ｺｿｺｿ…なのです…（ｻｻｯ…ｼｭﾊﾞｯ！）
抜き足差し足…なのです…（ﾄﾃﾃﾃﾃ…ｼｭﾊﾞｯ！）

どうしたんだ？なぎさちゃんとは一緒じゃなかったのか？

（誰かを尾行しているかのような動きだ）

ただいまさやか、迎えに来てくれてどうも…って？
…確かになぎさちゃんだ、あのもふもふウェービーな髪は間違いない

よーやくみつけたのです…ユゥ…！

（服が汚れるのも構わずに壁に張り付き物陰に隠れて進んでいる）

あの様子からしてあの子…何か手がかりを見つけたわね？

それでは「」様、確かに駅までお送りさせていただいたのでございます
ねー（さやかとの合流を確認するとｽｽｽ…と奥ゆかしく下がる月夜）
>（誰かを尾行しているかのような動きだ）
あれは…まるで忍者のような動きでございますね…？

う！月夜…（ｸﾞﾇｩ…！）
言われなくてもあとはあたしに任せて…って言ってる場合でも無いのかも？
あんたも見たでしょ？今のなぎさを…！

もしや…こっちの方角はもうシャッターしかない商店街だぞ？

月夜ちゃんもありがとう…もしなぎさちゃんが例のふたりを追っていて
実際にこの近くに居たとするなら、結果的に送ってもらって正解だったかもしれん
もし、一人だったらと思うとゾッとする…！

（工匠区と大東区の境目に向かってこそこそと誰かをつけているなぎさ）

きっとなぎささんは連続殺人犯の手掛かりをつかんだでございますね…

>言われなくてもあとはあたしに任せて…って言ってる場合でも無いのかも？
>あんたも見たでしょ？今のなぎさを…！
はい、なぎさちゃんはかなりすばしっこい子でございます
早く追いかけないと見失ってしまうのでございます…

（さびてボロボロになったアーチと真っ暗なアーケードが続く商店街）

>月夜ちゃんもありがとう…もしなぎさちゃんが例のふたりを追っていて
>実際にこの近くに居たとするなら、結果的に送ってもらって正解だったかもしれん
>もし、一人だったらと思うとゾッとする…！
いえ！そんな…ふふ
私と「」様はお友達なのでございますから当然のことでございます
ねー

>（さびてボロボロになったアーチと真っ暗なアーケードが続く商店街）
ちょっ……なんか、見るからに治安悪くなってきてない？
工匠区と大東区の間にこんな場所があったなんて…

変身は感づかれる！もしもなぎさが巻き込まれたらソッコーで走るからね？
月夜！あんたはいつでも誰かと連絡を取れるように！あと「」っしーをお願い！

>ちょっ……なんか、見るからに治安悪くなってきてない？
>工匠区と大東区の間にこんな場所があったなんて…
こういう誰も住んでないとこってのは随所にあるんだよ
見滝原にもそういうとこはある…

ふん！なぎさの目はごまかせないのです！
（かつてはテナントが入っていたであろう雑居ビルを見上げるなぎさ）

ここは、かつて東の遊園地事業の頓挫の影響を受けた地区でございましょう
おばあ様からも、水名女学園のＨＲでもここには立ち入るな、と言われているのでございますが…
>変身は感づかれる！もしもなぎさが巻き込まれたらソッコーで走るからね？
>月夜！あんたはいつでも誰かと連絡を取れるように！あと「」っしーをお願い！
了解でございます…って、さやかさん？！まさか無茶などするつもりでは…！？

これで足りるかなァ…この街から一度離れて
湯国でたくさんなくさなきゃいけないからナァ…

>ふん！なぎさの目はごまかせないのです！
>（かつてはテナントが入っていたであろう雑居ビルを見上げるなぎさ）
あの子、ビルの前で立ち止まったぞ…上の階を見上げてる
まさかあのビルに例の二人が…さ、さやかに月夜ちゃんもどうだ
あのビルからユゥの気配とかするか…？！

あたしの無茶というよりなぎさの無茶が心配なのよ…
首根っこ掴んで急いてお持ち帰りするわよ

変身しないとわかんない…でも変身したら一発で気づくわよあいつは！
それくらい鋭い…！

＜今度は着るもの持ってくるから黒江ちゃんはお留守番お願いね〜

>まさかあのビルに例の二人が…さ、さやかに月夜ちゃんもどうだ
>あのビルからユゥの気配とかするか…？！
明かりこそ付いておりませんが…なんと言えば良いのでございましょう…？
なにか、澱んだような気配がするのでございます…魔法少女なのに魔女でもあるような

！（素早くゴミバケツの中に姿を隠すなぎさ）

ふらふらと足取りも軽くビルを出ていく長身の女

>＜今度は着るもの持ってくるから黒江ちゃんはお留守番お願いね〜
もしやあいつがいるのです？
うやっ！こっちに来るのですまずいのです！

（むぐぐぐ…このゴミ箱！中になんか汁が残っててくさいのです！）
（でもここでやっぱり無理って飛び出したりしたら大変なことになるのです！）

さやかに疲れマラをぶち込みてえ

>！（素早くゴミバケツの中に姿を隠すなぎさ）
なっ……なぎさちゃん、なんて大胆な！でございます…！
私だったらゴミ箱に隠れるなんてきっとできずに見つかっていたのでございます…！

ここに隠れてたのね？
しかも変身なしで動いてるって事は相当警戒してるわよあいつも

…なんて下らないこと考えてる場合じゃ無いぞ俺！いかんいかん
>ふらふらと足取りも軽くビルを出ていく長身の女
あれはユゥ…でも、あいつがビルを離れたならなぎさちゃんを連れ帰るチャンスかもしれん

…じっ、なのです（ゴミ箱のフタを持ち上げてあたりを窺うなぎさ）
ユゥは行ったのです、今こそアタックなのです！

それではとつにゅーなのです！
なぎさわかしこいのでまず優先順位が高いミッションからクリアしていくのです！

今さっき黒江ちゃんってアイツ言ってたよね？
って事はこの中に…

>あれはユゥ…でも、あいつがビルを離れたならなぎさちゃんを連れ帰るチャンスかもしれん
待って下さいませ「」様…ビルの中にはまだ黒江さんが居る可能性がございます
…あの子が非道な殺人犯に手を貸すとは思いたくありませんが
もし肩入れしているのなら…なぎさちゃんが危ないのでございます！

シィ…お前にはもの申したいことが山ほどあるのです
それに黒江なのです、なんなのですか留守番お願いされちゃって！
まったく世話の焼けるやつなのです！

（とてててーと雑居ビルの階段を上っていくなぎさ）

「」っしーはここで待ってる？あたしが行ってくるから！

そして…黒江さんは元・黒羽根でございます
元・白羽根だった者として、道を外れる行いに手を染めるようならなんとしても止めなくては…！

>「」っしーはここで待ってる？あたしが行ってくるから！
ついてきちゃった手前何とも言えないけど！
ここで待ってた方がマシなのだろうか？足引っ張りそうだし！

では「」様は私がお守りするでございます…！
さやかさん行ってらっしゃいでございます〜

（ｽｽｽ…ぴとっ…成人男性の隣をキープする笛姉妹の姉）
（手をひらひらさせて見送る…したたか！）

ソッコーで行って帰ってくるから！そのまま動かないように！

>では「」様は私がお守りするでございます…！
>さやかさん行ってらっしゃいでございます〜
あっ！こいつ〜…なんか絶妙に嬉しそうじゃあないのさ
言っておくけどすぐ戻ってくるからね！？おっけー！？（ｶﾞﾙﾙﾙﾙﾙﾙ）

うやー…まったく黒江の奴もちょっとおかしいのです…
思いつめ方が尋常じゃないのです…

ｻｻｻｻ…ﾋﾟﾀｯ！なのです（最上階のドアに張り付くなぎさ）
……中には…魔力の反応が一人分あるのです…これわきっと黒江のやつなのです

（ビルには何も明かりがついていない）
（その一室にわずかばかりの光によって伸びる影ひとつ…）

＜黒江さん…こんなこともうやめて帰りましょう！ああっ！縄が食い込みます！！

>ソッコーで行って帰ってくるから！そのまま動かないように！
頼んだぞさやか！
無茶だけはするなよ……！

窓越しに夜空をぼんやりと見上げ体育座りしている黒江
縛られて足元に転がされているくろ

ご武運を、でございます…ねー…！（ぎゅっ）
さぁ「」様！今からしばし二人きりでございます！私から絶対に離れてはいけないのでございます…！
こんな治安の悪い場所で魔女やヨタモノに襲われたらタイヘンでございますから！

月夜ちゃん！なにやら怖いこと言わないでいただいて！

>窓越しに夜空をぼんやりと見上げ体育座りしている黒江
>縛られて足元に転がされているくろ
うやっ！なんかくろの奴に合わないと思ったらこんな事になってやがったですか！

まぁもしなにかが襲ってきても…その時は…えいっ！（拳を突き出す月夜）
この私がばっちり守って差し上げますので大船に乗ったつもりで居て欲しいのでございます！

>うやっ！なんかくろの奴に合わないと思ったらこんな事になってやがったですか！
ああっ！なぎさちゃんさん！
えへへすみません…いいとこまで行ったんだけどやらかしちゃって…

黒江！何してやがるですか！
とっとと帰るですよ！そもそもおめーとあいつらは何の縁もないのです！！！

お、おお……まぁでも実際頼もしいぞ月夜ちゃん
マギウスの翼の白羽根として敵対してた頃とはえらい…違、い…だ…？
……あ…あ…ｱｲｴｯ…（月夜の後ろに伸びる高身長の影を見上げる「」）

>お、おお……まぁでも実際頼もしいぞ月夜ちゃん
>マギウスの翼の白羽根として敵対してた頃とはえらい…違、い…だ…？
>……あ…あ…ｱｲｴｯ…（月夜の後ろに伸びる高身長の影を見上げる「」）
？　どうしたのでございましょうか「」様？顔色が真っ青でございますが
あっ…ま、まさかお腹が痛いのでございましょう、か……？

……（影に気づきゆっ…くり振り返る月夜）

こんばんは
いい夜ね（セーラー服を着た少女が立っている）

…アハハ（ﾇｯ…とこんばんわする黒マスクの女性）
みーつけたっ！（光の無い目が「」と月夜とを見おろしている…）

>こんばんは
>いい夜ね（セーラー服を着た少女が立っている）
お前……シィ…！
ようやくまた会えたのです

>えへへすみません…いいとこまで行ったんだけどやらかしちゃって…
世の中リカバリーの効く失敗ばかりじゃないのです
も少し考えるのです
命は一つなのです

>…アハハ（ﾇｯ…とこんばんわする黒マスクの女性）
>みーつけたっ！（光の無い目が「」と月夜とを見おろしている…）
ウワーッ！ユゥ！？（とっさに月夜の腕をぐいっと引いて距離を取る成人男性）
い、いかん…まずい！マズいぞ…！

あなたがなぎささんのお父様を殺めた下手人でございますね？（変身する月夜！）
踏み越えてはいけない一線を踏み越えたのでございますよ？

ＡＬＡＳ！ビルを見上げる路地にてユゥと相対してしまう成人男性と月夜！
そしてほぼ同時刻…ビル最上階の一室にて、黒江とくろ、そしてシィと相まみえるなぎさ！

どうするの？百恵なぎさ…私は独身の力はあってもただの人間よ？
貴方の腕のひとなぎで簡単に終わらせられるわ

>ウワーッ！ユゥ！？（とっさに月夜の腕をぐいっと引いて距離を取る成人男性）
っ！？「」様…！（ﾄｩﾝｸ…♡）
って……い、今はどうやらそれどころではない状況のようでございます！

こらっ！なぎさ！あんたまた一人で…って…黒江さんにくろちゃん…
あんたは！シィ？！

>どうするの？百恵なぎさ…私は独身の力はあってもただの人間よ？
>貴方の腕のひとなぎで簡単に終わらせられるわ
そんなの当然なのです、なぎさはお前の1000倍くらいは強いのです！
でも、それをしてしまったらきっとお前たちと同じになってしまうのです

…あなた、美樹さん
……（フードマントにくるまったままの黒江）

>どうするの？百恵なぎさ…私は独身の力はあってもただの人間よ？
>貴方の腕のひとなぎで簡単に終わらせられるわ
生憎おめーのように人を殺す趣味は無いのです

黒江さん……
シィ！あんた…黒江さんに何を吹き込んだの？！

「」さんだ！こんなところで会えるなんて奇遇だね！
（微笑むユゥ…そして異形の魔法少女姿へと変身する）
でも…さやかちゃんが居なくない？代わりに別の子と一緒だけど
あなたどこかで見たことあったような…（月夜を見おろし首をかしげるユゥ）

美樹さやか…少し失礼（不意に出された手がさやかの頬に触れる）

>あなたどこかで見たことあったような…（月夜を見おろし首をかしげるユゥ）
お久しぶりでございます…ねー（ｷｯ…！でございます！）
いつかの京都では、妹の月咲ちゃんともども大変お世話になったのでございます

>美樹さやか…少し失礼（不意に出された手がさやかの頬に触れる）
あんた、何を…その腕！こんどは切り落とされたいわけ！？
って…（包帯が巻かれたシィの腕を目の当たりにしてためらうさやか）

>いつかの京都では、妹の月咲ちゃんともども大変お世話になったのでございます
キョート？…あ、そうだあのお屋敷ででっかい琴弾いてた子だ！
あれ？横笛の方だったかな…あ、そっちは妹さんか！双子だったんだね！

（野性的な危機感であろうか！一瞬触れるか触れないかで身を引くさやか！）

慣れているのね…こういう事に
少しだけ貴方が分かったわ…

「」様、こちらへ…どうか離れないで下さいませ
私もさやかさんにテレパシーを送るのでございます、ここは撤退しなくては…！

笛吹きちゃんには興味ナイなー？
そこのおじさんはなくさないといけないから
（まるで馬のような跳躍で「」に向けて飛び掛かる）

んんーでもなァ、あなたはリストにいないし魔法少女なわけでしょ？
だからなくす必要ってないから安心して！（にっ…）
「」さんから離れてくれると嬉しいなァ、その人をシィのとこへ連れてかなくちゃだからワタシ

美樹さん！その人は…心を読むんです！きっと黒江さんもそうやって…！

おい！黒江！お前は一体何がしたいのですか！
何もすることが無いならこんなとこにいる理由なんてないのです！！！

>笛吹きちゃんには興味ナイなー？
>そこのおじさんはなくさないといけないから
>（まるで馬のような跳躍で「」に向けて飛び掛かる）
させないのでございます！（笛を吹き鳴らす月夜…すると周囲に吹き荒れる魔力）
……『桜隠れ』！（ユゥの突進を魔力の竜巻が受け止める！）

>（まるで馬のような跳躍で「」に向けて飛び掛かる）
ああーーー！！畜生ここで秘密兵器バルーンを使わねばならんとは！！！

>……『桜隠れ』！（ユゥの突進を魔力の竜巻が受け止める！）
あう！？
…おお、なんかすごい！（目を見開くユゥ…感心しているようだ）

>美樹さん！その人は…心を読むんです！きっと黒江さんもそうやって…！
一方的に人の心に踏み込むのはいい趣味じゃないわよ？あんた…！

あなたたちこそ、ここでゆっくりしている時間はもうございません…！
すでにユニオンに連絡したのでございます、みふゆさんたちがすぐに駆けつけるのでございますよ！

私にも少しづつわかってきたでございます…
魔法少女の力とは…力なきものを守るためにあるのでございます！

>一方的に人の心に踏み込むのはいい趣味じゃないわよ？あんた…！
一方的？…むしろ一方的にそれをされているのはわたしの方よ
おかげで毎晩、夢を見る…見させられてしまう

>私にも少しづつわかってきたでございます…
>魔法少女の力とは…力なきものを守るためにあるのでございます！
たくさんの人をマギウスは踏みにじったのに？（首をかしげながら）

っ…なにが夢よ、その夢とやらで何を見たのか知らないけどね
これ以上、あたしの大事な人たちを引っかき回されるわけにはいかないんだ！この…覗き見女…っ！

>おい！黒江！お前は一体何がしたいのですか！
>何もすることが無いならこんなとこにいる理由なんてないのです！！！
何がしたいのかな・・・私・・・何もすることがないからかな
何もできないから・・・なのかな？

>たくさんの人をマギウスは踏みにじったのに？（首をかしげながら）
っ……（糸目を見開く月夜）

いいわね幸せそうで…優しい父母…理解ある彼氏
そこそこ成長の糧になる…苦い恋愛経験…

>何がしたいのかな・・・私・・・何もすることがないからかな
>何もできないから・・・なのかな？
何にもなくないじゃないですか！！！
何もなかったら私は助かってませんよ黒江さん！
私にとって黒江さんは希望の光みたいなものなんです！！憧れなんです！！！

…あなた、危ないところだったわね？
理解ある彼が現れなければ…あなたのその苦い恋愛経験はあなたの中で濃縮されて、呪いを産み
いつかわたしを苦しめていたかもしれない
…あなたの名をリストに書かなければならなかったかもしれないのよ

>いいわね幸せそうで…優しい父母…理解ある彼氏
>そこそこ成長の糧になる…苦い恋愛経験…
覗いたな？！あんたっ！！！