ｲﾖｰｯ

士道:ほい、お待たせ
二亜:ありがと少年！頂きます！
調理器具と呼べる調理器具も無かったので簡単な雑炊を作った士道
一応真人も手伝おうと思ったのだが空になったカップ麺の山を見てそれを集めていたのでろくに手伝う事も出来なかった
真人:あー、ゴミ袋とか無いか？40Lぐらいの
二亜:ゴミ袋…？あごめんないや
真人:…
1〜3.はぁ…ちょっとゴミ袋買って来る
4〜5.やっぱりお前ニートなんじゃないのか？
6.汚い
dice1d6=5 (5)

辛辣！

二亜:いやさっき働いてるって言ったよね？怒るよ流石に？
あんまりにもボロクソ言われたので流石にカチンと来た二亜は怒るも…
真人:どういう魂胆かは知らないが倒れていた所を助けて貰って、部屋にも連れて行って、それで汚部屋に御招待？料理も作れ？酒しかないのに？それで士道は態々自分が買って来た物をお前に提供したんだぞ、未使用で埃の積もったキッチンを掃除して態々な…そこまでしてもらってベッドの上で寝転びながら適当に感謝の言葉を言うお前に言われたくない
それ以上の不満を持っていた真人には到底及ぶ事は無かった
二亜:…すみませんでした
1〜3.士道:ま、まぁまぁ…落ち着いて…
4〜5.折紙:彼の発言は最も、少なくとも部屋は片付けるべき
6.士道:…兄さんが初対面の人にここまで言うのは相当だぞ
dice1d6=5 (5)

めちゃくちゃ怒ってる…

二亜:しょ、少年…
助けて欲しいとでも言う様に懇願する二亜
だが…
士道:ごめん…
望みは潰えた様だ
二亜:味方は居ないのか！？此処に！
真人:お前が減らしたんだろうが…！
いくら精霊といえどそれはそれ、これはこれ
精霊の力に苦しめられてこんな惨状になっているのならまだしも明らかに無関係な現象も伴っている為今回の真人は微塵も二亜に同情してはいなかった
士道:…あ、うん！？これ…『SILVER BULLET』！？
それはそうとこのどんよりとした場の空気を変えたかった士道は何か新しい話題を…と机の上の紙を見る
そこの紙に書かれていたのはまだ仕上げはされていなかったが…間違いない、大人気漫画の『SILVER BULLET』だった

二亜:あ！読者さん！？良かった！このままその話に変えよう少年！！
折紙:ゴミ袋を買って来る、領収書は？
真人:取り敢えず俺の名前にしておいてくれ
よし！このまま乗り切るぞ！という空気全開の二亜を無視して折紙はおつかいに行くと言って部屋から出て行き
真人は変わらず冷めた目で二亜を見ていた
『SILVER BULLET』
本条蒼二作の大人気漫画であり
数年前突然休載して以降全く音沙汰が無かった作品である
士道:えっ…じゃあ…
二亜:そう！私が本条蒼二！どう？びっくりした？

因みに真人は『SILVER BULLET』の事は
知ってる/知らない
dice2d100=85 31 (116)

今の所真人がキレる要素しかないが二亜は株を上げる事は出来るのだろうか…

休載してこれだから評価下がりそう

>休載してこれだから評価下がりそう
ある意味で悉く真人と噛み合ってるな…

真人:まじか…
二亜:え！？もしかして貴方も！？いやぁ参っちゃうなぁ…
此処まで自身の作品の読者層が広いとは！と上機嫌の二亜
先程まで怒られていたことなどすっ飛んでいるようだ
士道:ってことは俺が小学生の頃から連載してて…デビューはもっと前だから…
二亜:少年、年齢の話はよそう
見た目は18、9ぐらいの二亜だが実年齢は30代ぐらいになるということはなんと無くわかってしまうのだろうが…流石に口には出して欲しくないらしい
二亜:ふっふっふ…つまり君より年上かもしれないってことさー？
真人を指差し上機嫌の二亜
年齢が上だったらどうにかなる訳ではないのだが…一応マウントは取っておきたいようだ
真人:
1〜3.もういい、とっとと本題に入れ…〈シスター〉
4〜5.そうか、なら年収で勝負といこう
6.…つまり良い年してこの堕落した生活を送っているという判断で良いんだな？
dice1d6=4 (4)

大人げないぞ

二亜:おっ？いいよいいよー？ちょっと待ってね…さらっと虚空から本を出して何かを調べる二亜
対する真人はスマホで自身の給与所得を表示する
二亜:へっへっへ…こっちは大人気漫画家だぜ？そう簡単にこっちの年収超えられちゃあ────
お互いせーので年収を見せ合う
真人は二亜の収入を見て特に驚く事はなく
二亜の方は愕然としていた
二亜:へ…え？これ…ゑ？
真人:
1〜3.大人気なかったな、悪い
4〜5.さて…この話は無かった事にするか
6.んー？さっきまでの威勢はどうしたんだ本条ー？
dice1d6=1 (1)

セーフ

士道:兄さんさっきのって
真人:色々やって…やらされてるんだよこっちは
酷く疲れた表情でスマホの画面を消してズボンに仕舞う
二亜:……なんの仕事してるの？
真人:色々
正直口に出す事すら気分が悪くなるので黙っておく
二亜:そうなんだ…あ、そうだ少年…この流れで言うのもなんだけど締切がヤバくってさ…ちょっと手伝って？
再度話を変えがてらお願いをする二亜
流石に真人の仕事内容を追求する気にはなれなかった
士道:
1〜3.本当にこの流れでいうのもなんだけどだな！？
4〜5.あんたいつか締切落とすぞ…
6.ああっ、兄さんの纏う空気が冷たくなっていく！
dice1d6=1 (1)

真人…

真人:…
二亜:ちゃんとお給料は出すので勘弁して下さい
真人:…
スッとスマホを取り出したが…再度ズボンに仕舞う
因みに画面には110と表示されていた
二亜:お願いだ少年！手伝って────
真人:
1〜3.俺もやる
4〜5.給料に関してはこちらで計算するのが条件だ
6.いいな？本条二亜
dice1d6=2 (2)

二亜:…はい
正直お引き取り願いたかったが締め切りは間に合わないし
このままお引き取りされたら確実にお縄につくのは自分なので黙って受け入れる
真人:アシの1人や2人雇っておけば良いものを…
ぶつぶつ文句を言いながら起き上がった二亜に仕事場へと連れていかれる
士道:おぉ…
連れていかれた先は他の部屋と違いちゃんとしており…如何にも作業場という雰囲気が漂っていた
真人:(やはり複数人で出来るようにセッティングされてる…コイツ)
理由はわからないがアシスタントを雇わないのは相当何か問題があるらしい
士道は特に疑問に持たず二亜の指示を聞いて作業を始め、真人も渋々と言った感じで作業を行う
二亜:おーそうそう、良いね少年！でーそっちは…
1〜3.こっちも中々！もしかしてやってた口？
4〜5.そつなくこなしますね…やっぱりこういうのも仕事で…？
6.えっもう終わったのヤバ…
dice1d6=5 (5)

6はおかしい

真人:…終わった、士道は焦らずやりな
えっもう！？と此方をバッと向いて驚く士道
ゴムかけだのベタだの何かしら用語を使っていたから大丈夫だろうが…
二亜:えっとじゃあ…
真人:俺はボランティアだ、副業判定されたら困る
まぁ此方が申告しなければ問題はないがお金を貰ったら面倒な事になりそうなので断っておく
士道:じゃあ俺もそれで、別にお金には困ってないし
1〜3.てか流石に機嫌直せよ兄さん…
4〜5.怒るのも良いけど怒りっぱなしもアレだと思うぞ？
6.兄さんはやっぱ凄いな…
dice1d6=3 (3)

士道:気持ちはわかるけどさ…
真人:…ごめん
サラッと気持ちはわかると言ってる事にグサッと刺された二亜だが
二亜:…羨ましいな
心の底から仲の良さそうな兄弟の姿を見せられ
2人に羨望の眼差しを向けるのであった…

という訳でこの時間はここまで

こわいよぉ

二亜は対人関係でね…

お疲れ

士道君は学生だからなあなあで済まされてたけど本編でもちょっとアレだからな二亜は…

無免運転…

因みにキレてるのは本が乱雑に置かれてたり食べて汁捨てた後そのまんまとか物の管理が主な理由だね
そしてそんな所に士道と折紙を連れ込んだ事

高額所得者だから金使って家事代行させればよかったわけだしな

ズボンのポケットに入ってる鍵とってーとかセクハラ紛いの事も真人嫌いそうだもんな…

二亜はさぁ…