よしな

二亜:終わったぁぁぁ！お疲れ少年！
二亜やよしのんの一件から時は流れ…12月31日何とか新刊を落とさずに済んだ二亜は無事に本を捌き終え歓喜の声を上げていた
士道:まぁ…取り敢えず間に合って良かったよ…
1〜3.てか…兄さんも本出してたんだな…
4〜5.売り子とか初めてやったなぁ…
6.中津川さんのインパクトに全部持ってかれたけど…
dice1d6=3 (3)

なんの本だ

真人:ああうん、まぁまぁ売れて良かったよ
台車に段ボールを乗せ、押して歩く真人
その中には使用した小銭入れや売れ残った同人誌が入っていた
二亜:初めて出したには中々売れたよねーそっちも、残りはネットに？
真人:そりゃあ押し入れに入れるわけにもいかないし
1〜3.…中津川、アイツ凄かったな
4〜5.来年もやりたいなぁ…
6.つーか確実にあの水色髪…ハナミのやつ買いに来てたな？
dice1d6=5 (5)

二亜:良いんじゃない？既刊としてそれも出せるわけだし
一年間それを何処に保管するかでまた大変そうだけど…と二亜は付け加える
真人:まぁ幸い収納スペースは用意出来るし、なんとかなるだろ
1〜3.所で話って？
4〜5.…さっきの話、本当なのか？
6.二亜:所でさ、どうやって思い出したの？記憶
dice1d6=5 (5)

二亜:精霊が元々人間ってのは…本当だよ、四糸乃ちゃん達も…
真人:そうか…
今この場には真人と士道と二亜しかいない
共に販売を手伝ってくれた精霊達には先に帰って貰っていた
士道:琴里や美九、折紙…そして二亜
1〜3.なんとなく…予想はついてたけど…
4〜5.でも万由里は違った…その違いがわからない
6.じゃあ兄さんは────
dice1d6=4 (4)

万由里はあれシステム的にはかなり根幹に寄ってる例外存在だからね…

二亜:そこなんだよね…でも万由里ちゃんはシステムケルブ？だっけ、その裁定者とかなんとか
士道と真人からの伝聞故に曖昧に答える二亜に呆れ顔で真人が答える
真人:お前さっき話したばっかだろ…兎も角、四糸乃や七罪、八舞姉妹に関しても調べておく
士道:《狂三》さんは…そっか、知ってるんだっけ
真人:ある程度は、な
二亜:…ん？十香ちゃんは？
真人:
1〜3.…勿論調べておくさ
4〜5.少しだけ引っ掛かる事があってな…
6.なぁ士道、少し聞きたい事があるんだが…
dice1d6=3 (3)

登場人物視点だと劇場版だからとか線引きはないからな

士道:頼んだ、四糸乃達が覚えてない以上迂闊に話題には出せないしな…
真人:任せておけ、とはいえ…崇宮澪、か
狂三が二亜と接触した際に狂三から教えられた存在、自分や真那と同じ苗字をしたその女性の名が気になって仕方がなかった
士道:…始原の精霊って事は…もしかしたら〈ファントム〉と何か関係があるかもな
今まで琴里達の前に現れて精霊の力を授けて来た謎の存在、彼女が始原の精霊たる崇宮澪である可能性は確かにあった
真人:何れにせよ、来年も忙しくなりそうだ
1〜3.…これからも宜しくな、士道
4〜5.例え自分が何であろうと、俺はお前の兄で有り続けるさ
6.士道:所で兄さん、《狂三》さんが言ってた乙女の純────
dice1d6=1 (1)

士道:おう！
お互いの拳を突き合わせ笑い合う士道と真人
二亜:…良かった
その姿を見た二亜は心からの安堵をするのであった…

fin

記憶が消されたのが痛いなやっぱ
真人が安易に澪の名前で令音さんを呼んだのもガバだし澪も澪でアホほど動揺したのもガバだし
この兄妹ガバばっかじゃねえか

1.澪:お邪魔しまーす
dice1d1=1 (1)

神浜の澪かな？

七海:いらっしゃい、貴女が彼の妹さんね
みかづき荘の家主であるやちよは兄とは異なる髪色をした幻想的な少女を家に入れる
七海:それにしてもタイミングが悪かったわね…彼は今神浜から離れて別の所に行ってる時に…
澪:大丈夫です、こういう事はなれてますから
1〜3.…良いお家ですね
4〜5.兄さんは貴方の事、気に入りそうですね
6.所で、環いろはさんって…いますか？
dice1d6=4 (4)

みかづき荘にも接触したか…
やはり兄の女の見極め…？
いやそもそも《狂三》と兄の交際にどんな感情があったのだろうか
それ次第では変わってきそうだが…

そもそもおっさんの事情を僅かに知ってる人なら妹と名乗る存在に違和感を覚えそうだが…
何か細工してるのかな

七海:えっ…！？
澪:ふふっ、だって兄さんは…いえ、なんでもないです
意図の読めない笑みを浮かべてやちよの耳元に口を近づける
七海:澪、さん…？
澪:
1〜3.君は中々数奇な因果を持ってるみたいだね
4〜5.あまり兄さんを困らせないでね
6.取り戻したい事は無い？
dice1d6=3 (3)

七海:まさか貴方は────
以前彼の思い出話を聞いた時に話していた事

もう1人の妹にはあまり関わらない方が良いと

澪:貴方は兄さんの事、何処まで知ってるのかな？
七海:…っ！
七海の目に映る澪という少女が途端に得体の知れない存在に見え始める
澪:大丈夫、君に何かする気は無いよ────

1.────今は、ね
dice1d1=1 (1)

という訳で晩御飯を食べてくるので此処まで

お前本当にそういうところだぞ
何故そんな怪しいムーブばかりするんだ

本人に知られたらどう思うんだろうな
お疲れ様