惜しい

宝石:『それで十分…ですか
1〜3.綺麗事も此処まで来ると認めざるを得ませんね
4〜5.…いいでしょう、力を貸してあげます
6.…
dice1d6=2 (2)』

真人:なんか腹立つ…
宝石:『文句を言うなら手伝いませんよ？』
変わらず偉そうな宝石に渋々従う真人
フワリと浮遊して目の前に移動した宝石は点滅しながら語りかけて来た
真人:どうやって浮いてるんだ…
宝石:『魔法です
1〜3.もっとも貴方には素質がありませんが
4〜5.但し使用には魔力を消費するので限りがあります
6.大気中の魔力を用いて浮かべるんですよ
dice1d6=1 (1)』

それが問題

真人:確かこの子に合わせて作られたって言ってたな…つまり適性がない俺は使えないって事か？
宝石:『その通りです、貴方には魔力を生み出すリンカーコアという器官がない…なので魔力を扱うには少々荒技が必要です』
真人:荒技が…？
宝石:『
1〜3.大気中の魔力のみで活動します
4〜5.…カートリッジを使います
6.それは────
dice1d6=2 (2)』

６はなんだったんだ

霊力を使うとか？

宝石:『限度はありますがこれしかありません、明後日まで魔力を集めておきます』
タイムリミットまであまり時間は無い
少女の命が奪われてしまうまえに何とか作戦を立て、実行に移さなければ…

迫る時間に汗を垂らしながらも決意を秘めた表情をする真人
その手に魔法が訪れるのは…もう少し先となる

という訳睡魔が襲って来たので此処まで

おつかれ

大気中の魔力か…どれくらい溜まるかな…

やっぱりこの少女がフィーアなのか…？
しかし脱走の時が近いということは接続詞さんたちの研究所襲撃も近いということなんだよな
断片的にしか語られてなかったおっさんと接続詞さんの初邂逅が今から楽しみだ…

おつかれさまです

撫でられるのが好きだったりとりあえず撫でてたりフィーアぽいな