用語集 まどマギおよびマギレコの世界観や設定 戦神子(いくさみこ):魔法少女の戦国時代での呼び方、魔法少女になった者は自身の願いとその強さを手に入れる代わりに魔女と戦うことになる。 魂の宝石:ソウルジェムの戦国時代での呼び方、これが砕かれるとその魔法少女は死亡する。また魔力を消費したり悪感情を抱いたりすると穢れてしまいそれが最大まで溜まると魔女になる。 妖魔:魔女の戦国時代の呼び方、その正体は魔女化した元魔法少女か魔女の配下である使い魔が成長したもの。人間に仇なす存在であり、グリーフシードをドロップするため魔法少女はこの存在を倒さなければならない。 グリーフシード:魔女を倒すことで手に入るソウルジェムの穢れを吸い取るアイテムだが一定以上穢れを吸い込むと魔女となってしまう、それを処分するのもキュゥべえの役目のひとつ。 キュゥべえ:魔法少女と契約を行うことができる、その目的はエントロピーの増大を防ぎ宇宙の死を防ぐといったもの、その方法はソウルジェムからグリーフシードに転じる、即ち魔女化する時のエネルギーを用いるといった手段である。 神浜(かみはま):マギレコの舞台となる都市、横浜と神戸をモデルにしており数百年の昔から西と東の根深い対立が存在しており西が裕福で東が貧乏、物語の舞台となる都合上治安が悪く民度も悪い。中央という地域も存在しており、表向きでは文字通り神浜の中核を担う場所であるが魔法少女界隈的には有力な魔法少女が少ないためもっぱら東西の緩衝地帯となっている。 みかづき荘:神浜にあるアパートであり七海やちよが管理している。メインキャラである環いろは、七海やちよ、由比鶴乃、深月フェリシア、二葉さな、環ういが住む場所でもある。 ステータスについて 統率:人を率いる能力 武力:魔法少女としての強さとは別口の武力、戦国時代であるため魔法少女武力抜きに強者もいる場合もありこの数値を設定した 知力:賢さ、一桁だと読み書きができないレベル 政治:字の如く政治的なことや商売などに影響を与える 魅力:カリスマや人望を内包した数値 戦国適性:殺しなどを始めとした外道行為を躊躇なくできるかどうかであり戦国時代においてはこの数値と善性の両方が高い上杉謙信のような存在もいるため当ダイスでは心の善悪を測る善性は別判定となっている 魔法少女武力:魔法少女としての強さ 精神:精神の安定度 善性:善人か悪人かを測る数値 特殊:90以上でゾロ目追加 現代神浜のキャラ 環いろは(たまき):マギレコの主人公、みかづき荘の魔法少女であり、色々あって魔法少女が魔女化しない自動浄化システムを完成させたが、この子が何らかの原因で意識が途絶えたため、自動浄化システムの維持及び環いろはの復活のために6つの時代に行って概念を集めるというのがピュエラヒストリアの概要である。つまるところ彼女がナビとして選ばれると何かしらのイレギュラーな状況になるためナビ選出の際はファンブル枠である。 七海やちよ(ななみ):みかづき荘の魔法少女であり、ベテランの魔法少女。ラスボス枠を抜きにすれば作中最強格。語呂合わせで73(ななみ)というネタはあるがダイスで73が出た時にネタにされることはなぜか滅多にない。ピュエラヒストリアにおいては現代に残っている。 由比鶴乃(ゆいつるの):みかづき荘の魔法少女であり、中華店「万々歳」の後継ぎ、その味は50点と作中で言及されており、ダイスにおいて50が出た場合は万々歳と言われる。ピュエラヒストリアにおいては戦国時代に来た。 深月フェリシア(みつき):みかづき荘の魔法少女であり、かつては魔法少女の傭兵稼業を行なっていた。一人称がオレであり活発な性格、いわゆる手のかかる末っ子枠。ピュエラヒストリアにおいては現代に残っている。 二葉さな(ふたば):みかづき荘の魔法少女であり、願いの影響で魔法少女以外からは見えない。こねこのゴロゴロというアニメが好きであり、ダイスにおいて37(さな)と56(ゴロ)が出た時のネタは彼女関連のものである。ピュエラヒストリアにおいては戦国時代に来た。 環うい:みかづき荘の魔法少女であり、環いろはの妹。自動浄化システムを維持している魔法少女の1人。ピュエラヒストリアにおいては魔法少女たちの魂の器と呼ばれるアイテムを作っており、そのアイテムと彼女の固有魔法の「回収」のおかげでいろはの概念を集めることができている。 里見灯花(さとみとうか):自動浄化システムを維持している魔法少女の1人。いろはとは旧知の仲であったが色々あって、かつてはマギウスとして敵対していた。ピュエラヒストリアにおいてはいろはと紐付いているため連動して意識が途絶えている。 柊ねむ(ひいらぎ):自動浄化システムを維持している魔法少女の1人。いろはとは旧知の仲であったが色々あって、かつてはマギウスとして敵対していた。ピュエラヒストリアにおいてはそれぞれの時代に行った魔法少女たちのナビゲーションを務めている。 戦国時代のキャラ 水名露(みずなつゆ):相磨の戦神子であり、いろはの概念集めにおいて重要な存在。知勇兼備、文武両道と言った言葉が相応しく男顔負けの優秀さである。本編においては紆余曲折あって千鶴と親友となり妹のように思う描写もあった。最期は父である正綱を裏切った泰党及び東を恨んで魔女化してしまう。 千鶴(ちづる):本名は万守(ばんしゅ)千鶴。相磨の戦神子であり、いろはの概念集めにおいて重要な存在。父の手解きにより、素の状態でもそこそこ強い一方で殺しを躊躇するなど戦国時代人としては未熟な精神の持ち主でもある。本編では紆余曲折あり露と親友になりMSSにおいては露の負担を減らすために魔女を退治しまくるといったことも行なっていた。最期は露の魔女化も止められず、魔女となった露も倒すことができず、象徴の魔女に敗北して死亡した。 水名正綱(みずなまさつな):水名露の父であり、相磨の領主の一人であり北養を治めている。相磨の平和を守るという理想を掲げる一方、自身の家のことも考え行動することもできる優秀な人物、マギレコの第二部においては野卑た泰党の面々を信頼することはできないと吐露しているがピュエラヒストリアの描写を見た限りそのような人物とは思えないため、もしかしたら瀬奈みことが御園かりんを絶望させるために別世界の少し悪辣な水名正綱を切り貼りして見せたのかもしれない。後に水名城に返り咲くも、勢力として拮抗している泰党を家臣化し力を削ごうとしたことをきっかけに泰党との対立が深まり、最終的には暗殺されてしまった。 万守山右衛門(ばんしゅさんえもん):千鶴の父であり、泰党を束ねている。精鋭揃いの泰党のリーダーとして高い戦闘力を持つ。「3年間仲間とは別々に水名城に出仕する」という条件を正綱に突きつけられたことをきっかけに対立。最終的には隣国の軍勢を動かし水名正綱を暗殺、下剋上を成功させた。正直な話、正綱から提示された条件はそれほど理不尽なものではなく、泰党が水名の家臣化するとはいえ領地は保証されていた。しかし仲間が分かたれるとして提示された条件に怒ってしまう。正綱の性格上例え仲間が分かたれたとしても冷遇されるとは思えないし約定はしっかりと守ると思われるため、神浜の東西対立の戦犯と言えよう。 玄雲(げんうん):水徳寺の僧侶。泰党の壊滅という利害が一致して熊井と共に下剋上を目論むが計画が露見してしまう。特筆すべきはその強さと賢さであり、隠れている者の気配を察知する。魔法少女相手に真っ向から戦って追い詰める。搦め手においても神経ガスを用いて魔法少女を行動不能にして捕える。守護代である熊井と手を組み寺の力を総動員して下剋上を後一歩のところまで完遂する。などマギレコ内において純粋な人間でありながら一躍作中屈指の強キャラに躍り出た人物。そのため、本ダイスでは男であったとしても武力が高い者は下手なザコ魔法少女より強いといった立ち位置となっている。 隅谷(すみたに/すみや/くまたに):相磨国の守護であり、後を継ぐまでは京暮らしであった。無能とされてはいるがストーリーでの描写を見るに少なくとも悪人ではないし泰党と和解する柔軟さも持ち合わせている。マギレコのストーリー上では、いつのまにか退場しているため、象徴の魔女戦までダイスを振る都合上この人の失脚をオリジナル設定として考える羽目になった。父は切れ者であったが、本編開始直前に玄雲と熊井に暗殺されたことが作中で推測されている。 熊井(くまい):相磨国の守護代であり、玄雲と共に下剋上をしようとしていたが、計画が露見した。嫡男もおり親子共々刑死したものと思われる。 関臣家(せきおみいえ):当ダイスのオリジナルキャラクター。主君である隅谷をそそのかし悪政を敷かせるもそれがきっかけで領主たちが反抗してしまい、隅谷の家を滅ぼす結果となった。名前は奸臣家から来ており性格は典型的な腐敗した悪い大臣を想像して貰えばいい。なぜこのような人物が生み出されたのかというと水名城に正綱が返り咲いたことが正史だからである。最大の問題はマギレコ内でこの描写がなされていないことである。しかし、この説明をするためには隅谷の失脚が必要不可欠である。なぜかというと病死だけでは適当な親族が後を継いでしまい正綱がそれを盛り立てる方向性になる。そいつが悪政を敷くという展開も出来たのだが親族がいる場合、玄雲と熊井の隅谷の暗殺による下剋上の完遂が成立しない。親族がおらず隅谷が断絶になった場合においても隅谷の一門ではない水名家が相磨の君主として後を継ぐのはおかしな話である。そのため、隅谷が奸臣にそそのかされて悪政を敷いてしまうという当ダイス独自の補完及びそのためのオリキャラを考えるに至ってしまった。 象徴の魔女:ピュエラヒストリアの重要なキーパーソンであり、千鶴はこの魔女と戦い死亡した。魔法少女たちが行く先々で別個体が出現しておりまだまだ謎が多い。ピュエラヒストリアの暫定ラスボスということもあり、本ダイスにおいては補正100を引っ提げ最後に魔法少女と対決するラスボスとなっている。無事倒すことができれば、戦神子たちに込み入った問題が特にない限りは後日談に入りハッピーエンドである。憎しみがトリガーとなり出現することが明らかになった。その使い魔は古代より存在しており株分けの魔女も世界中で数を増やしながら日本まで広がってきた。それを可能にしたのは魔女の特異な力であり親の魔女は株分けの魔女とは別に子機となる自分の分体を作りその分体を時間を飛び越えて操ることができる。そうして魔女は過去のパズルを繰り返して自身が生き抜く力を得ようとしているが時間に干渉し続けて力を消耗しているため数は増やしているものの歴史を変えるほどの力はない。古代から現代まで自己を残す執念を感じられその魔女の場所は水名城の地下に根を張り水名露の魔女を喰らって今も力を蓄えている。いろはの概念を盗んでいたのもこの魔女、つまりこの本体が倒されている当戦国ダイスのレコードは矛盾が起きていることになる。なので象徴の魔女が倒されたレコードでは現代の魂と過去の肉体に分ける捻れでいろはの概念が不安定になって崩壊したとされてるからそのレコードでは行く時代が増えたということにしてほしい。魔法少女や魔女を取り込むことで凄惨な光景をアーカイブにしている。過去の魔法少女をリアルタイムで襲っている。 戦国編用語 相磨国(そうまのくに):神浜の昔の地名であり、戦国時代における物語の舞台。名前の由来は相模+播磨。 水名城:元々は水名家の城であったが守護である隅谷家に乗っ取られる。この城の地下に象徴の魔女が出現した。現代でも現存している。なお露や千鶴が生きている年代が1540年代であるため、時代考証的に恐らくは石垣があって天守があるいわゆる近世城郭ではなく館が張り巡らされて塀と堀に囲われているといった構成であり、またアニメの描写を見るに平地に建てられているため、山の上に建てた上で上記の水名城と同じ構成の城や、平地に建てられていても明治初期の西南戦争の籠城戦の折に活躍した事例がある近世城郭と違って城としての防御力は低いと思われるため、千鶴曰く大きな城であるらしいが本ダイスでは上記の理由によりクソザコ防備の城であるとされている。 泰党(たいとう):神浜の地名の一つの大東の地名の由来。万守山右衛門が率いる賊党であり、古においては水名・水徳寺と共に相磨の平和を守っていた。一人百殺の精鋭の集まりであり、拠点にしている難所の千里地獄と合わせて第一次泰党征伐の時は、万の大群を率いる隅谷・相磨領主連合軍に勝ち星を収めている。資金源は関所の関税ではあるが、基本的には義賊であり一般人には手を出していないものと思われる。 三郷(さんきょう)・栄(さかえ)・北養(ほくよう)・巧生(こうしょう)・凪津(なぎつ):相磨の地名。各領主は政略結婚により隅谷の一門となっている。北養は水名家が左遷された場所である。巧生はそこに住む職人が泰党と繋がっており秘伝の方法で作られた武具を提供している。