二次元裏@ふたば

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1355435 B24/02/12(月)00:19:02No.1156444311そうだねx1 01:44頃消えます
あの人と自分。
出会いからトラブルを乗り越えて、愛し合うようになって。
結ばれてからは一瞬にいるのが当たり前のようになって。
かけがえのないパートナーとなった今。
彼女と自分の距離。
2人の望む場所。
それは、同じになれたのだろうか。
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/02/12(月)00:20:04No.1156444705+
「…ふぁぁ」
あくびをしながら、レッドは伸びをする。
「おはよ。すっごくよく寝てたわね」
隣でブルーが微笑む。
寝起きだからか、いつもより力の抜けた笑顔になっていた。
多分、今の自分もそうなんだろう。
軽くキスをする。
ブルーの方からもお返しにされた。
その後、引っ張られて抱擁を受ける。
224/02/12(月)00:20:30No.1156444873+
素直に従って、身を委ねる。
「レッド、結構甘えん坊になったね」
「ブルーならいいかなって」
温かく、柔らかい身体。
愛する人に包まれて、喜ばない男はいないだろう。
そう思えるようになれたのはいつだろうか。
素直になれたのは、いつからか。
「なんかまた眠くなってきた…」
「そうさせてあげたいけど、そろそろ起きましょう。
お腹空いちゃった」
頭を撫でられ、宥められた。
それにも従い、彼女から離れた。
324/02/12(月)00:20:49No.1156444973+
目の前で着替える彼女を見つつ、自分もベッドから這い出た。
「そういえば、今日は何する?」
下着姿のまま、ブルーが聞いてくる。
薄い青の綺麗な下着に包まれる彼女の肢体も、美しいラインを描いている。
見慣れはしたが、それでも飽きることはなかった。
「んー、特にやる事ないし適当にゴロゴロするかな」
ブルーの方も、こちらを見てくる。
下着一枚の自分の格好。
それなりに鍛えてはいるから、変な身体にはなっていないはず。
424/02/12(月)00:22:07No.1156445491+
「朝からしよっか?」
身を寄せられる。
下着程度しか阻むものもなく、素肌同士が触れ合う。
「腹減ったんじゃなかったのか?」
「レッドの身体見たら、後回しでいいかなって」
そう言って、こちらの胸に頬を擦り寄せてくる。
胸板を滑る髪や頬の感触が、くすぐったい。
524/02/12(月)00:30:48No.1156448770+
書き込みをした人によって削除されました
624/02/12(月)00:31:15No.1156448950+
甘い匂いに、鼻を刺激される。
彼女の誘いに、乗りたくなる。
と、思いついたことを聞いてみる。
「そういえば、なんでブルーがいるんだ?」
昨夜はブルーもいない、1人で寝ていたはず。
ブルーが目元に涙を浮かべ、
「大好きなレッドに、会いたかったから…!」
弾けるような笑顔で、彼女が言った。
本心なのは確かにそうなんだろう。
だけど、それ以外にも何かあるだろう。
そう思って、半目で聞き直す。
「本当のところは?」
「レッドが驚くところが見たくて」
724/02/12(月)00:36:28No.1156451099+
予想通り。
こういうことも初めてではない。
「怒ってる?」
「いや、いつものことだしそんなことないよ」
ブルーを引き寄せ、ベッドに押し倒す。
「え…」
驚き、ブルーが目を見開く。
何回か彼女が忍び込むことはあった。
でも、こうしてレッドが押し倒すのは確か初めてであった。
824/02/12(月)00:42:27No.1156453540+
「でも、たまにはこういうのもいいよな」
唇を奪って、彼女の背中に手を回す。
ホックを外して、下着をずらす。
露わにした乳房に口を寄せて、軽く噛んだ。
「えっ、レッド…!?」
抗議をキスで塞ぐ。
パンツの中に手を入れ、割れ目に指を這わせた。
「んんっ!?」
口が開けず、声にならない悲鳴が上がる。
924/02/12(月)00:50:04No.1156456625+
「これくらいにしておこうか。
朝から最後までやると体力保たないしな」
「…うん」
疲れ果てたように、ブルーが力無く同意する。
「まさか、レッドからこんな反撃がくるなんてね…」
「いやだったか?」
聞いてみるが、ブルーは首を左右に振る。
「こういうレッドも好きかな。
惚れ直しちゃいそう」
「たはは。なら良かったよ」
1024/02/12(月)00:56:40No.1156459227+
思いつきでしたことだが、嫌われてないようで安心した。
ブルーを助け起こし、下着を付け直した。
「脱がせるのも着せるのも慣れたわね…」
何か呆れたような口調で、ブルーが呟いてきた。
「何回もしたからな。
それでもやるたびに興奮するけど」
「興奮してくれるならよかった…」
1124/02/12(月)01:09:30No.1156463980+
若干乱れた髪を直すと、ブルーが改めて着替えを行う。
「レッドがこんなにもエッチだなんて…。
いや、前からそうだったわ」
「それでブルーに騙されたのが知り合ったきっかけだしなぁ」
昔は女性に対しての興味が強かった。
そこにつけ込まれてしまったが、今では笑い話だ。
「レッドはお人よしすぎるわ。
そんなことした女の子好きになるなんて」
「それだけじゃなかったしな。
ちゃんとかわいいところもあるって知ったし」
1224/02/12(月)01:19:02No.1156466917+
ただの嫌な女の子なら、ここまで長い付き合いにならなかっただろう。
彼女のいいところ。
それを知れたから、好きになれた。
「そんなバカなくらいに甘いから、アタシも好きになっちゃったのよね…」
「なら良かった。
1番好きな子に好きになってもらえたってことだし」
「…ほんとにね」
赤くなった顔を手で隠し、ブルーが呟く。
1324/02/12(月)01:25:40No.1156468898+
「だから、逃したらダメよ。アタシのこと」
「そうしなくても、ブルーの方から来るだろ。
今日みたいに」
「…うん」
気がつけば、いつも隣にいる。
それがブルー。
それが自分たち。
これからもそうなるだろう。
「じゃ、飯にするか。
今日はオレが作るよ」
「ほんと?レッド大好き!愛してる!」
「急に元気になったなぁ…」
今度はこっちが呆れた。
抱きついてくるブルーを引きずるように、寝室を後にした。
1424/02/12(月)01:25:52No.1156468967+
以上です
閲覧ありがとうございました
1524/02/12(月)01:29:30No.1156470021+
いつもと違ってレッドがペース握るようにしようとしたけどなかなかスムーズにできなくて今回短くなってしまいました
まだまだレブルで開拓しきれていないところがあるようです
1624/02/12(月)01:30:18No.1156470262+
むっいいねぇ…


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