素晴らしい数値でーす

少女:なんか…いつもと雰囲気違う
今日もハナミちゃんに誘われ、喫茶店に行く事に
ただいつもと違って一緒に行くのではなく先に行って待ってて欲しいとの事だった
だがいつもは何というか今時なお洒落なカフェなのだが…今回は純喫茶的な雰囲気
未成年の少女2人が訪れる様な場所ではなさそうだった
水色髪の少女:あ…いらっしゃいませ
そして出迎えてくれたのは恐らくこの喫茶店の店員…らしき少女
水色髪の少女:
1〜3.えっと…誰か待ってる？
4〜5.あ、ごめんね…あなたみたいな少女が来るの…珍しいから
6.
dice1d9=2 (2)

少女:あ、はい…といっても私より年下の…
と、そこで扉が開いて小柄な少女が入って来る
ハナミ:お待たせしました
少女:ハナミちゃん！…あ、この子が待ってた子です
水色髪の少女:…えっと、2人…？
ハナミ:何か？
如何やら自分達だけというのが珍しくて仕方がないようだ
水色髪の少女:ご、ごめんなさい…悪気があった訳じゃなくて…
ハナミ:ああいえ、此方こそすみません…少々高圧的でしたね
そして水色髪の少女──保澄雫というらしい──に案内され、2人はカウンター席に座る

テレポーターきた

少女:(この子も魔法少女なの？)
ふと、思いついた事をハナミに伝える
今まで案内して貰ったお店は高確率で魔法少女が店員だったりメイドさんだったりと…取り敢えず魔法少女絡みだった
だから今回も少女がいたのでもしやと思ったが────
ハナミ:(いえ、ただこのお店の雰囲気が気になりましたので)
違ったらしい、まぁそういう事も無かった訳ではないので今回はただ気に入ってるから来たようだ
少女:(あ、そうだ…前にミザリーで会った噂の魔法使いの人…もしかしてハナミさんのお兄さんだったりしますか？)
少女/ハナミ
dice2d100=99 11 (110)

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

勧誘成功するか

ゾロゾロ！？

ハナミ:
1〜3.(やはり、気付きましたか)
4〜5.(ええ、彼は私の兄…そして私の全てでもあります)
6.
dice1d6=2 (2)

11と99て

少女:(まぁ…何となく？)
確証は無かったが…やっぱりあの人はハナミのお兄さんだったらしい
…………あの人がかぁ…
ハナミ:(…何か、失礼な事を考えていませんか？)
少女:(え！？そ、そんな事は…)
保澄:お待たせしました、ご注文のカプチーノとミルフィーユです…えっと、ごゆっくりどうぞ…
ハナミの突き刺す様な雰囲気を感じたのか、僅かにたじろぐ保澄
そしてその対象である少女は慌ててハナミに弁明し…何とかその雰囲気を抑えて貰う事が出来た
ハナミ:(…そうですか、なら良いのですが)
1〜3.(…続きは食べてからにしましょうか)
4〜5.(兄さんが此方側に着く事はないでしょう、私から言えるのはそれだけです)
6.(…あまり、私の兄に関わらない方が良い)
dice1d6=4 (4)

そうか転移はハナミのそれじゃなく雫のだったのか

>4〜5.(兄さんが此方側に着く事はないでしょう、私から言えるのはそれだけです)
そうだね

時期的にめちゃめちゃ不安定なおっさんだしよしんば安定しててもね…
家族妹が相手でも止めるべきと思ったら敵対するのが長所のおっさんよ

無礼を検知しただけで圧掛かるの怖いよぉ

ハナミちょっとお兄ちゃんのこと好きする

おっさんはこの時バリバリにメンタルが壊れてるからな…

あんまりちゃんと教えて貰えない…

少女:(つまり…あの人はまたウワサを破壊しにやって来るって事ですよね…？)
あのバーサーカーを思い出し、少女は身震いする
またあの人と戦うのは御免被りたい
ハナミ:(大丈夫です、彼もまた…弱きを知る者ですから)
そしてハナミは席を立つ、食べながらもハナミの話に集中していたせいか…いつの間にかカプチーノを飲み干し、ミルフィーユは平らげてしまっていた
美味しくはあったが…今度はちゃんと味を堪能したい
ハナミ:会計はコレ……いえ、少々お待ちを
いつも通りカードで決済しようとして非対応だと気付いたハナミは虚空から財布を取り出して代金を支払う
少女:(あの、今それどこから)
ハナミ:
1〜3.(少女(おとめ)の秘密です)
4〜5.(ふふ、どこでしょう？)
6.(驚いてくれたなら…何よりです)
dice1d6=2 (2)

弱さとその苦しさをこれでもかと知ってるからなおっさんは

真人’としても皆守れないで時間遡行を見送ることしか出来なかったからな…

守れないで尻尾を巻いて逃げるしかない苦しみを噛み締めてたからな…

そういって少女に財布を見せ
持っていない方の手を財布に翳すと…
少女:……あっ！？
いつの間にか財布は再び虚空へと消えてしまった
ハナミ:では行きましょうか、ご馳走様でした
ペコリと一礼してハナミ達は店を後にする
保澄:ありがとうございました、またのご来店を────あっ！
笑みを見せて手を振る保澄だったが…ハナミ達の入れ違いで入ってきた青年を見た途端、歓喜の表情を見せる
少女:(…彼氏さんなのかな？)
嬉しそうな表情をする保澄を見つつ、少女は扉から出る
自分と違い指輪をつけていないあの子の様な子も神浜には住んでいる…そんな一般人がこれからも自分達の活動の過程で犠牲になるかもしれないという事実に目を逸らしながら…

やっぱり俺なんかよりエースオブエースだよなぁ…

あれ！？契約してない！？

契約してない！？

まさかハナミがお節介焼いたのか！？

未契約なのか！

次行ってくれたら嬉しい

アイ:＞お久しぶりです、姉さん
ハナミ:はい、お久しぶりですね…アイ
それから暫くして
あの魔法使いとみかづき荘は今度はひとりぼっちの最果てのウワサに狙いを定めたらしい
もうその時点であの魔法使いと七海やちよが来るんじゃもうおしまいだよクソァ！と持ってた書類を地面に叩き付ける羽根がチラホラ居たが────
アリナ:じゃあアリナの出番ってワケ？
少女:(うわ)
うわ
1〜3.この人何考えてるのかよくわからないから嫌なんだよなぁ…
4〜5.絶対自分の事優先してろくな事にならなそう…
6.……なんだろう、嫌な予感がする
dice1d6=4 (4)

という訳で次スレよ