オプティマス:君達は…何故私を助ける
身体に刺さった剣を自分で抜き取りながら真心達に尋ねる
此方は悪く言えば先程の戦いを招いてしまった側
原因とも言える自分を助ける事に僅かに疑念を抱いていた
真心:確かに…私達初対面だもんね
ロイドとセシルはオプティマスが持っていた武器の方に興味があるのか、そればかり修理しているので基本的に真心が話し相手だった
真心:
1〜3.…わかんないや、取り敢えず手が動いたって感じかも
4〜5.昔ね、お母さんが教えてくれた言葉があるの
6.
dice1d6=3 (3)

真心:それに…傷付いてる人を放っておく事はしたく無い
そう言って真心はかつて自身を救ってくれた2人の魔導士の事をオプティマスに話す
不器用ながらも自分の身を顧みず手を伸ばしてくれた人
真心と真結の帰る場所を用意してくれた人
2人がいるからこそ自分達は自分達で居られるのだと
オプティマス:
1〜3.親、か…
4〜5.いつか、会ってみたいものだな
6.
dice1d6=1 (1)

真心:うん、私達元々親とか居ないけど…その人達が私達の親代わり
まぁ父親に相当する人とは中々会えないんだけどね…と寂しそうな顔をする
オプティマス:…会えると良いな
空を見上げ、故郷の星があるであろう方向を見る
そこに故郷があるかはわからないが…夜空には数多の星が強く輝いていた

1〜3.真結:お腹空いた…
4〜5.九音:…あの人…どうして…
6.
dice1d6=1 (1)

砦近くの街にある一つの家
その中で真結はテーブルの上で上半身だけうつ伏せになっていた
ジャネット:真結、大丈夫？
真結:うん…怪我とかはしてないんだけどね…？
腹の虫が鳴り、腹部を摩る
リズ:ちょっと待ってて、今パンを…
ゼロ:これを
椅子から立ち上がったリゼが台所に置いてあった食料を持ってこようとすると
寝室の扉が開き、中から携帯食料とペットボトルに入った水を差し出す仮面の男が現れた
真結:わぁ！ありが────
受け取る/怪しい…
dice2d100=38 41 (79)

親か

わあ！お水！

常識的に考えてダサい仮面の男はクソ怪しいんだ

ゼロ:…
真結:さっきは助けてくれてありがとう…だけど仮面つけた人は怪しい人って前にお母さんに言われてて…
仮面の形は違うが、仮面をつけた男達の写真を指差し、こういう人についてっちゃダメだからね？と母親に言われた事を真結は思い出す
ゼロ:確かに、君の母親の言う事は正しいと思うよ
リズ:何か仮面を外せない理由があるの？
もしかして顔に怪我とかしていて…それを見せたく無いとか？とリズがパッと思い付いた事を言う
ゼロ:…
1〜3.そういう訳では…そうだ、君達は神聖ブリタニア帝国を知っているか？
4〜5.C.C.:別に外しても良いだろう？お前の正体を知っても驚く者は此処にはいない
6.
dice1d6=1 (1)

>わあ！お水！
水を…水をくれないかスザク…

母親？！真結ちゃんの！？

誰だ…ルーチェ？なのは？

真結:神聖？
リズ:ブリタニア…？
ジャネット:帝、国…？
ゼロ:そうか…君達の世界にブリタニアは存在していないのか
なら、大丈夫だろうとゼロは仮面を取り…茶髪の青年が姿を現す
スザク:怖い思いをさせてごめんね…僕の住む世界ではこの仮面の正体を知られる訳にはいかないんだ
頭を下げて真結達に謝るスザクに慌てて顔を上げるようにいう真結
真結:ご、御免なさい…私も怪しいとか言っちゃって…
1〜3.C.C.:いや、怪しいだろ
4〜5.スザク:でも君の方が正しいよ
6.
dice1d6=1 (1)

そりゃ怪しい

スザクは頼もしいなぁ

スザク:き、君が言うのか…
C.C.:悪いか？実際初対面でその仮面と対峙させられたら怪しさ満点だと私は思うが
台所に置いてあったありもので簡単なスープを作っていたC.C.はそのまま真結達へ配膳する
真結:食べて良いの…？
C.C.:ああ、熱いだろうから冷まして飲むんだぞ？
年下相手だからか、優しい口調で真結に対応する姿に呆気に取られるスザク
C.C.:おい、お前も食べろ…今まともにKMFを動かせるのはお前しかいないんだからな
スザク:…頂きます
真結:
1〜3.美味しー！
4〜5.なんだかお母さんの味と似てるかも…？
6.
dice1d6=4 (4)

中の人が同じ？

C.C.:…そうか
スザク:君のお母さんはどんな人なんだい？
こんな状況だからこそ、落ち着ける話題を話せた方が良いと考えたスザクは真結へ尋ねる
真結:私のお母さんね、いつも眼鏡を掛けててね────
母親の事が大好きなのか、一度喋り出すと収まる様子は無く
重たい荷物を軽々と背負ったり、難しい本を一杯読んでたり、植物の事や動物の事がとても詳しいのだとジャネットやスザク達に一生懸命説明していた
C.C.:お前の母親は物知りなんだな…
ジャネット:真結のお母さん…本当に優しい人なんですね
真結:
1〜3.うん…とっても…優しい…ふわぁ…
4〜5.私の自慢のお母さん、だから早く帰って安心させないと…
6.
dice1d6=5 (5)

ルーチェ…？

>ルーチェ…？
まぁ母親になるんなら彼女だろう
真結も自分の出自は流石に話せないだろうし…

スザク:そうだね…僕達も全力を尽くすよ
だよね？とスザクはC.C.の方を向く
C.C.:…わかった、私も出来る限りの事はしてやる
真結:ありがとう！C.C.さん！スザクさん！
ジャネット:勿論私達も！ね、リズ！
リズ:ええ、このフランスを救う為にも…
1〜3.スザク:………フランス？
4〜5.C.C.:まて、今フランスと言ったか？此処が？
6.
dice1d6=3 (3)

ルーチェありがとう…

逆説的にルーチェのcvも判明したな…

真結:フランスって────何？
スザク:えっと…フランスは国の名前で…聞いた事ない？
スザクは此処がフランスである事、真結がフランスを知らないという二つの衝撃を受けつつもなんとか冷静に対処しようとする
リズ:まさかフランスを知らないなんて…いえ、そういう事もあり得るわね…
C.C.:(フランスにしては技術発展に乏し過ぎる…辺鄙な場所というにも幾ら何でも此処は…)
真結:
1〜3.あ！地球にある国って本に載ってた！
4〜5.うーん…わかんない…管理世界の星の名前…？
6.
dice1d6=2 (2)

えらいぞぉ

C.C.:その言い方…まるで地球以外にも住む星があるみたいだな
真結:うん！私は第1管理世界のミッドチルダに住んでるの！えっと…首都のクラナガンって所！
さも当たり前かのように異なる世界、異なる星、異なる場所に住んでいる事を話す真結へC.C.は慌ててストップを掛ける
C.C.:真結、それは私達以外には話しちゃダメだ…わかったな？
真結:？…うん！わかった！
何故そんな事を言うのか真結にはわからなかったが…取り敢えずそう言うのなら言う事を聞いておいた方が良いと考えた
スザク:C.C.、真結は…
C.C.:嘘は言ってない、本当に別の星から来たんだろうな…
それとも精神に異常をきたしているか…
C.C.:
1〜3.それとあくまで推測だが…此処は私達の存在する時代よりもかなり昔かもしれない、それこそ600年ぐらい
4〜5.何れにせよ事情を知らない奴が聞いたら何をしでかすかわからないからな…真結には悪いが秘密にして貰おう
6.
dice1d6=5 (5)

冷や汗を拭いながらC.C.は真結を見る
C.C.:お前は一体何処から来たんだ…？
誰にも聞こえないくらいの小さな声
しかしその声はとても重く、そして疑念を孕んでいた…

という訳でこの時間は此処まで

まだはっきりとした並行世界との経験はない感じなのか

お疲れ様です

クローン人間なんて言いにくいよお

>クローン人間なんて言いにくいよお
しかも三人のキメラだからな…

真結ちゃん可愛いね…

真結ちゃん良いね…

ブリタニアの単語はむしろ現地人に聞かれるとやばそう
少し勘違いされる

>ブリタニアの単語はむしろ現地人に聞かれるとやばそう
>少し勘違いされる
そうかイギリスの領土…

お互いやばいぞ