二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1711413572589.jpg-(355816 B)
355816 B24/03/26(火)09:39:32No.1171586324そうだねx1 12:16頃消えます
こんばんは、そしておはよう
早速やっていく村雨令音だ
精霊皆殺しゾーン
グダったり原作から外れるだろうしGM権限を発動するかもしれないけれど許して貰おう

そんなわけで夜と朝の運勢
dice3d13=9 13 8 (30)
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/03/26(火)09:45:56No.1171587459そうだねx1
《狂三》:…これが、澪さんの力ですのね
真人:全く、末恐ろしい妹を持ったもんだ!
最初から合体し、《狂三》は真人に身を任せる
澪:《狂三》、君はいつからか私から兄さんを引き剥がした
真人が左腕部からレーザーブレードを取り出して叩き付ける
それを軽くいなしながら澪は視線を険しくした
《狂三》:知った事ではありませんわね…真人さんは《わたくし》のもの、貴方のものではありませんわ!
1〜3.それに…奪った所で自分のものにはならない!
4〜5.真人:受け入れてこその愛ってもんだろ!それすらも忘れたか!
6.澪:…それでも兄さんを奪った事には変わり無い
dice1d6=3 (3)
224/03/26(火)09:51:30No.1171588493+
右足の装甲から小型のクローを展開して澪の右手を地面に縫い付けようとするが…パーツ単位でバラバラにされる
耶倶矢:真人!下がって!
夕弦:危険、それでは澪に太刀打ち出来ません…!
真人:馬鹿野郎!来るんじゃ────!
真人を援護しようと颶風騎士〈ラファエル〉を用いて立ち向かう八舞姉妹
それに狙いを定めた澪は…輪廻楽園〈アイン・ソフ〉を行使する
澪:なら、此処では風が吹かない「ということにしよう」
324/03/26(火)09:57:52No.1171589682そうだねx1
耶倶矢:嘘っ…!?
夕弦:驚愕、コレは…!?
姉妹を包んでいた暴風がパタリと止み
風の力で浮いていた耶倶矢と夕弦は落下する
真人:不味い…!
地面に叩きつけられた衝撃で動けない2人に容赦無く光の帯は向かって行く
その速度は折紙達でも追いつく事は出来ず…
耶倶矢:ぁ…
夕弦:衝、撃…そん、な…
澪:
1〜3.コレで2つ…
4〜5.痛みは感じない、ただ眠るだけだ
6.目を覚ますことのない…深い眠りに
dice1d6=3 (3)
424/03/26(火)10:04:39No.1171590808+
>精霊皆殺しゾーン
この隣界…すこし変…?
524/03/26(火)10:05:28No.1171590930そうだねx2
周囲は高濃度の霊力で満ちている
そんな所で霊力も魔力も無しに生身の人間が投げ出されたらどうなるか
結果は…明白だった
十香:耶倶矢!夕弦!
倒れ伏す2人に近づこうとする十香を掴んで引き寄せる
十香:な、何を────!?
真人:…今は戦いに集中しろ…!
酷い事を言っているのはわかってる
だが…だがもうあそこに居る2人が…もう一度言葉を発する事はない事くらい、わかってしまった
624/03/26(火)10:05:43No.1171590972+
何も見たくねぇ…
724/03/26(火)10:08:58No.1171591537+
夕弦と耶倶矢「だった物」の光の無い瞳を見た時
否が応でも十香は理解してしまった
もう2人が戻って来ない事に
遺言さえ言えなかった、澪に対する恨み節すらも
士道の、名さえ
十香:ぁ…ぁあ!
真人:折紙、十香を連れて離れろ…距離を取るくらいなら────
澪:
1〜3.ダメだよ
4〜5.…なら、空間の範囲を絞ろう
6.…?ああ、そう言うことか
dice1d6=4 (4)
824/03/26(火)10:09:04No.1171591553+
俺は辛い耐えられない
924/03/26(火)10:13:14No.1171592265+
四糸乃:きゃ…!?
突然背中を押される感覚に襲われた四糸乃は後ろを振り向くも…そこにはただ虚空が広がるのみだった
よしのん:真人君、これは…!
澪: 『ここ』は、こちらの世界に侵蝕した隣界、私の世界だ…全ての法則、全ての条理、全ての自然律が、君たちの知る世界とは異なる…この世界において、輪廻楽園を攻撃することは、「できないことになっている」んだ…1人が水の中で生きられないように…木から離れた林檎が空に落ちないようにね
真人
1〜3.何でもありかよ…!
4〜5.成る程、随意領域〈テリトリー〉ってわけか
6.…六喰、封解主〈ミカエル〉は自分にだけ使え
dice1d6=6 (6)
1024/03/26(火)10:15:21No.1171592644+
なんでもありだ
1124/03/26(火)10:17:36No.1171593007そうだねx1
六喰:【閉】〈セグヴァ〉を使ってはならぬということじゃな?
六喰の問いに頷きで返す
真人:使えば最期、封解主〈ミカエル〉の切先はお前に突き刺さる
ただでさえ天使の力で漸く対抗出来るかどうかというレベルなのに、その天使の行使を澪は禁止した
真人:…《狂三》
《狂三》:
1〜3.《わたくし》は共に
4〜5.ですが真人さん…一つお願いがありますわ
6.…こんな事、したくはありませんけれど
dice1d6=1 (1)
1224/03/26(火)10:17:48No.1171593039+
戦いですらない
1324/03/26(火)10:21:15No.1171593656+
最期の一瞬まで…
1424/03/26(火)10:21:30No.1171593700+
《狂三》:…士道さんが来て、どうこうなる話では…もう無くなってしまいましたわね
真人:全く、どっちがデウス・エクス・マキナだよって話だな
機械はないから当て嵌まらないだろうが…愚痴の一つでも溢してないとやってられなかった
十香:シドーが来るまで…持ち堪えても、か
1〜3.いや、まだ諦めてはダメだ
4〜5.ならシドーは諦めていると思うか?
6.らしく無いぞ、真人!
dice1d6=2 (2)
1524/03/26(火)10:22:28No.1171593871+
もしかして真人は最後に自分に十二の弾を?
1624/03/26(火)10:25:32No.1171594418そうだねx1
真人:十香…
瞳に希望を灯し、鏖殺公〈サンダルフォン〉を手に前を向く十香に真人は目を見開く
十香:シドーは諦めてはいない、きっと…だから私はシドーを信じて戦い続ける!
耶倶矢と
夕弦の分まで
真人:そうか、そうだったな…!
《狂三》:ええ、ええ…情けない事を言ってしまいましたわね!
真人:
1〜3.全員の力、合わせて戦うぞ!
4〜5.士道が来るまでなんとしても持ち堪えるぞ!お前達!
6.俺は士道のお兄ちゃんなんだ…こんな所で士道を信じれない奴な訳あるかよ!
dice1d6=2 (2)
1724/03/26(火)10:28:38No.1171594955+
こんな負け戦…
1824/03/26(火)10:30:49No.1171595369そうだねx1
勝てる見込みがあるか無いかではない
最後まで信じ続ける、それが今なすべき事だった
絶滅天使〈メタトロン〉の制御を奪われようと
氷結傀儡〈ザドキエル〉が冷気を生み出せなくなろうと
封解主〈ミカエル〉の力で解放した力を封じられようと
鏖殺公〈サンダルフォン〉の剣が欠けようと
精霊達は、真人達は士道を信じて戦い続けた
真人:ぉぉぉおおおおおッ!!!!
真人/澪
dice2d100=88 7 (95)
1924/03/26(火)10:31:47No.1171595553+
数値は勝ってる
数値は
2024/03/26(火)10:36:29No.1171596370そうだねx1
澪:頑張ったね、皆んな
真人達の総攻撃を受けた澪は、激励を送った
そう…それだけだった
霊装には傷も、汚れすら無く
息切れした様子も、何も無かった
ただ悠然と澪は精霊達を眺めて…微笑んでいた
いつの間にか通信は途絶し、鞠奈や周りの声は聞こえなくなっていた
静寂が場を支配する
それでも尚、十香はひび割れた鏖殺公を手に────
十香/四糸乃/六喰(数値が最も高い者から順に)
dice3d100=11 35 63 (109)
2124/03/26(火)10:37:15No.1171596496+
最後が十香なのが
2224/03/26(火)10:40:19No.1171597079そうだねx1
六喰:ぇ…?
何の前触れもなく、六喰は地面に倒れる
背中には…封解主〈ミカエル〉が突き刺さっていた
真人:…は?
澪:言った筈だよ?此処は私の世界、それに私が自分から別れた力を行使しても何もおかしくは無いよね?
六喰から金色の霊結晶〈セフィラ〉が排出され、澪に取り込まれる
《狂三》:
1〜3.な、ぁ…
4〜5.貴方は、どこまで《わたくし》達を弄べば気が済みますの…?
6.…っ
dice1d6=3 (3)
2324/03/26(火)10:44:01No.1171597829+
なかなか苦しい
2424/03/26(火)10:45:51No.1171598162+
なかなかどころの話ではない
2524/03/26(火)10:46:04No.1171598198+
四糸乃:六喰、さん…!
よしのん:どうしよう…ねぇどうしよう真人君、よしのんはどうすれば良いの!?真人君!!
悲痛な声が四糸乃から漏れる
助けを呼ぶ声がよしのんから聞こえて来る
真人:どうし…って
どうすれば良い?
もう出来る事は澪に頭を下げて逃がしてもらう事ぐらいしか…

折紙:ぐ…ぁ…!?

その時、背後から折紙の呻き声が聞こえた
2624/03/26(火)10:51:37No.1171599246+
折紙の胸が真っ赤に染まる
胸のからは手が伸びており…手の先には白い霊結晶が浮かんでいた
十香:何故、だ
十香は折紙の胸を貫いた者の姿に、目を見開く
理解が追いつかない
何故折紙にそんな事をするのか
折紙に決してそんな事をする者では無いと…思っていた
だから目の前の光景が自分の思考と結びつかなかった

十香:何故なのだ、《狂三》ぃぃぃぃぃぃ!!!

折紙から噴き出す鮮血を浴びながら
《狂三》は折紙の霊結晶を…奪い取った
2724/03/26(火)10:56:03No.1171600066+
もしかしておっさんと混ざり過ぎた…?
2824/03/26(火)10:56:54No.1171600210+
DEMの空中艦アルベールの中は騒然となっていた
唯一被害を免れていたアルベールはすぐさま戦場から距離を取り、遠方から状況を確認していた
DEM構成員:我が隊の魔術師〈ウィザード〉の生体反応…次々と消失、旗艦レメゲトン…沈黙…!
状況は最悪だった
始原の精霊と思わしき精霊によって壊滅的な被害を受けたDEM
いや…DEMだけではない、ラタトスクの者達も被害を受けていた
アルベールの艦長はこの状況で戦闘を続ける事は愚策と考え、相手の組織だろうとなんだろうと救助活動を指示していた
2924/03/26(火)10:58:22No.1171600499+
《狂三》…なんで…
3024/03/26(火)11:01:58No.1171601150+
そこに一本の通信が入る、ハナミからだ
アルベール艦長:アデプタス2、あれは一体…!
何だ、と言い切る前にハナミが話を始める
ハナミ:艦長、これ以上この空域にいる事は危険です…後の救助活動はラタトスクに任せて退避を
アルベール艦長:しかし…!
確かに敵組織の者を助けるなどおかしな話だ
だが今この戦場に敵も味方もない事ぐらい、ハナミとて理解している筈だ
ハナミ:…収容人数を遥かに超えている事は此方からでも分かっています、艦長…これ以上此処に留まれば、今度はその船に乗る者達全員の命の危険が迫ってしまう
3124/03/26(火)11:06:54No.1171602032+
アルベール艦長:…了解、アデプタス2…いや、ハナミ補佐官、貴方はどちらに?
それにハナミは気にしなくて良いと答え、通信を切る
レメゲトンの内部は凄惨と化していた
まともな衝撃分散も出来なかった為、船体は大きくひしゃげ、中に居た構成員達は…
ハナミ:…
目を恐怖で開いたまま事切れている者の目を閉じ、ハナミは立ち上がる
すると突如船体の壁がぶち抜かれ…そこからホワイトリコリスの一部が突き出る
鞠奈:お母様!こっち!
1〜3.急いでお父様の所に!
4〜5.ニベルコル達が…リコリスを庇って…!
6.…エレンさんが…
dice1d6=3 (3)
3224/03/26(火)11:12:18No.1171603115そうだねx1
ハナミ:鞠奈、私は…
鞠奈:下らない理由を考えてる場合!?
敵である自分に手を差し伸べるのかと、ハナミは疑問を鞠奈にぶつける
鞠奈:お母様はお母様でしょ!?だったら娘の私はお母様と一緒に戦う!
ハナミのように身体を持たず、電子の存在でありながらもホワイトリコリスを遠隔で操作し、鞠奈はハナミへアームを伸ばす
鞠奈:お願い、お母様!

1.夕弦さんはもう、死んじゃったんだよ!?
dice1d1=1 (1)
3324/03/26(火)11:14:03No.1171603456+
ああ…
3424/03/26(火)11:17:30No.1171604090そうだねx2
ハナミ:────え?
鞠奈:崇宮澪が、夕弦さん達の霊結晶を奪って、それで、それで…!
ホワイトリコリスから啜り泣く声が聞こえる
嘘でも何でもない、夕弦が…死んだのだ
ハナミ:すぐに崇宮澪のいる場所へ向かいますよ、鞠奈
すぐさまリコリスと接続したハナミは鞠奈の示す座標へ飛翔する
ハナミ:…夕弦
きっと夕弦以外の者達の命も危ない
ハナミは全速力で澪のいる場所へと向かうのであった…
3524/03/26(火)11:20:09No.1171604581+
もしかして折紙が殺される瞬間見ちゃうのか…?
3624/03/26(火)11:21:18No.1171604789+
もう既に…
3724/03/26(火)11:22:30No.1171604996+
なんだこの虐殺は…
3824/03/26(火)11:24:33No.1171605366そうだねx1
《狂三》:刻々帝〈ザフキエル〉────四の弾〈ダレット〉!
《狂三》は折紙へ弾を撃ち込み、直様折紙の身体は貫かれる前の綺麗な状態へと巻き戻る
────摘出された、霊結晶を除いて
折紙:な…!?
驚愕に染まる折紙を無視して《狂三》は纏っていたムラクモを折紙に纏わせ…随意領域〈テリトリー〉を展開させる
折紙:《狂三》…!?
《狂三》:
1〜3.これで、これで良いのですわ
4〜5.…申し訳ありませんわ、折紙…《わたくし》はまだ、貴方には死んでほしくありませんの
6.
dice1d6=3 (3)
3924/03/26(火)11:27:09No.1171605839+
霊結晶を差し出すのか…
4024/03/26(火)11:27:25No.1171605908+
なるほど
4124/03/26(火)11:30:36No.1171606462そうだねx1
自動操縦へと切り替わったムラクモは折紙の意に反して随意領域を球状に展開し続ける
《狂三》:ねぇ澪さん、折紙さんはこれで関係なくなりまして?
澪:…そうだね、でも今回は良かったものの…霊結晶は人の感情に左右されやすいんだ、次はさせないよ
折紙:《狂三》!…《狂三》!!
随意領域を叩き《狂三》の名を叫ぶ
それを無視して《狂三》は霊結晶を自身の胸に押し当てた
霊装は変化し…赤と黒が混じったウェディングドレスのような形状となる
《狂三》:…っ
1〜3.さぁ!これで状態は折紙さんと何ら変わりはありませんわ!
4〜5.折紙さんを…此処から出してあげて下さいまし
6.無闇矢鱈に命を奪う程、落ちぶれてはおりませんわよね?
dice1d6=4 (4)
4224/03/26(火)11:30:46No.1171606495+
澪が折紙を殺す理由は無くなったが…
4324/03/26(火)11:32:03No.1171606728そうだねx1
悪意があるかは折紙に手を出すかで明確になる…
4424/03/26(火)11:35:47No.1171607402+
《狂三》に対しては敵意を持ってるのが怖い
4524/03/26(火)11:39:06No.1171608001+
澪:いいよ、私は彼女と敵対する理由は無くなったしね
折紙の前に現れた澪はゆっくりと随意領域に触れる
折紙:どうして!なんで!《狂三》!
《狂三》:《わたくし》は分身体、霊結晶を回収されれば…消え行く命
涙をボロボロと流して首を横に振る折紙に微笑む
折紙:嫌っ…ダメ…!!
《狂三》:ですが折紙さんは違いますわ、明日がある…
────だから…生きて、折紙
折紙:お願い…!やめて…!お母さ────!
士道と真那と同じように折紙はその場から忽然と姿を消す
きっとどこか遠く、安全な場所へと転移したのだろう
4624/03/26(火)11:41:49No.1171608552+
ああああ……
4724/03/26(火)11:42:25No.1171608658そうだねx2
《狂三》:《わたくし》は、貴方と過ごせて…とても幸せでした
1〜3.…行きましょう、真人さん
4〜5.《わたくし》が生きた証を、刻む為に
6.最も…《わたくし》が死ぬなど、あり得ませんけれど
dice1d6=2 (2)
4824/03/26(火)11:45:45No.1171609301+
もう一人の親の様に愛情を注いでたんだ…
4924/03/26(火)11:47:56No.1171609736そうだねx2
真人:ああ、一緒に折紙の所に帰ろう…と、そうだ
澪と再び対峙する前に…真人は《狂三》に小さな袋を手渡す
《狂三》:これは?
真人:御守りみたいなもんだ、渡しそびれるところだった
このタイミングで?と《狂三》は笑みを溢す
《狂三》:相変わらず真人さんは唐突ですわね
真人:…本当、唐突過ぎるよな
《狂三》はそれを大切にしまい、短銃を手にし────
澪/真人達
dice2d100=73 80 (153)
5024/03/26(火)11:48:35No.1171609879そうだねx1
判定では毎回勝ってるのに…!
5124/03/26(火)11:49:11No.1171609985+
この小袋ってあれか…
5224/03/26(火)11:53:43No.1171610961そうだねx1
真那:早く早く早く…!!!
澪に転移させられた後、真那は戦場へと全速力で飛行していた
通信も届かない、誰も応答しない
嫌な予感が全身を駆け巡りながらも…士道や真人を信じて諦めずにいた
だいぶ離れた所へ飛ばされてしまったが…ようやく天宮市が見えて来る
瓦礫は積み上がり
もはや人が住める場所ではなくなってしまっていた
その様子に顔を顰めつつも澪が居る空間を見つけ、突入する
真那:兄々様!《狂三》ッ!
5324/03/26(火)11:55:04No.1171611291+
やめてくれ…
5424/03/26(火)11:57:39No.1171611955+
勝ち目なんて無いと分かってても辛過ぎる
5524/03/26(火)11:58:13No.1171612093+
そこは────地獄だった
眠る様に息を引き取った八舞姉妹
地面にうつ伏せになったままピクリとも動かない六喰
仰向けになり、眼孔を開いたままの四糸乃
折紙の姿は無く…
十香だけが鏖殺公を手に澪と切り結んでいた
真那:兄々様は…!
近くにいる筈だ、そう信じて空間の内部を見回す
すると十香達から少し離れた所で崩れ落ちている真人の姿を見つけた
5624/03/26(火)12:00:12No.1171612586+
なら《狂三》は…
5724/03/26(火)12:00:55No.1171612781+
真那:にいにい…さ、ま…
生きている
生体反応はある
だが…生気を、感じられない
真人の視線の先には自身の手に収まった小袋があった
5824/03/26(火)12:01:37No.1171612955+
合体してるのか…?
5924/03/26(火)12:03:13No.1171613353+
真人はそう簡単に死ねる身体じゃないよね…
6024/03/26(火)12:05:11No.1171613829そうだねx1
真人:…
真那:兄々様!しっかりしてください!兄々様!
一言も喋らない真人を真那は揺さぶる
するとその拍子で小袋が開き…何かが落ちる
小さな金属音、銀色に輝くそれを真那は視界に捉える
そして…
真人:《狂、三》…
兄の絶望に染まった声を聞いた途端
真那の心の中で
ブツリと、大きな音がした
6124/03/26(火)12:05:46No.1171613965そうだねx1
死体すら…残らないのか…
6224/03/26(火)12:07:27No.1171614433+
続きは14時半予定だ
6324/03/26(火)12:08:43No.1171614774+
小袋に《狂三》の残滓が残ってる…?
6424/03/26(火)12:08:58No.1171614859+
そんな…
6524/03/26(火)12:09:38No.1171615070+
>死体すら…残らないのか…
本来の分身体も霊力が無くなったら消えるのみなんだ


1711413572589.jpg