1.《狂三》:申し訳ありませんわ…今日はどうしても外せない用事が入ってしまいまして…
dice1d1=1 (1)

士道:そうなんですか…
《狂三》:ええ…あ！でも何か問題があったとかではありませんのでそこは安心して下さいまし！
本当ですわよ！と電話越しに伝える《狂三》
六喰の件からひと月たった2月のある日
狂三が復学してない事をいい事に《狂三》が代わりに通っていたのだが…

素晴らしい数値だ

十香:むぅ…そうなのか
折紙:残念…
学校へ向かう前、真人の住む家に寄ろうとしていた士道達は先程の連絡を受け、真っ直ぐに学校へ向かっていた
十香は《狂三》が来れない事にわかりやすく残念そうな顔をし
折紙も珍しく感情を表に出していた
士道:まぁそう言う事もあるって
そうこうしているうちに自分達の教室へ辿り着き
いつも通り扉を開けると────

1.狂三:あら、ご機嫌よう…士道さん？
dice1d1=1 (1)

十香:なっ…！？
折紙:何故、貴方がここに…？
いつも《狂三》の座っている席にはツインテール姿の《狂三》…いや、狂三が座っており
《狂三》とは異なる大人びた雰囲気を纏っていた
士道:な…
狂三:あら、どうか致しましたの？士道さん
どうやらあちらはあくまでイメチェンをした《狂三》で通すらしい
周りの一部クラスメイトは少々疑問に思ってはいたが…受け入れているようだ
士道:いや…
1〜3.なんでもない
4〜5.元気そうで良かったよ
6.狂三…わざわざ《狂三》さんにお願いしたのかって…
dice1d6=1 (1)

狂三:？ふふ、変な士道さん
そう言って笑みを返す狂三に思わずドキッとする士道
そこへ教室の扉を開いて真人が入って来る
真人:タマちゃん先生遅れるそうだから代わりに俺がホームルーム始めるからなー
みんな席につけーと気怠げに言う真人にクラスメイト達は各々返事をしながら席に着く
狂三:士道さん達も席に着いては？
士道:あ、ああ…
一瞬真人の方を向いて何があったのかと目線で訴えてみるも…首を横に振るだけだったので大人しく席に着く
狂三:士道さん…
1〜3.放課後、屋上でお待ちしておりますわ
4〜5.お昼休み、少し着いてきて頂けませんこと？
6.…
dice1d6=6 (6)

ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ

本体の狂三もしっかり6を出してくな…

狂三:今朝は…何かございまして？
士道:え…？
珍しく心配そうな顔をする狂三に驚く
普段なら余裕そうな雰囲気で此方を見て来る筈…
士道:あー、《狂三》さんの方が今日は来れないって…
狂三:
1〜3.そう、ですの…
4〜5.…あの子は、全く…
6.────え？
dice1d6=6 (6)

ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ…

これがかつて《狂三》を捨て駒にしようとしてた本体の反応とは思えんな…どんだけ気に入っちゃったんだ…

士道:知らなかったのか…？てっきり狂三が来るから…
《狂三》に休むよう伝えたのかと…と言葉を続けようとするも、狂三に遮られてしまう
狂三:い、いつ！それはいつ教えられましたの！？何処で！？
血相を変えて士道の肩を掴み揺さぶる狂三
突然の豹変にクラスメイトはおろか、折紙や十香もどうしたのかと心配する
士道:電話越しだったから何処だかは…
1〜3.でも…学校に来る少し前だった筈だ
4〜5.そういえば少し息切れしてた様な…
6.…何か俺に隠してないか？狂三
dice1d6=5 (5)

というか《狂三》と同棲してて一番詳しいであろう真人に聞けばいいだろうに…

あ…これ《狂三》が来れないのヤッた後で腰があれだからか…？
しかも息切れしてたってことはかなり直前までシてた…？

狂三:…な…ぁ…っ！
ワナワナと怒りを募らせ拳を握る狂三は真人を凄まじい形相で睨み付ける
真人:…どうした？時崎、ホームルーム中だから席に着いてくれ
それに対して少しの動揺も無く、淡々と指示する真人に狂三は眼を見開き言葉を失う
真人:
1〜3.はい、じゃあ続けるぞ…連絡事項は────
4〜5.後で話したい事があるなら…ちょっと待ってろ
6.ったく…こっちの台詞だっての
dice1d6=2 (2)

学校という場所では教師である真人の方が有利だからな…かなり余裕ですよ

そして恙無くホームルームは進行し…暫くした後授業が始まる
悶々とした雰囲気の狂三は授業に集中しつつも、時折窓の外を見たりと
何処か落ち着かない態度を続けていた…
そして放課後になり、士道は狂三へ呼び止められる
狂三:士道さん
1〜3.崇宮先生は何処に居られますの？
4〜5.崇宮真人は何処に居りますの？
6.あの馬鹿は何処ですの！？
dice1d6=6 (6)

6ばかり出すようになってきたじゃん狂三…

ノリがギャグ！

士道:馬鹿！？今兄さんの事馬鹿って言ったか！？
狂三:馬鹿ですわよ！あの馬鹿は！《わたくし》の方も！
そんな言い方無いだろうと士道は怒り
狂三は負けじと言い返す
折紙:聞き捨てならない
十香:そうだぞ、悪口はいけないとシドーに教わらなかったのか？
そこに折紙と十香も入ってきてわちゃわちゃとし始め…さらに
耶倶矢:ほう…これはまた面妖な事になっておるな…
夕弦:興味、夕弦達も混ぜて下さい
八舞姉妹も参加した事で場は完全に混沌と化してしまった

真人:…何やってんだあいつら？

狂三:…！崇宮真人！
真人:なんだ？ここであったが100年目みたいな言い方しやがって…俺はそんな恨みを持たれた覚えは…覚えは…
1〜3.あるかもしれない
4〜5.……さらば
6.…うん、無いな！
dice1d6=5 (5)

馬鹿って言われたことに対して士道だけじゃなくて折紙もしっかり反応するのいいな…やはり家族…

逃げやがった…

士道:いやあるんかい！
狂三:追いますわよ！
士道のツッコミを受け止めながら去る真人
狂三はダッシュで追いかけ
士道達も後へ続く
一瞬紙片の様な物が見えた気がしたが…多分クラスメイトの持つノートの切れ端だろうと士道は気にせず狂三を追うのであった…

琴里:────で、これどう言う状況なのかしら？
士道:いや、どうって言われても…
狂三:…ふんっ
フラクシナスの休憩室
真人を追って追い続けた士道達は学校へ出た所を狂三もまとめてフラクシナスへ突然回収され
休憩室へと転移させられ…
丁度そこには琴里がおり、上記の言葉へと繋がる

琴里:まさか貴方が今日は学校に通ってたなんてね…狂三
裏を掻かれるとは思ってなかったと意外そうに言う琴里に対して狂三はどうでも良いと一蹴する
狂三:あの馬鹿…崇宮真人は何処に居ますの？
琴里:真人？
1〜3.私も知らないわよ？適当に撒かれたんじゃない？
4〜5.そう言えば士道達を回収して欲しいってお願いしたっきり見てないわね…
6.あの馬鹿なら────
dice1d6=5 (5)

もしかして真人と融合したりするのは霊力を消費し過ぎちゃうのか…？

大丈夫かな

まさかとは思うけど真人って避妊しっかりしてるよね…？

狂三:はぁ…あの馬鹿を追うのは諦めますわ
士道:だから馬鹿って…
言うのはやめて欲しいと言う前に狂三は士道の手を握る
士道:えっ
狂三:この場で言うのは癪ですけれど…宣戦布告、させて頂きますわ
琴里:なっ…！？
大胆過ぎる、琴里は飲み終えたリンゴジュースの缶を凹ませながら声を上げる

飛んでた紙が《狂三》からのお別れの手紙とかだったら真人のメンタル粉々になっちゃう

士道:宣戦、布告…？
狂三:ええ、わたくしの目的の為には士道さんの霊力が欲しい…しかし士道さんはわたくしを封印したい…違いまして？
30年前、始原の精霊が誕生したその時へと遡る為に莫大な霊力を持つ士道を狙う狂三
対して狂三の持つ霊力を封印したい士道
このままでは話は平行線となり決着が着かない…だからこそ勝負をしようと狂三は士道に挑戦状を突き付けた
狂三:わたくしと士道さん…相手をデレさせた方の勝ち、というのは如何でして？

宣戦布告するタイミングにムードもあったもんじゃねぇ！

士道:…！
琴里:随分と大胆な事言うじゃない…どう言う魂胆なのかしら？
狂三:それは先程申し上げた通りですわ
ふふ、と笑みを溢す狂三に頬に動揺し汗を垂らす琴里
狂三は本気だと、目を見て分かったからかもしれない
士道:
1〜3.わかった、受けて立つ
4〜5.良いのか？俺に有利な様に思えるが
6.…それと並行して、協力して欲しい事がある
dice1d6=5 (5)

6はなんだ士道

狂三:あら、あら…随分と余裕そうですわね
士道:伊達に死地は越えちゃいねぇよ
思い返される日々は日常も交えど命の危機は多々あった
今の士道はそんじょそこらのハプニングでは動じない自信があった
狂三:…
士道/狂三
dice2d100=49 72 (121)

強気だ

>今の士道はそんじょそこらのハプニングでは動じない自信があった
今起きてるだろう《狂三》や真人の事は小事で済まないからどうなるか…

狂三:ふぅっ…
どれ程のものかと狂三は士道の耳に向かって息を吹き掛けると…
士道:ひゃあっ
可愛い声が聞こえてきた
狂三:きひひ、可愛らしいですわぁ
士道:な、お…お前なぁ…！
琴里:心配ねぇ…
さっきまでの威勢は何処へやら
未だ女性耐性が平均値以下の士道に琴里はやれやれと首を振っていた
まぁ本音を言うと耐性が無くて良かったとも思っていたが

真人絡みの事件が増えて原作より平穏な時間は減ってそうで恋の経験値も原作より少なそう

そして次の日…
早速狂三と士道の恋愛攻防戦はスタートしたのだが…
珠恵:えっと…今日は崇宮先生はご用事があるとの事で、お休みだそうです…
なので物理化学の授業は別の先生が…と説明するタマちゃん先生に士道は疑念を抱く
士道:昨日の放課後から何処行ってるんだ…？
狂三:…あら、頼りになるお兄さんは不在の様ですわね
士道/狂三
dice2d100=38 91 (129)

狂三のメンタルが色々あって良くなってるから振る舞いに余裕が出てると思われる

>狂三のメンタルが色々あって良くなってるから振る舞いに余裕が出てると思われる
士道の身内な真那と馬鹿二人の影響で逆に士道が不利になってて駄目だった

狂三:わたくしが代わりにサポートしても宜しいんですのよ？
士道:いやおかしいだろ！？
敵に塩送ってどうするんだと突っ込む士道に
でもそう言う事、彼はしそうですわよ？と返す狂三
段々とリードを取られている様な気がしてならないが…士道は負けじと言い返す
士道:
1〜3.…少し不安だったりするのか？
4〜5.ならお互い持ちつ持たれつの関係って事か？
6.…背負うって決めたんだ、兄さんと
dice1d6=2 (2)

>でもそう言う事、彼はしそうですわよ？と返す狂三
DEMだったことにやってましたね…

狂三:っ…そんな事は、ありませんわ…所で士道さん、この後連れて行きたい所って何処ですの？
士道の返答に僅かに動揺する
何も心配がないわけではない
《狂三》の事や、真人の事も
それを士道に見透かされた様な気がした狂三は
慌てて話題を変えるのであった…

そんな訳でこの時間はここまで
もしかしたら続きは14時半から