志木 萌音(しき もね) 小学3年生。生まれつき全色盲であり、視力は0.07である。 その境遇故か達観したところがあるが、ごく普通の心優しい少女。 周囲の状態の変化に敏感だが、同時に自分にできることはあまりないと思っている。 自身の状態についてもその性格上おおむね理解しており、視力が上がることも色彩を得ることもないとわかっているが 常に心配している母を安心させるために半年ごとに検査を受けていて、検査後眠ってしまっている間にデジタルワールドへ迷い込んだ。 デジタルワールドに来てモノクロの視界は変わらないものの視力が良くなり、サングラスがいらなくなったので額にかけたままにしている。 はじまりの町のデジタマの発生地点でユキアグモンと一緒に幼年期デジモンの面倒を見ること、散歩に出かけて山や森を見ることが最近の楽しみ。 実は萌音にはデジモンがみな白黒のドット状に見えていた(ドットだが表情の変化などはなんとなくわかる)。 そのため彼女のデジクロスはドット単位での組み合わせが可能になり、どんなデジモンへも進化させられる可能性を持つ。 ユキアグモン はじまりの町のデジタマの発生地点で幼年期デジモンの面倒を見ている成長期デジモン。 あまり面倒見は良くないが責任感はある。 華々しい進化による活躍の逸話を多く持つアグモンと比べられることが多かったため、アグモンに対して劣等感を持っている。 好物は畑肉よりデジマスだが、釣りは得意でないためあまり食べられない。 いずれユキダルモンになったら川を凍らせて捕まえて、思う存分食べようと考えている。 ドット・デジクロス 萌音の視野においてデジモンはすべて白黒のドット状に見えている。 そのためドットを並べ替えることで、数が合っていればどんなデジモンの姿にもすることが可能になるため、 彼女のデジクロスをドット・デジクロスと呼ぶ。 ドット・デジクロス前は他の者には通常の姿で見えているが、その後の姿は萌音以外からもドット状に見える。 また、大きさはデジクロス後のデジモンと同じ大きさになる。 ただしデジクロスするデジモンの数と元の強さによって限界があり、 ユキアグモン(80)とコロモン(33)でブイドラモン(113)に進化すれば成熟期相応の強さを引き出せるが、 ツノモン(53)とモチモン(39)からもんざえモン(92)への進化の場合、 進化自体は可能だが幼年期二体のデジクロスのため完全体クラスの強さには到底及ばず、せいぜい成長期程度である。 ※デジモンの名前の後ろの数字は16×16のドット状にした場合の黒のドットの数。