真人:そうか…日下部隊長が…
アルテミシア:真っ直ぐな人でした、眩しいくらいに
アルテミシアの報告に少し驚く
正直に言えば上には逆らえないだろうと、止むを得ず従うしか無いだろうと思っていたのだ
真人:第一精霊の話を信じるって…凄いな
アシュリー:ああ、それお前のお陰とか言ってたぜ
七罪の件で考えが変わったと言っていたとアシュリーが付け加える

真人:あーそんな事あったなぁ…
まさかあの時の事が今になって影響するとは…
セシル:それで？私達を呼んだ理由は？
と、そこでセシルが話を切り上げ次の話題へと移らせる
真人:ああ、いくらお前達がいてもDEMとの戦力差は大きい…それこそ新型のモビルスナッチ含めてな
アシュリー:エレンと痛み分けして空中艦3隻墜としたお前が言うか
真人:
1〜3.俺にも限界はある
4〜5.偶々だ、偶々
6.…じゃあ何だ？俺が後30隻くらい墜とせって？
dice1d6=5 (5)

偶々か

融合真人だけでも相当に強いけどね…

セシル:偶々でそんな事しないで欲しいのだけれど
セシルの後ろで何度も頷くレオノーラ
…あれは《狂三》のお陰だと言っても納得はしないだろう
真人:兎も角だ、DEMの使用する顕現装置〈リアライザ〉はアシュクロフトβ…アシュクロフトシリーズの開発データを基に開発された物だ
その言葉に一瞬にして空気がピリつく
仕方も無いだろう…大切な友達の脳を弄って開発された物のコピーが大量に生産されているのだから
アシュリー:ミネルヴァ…！

アシュリーはそれをしでかした諜報人の名を言いながら苦虫を噛み潰したような表情をする
レオノーラ:それで…それがどう私達と関係、してくるの…？
真人:簡単に言えばアルテミシアから生み出された物なら大まかな仕組みも一緒の筈…つまり弱点も同じわけだ
アルテミシア:っ…！もしかして！
1〜3.私の脳波を相殺出来る物を用意出来れば…！
4〜5.ジャバウォックと同じ事する…
6.アシュクロフトシリーズをもう一度作るって事…！？
dice1d6=5 (5)

ミネルヴァはミネルヴァで大事な役割ではあるんだが

>ミネルヴァはミネルヴァで大事な役割ではあるんだが
知らない役割だ…

真人:それのアシュクロフトβのみ版だな
端末に触れて投影型のディスプレイをアルテミシア達の前に表示する
真人:アルテミシアの脳波を利用してアシュクロフトβに干渉を掛ける…そうすりゃ完全な機能停止か…出来なくても出力を下げられる
これに関してはハナミも想定済みだろうし喋ってバレても意味ないだろ、と半ば諦めた感じて話す
セシル:神蝕篇帙〈ベルゼバブ〉…本当厄介な物が敵の手に渡ったわね…
ごめーん！とメガネをかけた女性が謝る姿が浮かぶ

>知らない役割だ…
そもそも原作じゃミネルヴァはね…

真人:ぶっちゃけそんなに神蝕篇帙〈ベルゼバブ〉は脅威じゃ無い
レオノーラ:えっ
まさかの発言にレオノーラ含めこの場で話を聞く者達が呆気に取られる
アルテミシア:ど、どうして？だって何でもわかっちゃうんだよ？私達が今こうして話してる事も
真人:おまけにハナミが所有してるお陰で鞠奈を介した電子状の暗号文でも内容はバレる
アシュリー:じゃあ何でだよ！
真人:
1〜3.DEMが狂三に物量で挑むのとおんなじだよ
4〜5.いや…多分DEMとか関係なくなるし
6.だってハナミの考えつく事くらいなら俺も思い付くし…
dice1d6=5 (5)

>4〜5.いや…多分DEMとか関係なくなるし
そうだね…

きっと祟宮澪は来るからな

セシル:それってハナミが私達側に着いてくれるって事？
真人:無い、ハナミはそんなに友達を蔑ろにするような奴じゃない
じゃあ何…？とだんだん信頼度が落ちて行くのがわかる
アシュリー:お前これで何となくーとか言ったらマジ────

真人:始原の精霊が来る

アルテミシア達はその発言に息を呑む
アシュリー:…それは、何の為に？
真人:…士道が封印していない精霊、それは恐らく狂三だけだ
以前《狂三》から教えて貰った過去、まだ崇宮澪と良好な関係の頃の話
精霊を敵と見做し、戦いを続けている過去を閲覧している際に…ある事に気付いた
真人:当然の事なんだけどさ…精霊の要素？が琴里達と同じだったんだよ

真実がどんどん明かされていく

ハナミ…どうするんだろうな…

ある精霊は炎を纏い、氷を纏い、鍵の様な武器を持ち、金色の羽を持ち、音を利用し、風を利用した
変身したり、未来を予測したかの様な動きをしたり
それは…今まで出会って来た精霊に通ずる要素だった
真人:それから推測し…精霊の力は10個、そして士道が封印して来た霊結晶〈セフィラ〉を持った精霊は9人…狂三を除いてな
十香と同じ天使を纏った奴が居なかったのが気掛かりだが…と真人は十香の正体を訝しむ
真人:
1〜3.狂三を封印した時、その時が最後の時だ
4〜5.目的は何であれ…崇宮澪は現れる
6.…妹の不始末は、兄がつけるもんだろ？
dice1d6=5 (5)

全部知ってたのにな…

令音先生もこっち側に着くかもしれないけど記憶が戻ったら戦うしかないのかな…

アシュリー:所でさ、何で苗字おんなじなんだよ
真人:本人に聞いてください
無理じゃねーか！とアシュリーのツッコミを華麗に躱そうとしてブッ刺さる
真人:ヅダッ……だって仕方ねーじゃん、本人が俺の記憶封じてるんだもん
アシュリー:
1〜3.え、何考えてるんだよソイツ
4〜5.ますます意味がわからなくなって来た…
6.は？馬鹿だろソイツ
dice1d6=6 (6)

ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ

それは…そうかも…

だって今は兄には会えないと分かって自分を殺してもらうために動いてるしな…大馬鹿だよな…

火の玉ストレートすぎる…

記憶どころかラジエルも検閲してるしかなり入念に消してるからな…

真人:そこまで言う！？
アシュリー:だって記憶封じてる時点で身内確定じゃなーか、真那だってそうなんだろ？
そしてさらに五河士道は真那や真人と血が繋がってる…つまり
アシュリー:五河士道も昔は崇宮なんたらじゃねーのかよ
セシル:まぁそうでしょうね…
真人:
1〜3.多分なんたらじゃなくて崇宮真士、崇宮澪は崇宮真士を何かして五河士道にしたんだろうな
4〜5.まぁ此処まで察せられる事を予見して令音から自分の記憶消したんだろうなぁ…
6.…確かに、大馬鹿野郎かもな
dice1d6=6 (6)

ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ

あーん連続で6

令音がどう動くかが読めないな

多分此処に狂三がいたら「崇宮家は馬鹿ばかりですわー」とか言いそうだな…と真人はズレた事を考える
アシュリー:で？その馬鹿が現れたらどうするんだ？
真人:始原の精霊っていうぐらいだ、まず勝ち目は無いだろう…だから出来れば話し合い、だな
まぁ…無理だろうなぁ…と何となく直感で察する
セシル:ダメだったら？逃げるの？
アルテミシア:精霊が目的なら私達はスルーされちゃうのかな…
真人:
1〜3.…まぁ一応、考えてある事はあるが…これは言わないでおく、多分しないだろうし
4〜5.俺は最期まで戦うよ、士道もきっと同じだ
6.その時は…自分に従ってくれ
dice1d6=5 (5)

最期まで戦うよな…真人だもんな…

アルテミシア:無理はしないであげてね、真那…だいぶ参っちゃってたから
真人:…わかった
後で真那の所に行ってあげないとな…と思いつつも
無情にも最期の瞬間は近づきつつあった…

この時間は此処まで
続きは多分夜予定

既に息絶えたシンと近くで死の寸前だった真人で澪は冷静じゃなかったんだろうけど余りにも…

デアラ編も終わりが近いと思うと寂しくなるな…

嫌じゃこの幸せが崩れるなど見とうない

>デアラ編も終わりが近いと思うと寂しくなるな…
恐らく次の話が狂った真人と対峙するハナミの話なの人の心がないのか？

どうやって死後に過去に戻ったのか
どうして存在が耐えられないくらいの力を得られたのか
まだまだ謎は深まる

>>デアラ編も終わりが近いと思うと寂しくなるな…
>恐らく次の話が狂った真人と対峙するハナミの話なの人の心がないのか？
もしかしてゴースト編でハナミが出てこなかった理由が分かるのかい？

全知の天使をそこまで脅威じゃ無いって言ってのけるのはすげぇよ…

>全知の天使をそこまで脅威じゃ無いって言ってのけるのはすげぇよ…
元より戦闘力は低めだから…

そういえば真人が検閲されてるからアイクは真人に対応できなかったのか…？

全知であっても対応する術が無ければ意味が無いからな…

澪は何故《狂三》を厄介な存在と言ったんだろう…

>全知であっても対応する術が無ければ意味が無いからな…
真人と合体した《狂三》がバスターゴリラ過ぎる

>そういえば真人が検閲されてるからアイクは真人に対応できなかったのか…？
となるとハナミも今回の話何言ってるのか断片的にしかわからないのか…