眠い時は寝るのが一番だからね…無理はしないでね

>眠い時は寝るのが一番だからね…無理はしないでね
余裕を持って時間を空けておくべきだった…

ニベルコル:ん…ふぁ…！？
ニベルコル:へにゃあ…！
なんだ
何が起きている
同胞のニベルコル達が次々に嬌声をあげ、消えて行く
いや、死ぬ事はないのだが…ただお母様に力を与えられる前の紙片になす術もなく戻ってしまう
ニベルコル:何が、何が起きて────ッ！？
すると突然、唇に柔らかな感触が訪れる
それはとても心地良くて、体が、蕩けてしまいそうで────

すごいエッチな反応するじゃん二ベルコル…

士道:…まじか
光を放ち元のページの姿へと変わって行くニベルコルを見ながら士道は呆気に取られたような声を出す
十香:おお！鞠亜の言っていたのはこの事だったのか！
純粋に凄いぞ！シドー！と十香は驚いているが…
耶倶矢:おぉう…
夕弦:困惑、絵面が何とも言えません
一緒に来てくれた八舞姉妹からの反応は微妙の一言に尽きる
士道:
1〜3.…俺もそう思う
4〜5.リアクションが色っぽ過ぎやしませんかね！？
6.…わざとか？わざとそうしてるのか？
dice1d6=4 (4)

スケベな士道くんですよ

ニベルコル:だって仕方ないじゃん！心がこう…ぽかぽかして、嬉しくなって…それで、それで…！
きゅう…と顔を真っ赤にしたニベルコルが気を失う
どうやら自身に襲い掛かる情報量に耐えきれなくなった様だ
ニベルコル:
1〜3.くっ…オリジナルの本条さんはどれだけ五河士道にベタ惚れ…や、ぁ…っ！
4〜5.…ｺﾞｸﾘ
6.(声にならない声をあげるニベルコル)
dice1d6=2 (2)

士道…見損なったぞ！

>ニベルコル:
>1〜3.くっ…オリジナルの本条さんはどれだけ五河士道にベタ惚れ…や、ぁ…っ！
むっっっっ！！！！！！

原作でもベタ惚れだけどこっちは真人の分二亜のメンタルが多めに痛めつけられてた反動かな…

十香:おお！流石だな！シドー！
士道:十香の純粋な心が俺に凄い突き刺さる！
耶倶矢:士道のえっち
夕弦:納得、狂三の分身体が言っていた事は本当だったのですね
わーやらしーと冷ややか…いや面白がってる視線を二人は士道に向ける
士道:何！？何を言ってたの！？
狂三:
1〜3.あら、あら…楽しそうですわね、士道さん？
4〜5.…士道さんのえっち
6.その分身体…何を言っておりましたの？
dice1d6=5 (5)

>狂三:
>4〜5.…士道さんのえっち
むっ！

>6.その分身体…何を言っておりましたの？
これ見たかったなぁ

一体何を吹き込んでたんだ…？

士道:狂三！……いや待てお前もか！
ニベルコル:お姉様…じゃない！
ニベルコル:出たな頑固な方！
狂三:ハナミさんはこの方達に何を吹き込みましたの…？
というか前回士道を倒そうとした時に比べて感情豊かになってないか？と狂三は首を傾げる
士道:待ってくれ俺そんなに何かした…？
しょんぼりとした子犬の様な雰囲気の士道に狂三は頭を撫でる
狂三:
1〜3.いいえ、いいえ…貴方様はそのままで宜しいのですわ
4〜5.…士道さんはえっちですわ
6.(多分下着の事が漏れましたわね…後で漏らしたわたくしは締め上げますわ)
dice1d6=3 (3)

鞠奈や妹達にした様にハナミがニベルコルにも愛を与えたのかな…

ちゃっかり撫でられてる士道かわいい

十香:うむ！シドーはシドーだ！
耶倶矢:…まぁ、そうだね！そうじゃないと士道じゃないって感じ？
夕弦:応援、夕弦は士道の意思を尊重します
本当に何を分身体の狂三は言ったのだろう
この戦いの後が怖くて仕方がなくなって来た
ニベルコル:ふ、ふん！何にせよ五河士道が目の前に現れたのならやるべきと事は変わらない！
ニベルコル:そうよ！お母様の為にも此処で大人しく捕まって貰うわ！
ニベルコル:
1〜3.あ、アンタなんかに絆されたりなんかしないんだからねっ！
4〜5.そしてあわよくばその優しい声をずっと聴かせ…あんっ！
6.…あ…！っごめんみんな我慢の限界…っ！
dice1d6=4 (4)

語るに落ちてる…

そう言って勝手に艶かしい声をあげて光となり紙片に戻るニベルコル
残りのニベルコルと士道達はその紙片を暫く無言で見つめ続けるのだった…

即落ちじゃないか

これって元になってる二亜がとんでもないドスケベな可能性があるんじゃないか？

ハナミ:ニベルコル達が五河士道と接触しました
ハナミの報告にほう、と少し意外そうな声を出す
アイク:もうそこまで前に出て来ているのか、思っていた以上に此方の予想通りに動くものだね
ある一定のラインにのみニベルコルを配置する事で五河士道の現在地を明確にする
この手は上手く作用し、現時点でDEMの戦力の殆どを五河士道に向ける事が出来ている
ハナミ:幾ら全知の力といえど把握するのにもラグや出力される形式が異なります、今まで通りの手法で探した方が楽な時も多いですね

アイク:ふむ、大体は把握出来た…因みにハナミ
ハナミ:なんでしょうか？
アイク:
1〜3.君の兄がこれを把握してる確率は？
4〜5.ニベルコル達は良く働いているかい？
6.これに五河士道は驚いてくれると思うかい？
dice1d6=1 (1)

ハナミ:…
dice1d100=16 (16)%、でしょうか

割と脳筋だもんな

低い

アイク:ふむ、その位か
ハナミ:今回ばかりは初めての試みでしたからね、正直私にも未知数な所はあります
胸を小突いてアイクを見るハナミにふっ…と笑みを溢す
アイク:なら、出番が来るまで大人しく待っていようじゃないか…君の兄の予測が当たる事を祈るよ

集団を用いた戦術とは無縁な気もする真人は
単騎での勘定は上手そうだけど

DEM構成員:アルマンダル！航行不能！
DEM構成員:ノトリア、撃墜されました！
DEM構成員:そんな！ピカトリクスまで…っ！？
次々と報告されるDEM艦の撃墜
アルバテルの艦長、ジェームズ・A・パディントンはその報告を聞き額に汗を滲ませていた
パディントン:
1〜3.あれがストライダー1…ハナミ補佐官の切り札、か
4〜5.全く、精霊なんぞ敵に回したからだ
6.…
dice1d6=2 (2)

《狂三》と融合してるとはいえ強すぎる…本気の真人のヤバさよ…

今は敵となった人物のコールサインを呟きながら爆煙をあげて墜ちて行く同胞の艦を一瞥した
このままでは全滅する
それがパディントンの出した結論だった
最初こそ30対5という圧倒的戦力差からして勝利は確実だとたかを括ったものは多かった
だが蓋を開けてみればどうだ？
たった1人の猛攻により何隻もの空中艦が使い物にならなくなり
この流れが続けばいずれ敗走するのはDEMなのは火を見るよりも明らかだ

融合《狂三》すごいな…ドミニオールすらないのに…

DEM構成員:…どうしましょうか、艦長
このまま無策で戦場へ突っ込み、無様に負けを見せるか
それとも────
パディントン:はぁ…
正直、DEMにはついていけなくなっていた
ただ1人の男の横暴によって社員や施設の犠牲は溢れんばかり
何枚岩か数えるのも億劫になって来た
一応艦長職に就いてるが故にこの戦場へも赴いたが…
パディントン:
1〜3.我々が行う事は撃墜された同胞艦の構成員の救助だ、余計なちょっかいは出すな…いいな？
4〜5.こんな事ならアミュスの言っていた通り、転職先を探しておくべきだったか…
6.…通信？何処からだ？
dice1d6=4 (4)

DEM構成員:か、艦長ぉ…！
それ言っちゃダメ！と首をブンブンと横に振って手でバツマークを作る
他の者達もそれ言わない様にしてたのに！と焦り混じりの視線を送って来る
パディントン:…愚痴も大人の余裕の内だ
何となく理由をつけてみたが寧ろ余裕があるなら愚痴など言わないのでは？と心の中でツッコミを入れつつ
再度構成員達に指示を飛ばして行く
1〜3.パディントン:…あれは、メイザース執行部長か？
4〜5.DEM構成員:っ新たなCR-ユニットの反応を確認！この出力…どう考えても手強い奴です！
6.DEM構成員:私達みんなでDEM抜けちゃう…とか？
dice1d6=4 (4)

>4〜5.DEM構成員:っ新たなCR-ユニットの反応を確認！この出力…どう考えても手強い奴です！
折紙か

アルテミシア達かも

DEMの構成員が慄いたその瞬間の出来事だった
戦場を亜光速に達しようとしていた身体に急ブレーキをかけ、エレンはその場に停止する
エレン:…まさか
エレンが言い終わらぬ内に金色の光が勢い良く舞い降り、エレンの前を通過する

:──よう、久しぶりだな、エレン…俺のいない世界で最強を気取るのは楽しかったか？

陽光を思わせる明るい金髪が特徴的な、若い男
その身に纏った甲冑の如きCR-ユニットもまた、光り輝く金色
全身から立ち上る魔力が、周囲に張り巡らされた随意領域が、彼の尋常ならざる実力を物語っている
だが、エレンにとってはそんなもの、どうでもよかった
エレンはその声を知っていた
聞きたくもなかった声だ
自分を裏切ったのだから
エレンはその男を知っていた
見たくも無い姿をしている
自分を…置いて行ったのだから
エレン:エリ、オット…！！
1〜3.何故、今になって！
4〜5.貴方は…いつもいつも！
6.────っ！？
dice1d6=5 (5)

元DEMインダストリーの創設者、エリオット・ボールドウィン・ウッドマンはエレンと同じ魔術師の家系だった
かつて人間達に故郷を滅ぼされたエレン達は人間に復讐を誓い、精霊を生み出し世界を塗り替えようとした
しかし自分の妹、カレン・ノーラ・メイザースと今目の前にいる男、エリオットはアイクと自分を裏切り…今に至る
だからこそ許せなかった
こんな決戦の場でノコノコと現れた事が…！
ふと、自らの視界の端にニベルコルが迫って来るのが見える
ニベルコル:
1〜3.エレンさん！アレは誰！？
4〜5.本当に、戦うの？
6.お母様が、来るよ
dice1d6=3 (3)

ついに出てきたのか

エレン:貴方が敵うような相手では無いという事だけは確かです
その忠告にニベルコルは息を呑む
お兄様以外にも此処までの魔術師〈ウィザード〉がいたのかと
厄介な相手は自らの予期せぬ所から現れるのだと、ニベルコルは身を持って感じた
ニベルコル:
1〜3.手出しは無用って…やつ？
4〜5.お手伝いは…邪魔ですよね
6.…戦います
dice1d6=4 (4)

エレン:お気持ちだけ受け取っておきます、貴方はハナミの援護に向かいなさい
きっと戦況も佳境に移っているだろう
こんな身内の争いに巻き込まれる必要はない
ニベルコル:ありがとう、エレンさんはやっぱり優しいね
エレン:……貴方達程ではありません
えっ？と振り向くニベルコルにさっさと行けと促し…去って行くのを確認してからエリオットへ向き直る
エリオット:
1〜3.お互い、甘くなったもんだな
4〜5.…良い友達が出来たな、エレン
6.俺もお前も、行くところまで行っちまった
dice1d6=4 (4)

エレン:ええ、お節介過ぎる所が玉に瑕ですが
そこから先はもう、2人に会話は必要無かった
エリオットは槍を、エレンは剣を
己が武器を向け相手と対峙する
殺す為に、止める為に
今ならハナミが言っていた事が分かる気がする
此処に居る事が罰なのだと
エレン:(ハナミ…貴方には世話になってばかりでした)
エレンが常に99を出せる魔術師〈ウィザード〉なら、エリオットは一瞬だけ100を出せる魔術師
一瞬の隙を突かれれば敗北は免れない
だからこそ…エレンは全力を持ってかつて愛した男へ、剣を振り下ろした

狂三:まさかニベルコルにそんな弱点があったなんて…わたくし驚きですわ、うふふ
よりにもよってキスをして封印するだなんて
狂三にとっては羨ましくて憎たらしい倒し方だった
士道:ならキスしちまうか！此処で！
狂三:お断りですわ…ねっ！
士道はニベルコルにキスをして無力化し
狂三はニベルコルを打ち抜いて無力化する
どちらかといえば前者に群がるニベルコルの方が多い気がしたが…多分気の所為だろう

今のところは順調だ

狂三:わたくしは30年前に戻って全てをやり直す、その為ならば何でもすると…わたくし言いましたわよね？
士道:ああ！言った！でも俺にだって考えはある！
士道はニベルコルにキスをしながら話を続ける
士道:俺が狂三の霊力を封印して…30年前に戻る！そして始原の精霊を封印する！
1〜3.そうすりゃ後は始原の精霊の力を手に入れた俺が上手いように歴史を弄ればいい！
4〜5.まぁ上手く行くかどうかは…五分五分だけどな！
6.でも…やって見る価値は…あるだろ！？
dice1d6=6 (6)

ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ

お前何言ってるのか分かってるのか…？

士道:だから俺に力を貸してくれ！狂三！
襲い掛かるニベルコル達を食い止めながら士道は狂三に頼み込む
今のままではきっとまだ…足りない
狂三の霊力を取り込んで…そうすれば狂三の願いも叶う筈だ、と
途方も無い時間が掛かるだろう
博打でしか無い事もわかってる
でもそれでも────と
士道:…狂三？
狂三からの返事が無い事に気付く
どうしたのかと声を掛けようとした時、ニベルコルが叫んだ
ニベルコル:五河士道！後ろ！

敵の言葉だというのに…あまりの必死の形相に思わず振り向いてしまう
そこには────

狂三:あ…ぇ？

光の帯に貫かれた狂三が、呆然と立ち尽くしていた