琴里:士道の方は一応順調そうだけれど…貴方は何処にいるの？
マイクに向かって呆れ混じりの口調で話す琴里
表示されている画面にはsound onlyと書かれていた
真人:『いろんな所だ、まぁ…後で士道にでも聞いてくれ』
琴里/真人
dice2d100=12 42 (54)

何やら暗躍中な真人だな

琴里:狂三と関係があるの？
真人:『あ…？な…だ…て？』
琴里:ちょ、真人？
突然通信にノイズが混じり途絶えてしまう
鞠亜:逆探知失敗…ただでさえ複雑な暗号通信に加えジャミングが発生した影響で通信が打ち切られました
琴里:…そう
1〜3.兎も角真人の位置をなんとしても把握して頂戴
4〜5.恐らくDEM絡みね…早いとこ真相を掴まないと…
6.お手伝いしましょうか？
dice1d6=5 (5)

真人:あー…切れちまったか
鞠奈:『御免なさいお父様、ジャミングされちゃった見たい…』
纏っているCR-ユニットから申し訳無さそうな声が聞こえて来る
真人:気にすんな、相手は恐らく────
1〜3.エレン:随分と手こずらせてくれますね
4〜5.+ミネルヴァ:ったく…此処まで邪魔されるとはな
6.++ハナミ:…流石は兄さん、ですね
dice1d6=3 (3)

真人:まぁまぁ、そう言いなさんな…！
大剣をそれぞれの手に握り滞空するエレンへ視線を向ける
真人:さてと…まずは生き延びなくちゃな！
真人/エレン
dice2d100=92 41 (133)

精神的に多少持ち直したのもあってエレンにもめちゃくちゃ優位に立ち回ってるな…

折紙:…？
十香:む？どうしたのだ？折紙
何か嫌な予感を感じ取った折紙は空を見上げる
その様子に十香は何かあったのかと声をかける
折紙:
1〜3.わからない…
4〜5.何か…嫌な感じがする
6.真人と《狂三》が危ない…！
dice1d6=1 (1)

十香:そうか…
折紙:ごめんなさい、心配させて
十香:気にするな、私と折紙の仲ではないか
それにもし何かあった時は一緒に頑張れば良い！と励ます十香に折紙は気を取り直す
十香:それにしても…士道と狂三は何処に…

狂三:…士道さん
その頃当の2人は士道の家に向かうわけでもなく、ただ街を歩いていた
士道:どうした？
狂三:
1〜3.わたくしは…楽しいと思って良いと思いまして？
4〜5.ここって…わたくし達が行った所、ですわよね？
6.…いいえ、なんでもありませんわ
dice1d6=1 (1)

何だかんだ狂三もかなり辛い境遇の子だよな…とはいえやったことを考えるとこういう問いが口から出ても仕方ないか

士道:良いんじゃないか？誰かが禁止してる訳じゃ無いだろうし
狂三の手を握りながら店内を歩く
緊張で汗ばんでいないか心配していたが、それはお互い様だったので杞憂となる
狂三:ありがとうございます、士道さん
1〜3.では早速…下着、選んで下さいまし
4〜5.前に来たわたくしは…どの色を着ましたの？
6.《わたくし》も此処で下着を選んだそうですわ
dice1d6=3 (3)

士道:切り替え早…
狂三:あの2人の所為ですわ
士道:ああ…
士道の脳裏に高笑いする真人と《狂三》の姿が思い浮かぶ
確かにあの2人の無法さに狂三はさぞ頭を悩まされただろう事が容易に想像つく
士道:うーん…そうだなぁ…
それはそうと狂三に頼まれた下着選びは…
1〜2.白色
3〜4.黄色
5〜6.桃色
dice1d6=6 (6)

めちゃくちゃ可愛らしい色選ぶじゃん…

狂三:これ…ですの？
士道が選んだ色は可愛らしい桃色
てっきり以前分身体の狂三に贈った大人びた黒に対する白かと思っていたので意外だった
士道:確かに白と迷ったんだけどさ…
1〜3.なんとなく、こっちが良いと思ったんだ
4〜5.俺はカッコいいとか美しい狂三じゃなくて、可愛い狂三が見たいんだ
6.…俺はまだ、狂三が大人とか…そんな風には思いたくない
dice1d6=1 (1)

狂三:…なんとなく？
士道:え、いやその…
ジト目で見つめて来る狂三
どうやら士道の心の内に秘めた想いに気付いた様だ
狂三:
1〜3.…スケベ、ですわね
4〜5.…まぁ選んで欲しいとお願いしたのはわたくしですし？着て差し上げても宜しいですわよ？
6.…士道さんのエッチ
dice1d6=1 (1)

士道:ぐふっ
狂三:おませな士道さん…そう言う所、嫌いではありませんわよ
士道:や、やっぱり他の────
という士道の背後で会計の手続きをする狂三
デレさせる相手に払わせる訳にはいかないので慌てて士道は下着を購入するも…
士道:…あ
その桃色の下着を買ってしまったという事に気付いたのは店を出てからだった

それからペットショップへ行ったり猫カフェに行ったりと…充実した日常を過ごす狂三と士道
公園に着いた頃にはとっくに日が落ちており…2人は近くのベンチに座って空を見ていた
狂三:…綺麗、ですわね
珍しくその場所は街の明かりに影響されておらず、星空をしっかりと見る事が出来る場所だった
士道:なぁ、狂三…
1〜3.どうしてそこまでして始原の精霊の誕生を無かった事にしたいんだ…？
4〜5.教えてくれないか、狂三の過去を
6.
dice1d6=3 (3)

狂三:…あの男、何処までも士道さんに甘い御方ですのね
二亜か真人
どちらが自身の目的を士道に話すのかを予想し…後者だと断定する
士道:確かにな…
本当は二亜から教えて貰ったのだが…話の腰を折りたくはないのでその流れに乗る事に

狂三:士道さんはわたくしの過去を識る覚悟がありまして？
妖艶な笑みの中に隠れる激情
それを士道は受け入れながら狂三の手を握る
士道:ああ、出来てる
1〜3.琴里、後は俺だけで行かせてくれ
4〜5.だから今日は琴里達には外して貰ったんだ
6.…だからこそ、ひとつ聞かせてくれないか？
dice1d6=5 (5)

狂三:…そうでしたの？
士道:気付いてなかったのか？
目を見開く狂三、まさか此処までラタトスクのバックアップ無しだったとは流石に思っていなかったようだ
狂三:その覚悟、しかと受け取りましたわ
そう言った途端、狂三と士道の足元の影が蠢き始め、徐々に身体が沈んでいく
しかし士道も狂三も顔色は変えず
真剣な表情のまま影の中へと消えてゆくのであった…

という訳でこの時間は此処まで

おつかれさま

こっちも佳境だな