あ、あぁーそうなんだ（ほっ）
もー！なんだか神妙な感じで言うからびっくりするじゃないのよ

いやーすまんすまん！チケットも使い切ったことだし
体力も以前と比べると付いたような感じもあるからな！

無事一か月駆け抜け…じゃなくて歩きぬけたんだ！
我ながらﾁｮｯﾄｽｺﾞｲかも？

でも本当にそうだよね
昨日の大掃除だって息切れしなかったし

＜そう、今日で「」さんも卒業…
＜生徒さんとして巣立っていくのを見るのは不思議な気分（ぬっと現れるまさら）

おお…まさらコーチ…いろいろとありがとうございました！

>でも本当にそうだよね
>昨日の大掃除だって息切れしなかったし
あの後迫るアリナとかりんちゃんから逃げるために
家中ドタバタしちまったけどもその時も息切れしなかったぞー！
まぁ最後は捕縛されて全身スケッチされてしまったんだが

>おお…まさらコーチ…いろいろとありがとうございました！
あっ！あたしからも！
へなちょこだったうちの人がお世話になりましたっ！（ﾍﾟｺﾘ！）

>家中ドタバタしちまったけどもその時も息切れしなかったぞー！
いえーす！（ｸﾞｯ👍）
>まぁ最後は捕縛されて全身スケッチされてしまったんだが
あぁーー…あたしは逃げ切れたけども、「」っしー助けなくてごめん！
…でも「」っしーもいけないんだよ？あたしの椅子をタンスみたいなんて言うから〜

それでまさらコーチ的には「」っしーの体力はどんな仕上がり？

そういうさやかこそ！お前！
自分だけ逃げ切ったらあとは縛られてスケッチされる俺をずっと腕組みしながら見ていたよな！？
どういうことだーっ！！

>自分だけ逃げ切ったらあとは縛られてスケッチされる俺をずっと腕組みしながら見ていたよな！？
>どういうことだーっ！！
いやー…それは///（ふいっ）
確かに前よりも仕上がってるなって…思って…

>それでまさらコーチ的には「」っしーの体力はどんな仕上がり？
「」さんの体力は…
平均的成人男性そのものくらいにはなっているわ

>それでまさらコーチ的には「」っしーの体力はどんな仕上がり？
始める前よりも持久力が確かについたはずよ
「」さんにもその実感は感じているはず（ｺｸﾘ）

へぇ〜…んんっ？！待って待って？！
「」っしーって平均以下の体力しか無かったの…やっぱり…

（憐れみのまなざしで成人男性を見るさやかである）

今は平均をキープできているとしても…いずれにせよ、続けることが大切よ？

ｸﾞﾑｰｯそんな目で見ないでくれさやか！（がーん）

私は…もうしばらくここでコーチのアルバイト、続けるつもりだから
いつでも戻ってきて構わない…新しい生徒さんもできたし

ああ・・・それは自分でもよくわかっていたさ！
だが考えてもみろ！一か月で平均だぞ！
2〜30％はアップしている！

それにさ？「」っしーとしても無理なく続けられるタイプの運動がようやく見つかったわけだしさ
今回のスポーツクラブ通いの実りは多かったわよ！うん！

正しい言い方をすると
体が健康だったころを思い出したようなものよ…
このペースを維持しろとは言わない…この感覚を忘れずにいて欲しい

というか平日…ちょっと休みはあったけども一か月もつづいたのは俺にとっては奇跡かも？

（ムン！と力こぶを作ってみる成人男性である）
（おお見よ！確かにそこに存在してさやかちゃんを狂わせるちからこぶを！）

では…最終試験…いい？「」さん

いえーす！「」っしー…（むっ！）
奇跡も！力こぶもあるんだよ！

試験！？そのようなものが？！！

>いえーす！「」っしー…（むっ！）
>奇跡も！力こぶもあるんだよ！
おお！…ん？
今なんかむっ！てしなかった？さやか？

そのようなことはないのだー
さぁ試験だってさ「」っしー！そのマッスルで見事クリアして見せちゃおうよ！

こっち…大丈夫よ、こちらはビジネス街で今の時間は人通りもないから走れるわ…300m…いけるわね？

な…なんと？！
俺に走れと？300…（50で息切れしたんだよな…）

300…！！？（鬼のまさらコーチを二度見する「」！）
ムム確かにこの時間だ、街には誰も居ないが…いないが！

全力疾走はしなくていい…自分の中の走るという感覚で…

それに…この300メートルは「」さん
あなたが外回りの時、必ず通る道のはずよ…
歩きと走りで体力消費の違いは大きい…だけど今の貴方なら

「」っしー！できる！
30パーセント良くなった「」っしーならばできるのだ！

（シーン…と静まりかえるビルが建ち並ぶ夜のビジネス街である）
（ほとんどのビルの明かりはすでに消えており見かけ上、ブラック企業は多くはないようだ）

私がゴールよ（一瞬でゴールに立つまさらコーチである）

>それに…この300メートルは「」さん
>あなたが外回りの時、必ず通る道のはずよ…
>歩きと走りで体力消費の違いは大きい…だけど今の貴方なら
た、確かにそうだが…このあたりに来た時は必ず通る慣れ親しんだ道のりだ
まさらコーチ！俺は（ﾊﾞｯ！とコーチを見る「」、しかし）
>私がゴールよ（一瞬でゴールに立つまさらコーチである）
もうゴールにいる！？ハヤイ！そして…思ってたより距離がある！遠い！

よ、ヨシ！それでは行くぞ最終試練！
全力疾走でなくていいんだよな？！

＜………（まさらコーチの銀髪が遠目でも目立つ…腕組みしつつ待っている）

きっと駆け足で移動しなきゃいけない事もあるだろうしな・・・
そうだ！このためにやってきたんだ！

「」っしー！ファイトっ！！！（さやかが肩をポンと叩く！）

…よし（背広を脱ぎ、ネクタイも外す「」！）
さやか！俺の鞄を頼む！

いえっさーっ！（鞄と上着と受け取るさやかだ）
さぁ「」っしー！位置について〜！

ふっ！ふっ！（体操！おいっちに！）
よーしよしよし…！
>さぁ「」っしー！位置について〜！
…！！（ｻｯ！🏃）

女の子二人に期待されたなら
足！走らざるを得ないッ！

よーいっ…どーーーんっ！（ｽﾋｰｯ♪と口笛！そんなには鳴らない！）

うおおおおお！！！！（ﾀﾀﾀﾀﾀﾀｰｯ）

っと……あれ？そんなに早くなっては無い感じ？
でも速く走るトレーニングじゃないもんね…問題は息切れしてギブアップしちゃうかどうか！

って守れーっ！自分のペースなのだーーー！？！

いかんいかん…！いつものような感覚で…！

（水中歩行時よりも体が軽く感じる「」だ！）

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ…（スタートダッシュで入りすぎたパワを下げ、ペースを落とす成人男性…焦ってはいけない！）

>（水中歩行時よりも体が軽く感じる「」だ！）
おおっすごいぞ俺！体が軽い！腰も痛くなったりしない！

（成人男性の脳裏に数十年振りに浮かぶパワーが有り余っていた子供時代の体の感覚！）

これならもっと速く走っても…い！いやいや！いかんいかん
ゴールにいるまさらコーチまではまだまだ距離があるんだ
ここで調子に乗ったら200ｍ地点でバテるのは免れ得ない！

>これならもっと速く走っても…い！いやいや！いかんいかん
……ダメよ、「」さん…これは競争じゃ無いのだから（まさらの表情が厳しい物になる）
>ゴールにいるまさらコーチまではまだまだ距離があるんだ
>ここで調子に乗ったら200ｍ地点でバテるのは免れ得ない！
ペースを落としたわね…そう、それでいいわよ…（ほっ…）

夜の街をかける成人男性！なんか昔あったようなCMみたいなシーンである！

（運命の50m地点を突破！…以前までの貧弱ゥ！な「」ではここまでが限界だった）
（しかし…見よ！「」はまだ走っている！）

おおーっ・・・これがまさらさんの教えた水中ウォーキングの成果？！

速度はそこまでではないもののすでに半分を走っているのだ！

スタート地点にいるあたしから見る「」っしーの背が！
みるみる小さくなっていく〜っ…！（ぐしっ…！）
「」っしーファイト！ファイトだよ！

…あと100よ
もう心配はないみたいだけど気は抜かないで…！

今日はあきらとっ！パトロール〜っ♪
（170m地点の路地から出てくるのは神浜の豊満チアガールこと夏希である）
…あれ？「」さんこんばんは…って！？どうしたんですか？！
夜の街なんて走って！？

あれっ？今目の前を走ってったのは「」さん？（こころの目の前を通り過ぎる「」）

夏希ちゃんドーモ！（ﾀﾀﾀﾀﾀｰｯ！）
あっでも別に魔女から逃げてるとかそう言うのじゃないんだ！
これはまさらコーチからのファイナル試験で！

えっ！？ファイナル試験？（ぱちくりする夏希…そして「」が走る先で待つまさらを認める）

もしかして…なんだか！すっごく青春なことしてませんか〜っ！？♪

ああ…なんか中央区の子たちが俺を応援している気がする！！

こんなの！エールを送らずにはいられないよね！
（ﾊﾞｯ！と制服を脱ぎ捨てる夏希！参教院のチアコスに早変わりだ！）

せーのっ！ユキャンドゥーイッ「」さんっ！！（ﾊﾞｯ！ﾊﾞｯ！）
あきらめないで！ゴールはすぐそこだぁーっ！！（たゆん❤たゆん❤）

むっ！（よそ見）

＼ゴー！ファイッ！ウィーンッ！／
（夜のビジネス街にデカパイチアガールのデカいエールが響き渡る…！）

夏希さん！「」っしーを応援してくれてるんだね…！
「」っしーおらっ！ヘタレたところ見せたら承知しないからねーっ！
>むっ！（よそ見）
「」っしーおらっ！よそ見してんじゃあなーーいっ！！（ｶﾞﾙﾙﾙﾙﾙﾙ！！！）

（ｽﾞﾙｯ）※ALAS!デカパイ感謝によるよそ見で！成人男性の足がもつれる！

ｽﾞﾍﾞｼｬｰｰｯ！…ｻﾞﾘｻﾞﾘｻﾞﾘ（転倒！そして路面ですりおろし！）

ｸﾞﾜｰｯ！！！
ぐっ……ぐっ…！！

グワーッ転倒！！

ああっ転んじゃった！？
「」っしー待ってて今行くから！

（ヤムチャめいてコンクリートジャングルに倒れ伏せる成人男性…危い！）

>ああっ転んじゃった！？
>「」っしー待ってて今行くから！
……！✋（しかし、成人男性から決断的に突き出される手のひら！）

>ああっ転んじゃった！？
>「」っしー待ってて今行くから！
待って！さやかちゃん…！（ｶﾞｼｯと肩を掴んで止めるこころ）
今の「」さんなら、きっと自分で立てるんじゃないかな…！

こ、転んじゃった！？（目を見開く夏希）
でも…でも！まだだよっ！ここからが本当の戦いだよ「」さんっ！（ぐっ！）
立ち上がって！ユーキャンスタンダップ！！

>待って！さやかちゃん…！（ｶﾞｼｯと肩を掴んで止めるこころ）
>今の「」さんなら、きっと自分で立てるんじゃないかな…！
こころさん！？でも…！
>……！✋（しかし、成人男性から決断的に突き出される手のひら！）
「」っしー…！

集中力に難あり…今のはマイナス20点ね…甘x甘

（フラつきながらも立ち上がる成人男性…ちょっと鼻の頭から血が出てるが大事ないようだ）

畜生情けねえ！よっこらせ！
これ休んじゃったようなもんだな？

だ…大丈夫だーっ！さやか！大事ない！（👍）

>集中力に難あり…今のはマイナス20点ね…甘x甘
ｸﾞﾑｰｯ…なんだか手厳しい目でまさらコーチが見てくる…！
だが確かに今のはデカパイについ反応してしまった俺の精進が足りないのがいけないのは事実！

（まさらコーチは実際厳しいのだ！）

>（フラつきながらも立ち上がる成人男性…ちょっと鼻の頭から血が出てるが大事ないようだ）
立ち上がれっ！「」さんっ！（ポンポンを振りエールを送る夏希！）
立ち上がれっ！「」さんっ！（爆乳ハイパーバトルなデカパイがはずむ！メモリアでおなじみのふとももがむちむちだ！）

むっ！（よそ見その2）……いかんいかん！

ｽｩｰｯ…! ﾊｧｰｯ…!
ｽｩｰｯ…! ﾊｧｰｯ…!

気を取り直して…最後まで走る！！

頑張って「」っしー…もしも次また転んだりしたらきっと「」っしーはもう立ち上がれない！
そんな気がする！

>頑張って「」っしー…もしも次また転んだりしたらきっと「」っしーはもう立ち上がれない！
>そんな気がする！
そ、そこは信じてあげようよさやかちゃん！（あせっあせっ）
ほら！「」さんがまた走り出したよ！ゴールまでもうあと70メートルも無いよ！

ペースは落ちているが何とか走っている！
〇ライが聞こえてきそうだ！300ｍなのに！

いけーっ「」っしー！もうすぐゴールだよーっ！
ちょっとだけ転んじゃったけど走れてる！スピードも転ぶ前と比べて落ちてないよ！

そうだよ！がんばって「」さん！（拳を振り上げ応援するこころ！）
今まで頑張ってきたのを思いだして！

いけーっ！そこだっ！そこだっ！「」さーんっ！（ﾊﾞｯｯ❤…とジャンプ！）
ネバーギブアップ！ファイト「」さん！ゴーファイッゴーッ！

ゴー！ファイッ！ウィーンッ！！（ぷるるんっ❤）

……！！！（むっ！しそうになる首を気合でゴールに向ける「」！走る！走る！）

ほら「」っしー！あと少しだー！！！（並走しつつ）

残り30メートル…20メートル…10メートル！
おお見よ！あんなに小さく見えたゴールのまさらはもうすぐ目の前だ！
彼はここまで自分の足で！走ってきたのだ！

…………
（両手を広げるまさらコーチ……最後までスピードを緩めるなとその目が言っている！）

……ふふ…（両手を広げるまさらコーチ）

もう少し！もう少しだーっ！！うおおおーー！！！

（まさらの両腕が成人男性を…きゃーっち！）

POMF！

うおおおお！？（ぼふんっ）
……ま、まさらコーチ…俺は…ウウッ俺は…！！

ええ、ゴールよ…おめでとう「」さん
やりきったわね、鼻が高い…というのはきっと、こういう感情なのね…（なでなで…）

いやっほーーっ！やったよ「」っしー！！
「」っしー史上に残る快挙だよ！

オオオ…！まさらコーチ…！！

コーチ…ｳｳｯ！ありがとうございます！！（男泣きの「」である…300メートルなのに！）

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ…

お疲れ様…60点よ…
まあまあね…

やったぁっ！（チアコスのままの夏希が駆けてくる！）
いや〜偶然ここに居合わせちゃったけどさ？おかげでとってもいいエール送れた気がする！

途中からだけど見てましたよ「」さん！やっほー♪
なんだかイイもの見せて貰っちゃった感じがするかも…ふふふっ
>お疲れ様…60点よ…
>まあまあね…
まさらったら！もうっ…もっと採点甘くしても良いんじゃないかなって！

（人気のない夜のオフィス街でミステリアスJKに抱きしめられて男泣きする成人男性の図…猥褻は一切ない）

>お疲れ様…60点よ…
>まあまあね…
ぐぬぬ・・・厳しいが集中力を欠いて無様だったのは否定できない！
だがしかし！余計な忖度なしでの採点痛み入る

>やったぁっ！（チアコスのままの夏希が駆けてくる！）
>いや〜偶然ここに居合わせちゃったけどさ？おかげでとってもいいエール送れた気がする！
ウウッ…夏希ちゃんも感謝！何がとは言わないが感謝…！
…というか良いのかい？さっき出会い際に誰かと待ち合わせがあるとか言ってたような…

>…というか良いのかい？さっき出会い際に誰かと待ち合わせがあるとか言ってたような…
…あっ！そうだったいけないっ！（あせっあせっ）
あきらと待ち合わせしてたんだった！今日は一緒にパトロールする予定だったから！

＜ いいや！いいもの見せてもらったよ…「」さん！

マズいかも！あきら、もう体操のセンセイのお手伝い終わってる時間だし…って？
>＜ いいや！いいもの見せてもらったよ…「」さん！
はうっ！？その声は…！（ﾊﾞｯ！…たゆゆんっ❤）

はっ！（ｽﾞﾀﾞｰﾝｯ！とスーパーヒーロー着地で降りてくるあきらだ！）
「」さん、気づいてたかな？…ここまで走ってきたのにさ
ゴールした今！息切れをそんなにしてないことに…！

まあ集中力は「」っしー本人の心の問題だからねー？
そうでしょー？んん−？

あ、あれっ？…そう言えば…？（はっ…）
前は50メートルも走ったらぜぇぜぇ言ってたってのに…

ぶっ倒れていないぞ…？！こりゃ進歩だ！

基礎体力がついてきた証拠だよ！うん！
今日で加賀見先輩のコーチ指導も卒業なんだよね？
なら次はぜひぜひボクの家の道場にも…！

気付いたわね、それこそが成果よ「」さん…
（ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ…ハグ続行中）