二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1715480071978.png-(2585182 B)
2585182 B24/05/12(日)11:14:31 ID:37YFvRQwNo.1188310195そうだねx16 12:54頃消えます
昨日からずっとこれでシコってる
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/05/12(日)11:19:03 ID:2guT25DcNo.1188311606そうだねx17
削除依頼によって隔離されました
こんな奇形で抜いてる時点で元のスレッタやミオリネは好きじゃないのは分かった
224/05/12(日)11:20:09No.1188311953そうだねx106
>こんな奇形で抜いてる時点で元のスレッタやミオリネは好きじゃないのは分かった
怒らないで
324/05/12(日)11:21:49No.1188312402そうだねx33
奇形呼ばわりは描いた人に失礼だろ
424/05/12(日)11:21:54No.1188312425そうだねx25
スレッタにチンポはやして喜んでる人達にもそれ言ってる?
524/05/12(日)11:30:07No.1188314849そうだねx20
>こんな奇形で抜いてる時点で元のスレッタやミオリネは好きじゃないのは分かった
ふたなりスレッタは奇形
624/05/12(日)11:34:27No.1188316159そうだねx6
>ふたなりスレッタは奇形
後づけGUNDじやないんだ…
724/05/12(日)11:34:54No.1188316320+
そんな事より左右の男が同一人物か別人どっちがシコれるかの話でもした方が建設的
824/05/12(日)11:36:06No.1188316697そうだねx31
>そんな事より左右の男が同一人物か別人どっちがシコれるかの話でもした方が建設的
同一人物のほうが文脈はスッキリする
スッキリすると集中出来るから同一人物説を推す
924/05/12(日)11:40:30No.1188318044そうだねx1
はい〜しか言ってないしやす子かも
1024/05/12(日)11:47:07No.1188320026そうだねx2
この後結局3人でやるんでしょ知ってる知ってる
1124/05/12(日)11:47:34No.1188320166そうだねx2
>昨日からずっと加藤鷹のチン落ちでシコってる
1224/05/12(日)11:48:06No.1188320322そうだねx6
オスには勝てないのいいよね…
1324/05/12(日)11:48:13No.1188320363+
シコれる
1424/05/12(日)11:48:45No.1188320526+
良かったな
seed以来のヒット作出てきて
1524/05/12(日)11:48:52No.1188320559+
でも相手は別人で左右が同じタイミングで行われていると言うのもいいかと
いやでもこれ昼ドラ系の良さでスケベの良さではないな
1624/05/12(日)11:49:07No.1188320619+
スレッタやラウダの人格の作り込みが物語に都合良すぎ感と罪と罰の価値判断適当だったり格差社会の描写が薄いって所は同意。ただ意欲的な事やろうとしてたのは評価したい
1724/05/12(日)11:49:23No.1188320688+
>でも相手は別人で左右が同じタイミングで行われていると言うのもいいかと
>いやでもこれ昼ドラ系の良さでスケベの良さではないな
よく最後まで見れたねあんなの
まず何がガンダムなのかようわからんかったわ
適当なRPG作ってFFの名前つけて売る商法に近いイメージ
1824/05/12(日)11:49:35No.1188320751+
なんでシコスレで感想回になるんだ?
1924/05/12(日)11:49:40No.1188320781+
なんか分からんが色々気になる人って楽しめなくて損やろなぁ
2024/05/12(日)11:49:51No.1188320841+
>なんでシコスレで感想回になるんだ?
ヴヴヴから何も成長してないって感じだった
2124/05/12(日)11:49:53No.1188320853+
>なんでシコスレで感想回になるんだ?
賢者モード
2224/05/12(日)11:50:01No.1188320900+
>なんでシコスレで感想回になるんだ?
観てる最中は楽しくワクワクした憶えが確かにあるのに終わってから何も面白かった部分が思いつかない不思議な視聴体験
2324/05/12(日)11:50:03No.1188320907そうだねx3
レスポンチするな
レズチンポしろ
2424/05/12(日)11:50:26No.1188321010+
ミオミオは自由が無かったから社会性欠けててもしょうがない
2524/05/12(日)11:50:37No.1188321061+
>レスポンチするな
>レズチンポしろ
ヒロイン2人の成長物語だからいいじゃん
2624/05/12(日)11:50:46No.1188321111そうだねx6
あーこれそういうスレか
2724/05/12(日)11:50:51No.1188321137そうだねx12
エロイラストのスレで本編の批評とか頭おかしいのか…?
2824/05/12(日)11:51:07No.1188321221そうだねx4
でも2人とも幸せそうだからオッケーです
2924/05/12(日)11:51:12No.1188321247+
鉄血のほうが面白いしちゃんとストーリーが一貫してるよな
3024/05/12(日)11:51:26No.1188321308+
鉄血は1期面白かったしマクギリスが魅力的だったし悪くなかったな
水星は面白いと思ったところがひとつもなかったな
3124/05/12(日)11:51:43No.1188321396そうだねx4
水星が鉄血に勝ってるところどこ?って聞いても誰も答えられない
3224/05/12(日)11:51:57No.1188321455そうだねx1
>エロイラストのスレで本編の批評とか頭おかしいのか…?
ただの対立煽りやろ
鉄血はストーリーが一貫してないもの
というかそこが鉄血の一番悪いところだし
3324/05/12(日)11:52:08No.1188321520+
AGEというガチな黒歴史よりはマシ
3424/05/12(日)11:52:20No.1188321576そうだねx3
水星はクリフハンガーが雑すぎるから嫌い
3524/05/12(日)11:52:32No.1188321646+
まぁガンダムって括りで見るのが間違いというのはその通り
鉄血は一貫して「文字も読めないガキが誰からも道を示されないままひたすら間違った道を突き進む物語」っていうテーマ性そのものを視聴者から受け入れて貰えなかっただけの話
3624/05/12(日)11:52:33No.1188321650+
いやいきなり鉄血の名前出す人のほうが浮いてると思います
3724/05/12(日)11:52:41No.1188321691+
コレ男は誰なん?
3824/05/12(日)11:52:57No.1188321776+
鉄血は1期まではマジで面白い 2期は糞
水星は全部糞
3924/05/12(日)11:53:10No.1188321842そうだねx3
>コレ男は誰なん?
オルガ
4024/05/12(日)11:53:25No.1188321937+
正直ガエリオにもうちょいスポット当てて欲しかったわ
最初は特に思想も感じられんがアイン?の死から復讐キャラになって親友と対決
サイドストーリーぐらいなら主人公なれそうやない?
4124/05/12(日)11:53:37No.1188321978+
別に水星が舞台でもなかったな
ちゃんと水星の描写しとけよ
4224/05/12(日)11:53:48No.1188322031+
種死はリアルタイムで見てたらそそりゃ酷いもんだったけど
映画で肯定されて存在が認められる作品になったろ
4324/05/12(日)11:53:50No.1188322039+
やっぱ営業だもんなァ…
4424/05/12(日)11:54:01No.1188322099そうだねx4
>種死はリアルタイムで見てたらそそりゃ酷いもんだったけど
>映画で肯定されて存在が認められる作品になったろ
種シリーズの評価が上がっただけで種死自体は評価されてないぞ
種良、種死糞、種自由良みたいな感じで
4524/05/12(日)11:54:02No.1188322104そうだねx2
聴いてないのにシコスレで何かと比較しないと叩けない人は可哀想だなぁ
俺は面白いと思ったけどキチガイに粘着されたくないから言わないぜ
4624/05/12(日)11:54:02 ID:2guT25DcNo.1188322105+
>AGEというガチな黒歴史よりはマシ
今見ても普通につまんないのはそれはそう
4724/05/12(日)11:54:13No.1188322164+
オルガが変装もせずに出歩くのとか非現実的なレベルでアホやろ
4824/05/12(日)11:54:33No.1188322248+
まぁそもそもやる意味ないけど例えば種みたいに続編作るかぁ!ってなっても主要人物だいたい死んでるから何もできないのが終わってるよな鉄血
4924/05/12(日)11:54:34No.1188322250+
逆シャアはリアルロボットの癖に最後オカルトパワーで解決したから糞みたいなこと言ってる?
5024/05/12(日)11:54:49No.1188322320+
どのあたりが奇形
5124/05/12(日)11:55:01No.1188322383+
止まるんじゃねえぞガイジって水星コンプレックス半端ないよな
関係ないアニメのスレにすら鉄血に比べたら水星は〜みたいなよ湧いてきて必死過ぎだろ
5224/05/12(日)11:55:13No.1188322436そうだねx8
エロ絵のスレで発狂してコピペ荒らしとかやばいだろ…
5324/05/12(日)11:55:32No.1188322531+
ネットだと各シリーズの悪い所鬼のように叩くけど実際には良い所が強けりゃそれでいいんだよガンダムなんて
これが分からん限り一生最新作の悪い所叩き続けることになるわ
5424/05/12(日)11:55:52No.1188322629+
種死→キラ復活のためのカマセ主人公お疲れさん
鉄血→ミカオルガ主人公やったけどガエリオラスタルのほうがかっこええから雑に処理するわ
水星→スレッタ主人公やけど話作るのむずいからグエルミオリネメインにするわ
種死が一番悪質ではある
5524/05/12(日)11:56:12No.1188322729+
リアタイじゃなけりゃ見る価値なしのSNSバズり目的アニメ
5624/05/12(日)11:56:16No.1188322749そうだねx3
百合要素なんて所詮バカなオタクを集める撒き餌だもんな
5724/05/12(日)11:56:28No.1188322801+
水星でファンが望んだもの→スレミオのイチャイチャ
実際に提供されたもの→ギスギスとボブ
5824/05/12(日)11:56:35No.1188322841+
エモバズ商法の末路
5924/05/12(日)11:56:36No.1188322852+
これ本当おっぱいの質感が素晴らしい
それに比べでドラゴンなんだお前は
6024/05/12(日)11:56:45No.1188322900+
>百合要素なんて所詮バカなオタクを集める撒き餌だもんな
出たよガノタ特有の新作叩きのためなら過去のゴミ無理矢理持ち上げるムーブ
鉄血は無学のガキガーとかそんなレベルの糞さじゃないって散々語り尽くされてきただろうに
6124/05/12(日)11:56:48No.1188322925そうだねx4
10コスシャンクスも雑魚だしワンピースカードシャンクス不遇じゃない?
6224/05/12(日)11:57:00No.1188322988+
売れただけで偉そうだよな水星厨
6324/05/12(日)11:57:04No.1188323007+
水星はガチで最初だけ
鉄血は最後がクソ
種死は登場人物の脳内がハッピーセットばっかり
6424/05/12(日)11:57:05No.1188323014+
最低だよアーリーアクセスくん…
6524/05/12(日)11:57:18No.1188323070+
今朝ゴリラに殺されたけど手を出されなかった事で人一人殺めるゴリラヤバくないデス?
6624/05/12(日)11:57:23No.1188323099+
水星は邪悪で魅力的な敵役がいないのが作品のインパクトを弱くした印象
アーシアンとスペーシアンの対立も有耶無耶なままだし
6724/05/12(日)11:57:32No.1188323146+
これが本当の顔パンパンキャッツなんぬ…
6824/05/12(日)11:57:40No.1188323187+
>売れただけで偉そうだよな水星厨
円盤も視聴率も海外評価も鉄血のほうが上だもんな
水星が鉄血に上回ってる点ってXトレンドだけ
それもただ時代なだけだし
6924/05/12(日)11:57:45No.1188323206+
キャストと客の関係で揉むとか良くないと思う
7024/05/12(日)11:57:57No.1188323264+
鉄血・ガンダムで任侠物やりました!任侠物なんで組織壊滅します←わかる
水星・学園で復讐劇です!学園って舞台活かせません復讐はしません←はい・・・
7124/05/12(日)11:58:10No.1188323326そうだねx1
「わかったし…野さいへのお礼にたぬうんちとたぬしっこをごちそうするし!」
「ウンウンスルチ! シーシースルチ!」
「キュー!」
「タヌー!」

子たぬきやちびたぬきたちもパンツを脱ぎ捨てた
プリン、と臀部と陰部が露になる

「んんんん…んっ…! しぃ…」ブリュリュリュ…ムワァ…

汚してしまわないようしっぽをピンと上に伸ばし、親たぬきが力むと菊座からもりもりと脱糞した
眉間に皺を寄せて赤らんだ顔が次第に恍惚とした表情へと変わる

「うーん、ぶりりりり…しぃ…♡」ブリブリ…プリッ…
7224/05/12(日)11:58:12No.1188323335+
水星は全然記憶に残らないほど無味無臭だったからな
キャラもみんな薄味でとりあえずポリコレ意識しました感が強い
7324/05/12(日)11:58:22No.1188323381+
「わかったし…野さいへのお礼にたぬうんちとたぬしっこをごちそうするし!」
「ウンウンスルチ! シーシースルチ!」
「キュー!」
「タヌー!」

子たぬきやちびたぬきたちもパンツを脱ぎ捨てた
プリン、と臀部と陰部が露になる

「んんんん…んっ…! しぃ…」ブリュリュリュ…ムワァ…

汚してしまわないようしっぽをピンと上に伸ばし、親たぬきが力むと菊座からもりもりと脱糞した
眉間に皺を寄せて赤らんだ顔が次第に恍惚とした表情へと変わる

「うーん、ぶりりりり…しぃ…♡」ブリブリ…プリッ…
7424/05/12(日)11:58:24No.1188323393+
種に“本物の人気”を見せつけられて滑稽だったな
7524/05/12(日)11:58:29No.1188323418+
水星は流行りの設定盛り込んでみましたって感じでガンダムである必要まるで感じなかったからなぁ
7624/05/12(日)11:58:41No.1188323477+
子たぬきも親たぬきより量は少ないながらも一本糞をひり出した

「ウンウンチ…ウンウンチ…ウンウンデルチ!」
「キュゥゥゥ…キュゥン!」
「タニュゥゥゥン…タニュス!」

ちびたぬきたちはポロポロと細かい糞を放出した
残りの野菜の周りへ満遍なく糞便を提供すると、たぬき一家は仕上げにかかった

「しょわわ…し…」
「おいしい野菜に育つんだし…」
「シーシー、チー♪」
「キュワワァ…!」
「タニュゥゥン…!」
7724/05/12(日)11:58:47No.1188323514+
>種に“本物の人気”を見せつけられて滑稽だったな
脚本の都合でキャラがガイジ化しまくってた鉄血に比べりゃなんだってマシだよ
止まるんじゃねぇぞのくだりで変装すらしてないのなんて無学のガキとかそれ以前の問題やんけ
7824/05/12(日)11:58:53No.1188323547+
コピペを繰り返すだけの虚しい人生
7924/05/12(日)11:58:54No.1188323549+
両手を腰に当てて胸を反らしたポーズで、たぬきたちのつるつるの陰部から、生暖かい黄色の水が野菜へと降り注いだ
ジョボジョボと音と湯気を立てながら異臭を放つ汚液が地面に染み込んでいく
爽快感と満足感で、たぬき一家はみなニッコリとした

「いいことした後は気持ちがいいし…」
「タニュキノ、ウンチ、ト…オシッコ…メシアガレ! チ!」
「ふっし…ふっし…ふぅ…今日はよく働いたし…」
「おなかペコペコだし…」
「アトスコシダチ!」
「キュー!」
「タニュ!」
8024/05/12(日)11:59:01No.1188323577+
鉄血はオルガネタだけ
水星はキャラが無理やり動かされてる感がある
1話終わりに衝撃な展開→次週冒頭特に何もありませんパターン多すぎ
8124/05/12(日)11:59:08No.1188323603+
水星好きな人ってキングオージャーとか好きそうだよな
8224/05/12(日)11:59:09No.1188323608+
たぬき一家は大量の戦利品を抱えて帰路に就いた
キャベツ2玉、アスパラガス13本、イチゴ21個
運んでいる最中も子たぬきやちびたぬきは興奮しっぱなしであった
なにしろこんな山のようなご馳走など生まれて初めてなのだ
重い荷物を運ぶションボリもこの喜びに比べたら無に等しい
いや、むしろこの重さにこそ喜ぶべきなのだ
そう思うと重労働も全く苦ではなかった

「みんな、お疲れし…! たぬきたちの繁栄と健康を願って…かんぱーい! し!」
「いただきまーすし!」
「イタダキマス、チ!」
「キュー! キュゥゥゥゥン!」
「タニュー! タニューン!」
8324/05/12(日)11:59:11No.1188323615そうだねx5
(たぬきと水星に粘着してるんだな…)
8424/05/12(日)11:59:22No.1188323664+
巣穴の中で親たぬきが乾杯の音頭を執った
杯なんて上等な物はないが、たぬきたちにとってはまさしく祝杯だ
そしてたぬきたちの宴が始まった

「しゃくしゃくし…タヌー♪ 柔らかくて甘くておいしいし…♪」

千切ったキャベツの葉を頬張りながら、ニッコリと満面の笑みを浮かべる親たぬき

「もぐもぐし…ぱくぱくし…むしゃむしゃし…」

子たぬきは甘く瑞々しい汁で口の周りをベチャベチャにしながら、夢中でアスパラガスを貪っている

「アマアマ、ジューチー、ダチー♪」
「ムチャムチャ、モチュモチュ…キュゥゥゥン♪」
「クチャクチャ、ペチャペチャ…タヌゥゥゥン♪」
8524/05/12(日)11:59:29No.1188323697+
タヌキガイジが来たから終わりだな
せっかく有意義なガンダム語りができたのに
8624/05/12(日)11:59:32No.1188323714+
イチゴのとろけるような甘さに舌鼓を打ち、歓喜のジタバタをするちびたぬきたち

「どれもすっごくおいしかったし…ママや人げんさんたちへの感しゃのうどんダンスをおどるし!」

食事を終えた子たぬきがそう宣言すると、高らかに歌い出した

「きっつっね♪ たっぬっき♪」

歌と一緒に体をモチモチと揺らし、奇妙な振り付けを踊る
たぬきにとって最も重要な娯楽でありコミュニケーションであり文化である―――うどんダンスだ

「天ぷっら♪ つっきっみ♪ おっにっく♪」
「チェンプッラ♪ チュッキッミ♪ オッニッキュ♪」
「キュッ、キュッ、キュ♪ キュー、キュー、キュー♪」
「タヌッ、タニュゥン♪ タヌー、タニュー、タヌン♪」
8724/05/12(日)11:59:42No.1188323761+
ちびたちが合いの手を入れる
親たぬきはその光景を微笑ましく見守っていた

「うどん♪ うどん♪ うどん♪ スープ♪」

体をピンと垂直に伸ばし、左右に振る
そして胸を張り、右腕を高く掲げる決めポーズ

「うっ♪ うっ♪」

そしてダメ出しとばかりに後ろを向いて尻を振る
しっぽがピコンとうねり、薄汚れたパンツがチラリと見えた
8824/05/12(日)11:59:50No.1188323809そうだねx1
スレ画が癪に障ったのがよくわかるコピペマン
8924/05/12(日)11:59:54No.1188323825+
「ふう…し…いい汗かいたし…」
「オネーチャ! サイコーノウドンダンス、ダッタチ!」
「キュゥゥゥン! キュゥゥゥン!」
「タヌゥゥゥゥゥン!」
「キュゥゥゥン♪ こんな立派なうどんダンスを踊れるようになってママも鼻が高いし…きっと人間さんも見たらメロメロになるし…!」

たぬきたちの笑顔と喜びに満ち溢れた、ションボリとは無縁の幸せな空間
おいしいごはん、楽しいうどんダンス、そして愛すべき家族たち

たぬき一家の狂宴は、夜遅くまで続いた―――
9024/05/12(日)12:00:00No.1188323849+
バンダイはベタ褒めしてるからこれから何かあるたびに推されるのムカついてくるな
9124/05/12(日)12:00:00No.1188323851そうだねx3
これまさかスレミオが男とセックスしてる絵だからキレて荒らしてるんじゃないよね…?
9224/05/12(日)12:00:05No.1188323868+
翌日、たぬき一家が食料調達をした柔らかい地面の場所―――即ち畑に一人の男性がいた
男は明らかに苛ついた様子で畑の周りを検めていた
手塩にかけて育ててきた収穫間際のキャベツやアスパラガス、イチゴが見るも無残に荒らされていたのだから無理もない
しかも周囲からは耐え難い悪臭が立ち込めていた
野菜泥棒だけでは飽き足らず、あろうことか糞尿をまき散らしてから帰って行ったのだ
発酵させて堆肥にしてあるならともかく、こんなものは根腐れの原因にしかならない
野菜を盗むだけならあくまでも生きていくため…と考えることもできるが、これは明確な悪意の所業だ
男ははらわたが煮えくり返るような怒りを覚えた
そして見つけたのは下手人の足跡である
大小入り乱れており、親子連れであることが伺える
肉球や爪の無いシンプルな足跡で、さらに特筆すべきは二足歩行であることだ
さらに何かを引きずったような跡…おそらく二足歩行を支えるしっぽの跡だ
キツネでもタヌキでもアライグマでもハクビシンでもない―――たぬきの痕跡に間違いなかった

「くそっ!! あの害獣どもめ…! 見つけたらただじゃ済まさねぇ…!」
9324/05/12(日)12:00:17No.1188323925そうだねx1
レズはチンポに堕ちる前振りに過ぎないって言う人もいるけど
スレ画みたいなレズ第一でその上でチンポにも浮気してるのもすごくエロいと思う
9424/05/12(日)12:00:20No.1188323945そうだねx2
あーこれそういうことね
https://c3.ftbucket.info/img/cont/img.2chan.net_b_res_1187735044/index.htm
9524/05/12(日)12:00:22No.1188323959+
例のたぬき一家は巣穴の近くでうどんダンスに精を出していた
親たぬきと子たぬきの指導の下、3匹のちびたぬきがうどんダンスを歌い踊る

「キッチュッネ♪ タッニュッキ♪」
「キッ、キュッ、キュ♪ キュ、キッ、ウッ♪」
「タッ、ヌッ、ン♪ タッ、ニュッ、ウン♪」
「もっとモチモチさを生かすし…! こしのキレも足りないし…!」

子たぬきは腕組をしながらすっかりコーチ気取りである
親たぬきはそれを微笑んで見守っていた

「ウドン♪ ウドン♪ ウドン♪ スーピュ♪ ウッ♪ ウッ♪」
「キュキュン♪ キュキュン♪ キュキュッ♪ キューキュ♪ キュッ♪ キュッ♪」
「タニュン♪ タヌン♪ タニュン♪ ターヌ♪ ニュン♪ ニュー♪」
「やっぱりたぬきたちのちびだし…すじがいいし…天さいかし…?」
9624/05/12(日)12:00:29No.1188323992+
>タヌキガイジが来たから終わりだな
>せっかく有意義なガンダム語りができたのに
俺は辛口の方が好きだから甘口好きはダメみたいな話だったな
9724/05/12(日)12:00:35No.1188324022+
リズムはてんでバラバラで、音程も振り付けもめちゃくちゃである
しかし「かわいいちびのうどんダンス」というフィルターで子たぬきの目はすっかり曇っていた
とはいえ成長すればいずれちゃんとしたうどんダンスを踊れるようになるだろう

「みんな! 今日はここまでし…ごはんを採りに行くし…」

親たぬきが両手をモチンモチンと叩きながら呼びかけた
子たぬきとちびたぬきは素直に従い、親たぬきを先頭に行進を開始する
「もっと踊りたい」などと我儘を言わないのは先日の野菜の味が忘れられないからであろう
春の陽気はますます盛りであり、そこにウグイスの鳴き声が響き渡る

「ホー、ホキョキョチ♪」
「キュー、キュキュキョ♪」
「ター、ニュニュニョン♪」
「ふふっ…ちびたちの美声は鳥も顔負けだし…」
9824/05/12(日)12:00:47No.1188324086+
滑るようなウグイスのさえずりに続いて、ちびたぬきの甲高く耳障りな鳴き真似が響く
ちびたぬきもすっかりご機嫌な様子でトテトテと親たぬきについていく
行き先はもちろんあのおいしい野菜のパラダイスだ
よく耕された土地に辿り着くと、早速青々とした野菜が出迎えてくれた

「おっ、たぬきの好物の『ニラ』だし…少しピリッとするけどおいしい野菜だし…」

細長く、瑞々しい葉がたっぷりと茂っている
親たぬきは慣れた手つきで葉をガラス片で切り裂いて収穫していく

「キュー? コレナンダチ?」

ちびたぬきが地面に埋まっている物体を発見した
薄い皮に包まれた、植物の球根のようである
9924/05/12(日)12:00:52No.1188324113+
隠密ガンダムをエアリアルで穢したの許さねえぞバンダイ
10024/05/12(日)12:00:53No.1188324118+
スレッタをこうするのは結構難しい気がする
10124/05/12(日)12:00:59No.1188324144+
>これまさかスレミオが男とセックスしてる絵だからキレて荒らしてるんじゃないよね…?
初っぱなからそういう流れだしそうでしょ
10224/05/12(日)12:01:02No.1188324165+
>俺は辛口の方が好きだから甘口好きはダメみたいな話だったな
NHKの癌患者6人のヒロインがやりたい放題で余命を生きるドラマと被ってるのが辛い
10324/05/12(日)12:01:08No.1188324194+
https://may.2chan.net/b/res/1215833242.htm
10424/05/12(日)12:01:27No.1188324284+
「これは多分『イモ』だし…日持ちするから多めに採っておくし…でかしたしちび…」
「エッヘンチ!」

ちびは褒められて誇らしげだ
みんなで四つん這いになり、水かきをするように土を掘ってごろごろと転がっている球根を採集した
次に子たぬきが見つけたのは地面から顔を出したばかりの新芽である

「これ知ってるし…『フキノトウ』だし! ちびたちがポップしたやつだし…!」
「ご名答だし…子たぬも物覚えがいいし…お前も大きくなってちびを拾ったらよく教えてやるんだし…」
「まかせるし!」

「ほろ苦い大人の味だし…」という親たぬきの言葉を聞いて、背伸びしたがりの子たぬきは喜んで摘み取った
今回の収穫はニラ5束、イモ20個、フキノトウ5個であった
なおたぬうんちとたぬしっこの振る舞いはたぬきたちが催していなかったため今回は無かった
10524/05/12(日)12:01:49No.1188324386+
「今日は土を掘ったから体が汚れたし…公園で『水浴び』するし…」
「水あび…ひさしぶりだし…」
「ミジュアビ、ダチー!」

収穫品を巣穴へと運び終えた後、親たぬきの提案に子たぬきたちが色めき立つ
たぬきは元来きれい好きで、体を清潔にするのを好む
スラムたぬきなどが不潔なのは生息環境がそれを許さないからだ
たぬき虐めに目がない悪ガキにでも見つかると厄介なので、一家は人通りの少ない穴場の寂れた公園へと向かった
そしてお目当ての水飲み場を見つけると、親たぬきが背伸びをして蛇口をひねった
水道水が勢いよく迸り、たぬきたちは水しぶきの中に飛び込んだ
10624/05/12(日)12:02:08No.1188324490+
「しっぽも濡れたしぃぃぃぃ…!」
「つめたいしぃぃぃぃぃ…!」
「チッポモ、ニュレタチィィィィ!」
「キュゥゥゥゥゥゥン!」
「タニュゥゥゥゥゥ!」

全身をびしゃびしゃに濡らしながら、歓喜の声を上げながらションボリする
水浴びは気持ちいいのだが、しっぽが濡れるとションボリして力が抜けてしまうのはたぬきの本能である
水浴びを堪能した後、びしょ濡れの体をジタバタさせて水分を飛ばし、服と体を乾かした

「ぶるるるる…し…」
10724/05/12(日)12:02:18No.1188324547+
近頃は野菜のおかげで栄養状態がいいため、たぬきの毛皮である服はパリッと仕上がっている
髪やしっぽの毛並みもツヤがあって良好であり、肌はモチモチの極みであった
こんな美たぬきは世界広しといえどそう居ないであろう
いつか人間にうどんダンスでも披露すれば、きっとお金をくれるかうどんをご馳走してくれるだろう
そして子たぬきやちびたちが立派に育てば、たぬきの名誉であり誇りである勲章だって貰えるに違いない

「ふしし…」

そんな皮算用を思い浮かべながら親たぬきはニタニタと笑っていた

「みんなきれいになったし…さぁ帰ってごはんにするし…」

夕暮れ時の公園を後にするたぬき一家
なお蛇口の水は出しっ放しのままであった
10824/05/12(日)12:02:34No.1188324631+
たぬきたちの幸せと長寿を願って…かんぱーい! し!」

親たぬきの音頭と共に晩餐が始まる
『ニラ』はまだちびたちには辛いであろうから、親たぬきが頂くことにした
柔らかく、ツンとした香りが親たぬきの食欲を増進させる

「むしゃむしゃし…やっぱりクセになるお味だし…♪」

『フキノトウ』は子たぬきが食べると言い出した
鮮烈な苦みが子たぬきの味覚を突き抜けるが、当の子たぬきはそれに満足している

「ダヌッ! にがいしぃ…でもこれでたぬきも大人のなか間入りだし…♪」

ちびたぬきたちにはクセのない味わいの『イモ』を食べさせてやる
加熱ができないためホクホクとはいかないが、シャリシャリの食感でほのかな甘みにちびたちはご満悦であった
10924/05/12(日)12:02:53No.1188324717+
「ムチャムチャムチャ…オイチーチ♪」
「ショムショムショム…キュワワワァ♪」
「シャクシャクシャク…タニュゥゥゥン♪」

今日も心行くまで野菜を堪能したたぬきたちは、満腹になるとそのまま寝っ転がった

「げぇぇぇぇっぷ…し…もう食えないし…」
「おなかいっぱいになったら眠くなってきたし…ムニャ…」
「ネムネムダチ…スピー…」
「タニュー…スピー…ポコー…」
「タヌー…スピー…ポコー…」

うどんダンスの特訓に食料調達、水浴びで1日の疲労が溜まっていたのだろう
一家はそのまま眠りに落ちてしまった
夜の帳の中、たぬきの間抜けないびきだけが巣穴に響いていた
11024/05/12(日)12:03:04No.1188324765+
男性が羨ましいぞ
11124/05/12(日)12:03:04No.1188324766+
(タヌッ? なんか…変だし…?)

親たぬきは夢うつつの中、妙な不快感で目が覚めつつあった
段々意識が覚醒していき、五感もクリアになっていく
そして異変に気付いた

「グジジィ…グルジイチィィィ…!」
「ギュゥゥゥ…ギュエェェェ…!」
「ダニュゥゥゥゥ…! ダヌゥゥゥゥゥン…!」

ちびたぬきたちが発しているのは寝息ではなく苦悶の声だった
皆が苦痛に顔を歪ませながら脂汗を流しながらうずくまっている
本能のジタバタすらできないほどの苦痛であることが伺えた
11224/05/12(日)12:03:14No.1188324826+
「ち…ちび!? しっかりするし…うっ!?」

抱っこしてモチモチして落ち着かせてやろうと思ったが、今度は親たぬきにも苦痛が襲いかかった
腹の奥底から不快感と激痛が沸き上がり、口から嘔吐という形で吐き出された

「ぐえぇ! おろっ、おろろろろろろっ!!!」

先ほど食べた未消化の『ニラ』が胃液と共に地面にぶちまけられる
しかしそれでも苦痛が和らぐことはなく、今度は腹のもっと下…腸の辺りがゴロゴロと鳴った

「あぁっ! 駄目だしぃ!! ダヌッ!」ブチュチュチュ…「…出ちゃったじぃ…」

親たぬきが気づいた時にはもう遅く、パンツを脱ぐ間もなく下痢便が尻穴から噴き出した
当然せっかく洗ったパンツは下痢便まみれの汚物と成り果てた
11324/05/12(日)12:03:33No.1188324897+
「ぐじぃぃぃ…おえっ! おええええぇぇぇっ!!! ぐじぃ、ぐるじい…じぃ…!」

それでも腹のゴロゴロと下痢便は止まらず、さらに胃液だけになっても嘔吐が止むことはなかった
親たぬきが苦しんでいる間にも当然、ちびたぬきたちも苦しみの坩堝にいた

「ギュジィィィ…エレエレエレ…ジィ…ジン、ジャウ、ヂィ…!」ブビビビビ…
「ギュァァァ…オロロッ! ゲボボッ! ギィィィ…!」ブリリリッ
「ダニュゥゥゥ! ダヌッ! オエエッ! エロエロエロッ!」ブビュビュビュビュ

ちびたちも嘔吐と下痢に苦しんでおり、さらに痙攣も発症している
親たぬきより重症なのは明らかであった
11424/05/12(日)12:03:45No.1188324958+
「マ゛…マ゛…タス…ケテ…ヂ…ィ…」
「しっかり…しろ…し…今、モチモチしてやるし…」

ちびたぬきの1匹を抱えて、お互い吐瀉物まみれの顔に構わず皮膚接触を行う
どんな状況であろうともたぬきが最も安らげる行為だ
―――しかし

「マ゛マ゛…? ナニ、モ…カンジ…ナイ…チ…?」
「た、たぬー…!? どういうことだし…!?」
「ヤダチ…ママ…モチモチ、シテチィ…!」
「してるし…! ちび! しっかりしろし…!」

ちびたぬきからは皮膚感覚が失われていた
慌てて他のちびたぬきにもモチモチを試みるが、全員安らぐどころかモチモチの感触を知覚することができず、不安を訴え続けるだけだ
11524/05/12(日)12:03:57 ID:2guT25DcNo.1188325032+
このたぬき怪文書すきすごくすき
11624/05/12(日)12:03:57No.1188325034+
「ダヌー…ダヌゥ…ウッ!? ウッ! ウッ! ウッ!」
「ギュー…ギュー…ギュッ!? ギュエェェェ…ギッヒィ…!」
「タニュー…? タヌッ! タヌゥゥゥゥ…ダヌェ…!」

にわかにちびたちの様子が変わった
ショボショボした目を見開きながら、喉を押さえて口をパクパクさせながら顔がみるみる内に紫に変色していく
呼吸困難によるチアノーゼであった

「ちび! ちびっ! ちびぃ! 誰か…誰でもいいし…ちびを助けてくださいしぃぃぃ…!!!」

親たぬきの何の意味もない懇願が巣穴の中に響く
窒息による極限の苦しみにジタバタと悶えるちびたちを、せめて慰めようと何度もモチモチするが、今のちびたぬきには既に苦痛以外の感覚が失われてい
11724/05/12(日)12:04:16No.1188325143+
「グルヂ…マ…マ…オネチャ…ダスケ…チ…ウッ!」
「ギュィィ…ギュェェ…ヂニタグ…ナ…ウッ!」
「ダヌゥ…ダヌゥゥ…ダッ…タヌス!」

そして最期に一際大きな痙攣をすると、だらん、とちびたぬきたちの表情と肉体が弛緩した
目を見開いたまま涙と涎を垂らし、ゲロと下痢にまみれた汚らしい『たぬきだった物』に変わった
究極の苦痛の果てに、3匹はその短いたぬ生を終えたのだ

「あ…あぁ…あぁぁ…ちび…ちびぃぃぃ…!!!」

親たぬきは涙を滝のように流しながら慟哭する
かつて冬ごもりの際に3匹のちびの亡骸を食料にした時のようなドライさはすっかり失われていた
暖かな気候、豊富な食料、そして冬をも生き延びた自分という優秀なたぬき
何処にちびたちが死ななければならない要素があったというのだ?
理不尽な悲しみに打ちひしがれて、はっ、と気づいた
11824/05/12(日)12:04:25No.1188325189そうだねx2
管理してない辺りスレ虫が自分でやってるんだろうな
11924/05/12(日)12:04:34No.1188325242+
「子たぬ…そうだ! 子たぬは無事かし…!?」

親たぬきはちびたぬきたちの見開いた目を閉じてやると、子たぬきの安否を確認した
見れば巣穴の隅でしっぽを抱えてうずくまっていた
自分たちのように嘔吐や下痢で苦しんだ様子はない
少しだけホッとすると、子たぬきに近寄って抱きしめてやった

「よかったし…お前だけは無事だったかし…」

モチモチをしているのに、子たぬきから反応がない
不審に思った親たぬきは子たぬきの顔を覗き込むと―――
12024/05/12(日)12:04:46No.1188325297+
「ダヌゥゥゥゥゥ!!! もどきだしぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

親たぬきの顔を見た子たぬきは一瞬で恐怖の表情になり、親たぬきを突き飛ばして巣穴から飛び出した
たぬきとは思えないスピードで、両手も使って獣のように走り狂った

「こわいしぃぃぃぃぃ!!! どこまでもおいかけてくるしぃぃぃぃぃ!!! もどきぃぃぃぃぃ!!! ダヌゥゥゥゥゥゥゥゥ――――ッ!!!」

子たぬきは狂乱の形相のまま四本足で駆け回り、深夜の森の中へと消えていった

「どうしちゃったんだし…もどきなんて何処にも居ないし…うっ!」

唖然としながらも子たぬきを連れ戻すべく巣穴を出ようとして、再び親たぬきを強烈な嘔吐感と腹下しが襲った

「げろげろげろげろっ!」ブジュジュジュ!
「もう…みずしかでないじぃぃぃ…ぐるしいじぃぃぃ…いっそ、ころしてじぃぃぃ…!」ブリュリュリュリュ…
12124/05/12(日)12:05:04No.1188325380+
翌朝
吐瀉物と下痢便とちびたぬきの死臭が充満する巣穴の中で、親たぬきはよろけながらも立ち上がった
あれから何度吐いて腹を下したか、何度死を願ったか
パリパリだった服はゲロと下痢便で染まり、悪臭も染みついていた
髪や自慢のしっぽの毛も同様だ
肌からモチモチさは失われ、脱水症状によってカサカサの皮膚へと変貌した
何よりその顔は極限の苦しみと悲しみにより、『ションボリ』などという生易しい表情ではなくなっていた
とはいえようやく症状は治まり、錯乱して逃げ出した子たぬきを探しにフラフラとした足取りで巣穴から出た

「子たぬ…子たぬは…どこ行ったし…?」

いくら自分と共に冬を越したしたたかな子たぬきであろうと、一人で夜の森に飛び出して無事だろうか?
一刻も早く保護してやらねば、そしてちびたちの遺体を埋葬してやらねば
使命感に突き動かされるまま、親たぬきは森の中を彷徨う
そして程なく地面に突っ伏す子たぬきの姿を発見した
12224/05/12(日)12:05:14No.1188325425+
「子たぬ…? もう、心配させるなし…ちびたちは死んじゃったけどお前さえ無事なら…」

子たぬきの体を仰向けにひっくり返して、親たぬきの表情は凍り付いた
凄まじい恐怖と絶望に歪んだ狂貌のまま、子たぬきは事切れていたのだ
死の瞬間まで狂ったように走り続けていたらしい
服のみならず全身の皮膚が当たった草木でズタズタに擦り切れていた
ソックスは完全に破け、腕と素足は砂利や落ちていたガラス片が刺さってもなお走り続けた結果、真っ黒に変色していた

「子たぬ…ちび…あぁ…うあぁぁ…そんな…そんな…」

ダッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッヌウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ

親たぬきの絶叫が、森の中に轟いた
12324/05/12(日)12:05:31No.1188325505+
「1匹も捕まらなかったか…でも野菜は荒らされてないな…なんでだろ?」

例の畑で農家の男が独りごちていた
ハイクトラップ、たぬバサミ、ワイヤートラップ、Co2ハンマー
あらゆるたぬき捕獲・捕殺器具で周到に準備していたにも関わらず、戦果はゼロであった
トラップを見破る悪賢いたぬきなのかとも思ったが、野菜が全く荒らされていないのは不思議でならなかった

「まぁ、野菜に悪ささえされなければ何でもいいけど…」

だから男は気づかなかった
以前、園芸用にと適当に畑の隅に植えた『スイセン』と『イヌサフラン』が持ち去られていたことに
ましてや『ハシリドコロ』の存在にも
12424/05/12(日)12:05:34No.1188325514+
>このたぬき怪文書すきすごくすき
そうなんだ
12524/05/12(日)12:05:42No.1188325554+
畑の隅をとぼとぼ、と幽鬼のようにおぼつかない足取りで進む影があった
ボサボサで傷んだ髪、汚れて悪臭を放つ服、シワシワで見すぼらしい体
そしてションボリ…いや、凝縮された絶望が刻み込まれた顔
極限の苦痛と全てを失った精神的ダメージを負ってもなお蛹化しなかったのは、最後の使命があったからだ

(あの場所の野菜は安全だと思っていたのに…きっと人間が毒の野菜を植えたんだし…たぬきたちを殺して野菜を独り占めするために…!)

度重なる嘔吐と下痢による脱水症状、そしてちびたぬきと子たぬきを失ったことによる絶望感
それらによって正常な判断力を失った親たぬきの思考が、そう短絡で身勝手な結論を導き出した
12624/05/12(日)12:05:53No.1188325619+
「許さないし…絶対に許さないし…!」

愛用のガラス片を強く握りしめ、手が切れて血が滲むが親たぬきは動じない
歪んだ復讐心に突き動かされるまま、親たぬきは歩き続ける
そして眩暈でふらつく親たぬきの視界の端に、人間の姿を捉えた
向こうを向いており、こちらの存在には気づいていない―――チャンスだ

「ちびたち…子たぬの仇…しね! し…!」

速足で近づき、一気にガラス片で襲いかかろうとしたが、それがいけなかった
ただでさえ体力の限界でふらついていた親たぬきの足はもつれ、フラフラと見当違いの方向へと彷徨う
そして五感が著しく鈍っていた親たぬきが存在に気付いていなかった―――肥溜めへと転落した
12724/05/12(日)12:06:03No.1188325674+
「ダヌッ!?」 

頭から突っ込み、糞尿のプールに溺れる親たぬき
たぬきの糞とは比較にならない凄まじい悪臭と、発酵熱が親たぬきを襲う

(くっさ!!! あっつ!!! あちぃ!!! ダヌゥ! 口に入っちゃったしぃぃぃ…!!!)

このままでは糞の海の中で溺れ死にしてしまう
ジタバタでもがきながら顔だけを外に出して、必死に呼吸する
そうすると何とか底に足を付けることができた
溺れる危機は去ったが、頭を上げてようやく鼻呼吸できるギリギリの深さだ
肥溜めの縁には手が届かず、自力での脱出は不可能であった
さらに声を出そうと口を開けると即座に糞が口内に流れ込んでくるため、声を上げて助けを呼ぶこともできない
まさしく『詰み』であった
12824/05/12(日)12:06:15No.1188325731+
(なんでだしぃぃぃ…たぬきには仇を討つこともできないのかし…?)
(許さないし…たぬき殺し…目には目を、しっぽにはしっぽをし…)
(この世界はたぬきにばかり厳しいし…不公平だし…)

その日は1日中、男への怨嗟と理不尽な世界への嘆きを心の中で吐き出し続けていた
12924/05/12(日)12:06:27No.1188325806+
翌日
もはや悪臭にも熱にも不快感にも慣れた、というよりは感覚が麻痺している
皮膚は低温火傷により腫れ上がり、水膨れだらけの酷い状態であったが皮肉にも発酵した糞が雑菌の侵入を防ぎ、たぬきを生き永らえさせていた
糞風呂に浸かり、身動きの取れないまま、親たぬきの思考は別のことを考え出した

(ちび…子たぬ…生きていれば立派なたぬきになったはずなのに…)
(勲章欲しかったし…タヌッ!? これじゃまるで勲章目当てで育てていたみたいだし…)
(そういえば結局前のちびも死なせたし…たぬきは本当にいい親たぬきだったかし…?)

たぬきの心の中に、迷いが生じていた
13024/05/12(日)12:06:37No.1188325864+
翌々日 
呼吸と思考だけが今の親たぬきに許された唯一の行動だ
何度も繰り返される思考が、『頭たぬき』と揶揄されるたぬき特有の短絡な思考に変化を与えていた
立った状態のまま眠ることすら許されず、灼熱に苛まれながら、何度も何度も熟考し、極限状態の中でたぬきの思考は遂に『反省』を導き出した

(考えてみたら、こんな汚くて臭いうんちがごはんになるはずないし…きっと野菜たちが怒って毒になってたぬきたちに復讐したんだし…)
(人間だってうんちまみれの野菜なんて食べたくないはずだし…)
(ごめんなさいし…たぬきが間違っていましたし…)

親たぬきの目から、既に枯れたと思っていた涙が零れ落ちる
13124/05/12(日)12:06:50No.1188325927そうだねx1
ID:2guT25Dc
やっぱりホンモノじゃん
13224/05/12(日)12:06:52No.1188325936+
翌々々日
肥溜めという煉獄の中で喋る代わりに思考し、謝罪の代わりに涙を流しながら、たぬきはひたすらに懺悔を続けた

(ちび…ごめんし…子たぬ…ごめんし…悪いママでごめんなさいし…)
(お母さん…もどきからたぬきを守って、代わりに食べられちゃったお母さん…ごめんなさいし…)
(やっとわかったし…たぬきは最初から全部…全部間違えていたんだし…)

親たぬきが望むものは、もうたった一つだ
13324/05/12(日)12:07:11No.1188326042+
翌々々々日
驚異的な生命力でここまで生命活動を続けてきた親たぬきであったが、遂に限界がやって来た
何もかもが穢れに満ちた空間の中で唯一、両目から溢れる涙だけが穢れの無い清廉な物質であった

(ごめんなさいし…ごめんなさいし…たぬきはとっても悪いたぬきでしたし…)
(謝っても済まないのはわかってるし…許してくれなくてもいいし…)
(生きててごめんなさいし…生まれてきてごめんなさいし…だから)
―――もう二度と、生まれてきませんし
13424/05/12(日)12:07:27No.1188326107+
そして親たぬきは死んだ
心臓が止まり、思考が止まり、涙が止まり、たぬきの全てが停止した
『たぬきだったもの』は頭まで肥溜めの中に沈み込むとドロドロに分解され、まもなく肥溜めの一部となった
やがて今度こそ本当に野菜の栄養となるだろう

親たぬきが最期に何を願おうと、たぬきはリポップし続ける
たぬき如きの想いで、この世の摂理は変わらない
冬に枯れた草花が、春にまた芽吹くように

「キュゥゥゥゥン! タニュゥゥゥゥン!」
「おっ…ちびだし…よしよし、ウチのちびになれし…」

春はまだまだ始まったばかりだ
13524/05/12(日)12:08:05No.1188326283+
「いやだし…いやだし…ベアルフくを連れてくのは絶対だめだし…!」
「だから、洗うだけだって!酷いことなんてしないから!」
「ベアルフくんはくさくないし、ご主人の方がくさいし…ちかよるな…」
「くさ…ったく、どうしたもんかなあ…」
とある一軒家に、飼いたぬきの声がこだました。
この家の家主は、たぬきに手を伸ばそうとして引っ込める、あきれた様子の男。
そしてジタバタしながら、ションボリした顔で必死に抵抗するたぬきの手に抱かれているのは、くたくたになった熊のぬいぐるみだ。
13624/05/12(日)12:08:22No.1188326364+
事の始まりは、ペットショップで二割引きのたぬきを買ったところから始まる。
やや性格に難があるたぬきは、飼われたての頃こそ大人しい性格だった。
二割引きの理由も気づかない飼い主の男は、ある日まじめに家の掃除をした勲章の代わりとして、近くのおもちゃ屋で、たぬきより一回り小さいぬいぐるみを買い与えた。
「ほら、くまのぬいぐるみだぞ。お前、欲しがってたろ?」
ぬいぐるみを抱かせてもらったたぬきは、もちもちほっぺを震わせ、顔を綻ばせた。
「きゅ〜ん…こいつはベアルフくんだし!ベアルフくん、よろしくし!」
ベアルフくん、と名付けられたぬいぐるみは、たぬきの寵愛を一身に受けた。
――正確に言うと、受けすぎた。
たぬきはベアルフくんを、一瞬たりとも手放そうとしなかったのだ。
13724/05/12(日)12:08:33No.1188326417+
「ベアルフくん、あーんだし!一緒にご飯食べるし!」
これまでは静かにご飯を食べていたのに、わざわざ自分の食事をぬいぐるみの口に持っていって食べさせようとした。
当然、ぬいぐるみが食べるはずもなく、床や熊の口元がおかゆのような食事で汚れた。しかし、たぬきは意に介さず、ぬいぐるみとのごっこ遊びに興じた。
「おトイレもベアルフくんと一緒だし!」
しばらくすると、トイレにまでぬいぐるみを連れて行くようになった。
おしっこやうんちで汚れたぬいぐるみを、たぬきが寝ている間に拭くのは男の仕事だった。それでも、たいていの場合引き離そうとすると起きるので、難儀した。
「ベアルフくんとお風呂に入るし…ご主人はあとで入るし…」
男がシャワーを浴びようとすると、たぬきがぽてぽてと歩いて来て、飼い主に一言そう言ってぬいぐるみと入っていった。
構わず入ろうとすると酷く嫌がるので、たぬきが満足するのを待つしかなかった。
「たぬきのベアルフくんにさわるな…はげ…」
男が洗おうとしたり、手入れしたりしようとすると、たぬきは抵抗した。
13824/05/12(日)12:08:46No.1188326484+
伸ばしてきた手をもちもちの手で叩き、ぬいぐるみを守るようにぎゅっと抱きしめた。痛みはなかったが、人に手を上げたたぬきの反抗を男は忘れられなかった。
ここにきてようやく、飼い主は自分の過ちと、二割引きの理由を知った。
ペットショップで教わったことなど、もう忘却のかなたに押しやられている。しかもたぬきの口ぶりを見るに、恐らく横暴で横柄なこちらが、生来の性格なのだろう。
そんなある日、いつもの喧嘩がとうとうエスカレートしてしまった。
ぬいぐるみを渡せ、渡さないの口論が過激化して、怒鳴り合いに発展したのだ。
「やめるし……このベアルフくんどろぼう!はげ!十円はげ!」
特にたぬきは、人間と違って言葉に容赦がない。ジタバタしながら暴言をぶつけてくる。
「はげ……ああ、もう、我儘言うんじゃない!大人たぬきのくせ…にっ!」
身体的特徴をけなされた男は遂に我慢できず、ジタバタするたぬきに近づくと、強引にぬいぐるみをひったくった。
「あっ!」
あっけに取られてジタバタをやめたたぬきの前で、飼い主が顔を顰める。
13924/05/12(日)12:08:58No.1188326551+
「いつまで子供みたいなこと言ってるんだ!今度ぬいぐるみのことでごねたら、お尻ぺんぺんだからな、いいか!」
「…………」
こちらは善意で言っているのに、ここまで抵抗され、罵倒されれば、いかに可愛らしいたぬきといえども限度がある。とはいえ、飼い主も尻を叩きたくはなかったし、脅しのつもりだ。
そこまで言って、ようやくたぬきは大人しくなったようだった。
「最初から大人しくしてろっての。すぐに洗って返してやるから…」
だが、たぬきはこれまでと違う調子で、ゆっくりと手足を振った。
「…ダ…」
「だ?」
「ダヌ――――ッ!!!!!!!!」
そして、次の瞬間、とんでもない勢いでジタバタし始めた。
床をバシバシと強く叩くたぬきの顔を見て、男は唖然とした。
「ダヌダヌダヌダヌダヌダヌ――――――ッ!!!!!!」
そのジタバタは、明らかにこれまでの抵抗や、主張とは違った。
例えるならば、敵意だろうか。
14024/05/12(日)12:09:26No.1188326694+
自分とかわいいかわいいベアルフくんの仲を裂く人間は、さっさと出ていけ。
ベアルフくんとたぬきの家に住まわせてやっているのに、こんな横暴は絶対に許さない。
たぬきは言葉を発さなかったが、ションボリの中に孕んだ怒りや、真一文字に結んだ口、当たれば痛いとすら思わせるジタバタが、その答えだった。
そして飼い主の男は、ここまでされて冷静でいられるほど、できた人間ではなかった。
「――そんなに離れたくないなら、望み通りにしてやるよ!」
カッとなった男は咄嗟に、テーブルの上に置かれていた瞬間接着剤を掴んだ。最近椅子を修理した時に使った、とてつもない接着力を持つタイプだ。
そしてそれをぬいぐるみの背にこれでもかと塗り付け、彼はジタバタするたぬきのお腹めがけて乱暴に押し付けた。
14124/05/12(日)12:09:38No.1188326761+
「ほら、これでどうだ!よかったな、ずっとぬいぐるみと一緒だぞ!!」
男が怒鳴ると、たぬきは敵意に満ちたジタバタをやめ、きょとんとぬいぐるみを見た。
「ダヌダヌ…だし?ベアルフくん、おかえりだしー!」
そして、ぬいぐるみが戻ってきたと知り、思いきり抱き締めた。勝負服とすべすべもちもちの肌にべったりとした感触がしたことなど、まるで気づかなかった。
「ふふん、最初からそうしてればよかったし!たぬきはベアルフくんとお話しするから、じゃまなご主人はどっかいくし……し?」
ただ、ずっと気づかないままとはいかなかった。
ぬいぐるみを取り返した調子で飼い主に図々しく命令するたぬきだったが、ふと、手元に不快感を覚えた。ぬるりとして、それでいてかぴかぴしている。
「…なんか変だし…べたべたするし…ベアルフくん、ちょっとはなれるし…」
なんだかおかしいと思い、たぬきは寝ころんだままぬいぐるみから手を離そうとした。
14224/05/12(日)12:09:56No.1188326862+
「……はなれないし…」
しかし、離れなかった。
当然だ。ぬいぐるみはもう、勝負服とたぬきそのものと、強固に接着されたのだから。
おまけに手が引っ付いているので、姿勢が固定されている。手を振ろうとしても動かないし、そもそも起き上がることすら難しそうだ。
次第に蕩けた頬がションボリしていくのを見て、男はにやにやと笑った。
「ははは、よかったじゃねえか!ぬいぐるみと一緒にいたかったんだろ?」
鼻で笑う男に対し、たぬきはションボリ顔のまま飼い主を睨む。
「ご主人、ベアルフくんに何したし…ベアルフくんに酷いことしたら、ただじゃすまさないし…!」
「ただじゃ済まさないなら、どうするんだよ?ほら、やってみろよ、二割引きたぬき!」
「はげのくせに生意気だし…わからせてやるっしいいぃ!?」
すっかり飼われている立場を忘れ、立ち上がって攻撃しようとしたたぬき。
だが、勢いよく手を伸ばそうとした瞬間、みちみちと嫌な音がした。
14324/05/12(日)12:10:06No.1188326911+
「いだいしいいいい!!ちぎれちゃうしいいいい!!」
(おっ、無理矢理手を上げようとしたから、手の肌が千切れそうになってるじゃねえか)
同時に、たぬきは目に涙を浮かべて叫んだ。肌が直接肉から千切れる痛みを味わっているのだから、泣き喚くのも当然か。
ジタバタをしたくても、接着剤でくっついているせいでろくに動けない。勝負服も脱げないし、冷たい床の上で転がることしか、今のたぬきにはできない。
「これにこりたら、しばらく反省するんだな!」
そんな姿に満足したのか、男は部屋の扉を閉め、自分の部屋へと戻っていった。
「いたいいたいだしいいい!!ベアルフくん助けてしいいいい!!」
必死にぬいぐるみに助けを求めるたぬきの姿は、果てしなく無意味で滑稽極まりない。
結局、叫ぶ気力もなくなったたぬきが部屋の奥で静かになったのは、時計の針が真上を過ぎた頃だった。
14424/05/12(日)12:10:21No.1188326995+
翌日、男は自分の部屋で着替えを済ませ、たぬきの部屋へとやってきた。
彼の稼ぎはまあまあ良い方で、複数の部屋のある一軒家に住まうのは難しくなかった。おまけに防音性に優れた壁で、たぬきが喚いても周囲の迷惑になりにくい。
「…ふわぁ…さて、あいつはどうしてっかな、っと…」
そんな家の一室、たぬきの部屋の扉を男が開けると、その隅にたぬきがいた。
「タヌー…タヌー…」
目を赤く泣き腫らして、ぬいぐるみを抱いて眠っていた。
辺りにはいつもたぬきが遊んでいるおもちゃが散乱し、床には傷が沢山ついている。
「散々暴れ散らかして寝ちまったか…おい、起きろ!」
男が怒鳴ると、たぬきはぬいぐるみを抱いたまま、びくりと震えて目を覚ました。
「だしっ!?なんだし、大声出さないでし…あ、ご主人!」
飼い主を見つけたたぬきの第一声に、彼は少しだけ期待していた。ごめんなさいと、猛我儘は言わないと言ってくれないかと、内心待ち望んでいた。
14524/05/12(日)12:10:32No.1188327042+
「まだベアルフくんがはなれてくれないし!それにべたべたしてるし、なんとかするし!」
しかし、たぬきの第一声は自分のことばかりを考えた、醜いものだった。
男の顔から期待が消えうせ、代わりに苛立ちと嘲りがふつふつと湧いてきた。
「は?嫌に決まってんだろ、お前が我儘を謝るなら考えてやらなくもねえけど」
明らかに小馬鹿にされていると感じ、たぬきはよたよたと起き上がろうとした。恐らく、人間相手に暴行を加えるつもりだ。
ろくにダメージを与えられないのは間違いないのに、よほど冷静さを欠いているのだろう。
「…もう怒ったし、たぬきのタックルをくらうし…しっ?」
ところが、たぬきが起き上がろうとした途端、すってんころりと転んでしまった。
どうしたことかともう一度起き上がり、よち、よちと歩くと、これまた転んでしまう。歩けてせいぜい二歩か三歩、しかも転ぶ度にその分後退してしまう。
その理由は、間違いなく接着されたぬいぐるみにあった。
寝ころんだ姿勢のまま接着されたぬいぐるみのせいで、たぬきの姿勢は固定されていた。人間で言えば酷い猫背のようで、とても貧弱なたぬきが歩ける姿勢ではない。
14624/05/12(日)12:10:56No.1188327183+
「だし?歩けないし?なんでし…あっ、だし、だしっ!」
いつもできていたことができない焦りで、とうとうたぬきは立ち上がれなくなってしまった。ジタバタすらまともにできない無様を見て、男は腹を抱えて笑った。
「……あっはははは!お前、ぬいぐるみに抱き着いた姿勢のまま動けないんじゃねえか!そんな格好じゃあ、確かに歩けねえな!だははは!!」
「う、うう…わらうなし…わらうな…!」
「ま、だったら都合がいいや」
男はたぬきの心配など少しもせず、扉の傍に置いていたものを抱えて、部屋の中央に来た。
「昨日一晩、お前をどうするか考えてたんだ。反省してるなら瞬着を剥がしてやるつもりだったんだが…もう少し、お灸をすえてやる必要がありそうだな」
そして、がしゃんという音と共に、それをたぬきの前に置いた。
「な、なんだし、それ…?」
金網のようなプレートをてきぱきと広げ、並べていく飼い主に、たぬきが聞いた。
14724/05/12(日)12:11:06No.1188327232+
「お前用の柵だよ。覚えてるか、飼われてすぐの頃はこれの中で生活してただろ?今日からお前は、反省するまでずっとこの中で過ごすんだ」
男が用意していたのは、子たぬきや豆たぬき脱走防止用の柵だ。
一度囲むように設置してしまえば、小さなたぬきでは押しても引いても倒せない。大人たぬきなら跳び越えられるかもしれないが、今の飼いたぬきでは不可能だ。
「いやだし…やめるし…やめろ…!」
トイレと寝床、僅かなフリースペース以外を封鎖され、自由を奪われたたぬきが唸る。
「嫌ならさっさと歩いて、柵の外に出るんだな。できれば、の話だけどよ」
だが、男がそう言うと、たぬきは悔しそうにぬいぐるみを抱えて黙るほかなかった。
こうして、二割引きたぬきの不自由な生活が始まった。
14824/05/12(日)12:11:18No.1188327284+
例えば、食事の時間。
「ほら、飯だぞ。食え」
飼い主は絶食させるほど鬼でもなかったが、いつも通りうどんを食べさせてやるほど善人でもなかった。
彼が犬用の餌入れに流し込んだフレーク状の食べ物を見て、寝転んだたぬきが首を傾げた。
「…なんの冗談だし?うどん食べたいし…」
「お前なんざたぬきフードで十分だ。餌を貰えるだけありがたく思え」
「で、でも、たぬきは手が使えないし、ベアルフくんがいるから…」
「お前みたいな畜生、もどきみたいに四つん這いで食えばいいだろ。いや、もどきの方が聞き分けいいくらいだよ」
男はたぬきの言い分に耳を貸さなかった。
ぱたんと扉が閉まると、たぬきはぬいぐるみを抱えたまま、のそのそと立ち上がった。不安定な姿勢で、それでもどうにか体をエサ入れに寄せると、顔を餌に突っ込んだ。
「……がふ、がっふ…うぅ…」
今のたぬきは、もどきのようなあさましい食べ方しかできなかった。ベアルフくんに食事をさせてやれないし、肝心のぬいぐるみは涎でべとべとだった。
大粒の涙が塩味を餌につけ足して、一層吞み込めない不快な味へと昇華させた。
14924/05/12(日)12:11:33No.1188327359+
例えば、もよおしてきた時。
「…ご主人、トイレ…」
飼い主が部屋に入ってくるなり、柵にもたれかかったたぬきがもじもじして言った。
どうやら、おしっこがしたいらしい。飼い主も鬼ではなく、トイレはちゃんと用意してやったが、服を脱がしてやるほど善人でもない。
「そこにあるだろ。トイレくらい、いつも一人でしてたじゃねえか」
「…ベアルフくんのせいで服が脱げないし…このままじゃもれちゃうし…!」
「……知るか。漏らすなら漏らせ」
冷たく言い放ちはしたが、男は内心愉しんでいるようだった。
彼は、たぬきが確実に漏らすことを確信していた。せっかくの勝負服を尿で汚し、大好きなベアルフくんとやらに小便を引っかける羽目になると知っていた。
15024/05/12(日)12:11:44No.1188327412+
「い、いやだし…おもらしなんてちびのすることだし…!」
気づいていないのは、ジタバタもできずにもたもたしているたぬきだけだ。
どうにかトイレに行こうとするが、焦って歩こうとすれば、当然転ぶ。仰向けにどしんと倒れた衝撃が、限界に近かったたぬきに過剰な衝撃を与えた。
「あっ、やだ、やだし、出ちゃだめだし、あ、あ、だめだしい…」
ちょろ、ちょろろ、とたぬきの足元に黄色い水溜りができた。
じっとりとした不快感、服が濡れる嫌悪感が背中と下半身、ぬいぐるみを伝う。
「もらしちゃったし…ベアルフくんにもかかったし…だしっ!?」
すんすんと泣くたぬきだったが、悲しみに暮れる余裕も飼い主は与えない。手元にあった尿拭取り用のワイパー付きウェットシートで、たぬきごと床の掃除を始めた。
「ぶっ!べしっ!だしっ!」
ごろごろとたぬきが転がり、顔や髪におしっこがついてもお構いなし。
ぬいぐるみも黄色い液体塗れになるが、床は綺麗になったので、男は出て行った。
15124/05/12(日)12:12:09No.1188327549+
例えば、ぬいぐるみの異臭。
「……ご主人…ベアルフくんが…なんかくさいし…」
しかめっ面をしたたぬきの言葉を、飼い主は鼻で笑って返した。
「何をいまさら言ってやがる。もともと食べかすにほこり、汚れもつき放題だったじゃねえか。俺が洗ってやるって言っても嫌がってただろ、お前」
ぬいぐるみから変なにおいがするのは、今に始まった話ではない。元から少しすえた臭いがしていたのだが、今の今まで気付かなかったようだ。
「あのときはくさくなかったし…でも今は…おしっことかのにおいがするし…」
よろよろ、ぽこぽこと歩いてくるたぬきは、もうそれそのものが臭い。
「お願いですし…ベアルフくんをきれいきれいしてあげてし…」
それでも自分ではなく、あくまでぬいぐるみを優先するたぬきを見て、男は頷いた。
15224/05/12(日)12:12:21No.1188327627+
「…匂いをどうにかすりゃいいんだな。分かった」
「…ありがとうですし…ベアルフくんもっだしいいいい!?」
そして次の瞬間、たぬきに向かって勢いよく何かを吹き付けた。
白い何かはたぬきの視界を埋め尽くし、口に入り込み、げほごほとむせ込ませる。
男が吹き付けたのは、市販の消臭スプレー。それも、かなり強力なタイプだ。
「げほっ!?ごほっ!!ご、ごじゅじ、いぎ、いぎが、でぎないじ!ごれ、なんだし!?」
「消臭スプレーだよ。ほら、臭いのはましになったろ」
確かに男の言う通り、臭いは感じなくなったが、さっきから頻繁にえづいている。
「おえ…ヴッフ…」
吐きそうになるのをこらえながら、たぬきは男に背を向け、ぽてんと転んだ。
15324/05/12(日)12:12:37No.1188327700+
例えば、男がいない時。
「…ベアルフくん…どうしてたぬきからはなれてくれないし…?」
たぬきは寝ころんだまま、ぬいぐるみに問いかける。
「たぬきはベアルフくんのことが好きだし…けどずっと一緒は嫌だし…それにくさいし…」
ぬいぐるみを抱いている間は、ろくに食事がとれない。トイレに行こうとしても行けず、ほとんど漏らしてしまう。そもそも臭くて、感触が気持ち悪い。
それらは、たぬきとベアルフくんの間の友情を裂く要素としては、大きすぎた。
「…返事くらいしろし…ベアルフくん…聞いてるかし!?」
遂にたぬきは、ぬいぐるみに怒鳴り散らした。
瞬間接着剤の存在を知らないたぬきの出した結論は、ベアルフくんが自分に嫌がらせをしているというものだった。そんな相手に、たぬきは憎悪すら抱きつつあった。
「嫌がらせはやめるし!しょんべんくさいし!たぬきの前から消えるし!!」
嫌がらせをしていたのは自分。小便臭いのも自分。
喚き、叫び、ごろごろと床を転がるたぬきは、自分自身に罵倒しているようだった。
15424/05/12(日)12:12:50No.1188327770+
男がたぬきとぬいぐるみをくっつけて数日後、とうとう事件が起きた。
「――いい加減にしろしいいいいい!」
凄まじい怒声が響く部屋に男が入ると、そこには信じられない光景が広がっていた。
「お前なんかともだちじゃないし!どっかいけし!どっか、いけ、しっ!」
たぬきが、あれだけ可愛がっていたぬいぐるみを床に叩きつけているのだ。
その勢いは、じゃれつく程度ではすまない。くっついた腕ごと床にぶつけて、えびぞりの如く体ごとぬいぐるみを持ち上げ、もう一度ぶつける。
何の解決にもならないが、たぬきはこうすればベアルフくんがどこかにいくと信じている。
とことん冷めた目で見つめる飼い主にも気づかず、たぬきはベアルフくんに制裁を下し続ける。自分の手が床に擦れ、赤く染まっているのにも気づかない。
どしん、どしん、どしんとぶつけ続ける。
15524/05/12(日)12:13:03No.1188327836+
「ふっし!ふっし!!ふっし!!!ふっ――」
すると、不意に持ち上がりかけたぬいぐるみが、たぬきの膝に挟まった。
その場に固定されたぬいぐるみを、たぬきが無理矢理持ち上げようとすればどうなるか。
「――だっしいいいいいいぎゃあああああああああ!!!」
みちみちという嫌な音と、たぬきの絶叫が答えだった。
なんと、たぬきの右手からぬいぐるみが離れたのだ。
いや、正確に言えば、たぬきの肌が千切れてぬいぐるみにくっついてしまった。びらびらと揺れる皮膚がもとあった手先からは肉が露出し、血が噴き出している。
「いだいいだいいだいいだいいだいいだいいだいしいいいいいいい!!」
血に染まる勝負服とぬいぐるみ。ついでに涙と涎と小便塗れ。
未知の激痛に顔を歪ませ、自由になった手でジタバタするたぬきを見て、男は興味深そうに柵の外から顔をのぞかせた。
15624/05/12(日)12:13:23No.1188327932+
「おーおー、こりゃひでえな。肉が見えてるじゃねえか」
「ぎひいいいい!!だずげでじいいいいい!!!」
「助けて、か。分かった、それじゃあ元に戻してやるからな」
男はためらうことなく、手に持っていた瞬間接着剤をたぬきの剥き出しの手に塗った。
「がぎゃああああああしいいいいい!!?」
喉が張り裂けかねないほどの雄叫びを聞いても、男は手を止めなかった。
これでもかと捻り出した接着剤のついたたぬきの手を、無理矢理ぬいぐるみにくっつけたのだ。抱きかかえるような格好に、たぬきはまたも戻ってしまった。
15724/05/12(日)12:13:36No.1188327997+
びくん、びくんと痙攣するたぬきに、男は言った。
「どうした?もう一回ぬいぐるみとくっつけてやったんだ、飼いたぬきなら、礼の一つくらい言ったらどうなんだ?」
だが、たぬきはもう、まともに返事ができるほど正気を保っていなかった。
「じいいいいい、いい、い……タヌッ…」
あまりの痛みで泡を噴いたたぬきは、やがて白目を剥いて動かなくなった。
「……気絶してるな。ま、どうなろうが知らねえけどよ」
男は吐き捨てるように告げると、部屋に常備したシートで血を拭くと、部屋を去った。
15824/05/12(日)12:13:56No.1188328101+
翌日から、たぬきは明らかにおかしくなった。
「…ゆるさないし…ベアルフ…しねし…」
男が部屋に入ってきても、一瞥すらしない。
汚れ切ったぬいぐるみをうつぶせに抱えたまま、呪詛を呟くだけの生き物になった。
食事もとらないし、トイレにもいかない。小便を勝負服の中からちょろちょろと漏らしても、大便を勝負服の中からもりもりとこぼしても、気にも留めない。
今この瞬間も、ぶつぶつと呟きながら、おしっこの池の中にいた。
「おい、小便漏らしてんぞ」
「……しねし…しね…ベアルフ…しね…」
「狂ってんのか、こいつ。飯、ここに置いとくからな」
餌入れを置いても見向きもしないたぬきに声をかけて、男は部屋を出た。
15924/05/12(日)12:14:09No.1188328156+
それからほどなくして、たぬきの部屋から何の音もしなくなった。
もしかすると死んでしまったのかと思い(別に悲しむつもりはなかったが)、飼い主が部屋に行ってみると、そこにもうたぬきはいなかった。
「…おいおい、これが噂の『蛹化』ってやつか?」
代わりに、部屋の真ん中にごろりと、たぬきほどの大きさの蛹が鎮座していた。
なんとなくだが、男はたぬきが、ぬいぐるみから逃げる為に蛹になったのではないかと思った。
信じられないほどの痛みを伴わなければ離れられないぬいぐるみから離れるには、ションボリを限界まで溜め込み、蛹になる方が楽だと考えたのだろう。
「そこまでしてぬいぐるみと離れたかったってことか…離れられてねえけどよ」
ただし、男の言う通り、たぬきはぬいぐるみとは離れられなかった。
何と、蛹化した際にぬいぐるみを一緒に取り込んでしまったようで、固い殻の一部にベアルフくんが食い込んでいるのだ。蛹の一部が熊になった、みっともない姿に。
16024/05/12(日)12:14:22No.1188328221そうだねx1
たぬきもそれに気づいているのか、蛹がびくびく、ごとごとと震えている。
『はなれるし…じゃまだし…ほんとは蛹になんてなりたくなかったし…』
静かに揺れる惨めな末路が、たぬきの最期の言葉を代弁しているようだった。
そんなたぬきの成れの果てを見て、男が取る手段は一つ。
「さてと、『たぬき引き取りセンター』に電話すっか」
スマートフォンに電話番号を入力しながら、男は思った。
――たぬきを飼う時は、もうちょっと考えてからにしようと。
16124/05/12(日)12:14:48No.1188328331+
勝ちウキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
16224/05/12(日)12:15:00No.1188328393+
雑魚ウキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
16324/05/12(日)12:15:19No.1188328478+
負けウキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
16424/05/12(日)12:15:24No.1188328495+
スレを荒らすためにしこしこコピペってやってて惨めにならんのか?
16524/05/12(日)12:15:32No.1188328539+
強者ウキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
16624/05/12(日)12:15:33No.1188328543+
何と戦って何に勝ったのか教えてくれ
16724/05/12(日)12:16:02No.1188328708そうだねx3
この画像は同じ男らしいけど個人的にはそれぞれ別の男と浮気してるのも良いなと思う
あと寝取られまで行かない浮気物もっと流行ってほしい
16824/05/12(日)12:17:24No.1188329135+
ウキウキガイジいつも楽しそう
16924/05/12(日)12:17:36No.1188329202そうだねx1
    1715483856412.png-(138893 B)
138893 B
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
17024/05/12(日)12:18:33No.1188329470+
>ウキウキガイジいつも楽しそう
俺には辛そうに見える
17124/05/12(日)12:19:37No.1188329793+
コピペ止まってんぞコラ
17224/05/12(日)12:22:34No.1188330645そうだねx3
二次創作の差分で金取んのかよクソ
17324/05/12(日)12:22:40No.1188330673+
>俺には辛そうに見える
俺だったら辛いと思うだろうけど
これにそんな上等な情緒があるんだろうか
17424/05/12(日)12:23:59No.1188331069そうだねx4
お母さんにお昼ご飯呼ばれたんでしょ
17524/05/12(日)12:27:44No.1188332194+
彼は、たぬきが確実に漏らすことを確信していた。せっかくの勝負服を尿で汚し、大好きなベアルフくんとやらに小便を引っかける羽目になると知っていた。
17624/05/12(日)12:27:57No.1188332272+
「…もう怒ったし、たぬきのタックルをくらうし…しっ?」
17724/05/12(日)12:28:09No.1188332325+
>タヌキガイジが来たから終わりだな
これでもかと捻り出した接着剤のついたたぬきの手を、無理矢理ぬいぐるみにくっつけたのだ。抱きかかえるような格好に、たぬきはまたも戻ってしまった。
17824/05/12(日)12:28:21No.1188332393+
>「マ゛…マ゛…タス…ケテ…ヂ…ィ…」
吐瀉物と下痢便とちびたぬきの死臭が充満する巣穴の中で、親たぬきはよろけながらも立ち上がった
17924/05/12(日)12:28:29No.1188332430+
やっぱチンボは正義だな
18024/05/12(日)12:28:33No.1188332451+
>瞬間接着剤の存在を知らないたぬきの出した結論は、ベアルフくんが自分に嫌がらせをしているというものだった。そんな相手に、たぬきは憎悪すら抱きつつあった。
いやでもこれ昼ドラ系の良さでスケベの良さではないな
18124/05/12(日)12:28:46No.1188332520+
種死はリアルタイムで見てたらそそりゃ酷いもんだったけど
「消臭スプレーだよ。ほら、臭いのはましになったろ」
「狂ってんのか、こいつ。飯、ここに置いとくからな」
18224/05/12(日)12:28:55No.1188332557+
>やっぱチンボは正義だな
きっしょ
18324/05/12(日)12:28:57No.1188332566+
>たぬきたちの幸せと長寿を願って…かんぱーい! し!」
ミオミオは自由が無かったから社会性欠けててもしょうがない
18424/05/12(日)12:29:09No.1188332628+
>吐瀉物と下痢便とちびたぬきの死臭が充満する巣穴の中で、親たぬきはよろけながらも立ち上がった
(この世界はたぬきにばかり厳しいし…不公平だし…)
18524/05/12(日)12:29:20No.1188332674+
唖然としながらも子たぬきを連れ戻すべく巣穴を出ようとして、再び親たぬきを強烈な嘔吐感と腹下しが襲った
18624/05/12(日)12:29:34No.1188332750+
遂にたぬきは、ぬいぐるみに怒鳴り散らした。
18724/05/12(日)12:29:38No.1188332773そうだねx1
荒らし息切れ?
18824/05/12(日)12:29:47No.1188332826+
「ぎひいいいい!!だずげでじいいいいい!!!」
「…返事くらいしろし…ベアルフくん…聞いてるかし!?」
18924/05/12(日)12:30:01No.1188332902+
>そしてお目当ての水飲み場を見つけると、親たぬきが背伸びをして蛇口をひねった
>しかしそれでも苦痛が和らぐことはなく、今度は腹のもっと下…腸の辺りがゴロゴロと鳴った
「あっ、やだ、やだし、出ちゃだめだし、あ、あ、だめだしい…」
19024/05/12(日)12:30:12No.1188332960+
「お前みたいな畜生、もどきみたいに四つん這いで食えばいいだろ。いや、もどきの方が聞き分けいいくらいだよ」
心臓が止まり、思考が止まり、涙が止まり、たぬきの全てが停止した
19124/05/12(日)12:30:25No.1188333024+
>(なんでだしぃぃぃ…たぬきには仇を討つこともできないのかし…?)
やや性格に難があるたぬきは、飼われたての頃こそ大人しい性格だった。
19224/05/12(日)12:30:38No.1188333091+
>鉄血は一貫して「文字も読めないガキが誰からも道を示されないままひたすら間違った道を突き進む物語」っていうテーマ性そのものを視聴者から受け入れて貰えなかっただけの話
まず何がガンダムなのかようわからんかったわ
19324/05/12(日)12:30:52No.1188333169+
同時に、たぬきは目に涙を浮かべて叫んだ。肌が直接肉から千切れる痛みを味わっているのだから、泣き喚くのも当然か。
喚き、叫び、ごろごろと床を転がるたぬきは、自分自身に罵倒しているようだった。
19424/05/12(日)12:31:06No.1188333235+
男が怒鳴ると、たぬきは敵意に満ちたジタバタをやめ、きょとんとぬいぐるみを見た。
19524/05/12(日)12:31:19No.1188333296+
>水星はクリフハンガーが雑すぎるから嫌い
『はなれるし…じゃまだし…ほんとは蛹になんてなりたくなかったし…』
19624/05/12(日)12:31:31No.1188333367+
「1匹も捕まらなかったか…でも野菜は荒らされてないな…なんでだろ?」
19724/05/12(日)12:31:35No.1188333377+
スレ立てした奴が全く喋ってないのって何なんだろうな
19824/05/12(日)12:31:45No.1188333419+
>「おーおー、こりゃひでえな。肉が見えてるじゃねえか」
「まぁ、野菜に悪ささえされなければ何でもいいけど…」
「お前なんざたぬきフードで十分だ。餌を貰えるだけありがたく思え」
19924/05/12(日)12:31:57No.1188333483+
瞬間接着剤の存在を知らないたぬきの出した結論は、ベアルフくんが自分に嫌がらせをしているというものだった。そんな相手に、たぬきは憎悪すら抱きつつあった。
親たぬきは涙を滝のように流しながら慟哭する
20024/05/12(日)12:32:09No.1188333541+
お母さんにお昼ご飯呼ばれたんでしょ
20124/05/12(日)12:32:21No.1188333617+
seed以来のヒット作出てきて
20224/05/12(日)12:32:34No.1188333682+
『ニラ』はまだちびたちには辛いであろうから、親たぬきが頂くことにした
「くさ…ったく、どうしたもんかなあ…」
20324/05/12(日)12:32:40No.1188333714+
百合は好きだけど手や舌だけだと物足りなさを感じる
20424/05/12(日)12:32:47No.1188333738+
>その理由は、間違いなく接着されたぬいぐるみにあった。
後づけGUNDじやないんだ…
20524/05/12(日)12:32:58No.1188333803+
発酵させて堆肥にしてあるならともかく、こんなものは根腐れの原因にしかならない
水星はクリフハンガーが雑すぎるから嫌い
しかしそれでも苦痛が和らぐことはなく、今度は腹のもっと下…腸の辺りがゴロゴロと鳴った
20624/05/12(日)12:33:11No.1188333864+
>百合は好きだけど手や舌だけだと物足りなさを感じる
ふたなりがあるじゃん
20724/05/12(日)12:33:12No.1188333868+
ちびたぬきたちはポロポロと細かい糞を放出した
20824/05/12(日)12:33:19No.1188333909+
鉄糞も水虫の糞女も仲良くAGE以下のカスだぞ
仲良く糞の塗合いでもしとけガンダム界の面汚し
20924/05/12(日)12:33:25No.1188333945+
>体をピンと垂直に伸ばし、左右に振る
>糞風呂に浸かり、身動きの取れないまま、親たぬきの思考は別のことを考え出した
コピペ止まってんぞコラ
21024/05/12(日)12:33:38No.1188334014+
「あっ、やだ、やだし、出ちゃだめだし、あ、あ、だめだしい…」
そして五感が著しく鈍っていた親たぬきが存在に気付いていなかった―――肥溜めへと転落した
21124/05/12(日)12:33:51No.1188334092+
(やっとわかったし…たぬきは最初から全部…全部間違えていたんだし…)
21224/05/12(日)12:34:02No.1188334151+
>seed以来のヒット作出てきて
国内だけじゃなく海外も含めないと厳しいんじゃない?
21324/05/12(日)12:34:06No.1188334160+
>「これ知ってるし…『フキノトウ』だし! ちびたちがポップしたやつだし…!」
「ダヌッ! にがいしぃ…でもこれでたぬきも大人のなか間入りだし…♪」
21424/05/12(日)12:34:28No.1188334264+
だが、たぬきはもう、まともに返事ができるほど正気を保っていなかった。
21524/05/12(日)12:34:42No.1188334321+
「い、いやだし…おもらしなんてちびのすることだし…!」
21624/05/12(日)12:34:56No.1188334391+
>鉄血は最後がクソ
バンダイはベタ褒めしてるからこれから何かあるたびに推されるのムカついてくるな
代わりに、部屋の真ん中にごろりと、たぬきほどの大きさの蛹が鎮座していた。
21724/05/12(日)12:35:03No.1188334434+
>ふたなりがあるじゃん
スレッタが生えてる場合が多いみたいだし需要はあるんだろう
21824/05/12(日)12:35:08No.1188334469+
驚異的な生命力でここまで生命活動を続けてきた親たぬきであったが、遂に限界がやって来た
21924/05/12(日)12:35:21No.1188334533+
>だから男は気づかなかった
「もぐもぐし…ぱくぱくし…むしゃむしゃし…」
「……しねし…しね…ベアルフ…しね…」
22024/05/12(日)12:35:35No.1188334589+
例えば、食事の時間。
子たぬきは狂乱の形相のまま四本足で駆け回り、深夜の森の中へと消えていった
「ミジュアビ、ダチー!」
22124/05/12(日)12:35:48No.1188334664+
>「キュゥゥゥン! キュゥゥゥン!」
寝ころんだ姿勢のまま接着されたぬいぐるみのせいで、たぬきの姿勢は固定されていた。人間で言えば酷い猫背のようで、とても貧弱なたぬきが歩ける姿勢ではない。
スレ立てした奴が全く喋ってないのって何なんだろうな
22224/05/12(日)12:35:51No.1188334677+
>バンダイはベタ褒めしてるからこれから何かあるたびに推されるのムカついてくるな
>代わりに、部屋の真ん中にごろりと、たぬきほどの大きさの蛹が鎮座していた。
荒らしながらスレに書き込んでるの?
22324/05/12(日)12:36:01No.1188334720+
翌々々々日
22424/05/12(日)12:36:13No.1188334775+
「いたいいたいだしいいい!!ベアルフくん助けてしいいいい!!」
ごろごろとたぬきが転がり、顔や髪におしっこがついてもお構いなし。
22524/05/12(日)12:36:18No.1188334808+
何で管理しなかった?
22624/05/12(日)12:36:25No.1188334836+
ぬいぐるみを抱いている間は、ろくに食事がとれない。トイレに行こうとしても行けず、ほとんど漏らしてしまう。そもそも臭くて、感触が気持ち悪い。
22724/05/12(日)12:36:38No.1188334894+
バンダイはベタ褒めしてるからこれから何かあるたびに推されるのムカついてくるな
だが、男がそう言うと、たぬきは悔しそうにぬいぐるみを抱えて黙るほかなかった。
22824/05/12(日)12:36:51No.1188334965+
しばらくすると、トイレにまでぬいぐるみを連れて行くようになった。
たぬきたちの幸せと長寿を願って…かんぱーい! し!」
「だから、洗うだけだって!酷いことなんてしないから!」
22924/05/12(日)12:37:03No.1188335010+
やや性格に難があるたぬきは、飼われたての頃こそ大人しい性格だった。
髪やしっぽの毛並みもツヤがあって良好であり、肌はモチモチの極みであった
当然せっかく洗ったパンツは下痢便まみれの汚物と成り果てた
23024/05/12(日)12:37:16No.1188335060+
>「ほろ苦い大人の味だし…」という親たぬきの言葉を聞いて、背伸びしたがりの子たぬきは喜んで摘み取った
そして異変に気付いた
先ほど食べた未消化の『ニラ』が胃液と共に地面にぶちまけられる
23124/05/12(日)12:37:28No.1188335121+
(そういえば結局前のちびも死なせたし…たぬきは本当にいい親たぬきだったかし…?)
(タヌッ? なんか…変だし…?)
男がたぬきとぬいぐるみをくっつけて数日後、とうとう事件が起きた。
23224/05/12(日)12:37:42No.1188335182+
>それもただ時代なだけだし
水星が鉄血に上回ってる点ってXトレンドだけ
23324/05/12(日)12:37:53No.1188335243+
>今回の収穫はニラ5束、イモ20個、フキノトウ5個であった
よく最後まで見れたねあんなの
子たぬきは甘く瑞々しい汁で口の周りをベチャベチャにしながら、夢中でアスパラガスを貪っている
23424/05/12(日)12:38:07No.1188335300+
聴いてないのにシコスレで何かと比較しないと叩けない人は可哀想だなぁ
23524/05/12(日)12:38:20No.1188335362+
>『フキノトウ』は子たぬきが食べると言い出した
「消臭スプレーだよ。ほら、臭いのはましになったろ」
「ベアルフくんはくさくないし、ご主人の方がくさいし…ちかよるな…」
23624/05/12(日)12:38:33No.1188335423+
発酵させて堆肥にしてあるならともかく、こんなものは根腐れの原因にしかならない
巣穴の中で親たぬきが乾杯の音頭を執った
23724/05/12(日)12:38:44No.1188335483+
「くそっ!! あの害獣どもめ…! 見つけたらただじゃ済まさねぇ…!」
ただの対立煽りやろ
(許さないし…たぬき殺し…目には目を、しっぽにはしっぽをし…)
23824/05/12(日)12:38:56No.1188335529+
翌々々日
鉄血はオルガネタだけ
白い何かはたぬきの視界を埋め尽くし、口に入り込み、げほごほとむせ込ませる。
23924/05/12(日)12:39:09No.1188335586+
荒らしながらスレに書き込んでるの?
24024/05/12(日)12:39:23No.1188335646+
瞬間接着剤の存在を知らないたぬきの出した結論は、ベアルフくんが自分に嫌がらせをしているというものだった。そんな相手に、たぬきは憎悪すら抱きつつあった。
24124/05/12(日)12:39:36No.1188335723+
その理由は、間違いなく接着されたぬいぐるみにあった。
24224/05/12(日)12:39:49No.1188335804+
エロイラストのスレで本編の批評とか頭おかしいのか…?
とことん冷めた目で見つめる飼い主にも気づかず、たぬきはベアルフくんに制裁を下し続ける。自分の手が床に擦れ、赤く染まっているのにも気づかない。
24324/05/12(日)12:40:02No.1188335862+
スマートフォンに電話番号を入力しながら、男は思った。
この家の家主は、たぬきに手を伸ばそうとして引っ込める、あきれた様子の男。
スレ画みたいなレズ第一でその上でチンポにも浮気してるのもすごくエロいと思う
24424/05/12(日)12:40:13No.1188335904そうだねx1
やっぱ営業だもんなァ…
管理してない辺りスレ虫が自分でやってるんだろうな
24524/05/12(日)12:40:25No.1188335952+
>「いだいしいいいい!!ちぎれちゃうしいいいい!!」
男が洗おうとしたり、手入れしたりしようとすると、たぬきは抵抗した。
本能のジタバタすらできないほどの苦痛であることが伺えた
24624/05/12(日)12:40:38No.1188336009+
近頃は野菜のおかげで栄養状態がいいため、たぬきの毛皮である服はパリッと仕上がっている
「げろげろげろげろっ!」ブジュジュジュ!
24724/05/12(日)12:40:52No.1188336073+
一刻も早く保護してやらねば、そしてちびたちの遺体を埋葬してやらねば
たぬきの糞とは比較にならない凄まじい悪臭と、発酵熱が親たぬきを襲う
「ぶるるるる…し…」
24824/05/12(日)12:41:06No.1188336133+
>「だし?歩けないし?なんでし…あっ、だし、だしっ!」
>そうすると何とか底に足を付けることができた
たぬきは言葉を発さなかったが、ションボリの中に孕んだ怒りや、真一文字に結んだ口、当たれば痛いとすら思わせるジタバタが、その答えだった。
24924/05/12(日)12:41:18No.1188336196+
冬に枯れた草花が、春にまた芽吹くように
25024/05/12(日)12:41:31No.1188336272+
>「ご主人、ベアルフくんに何したし…ベアルフくんに酷いことしたら、ただじゃすまさないし…!」
>「……ご主人…ベアルフくんが…なんかくさいし…」
鉄血はストーリーが一貫してないもの
25124/05/12(日)12:41:44No.1188336339+
「みんなきれいになったし…さぁ帰ってごはんにするし…」
25224/05/12(日)12:41:57No.1188336395+
さらに声を出そうと口を開けると即座に糞が口内に流れ込んでくるため、声を上げて助けを呼ぶこともできない
(許さないし…たぬき殺し…目には目を、しっぽにはしっぽをし…)
「――いい加減にしろしいいいいい!」
25324/05/12(日)12:42:10No.1188336452+
たぬきは元来きれい好きで、体を清潔にするのを好む
25424/05/12(日)12:42:21No.1188336521+
タヌキガイジが来たから終わりだな
「――そんなに離れたくないなら、望み通りにしてやるよ!」
エロ絵のスレで発狂してコピペ荒らしとかやばいだろ…
25524/05/12(日)12:42:33No.1188336597+
>「タニュゥゥゥゥゥ!」
これでもかと捻り出した接着剤のついたたぬきの手を、無理矢理ぬいぐるみにくっつけたのだ。抱きかかえるような格好に、たぬきはまたも戻ってしまった。
なんでシコスレで感想回になるんだ?
25624/05/12(日)12:42:46No.1188336667+
>「うっ♪ うっ♪」
あーこれそういうことね
25724/05/12(日)12:42:59No.1188336739+
翌々日 
だが、たぬきはもう、まともに返事ができるほど正気を保っていなかった。
たぬき虐めに目がない悪ガキにでも見つかると厄介なので、一家は人通りの少ない穴場の寂れた公園へと向かった
25824/05/12(日)12:43:13No.1188336807+
アーシアンとスペーシアンの対立も有耶無耶なままだし
25924/05/12(日)12:43:26No.1188336866+
>国内だけじゃなく海外も含めないと厳しいんじゃない?
気づいていないのは、ジタバタもできずにもたもたしているたぬきだけだ。
26024/05/12(日)12:43:39No.1188336947+
この後結局3人でやるんでしょ知ってる知ってる
「あっ!」
26124/05/12(日)12:43:52No.1188337018+
>(ごめんなさいし…ごめんなさいし…たぬきはとっても悪いたぬきでしたし…)
レズはチンポに堕ちる前振りに過ぎないって言う人もいるけど
26224/05/12(日)12:44:05No.1188337083+
『フキノトウ』は子たぬきが食べると言い出した
26324/05/12(日)12:44:18No.1188337146+
>「な、なんだし、それ…?」
「もらしちゃったし…ベアルフくんにもかかったし…だしっ!?」
26424/05/12(日)12:44:31No.1188337218+
「やめるし……このベアルフくんどろぼう!はげ!十円はげ!」
26524/05/12(日)12:44:42No.1188337274+
サイドストーリーぐらいなら主人公なれそうやない?
だが、勢いよく手を伸ばそうとした瞬間、みちみちと嫌な音がした。
26624/05/12(日)12:44:54No.1188337345+
NHKの癌患者6人のヒロインがやりたい放題で余命を生きるドラマと被ってるのが辛い
「あ…あぁ…あぁぁ…ちび…ちびぃぃぃ…!!!」
リアタイじゃなけりゃ見る価値なしのSNSバズり目的アニメ
26724/05/12(日)12:45:06No.1188337400+
なんだかおかしいと思い、たぬきは寝ころんだままぬいぐるみから手を離そうとした。
26824/05/12(日)12:45:18No.1188337442+
サイドストーリーぐらいなら主人公なれそうやない?
翌日、たぬき一家が食料調達をした柔らかい地面の場所―――即ち畑に一人の男性がいた
26924/05/12(日)12:45:31No.1188337513+
「嫌がらせはやめるし!しょんべんくさいし!たぬきの前から消えるし!!」
27024/05/12(日)12:45:44No.1188337588+
「みんなきれいになったし…さぁ帰ってごはんにするし…」
(そういえば結局前のちびも死なせたし…たぬきは本当にいい親たぬきだったかし…?)
27124/05/12(日)12:45:56No.1188337647+
それらによって正常な判断力を失った親たぬきの思考が、そう短絡で身勝手な結論を導き出した
肥溜めという煉獄の中で喋る代わりに思考し、謝罪の代わりに涙を流しながら、たぬきはひたすらに懺悔を続けた
しかめっ面をしたたぬきの言葉を、飼い主は鼻で笑って返した。
27224/05/12(日)12:46:09No.1188337712+
ぱたんと扉が閉まると、たぬきはぬいぐるみを抱えたまま、のそのそと立ち上がった。不安定な姿勢で、それでもどうにか体をエサ入れに寄せると、顔を餌に突っ込んだ。
(生きててごめんなさいし…生まれてきてごめんなさいし…だから)
27324/05/12(日)12:46:23No.1188337790+
>それらによって正常な判断力を失った親たぬきの思考が、そう短絡で身勝手な結論を導き出した
ぬいぐるみも黄色い液体塗れになるが、床は綺麗になったので、男は出て行った。
27424/05/12(日)12:46:37No.1188337858+
「ヤダチ…ママ…モチモチ、シテチィ…!」
27524/05/12(日)12:46:50No.1188337928+
管理してない辺りスレ虫が自分でやってるんだろうな
あまりの痛みで泡を噴いたたぬきは、やがて白目を剥いて動かなくなった。
その勢いは、じゃれつく程度ではすまない。くっついた腕ごと床にぶつけて、えびぞりの如く体ごとぬいぐるみを持ち上げ、もう一度ぶつける。
27624/05/12(日)12:47:03No.1188337987+
>『ニラ』はまだちびたちには辛いであろうから、親たぬきが頂くことにした
種良、種死糞、種自由良みたいな感じで
27724/05/12(日)12:47:16No.1188338061+
>それもただ時代なだけだし
いつか人間にうどんダンスでも披露すれば、きっとお金をくれるかうどんをご馳走してくれるだろう
27824/05/12(日)12:47:28No.1188338131+
>「くさ…ったく、どうしたもんかなあ…」
そしてそれをぬいぐるみの背にこれでもかと塗り付け、彼はジタバタするたぬきのお腹めがけて乱暴に押し付けた。
27924/05/12(日)12:47:42No.1188338198+
親たぬきが最期に何を願おうと、たぬきはリポップし続ける
28024/05/12(日)12:47:54No.1188338264+
>鉄糞も水虫の糞女も仲良くAGE以下のカスだぞ
「そこにあるだろ。トイレくらい、いつも一人でしてたじゃねえか」
28124/05/12(日)12:48:08No.1188338338+
白い何かはたぬきの視界を埋め尽くし、口に入り込み、げほごほとむせ込ませる。
たぬき如きの想いで、この世の摂理は変わらない
子たぬきは甘く瑞々しい汁で口の周りをベチャベチャにしながら、夢中でアスパラガスを貪っている
28224/05/12(日)12:48:21No.1188338412+
ちびは褒められて誇らしげだ
28324/05/12(日)12:48:35No.1188338486+
吐瀉物と下痢便とちびたぬきの死臭が充満する巣穴の中で、親たぬきはよろけながらも立ち上がった
28424/05/12(日)12:48:48No.1188338556+
鉄血は一貫して「文字も読めないガキが誰からも道を示されないままひたすら間違った道を突き進む物語」っていうテーマ性そのものを視聴者から受け入れて貰えなかっただけの話
28524/05/12(日)12:49:00No.1188338609+
>トイレと寝床、僅かなフリースペース以外を封鎖され、自由を奪われたたぬきが唸る。
>「オネーチャ! サイコーノウドンダンス、ダッタチ!」
「ギュィィ…ギュェェ…ヂニタグ…ナ…ウッ!」
28624/05/12(日)12:49:13No.1188338665+
鉄血は1期まではマジで面白い 2期は糞
28724/05/12(日)12:49:26No.1188338735+
信じられないほどの痛みを伴わなければ離れられないぬいぐるみから離れるには、ションボリを限界まで溜め込み、蛹になる方が楽だと考えたのだろう。
(人間だってうんちまみれの野菜なんて食べたくないはずだし…)
売れただけで偉そうだよな水星厨
28824/05/12(日)12:49:40No.1188338810+
瞬間接着剤の存在を知らないたぬきの出した結論は、ベアルフくんが自分に嫌がらせをしているというものだった。そんな相手に、たぬきは憎悪すら抱きつつあった。
28924/05/12(日)12:49:54No.1188338873+
飼い主が部屋に入ってくるなり、柵にもたれかかったたぬきがもじもじして言った。
今のたぬきは、もどきのようなあさましい食べ方しかできなかった。ベアルフくんに食事をさせてやれないし、肝心のぬいぐるみは涎でべとべとだった。
29024/05/12(日)12:50:05No.1188338929+
>ちびたぬきたちはポロポロと細かい糞を放出した
>どんな状況であろうともたぬきが最も安らげる行為だ
ジタバタをしたくても、接着剤でくっついているせいでろくに動けない。勝負服も脱げないし、冷たい床の上で転がることしか、今のたぬきにはできない。
29124/05/12(日)12:50:19No.1188338994+
10コスシャンクスも雑魚だしワンピースカードシャンクス不遇じゃない?
「助けて、か。分かった、それじゃあ元に戻してやるからな」
あれから何度吐いて腹を下したか、何度死を願ったか
29224/05/12(日)12:50:30No.1188339052+
「まかせるし!」
親たぬきは夢うつつの中、妙な不快感で目が覚めつつあった
29324/05/12(日)12:50:43No.1188339122+
肉球や爪の無いシンプルな足跡で、さらに特筆すべきは二足歩行であることだ
29424/05/12(日)12:50:56No.1188339194+
「……はなれないし…」
コピペ止まってんぞコラ
29524/05/12(日)12:51:09No.1188339256+
ヒロイン2人の成長物語だからいいじゃん
29624/05/12(日)12:51:23No.1188339310+
いやいきなり鉄血の名前出す人のほうが浮いてると思います
二次創作の差分で金取んのかよクソ
29724/05/12(日)12:51:29No.1188339341+
もう隔離されたよ
お疲れ様
29824/05/12(日)12:51:36No.1188339373+
「ウンウンチ…ウンウンチ…ウンウンデルチ!」
白い何かはたぬきの視界を埋め尽くし、口に入り込み、げほごほとむせ込ませる。
29924/05/12(日)12:51:47No.1188339425+
>「よかったし…お前だけは無事だったかし…」
やや性格に難があるたぬきは、飼われたての頃こそ大人しい性格だった。
水星はキャラが無理やり動かされてる感がある
30024/05/12(日)12:52:00No.1188339477+
「今日は土を掘ったから体が汚れたし…公園で『水浴び』するし…」
30124/05/12(日)12:52:11No.1188339541+
>溺れる危機は去ったが、頭を上げてようやく鼻呼吸できるギリギリの深さだ
使命感に突き動かされるまま、親たぬきは森の中を彷徨う
30224/05/12(日)12:52:22No.1188339598+
タヌキガイジが来たから終わりだな
食事もとらないし、トイレにもいかない。小便を勝負服の中からちょろちょろと漏らしても、大便を勝負服の中からもりもりとこぼしても、気にも留めない。
手塩にかけて育ててきた収穫間際のキャベツやアスパラガス、イチゴが見るも無残に荒らされていたのだから無理もない
30324/05/12(日)12:52:34No.1188339650+
>ちびたちが合いの手を入れる
ろくにダメージを与えられないのは間違いないのに、よほど冷静さを欠いているのだろう。
30424/05/12(日)12:52:46No.1188339707+
「チッポモ、ニュレタチィィィィ!」
30524/05/12(日)12:52:57No.1188339762+
>どのあたりが奇形
これまさかスレミオが男とセックスしてる絵だからキレて荒らしてるんじゃないよね…?
30624/05/12(日)12:53:11No.1188339824+
そしてそれをぬいぐるみの背にこれでもかと塗り付け、彼はジタバタするたぬきのお腹めがけて乱暴に押し付けた。
30724/05/12(日)12:53:22No.1188339878+
例の畑で農家の男が独りごちていた
30824/05/12(日)12:53:34No.1188339939+
スレ画が癪に障ったのがよくわかるコピペマン
30924/05/12(日)12:53:47No.1188340006+
夕暮れ時の公園を後にするたぬき一家


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