狂三:こ、これは…
学校の授業が終わり、その帰り道
士道は狂三に尋ねられた「連れて行きたい場所」へ狂三と共に訪れていた
士道:どうだ？最近見つけた場所なんだが
そこは街の路地裏、沢山の野良猫が屯って居る場所だった
狂三:…！
顔を紅潮させ、固まる狂三を他所に士道はしゃがみ込んで猫を誘き寄せる
士道:ほら、狂三も
狂三:え、ええ…
士道/狂三
dice2d100=34 33 (67)

ギリギリの勝負してる…

かわいい

原作よりもメンタル改善されてるから猫がより効きそう

狂三:はわわ…
可愛らしい鳴き声で人を誘惑する猫は例え最悪の精霊と呼ばれた狂三でさえ骨抜きにしてしまう
士道:可愛いだろ？ほら
狂三:や、ぁ…し、士道さん…！
狂三の手を優しく掴んで猫に触らせる
最初は抵抗を試みていた狂三だが…
狂三:もふもふ…
士道:だろ？
猫に呆気なく屈し、虜になっていた…
1〜3.狂三:も、もう1匹おっきな猫さんが居ますわね…？
4〜5.士道:…やっぱり狂三にはこの姿が似合うな
6.《狂三》:…
dice1d6=5 (5)

狂三:士道さん…？
士道:…狂三には狂三の戦う理由があるのはわかってるつもりだ、でも…
銃を持ち、霊装を纏い戦う姿よりもこうして猫と戯れ合う姿の方が狂三らしいと士道は呟く
狂三:それは…《わたくし》の方が似合っていますわ、わたくしにはもう…
士道:…っ
1〜3.遅いなんて言わせない、言わせるもんか…！
4〜5.じゃあ諦めちゃうのか？
6.なんで兄さんも狂三もそうやって…！
dice1d6=2 (2)

>狂三:それは…《わたくし》の方が似合っていますわ、わたくしにはもう…
>士道:…っ
>1〜3.遅いなんて言わせない、言わせるもんか…！
おつらい…

狂三:…ふふっ
士道:わ、笑い事じゃないだろ…？
真剣そうな顔で真面目な事をを猫に戯れつかれながら言うものだからあまりのギャップに思わず笑ってしまう
士道は不服そうだったが…やっぱりこの様子はおかしくて仕方がなかった
狂三:ふふふ、ええ…そうでしたわね…ふふっ
士道:ぐ…
狂三/士道
dice2d100=93 48 (141)

頑固なところは狂三も士道も真人もみんな似たもの同士だよな

狂三:とはいえ────
人差し指でトンッと士道のおでこを突く
士道:あたっ…何す────っ！？
狂三:士道さんもあまり人の事は言えないのではなくて？
顔を眼前まで近づけ、狂三は笑みを見せる
あまりに突然の事に士道はビックリして尻餅を着きそうになるも…ギリギリ踏み止まる
士道:
1〜3.そう…かもな
4〜5.兄さん程じゃないよ…
6.何処らへんがだ…？
dice1d6=5 (5)

狂三:えいっ
士道:あたぁ！？
今度はデコピン
流石に士道もその勢いに尻餅を着いてしまう
士道:なんでだよ…
狂三:
1〜3.腹部を貫かれたり右手を失いかけたりしながら良くそんな事が言えますわね…
4〜5.暴走した琴里さんの前に無防備で立った事、わたくしは忘れませんわよ？
6.そうやって自分を蔑ろにする所、嫌いですわ
dice1d6=1 (1)

ここでカウンターか

士道:なんで知って…
狂三:わたくし達の情報収集能力を舐めないでくださいまし
なんでも知ってますのよーと冗談めかしく話すのでどうせなら《狂三》の事を尋ねようかと思ったがやめておいた
多分狂三も知ろうとして後悔した事がありそうな気がした

>多分狂三も知ろうとして後悔した事がありそうな気がした
本体も知らないことを経験してるとか知ってるのかな…

士道:なんでも…か
狂三:やっぱり…始原の精霊の事、気になりますの？
その問い掛けに何故そう思ったのかと思わず尋ねてしまう
だってその事を狂三の前では一言も口にはしていなかったのだから
士道:なんで…
狂三:なんで、か…それは
1〜3.まだ言う事は出来ませんわね…
4〜5.わたくしが始原の精霊と知り合いだから…ですわね
6.…なっ！？士道さん！
dice1d6=2 (2)

士道:そっか…まぁ、そうだよな…
狂三:士道さんもまだ、わたくしに言えない事があるのでしょう？
士道:まぁ…な
言ってしまって良いのか、まだ言わぬ方が相手の為となるのか
お互いにそれを伝える事が出来ぬまま
ただ時間は過ぎ去って行くのであった…

という訳でこの時間は此処まで
また夜に続きをやって行く予定だ

二人のイチャコラはまだ終わらない

何かあったっぽい《狂三》と真人の現状が気になる

今更だけど狂三が始原の精霊の正体を知ってるのヤバいな…

おつかれさま