素晴らしいゴロでーす!!!!

かこちゃんさなちゃん詰め合わせセット

アイクとビットの前に一枚の紙がヒラリと舞う
その場にいる誰もがその紙など容易く切り裂かれるか燃え尽きるものだと思っていた
いや、誰もがというのは間違っていた
切先を向けられたアイクともう1人は…そうは思っていなかった
アイク:少々予定外だったが…この場合も見たかったし良しとしよう────ハナミ

アイクがハナミを好きに使ってるのを見るのはちょっと嫌な気分だな…
そして真人は今どうなってるんだ

ハナミ:ええ、ですが────
そう言って現れるハナミの姿は今までのどれとも異なっていた
ワイヤリングスーツの様な機械的な印象では無く…何処か精霊と同じ様な幻想的な衣装
現実からは離れたそれはまるで…
《狂三》:霊、装
ハナミ:
1〜3.これでお揃いですね
4〜5.…私にも扱えるのですよ、この力は
6.
dice1d6=3 (3)

人工精霊の雛形なだけはある…

アイクといいハナミといい好き放題しやがって…
どうすればハナミが完全にDEM離れて活動出来るかな…
エレンいるし離れることは無いか…

黒い修道服の様な霊装を纏うハナミはニィと笑うと手を前に出し
ハナミ:神蝕篇帙〈ベルゼバブ〉
天使が反転した存在、魔王を顕現させる
士道:なッ…！？
十香:ハナミが…！？
ハナミ:綺麗でしょう？それはそうと申し訳ありません、ウェストコット様
コレを彼が手にするのが最優先事項だというのに自身がやむを得なかったとはいえ行使してしまった事に謝罪の言葉を口にするもアイクは特に気にした様子は無かった
アイク:別に構わないよ、正しい判断だっと私は思う…さて、そろそろ足止めも突破させるだろう
1〜3.…今日は此処までにしてまた今度、機会はいくらでもあるさ
4〜5.十二分に収穫は得た、これ以上追い求めるのは愚者のする事だろう
6.今度はそうだね…〈ハーミット〉、君の反霊結晶〈クリファ〉が欲しくなったよ
dice1d6=1 (1)

アイク:また会おう、イツカシドウ
そう言ってアイク達は姿を消す
用済みだという様に空を飛び交っていた人形も自爆し…ハナミ達が去っていくのを華々しく演出していた
《狂三》:刻々帝〈ザフキエル〉、四の弾〈ダレット〉
ハナミ達が姿を消した瞬間に二亜に向けてダレットを放って傷を巻き戻す
その際に頭に出来ていた傷穴から小型の顕現装置〈リアライザ〉を取り出して破壊するのも忘れずに行う
《狂三》:ふぅ…
1〜3.まんまと、やられましたわね
4〜5.…あの子が選んだ道ですわ、《わたくし達》はただそれを受け入れるだけ
6.…
dice1d6=3 (3)

とりあえず助かったか

士道:…《狂三》さん…あの…
息を吐く《狂三》の纏うそれは自身の兄が普段使用しているCR-ユニット
その持ち主がこの場にいない事に士道はどうしようとなく不安になっていた
《狂三》:あら、あら、子犬のようなお顔をなさりますのね、可愛いですわ
士道:ちゃ、茶化さないでくれ！兄さんは！？
《狂三》:
1〜3.まぁまぁ、そう焦らずに…今は二亜さんを安全な所まで連れて行きますわよ
4〜5.大…丈夫、です…わ…ちょっと、今、は────
6.…
dice1d6=1 (1)

ハナミはしばらく完全に別行動かな

やっぱ《狂三》と真人で一つになってるのかな…？

琴里:士道ッ！
そして場所はラタトスクの所有する地下施設へと移る
其処には既に美九や折紙達が士道の帰りを待っており、兄を目にした琴里は駆け足で士道の腹へと突っ込んでいった
士道:らごぅ！
琴里:よかった…よかったぁ…！心配、したんだから…っ！
1〜3.はっ！な、何よらごぅって…ヨーグルトソースでもぶっかけられたいのかしら？
4〜5.でも…無事で良かった…！
6.それと…ちゃんと説明してくれるのよね？
dice1d6=6 (6)

《狂三》/真人/青年
dice3d100=91 16 6 (113)

《狂三》が強すぎる！

《狂三》:…ここは《わたくし》が説明致しますわ…いえ、だから…ああもう！少し静かにしてて下さいまし！こういう時は《わたくし》がやらなければ格好が付きませんわ！
七罪:え…なんか大丈夫なの…？
急に一人芝居を始める《狂三》に引き気味の七罪
残念ながらそれを咎める者はおらず…その場に居る全員が差はあれどその様子を奇妙に思っていた
《狂三》:もうっ！全部自分でやろうとするのはダメだと《わたくし》はちゃんと言いましたのに…！
1〜3.あ、つまり《わたくし》の中に彼が居ますわ
4〜5.+という訳で出て来て下さいまし
6.++あ、あれ？出て来て下さいましー？
dice1d6=3 (3)

あれ…こういうことが出来るようになったってことはもしかして欠片たちの中にそれぞれザフキエルと《狂三》が欠片で存在してる説ある…？

一つになってる…

耶倶矢:うーんサラッと衝撃の事実
夕弦:困惑、あまりにも突然の事過ぎて理解が追いつきません
八舞姉妹の言葉にうんうんと頷く面々に《狂三》の顔が少し顰めっ面になる
《狂三》:「ほらーやっぱり」じゃ、ありませんわ！此処は《わたくし》に…あっ、ちょっと────きゃあ！
またしても一人芝居を始める《狂三》の身体は突如発光して…
1〜3.全く、説明くらい別に俺がやるって…
4〜5.《狂三》は無理しないで、僕が代わるから
6.えっとじゃあ…どっから説明すりゃ良いんだ？僕は？
dice1d6=2 (2)

真人が持ち直したか

真人だ

じゃあおっさんは真人と青年の色が出てるのか

真人の身体は…

士道:兄さん…？
真人:おう！心配かけて悪かったな、士道
光が収まり現れた男はいつも通りの笑顔を士道に向ける
士道:兄さんッ！！
真那:兄々様ぁぁぁ！
折紙:っ…！
真人:うぉっ…！？
士道だけでなく真那と折紙も真人へダッシュで抱き付く
それを多少よろけながらもしっかりと踏ん張って受け止め、それぞれの頭を優しく撫でた
真人:まぁその…なんだ

死人に構うなとか言ったらしばかれるぞ！？

真人:────ただいま、みんな

あっ見た目も切り替え式なんだ

分離は出来ないのかな？

折紙も抱きつきに行ってるのいいよね
崇宮家の仲の良さ…

ハナミは澪を識る為か兄を識るためにここまでやったのかな

>No.1155657777
ゾロ目もそうだと言ってる

残るは六喰編と澪・アイクの決戦か…
もしかしたら蓮編も入るかもだが

真那:ただいまじゃねぇですよ！心配かけて…！
真人:いだだだだ！！痛い痛い痛い！
真那にギュッと締め付けられ激痛が走り
痛みに顔を歪ませながら真那に離れる様促す
折紙:…！《狂三》は？
ふと、折紙は真人に抱き付きながらも自身の大切な家族の1人である《狂三》の所在について尋ねる
折紙:先程の《狂三》の言葉、まさか────
《狂三》:何か？
士道:うおっ！？
折紙の言葉に呼応する様に士道の背中からヌッと出て来る《狂三》
ジト目で折紙を見つめていた

ちゃんと分離は出来るっぽいか

《狂三》:まさか…
1〜3.《わたくし》と真人さんどちらか一方しか存在出来ないと思いましたの？
4〜5.真人さんにご飯を食べさせたい《わたくし》がそんな寂しい事をすると思いましたの？
6.それに乙女の純け────
dice1d6=4 (4)

霊力の身体だから色々悪さできるんだな

私は？って折紙が拗ねちゃうぞ

真人:《狂三》！その話はよそう！今は二亜の容体が心配だ！
《狂三》が最後まで言い終える前に口を塞ぐ真人
折紙が凄まじい眼光を見せながら最後の言葉の意味を探ろうとしていたが士道が話題を変えた為渋々切り替える
士道:二亜ならさっき────
二亜:
1〜3.しょ、しょしょしょ、少年！青年と少年！！
4〜5.少年！…と、青年！？あたし…君に…！
6.あ…やぁ、少年…
dice1d6=6 (6)

ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ

心が…

これ6まで口にしかけてたのか…

負い目はあるよね

明らかに覇気が無い二亜に士道が近づき支えようとするも…大丈夫と手を横に振る
士道:二亜…！？まさか霊力が…！
二亜:いんや、少年が私をデレさせてくれてたお陰でそこについては問題無いよ…機能の大半は持ってかれたとはいえ囁告篇帙〈ラジエル〉も…ほら
天使を顕現させるも顔色は悪いままの二亜
二亜とよしのんは既に士道のキスにより封印、霊力の安定化は済んでいるのだが…士道は兄の事かと思い
もう気に病まなくて良いと伝えるも…それでもないらしい
真人:………あっ…まさか
二亜:そう、そのまさかよ…
ただ1人、真人は理由に気づいたらしくポンと手を叩き、二亜は死んだ様な顔でそれに同意した

二亜:新刊落としそう

一応使えるのか

最終的に二亜編のノリが戻った

進捗ダメです！！

一応2日くらいしか経ってなさそうだけどどんだけ極道入稿なんだよ！

よしのん:そんな事で！？
真人の事じゃないの！？とよしのんはキレ気味に怒鳴るも…
真人&二亜:そんなことだと！？
二亜と真人の凄まじい剣幕に黙るしかなかった
琴里:え…？描くの間に合わないの？
二亜:えっとね…仕事がまだね…終わってないんですよ、それ終わってからやるとなると時間がですね…無いんですよ
本来なら今度の土曜までに仕事終わらせて少年とデート！の予定がよしのんの事とか青年の事でストレスガッタガタになってしまい全くと言って良いほど進んでおらず…肝心の新刊は…
進歩
dice1d100=32 (32)%の状態だった

ネームは切れてるな！

七罪:どんな状況？
二亜:何描こうか構想練ってる感じ？
真人:もう12月ですよ本条さん
真人のツッコミにわかってんだよそんなこたぁ！とダァン！と足を踏み締める二亜
二亜:終わらないんだよ！このままじゃ！
琴里:じゃあなんで新刊出そうと思ったのよ！？
二亜:行けると思ったんだよ！結構余裕あったし！
士道:その余裕は…いや四糸乃の事抜きにしても多少はあっただろ！
二亜:…
1〜3.仕事してたんだよ！うぉぉぉん！！
4〜5.いやまぁちょっとね…世界情勢チェックしたりとか？
6.ネトゲとかネットサーフィンしてました！
dice1d6=3 (3)

コミケ用の原稿かな
彼女はもうおしまいですね…

真人:クソッ！呑気に団欒してる場合じゃねぇ！士道！
士道:えっこの流れで手伝いに行くのかよ！？
真人:あわよくば俺もついでに新刊だしたい
琴里:えっ何言ってるのコイツ
二亜:良いねぇ！やろうよ！パーっとやって華々しく散ろう！
よしのん:散ったら意味無いよねぇ！？

ゴタゴタとしながらも駆け足で施設から出ていく二亜達
その表情に陰りはなく…焦燥に駆られながらも笑顔を見せていた

真人も同人活動してるのか…

そんな訳でこの話は此処まで
次回からは…