘相当の肉体を得られるんじゃないか？
>>一度ジェンティルの手で圧縮された筋肉と骨が人間のトレーニング如きでまた大きくさせられるだろうか……
>ジェンティルドンナの担当トレーナーとしてその程度鍛えない理由にはならない
今度は手のひらサイズくらいまで圧縮されそう

なんで当たり前のように肉体を圧縮できるんですか？

多分トレーナー誘拐しようとした奴が重さにビビる

内臓死なない？

>内臓死なない？
マッサージしますわ

>マッサージしますわ
内臓も若返る驚異のパワー…

好き勝手書けるのは実装前の特権だから…

圧縮してるだけだから見た目ショタだけど筋肉ムキムキのマッチャマンみたいなパワーあるのかな
ウマ娘からしたら誤差だけど…

見た目は子供頭脳は大人肉体は鋼

一寸法師のやつとオワリのやつとあとなんかあったっけ

ちんちんだけは大人なんだろうな…

見合うトレーナーになるためには鍛えnight

>ちんちんだけは大人なんだろうな…
ここはまあ…このままでいいわね

あくまで圧縮されただけだから120kgの筋力はそのままの合法ショタなんだろうな
下手にショタを攫おうとすれば誘拐犯は腰をやられる…

あのジェンティルドンナのトレーナーは天才少年である。
その噂を聞いて、彼は誘拐を計画した。
所詮子ども。隙はある。
密かにストーキングを続け、漸く隙を見付けた。終電の車内で寝落ちしている。
彼はほくそ笑むと大きな声を出されないように口を縛り、そしてトレーナーを持ち上げ──

「……ッ！？」

持ち上がらない。重い。重過ぎる。どうなっている？　服の裏側に錘でも？
しかし子ども用の礼服も半ズボンも質の良い生地を使っているようだが別段おかしなところはない──

「……小蝿か五月蝿い季節になって来ましたわね」

ジェンティルドンナの声が、後ろから

骨までは圧縮できてもいい
臓器を圧縮……？

ソレに質量があるなら全て圧縮できるはずだ

いい匂いと、心地良い揺れで目が覚めた。

「あら、まだお休みになっていてもよろしくてよ？」
「……ありがとう、ジェンティル。だけど降ろしてもらえるかな？」
「いえ。これもトレーニングになりますので」

ジェンティルドンナは俺を抱っこしたまま降ろしてくれない。今着せられている子ども用のスーツも、彼女の手によるものだ。
俺が『大人』に戻れる日は来るのだろうか……。

「……ん？」
「どうか？」
「いや、今……人が鼠に追われてたような……」
「気のせいでしょう。そんなに小さなニンゲンがいるとでも？」

視界の隅に映った物をよく見ようとしたが、ぎゅむっと彼女の胸に抱き寄せられて、視界も臭いも聴覚も、ジェンティルドンナしか感じられなくされてしまった……。

まぁ人工呼吸でもすれば膨らんでもとに戻るだろ…

大人扱いして欲しいのに子どもとしか見てもらえなくて恥ずかしがる合法ショタいいよね

絶対塑性変形してる！

圧縮能力者みたいな扱いになっている…

ショタのままだと甘やかすことはできても甘えることがしづらいと思うがどうするんだろう

>ショタのままだと甘やかすことはできても甘えることがしづらいと思うがどうするんだろう
ショタに甘えたっていいんだぜ

脳と心臓を圧縮するのはダメでは？

>脳と心臓を圧縮するのはダメでは？
マッサージだから大丈夫

ジャックハンマーのダイヤモンドボディみたいな密度になってそう

スタンド能力と言われたほうがまだ理解できるが！？

ジェンティルドンナの匂い濃そうでいいよね...

筋肉をショタに圧縮…ビスケみたいになってそう…

(もっと鍛えなきゃ…！)

>内臓も若返る驚異のパワー…
ロビンパワー的なやつか…