二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1631374838404.jpg-(157842 B)
157842 B21/09/12(日)00:40:38No.845082423+ 01:41頃消えます
神社の階段を一緒に転げ落ちたら人格が入れ替わった、そんな話を読んだ事がある。
だからと言って、自分が似たような状況になるとは──誰が、想像出来ただろうか。
「嘘だろ……」
か細く、繊細な声音にそぐわない粗暴な口調。窓ガラスに映るその顔は、何度擦っても現状が信じられないと目を丸くしている。
夢を見ているのだと信じたいが、じんじんと痛む額がそれを許してくれない。
「頭をぶつけたら入れ替わるとか……今時、そんなのある……?」
溜息を吐き、ぺったんこ座りで窓ガラスに映った顔と睨めっこをするロブロイ。
その担当トレーナーである『俺』は、俺の傍でうつ伏せで目を回して気絶していた。
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
121/09/12(日)00:41:11No.845082641+
 ロブロイは背が低い。なので、本棚の高い位置に置いてある書物を手に取る時は脚立が必要になる。
いつも通り慣れた手付きで目当ての本を手に取ったロブロイだが、運の悪い事に脚立のネジが緩んでいたらしい。
 バランスを崩してグラグラ揺れる脚立から落っこちたロブロイを受け止めようと俺は駆け出したのだが、咄嗟の事だったので受け止めるのに失敗。
 見事に頭をぶつけて、気を失い……目が覚めたら、俺はロブロイになっていた。
「と、とりあえず……人を呼ばないと」
 あまりに現実離れした事態だからか逆に冷静になれている。
 軽く『俺』の身体を揺すったり、声を掛けてみたが目が覚める様子はない。頭をぶつけたのだからそのまま放置しておく訳にもいかないだろう。
 ズキズキ痛む額を摩りながら立ち上がり、俺は保健室へ行こうと一歩を踏み出し、
「ふぎゃっ!?」
 バランスを崩して、すっ転んだ。
221/09/12(日)00:42:02No.845082985+
 『俺』とロブロイでは歩幅や重心のバランスがまるで違う。踏み出そうとした場所に足が空振り、咄嗟に伸ばした手はどこにも届かず、盛大にすっ転んでしまった。
 ならば今度はちゃんと足元に注意して進もうと思ったのだが。
「……大き過ぎる……」
 頭を下げれば、視線を遮る二つの大きく柔らかいお山。足元に注意するどころか、むしろ揺れるコレに気を取られてロクに進めない。
 ロブロイはよくこれで走れるものだ……なんて感心するも何も解決策が浮かばない。俺は何度目か分からない溜息を吐いて、その場に腰を下ろした。
「……せめて、少しでも楽にした方がいいかな……?」
 思考を切り替え、四つん這いで進みながら『俺』の身体の側に近寄る。
「ん、んん……っ」
 慣れない感覚に四苦八苦し、汗を流し、四つん這いで胸を揺らし、お尻をフリフリと振って進む『ロブロイ』。
 彼女の身体でこんな醜態を晒していることに罪悪感と背徳感を覚え、羞恥心に頬が焼ける。
 今はこれしか手が無いので許してほしい……と心の中で言い訳をして、うつ伏せで寝ている俺の身体に手を添える。
321/09/12(日)00:43:07No.845083447+
 荒げた吐息は自分のもの。なのに、聞こえて来る声はロブロイのもの。流れる汗は自分のものなのに、不思議と甘い匂いが漂って来る。
 胸が揺れる度に、とくんとくんと、鼓動が速くなる。
 正直に言えば、ロブロイの身体に性的な魅力を感じた事はある。しかしそれは彼女の信頼に背く行為だと、目を背けて気付かぬフリをしていた。だが今の俺は、文字通りロブロイの身体を好きに出来る……そんな世迷言が浮かんで、慌てて被りを振って頭から追い出す。三つ編みが追従して頬をペシペシと叩いた。
「ふぅ……よいしょっと……」
 うつ伏せで倒れている『俺』の身体の体勢を仰向けにする。あとはこれで少しでも呼吸が楽になるだろうかと、上着のボタンを一つずつ開けて──その瞬間、くらりと目眩が襲った。
「ん、ふぅうっ!?………ぅっ❤︎」
 鼓動が更に早くなり、更に強くなる。汗がどっと噴き出して、甘ったる匂いが辺りに漂う。
421/09/12(日)00:43:58No.845083779そうだねx1
 頭をぶつけたせいだと思ったけど、違う。『俺』の汗の匂いに、『ロブロイ』の身体が興奮しているんだ。
 揺らぐ理性に、指が股間へと伸びていく。しかしそこに本来あるべき『俺』のモノはなく、指先はスカートの表面を撫でるだけで。
 もどかしくなって股を擦り寄せる。
 触れて欲しいとムズムズする股座には何も無く、であるならば更にその奥に刺激を与えてやる必要がある。
 ダメだ、ロブロイの身体でそんな事は──微かに囁いた理性の声は、浮かされた熱に容易く吹き飛ばされて。
「ん、ぅあ……っ❤︎」
 スカートの内側へ指を滑らせ、下着に触れる。指先からは湿った感覚が伝わってきた。

「……ぅ……」

 あと少し、あともう少しで。快楽を求めて蕩けた理性は、背後で起き上がる気配に気がつかなかった。
521/09/12(日)00:44:44No.845084093+
「──ッ!!」
「きゃっ!?」
 突然の衝撃に中断される行為。
 反転した視界が落ち着いた頃に、漸くこの身体が『俺』に押し倒されたのだと気がつく事が出来た。
「ぁ……」
「ふー……ふー……!」
 『俺』の中にいるのは、きっとロブロイなのだろう。しかし俺と同じ様に──いや、俺以上に理性を失っている『彼女』は、状況を把握できていない。
「ろ、ロブロイ……!」
 慌てて静止の声を掛けるが届かない。無理も無い。状況を把握していた俺ですら、慣れない感覚と快楽に理性が吹っ飛んだのだ。
 状況を把握できていない『彼女』が男の性欲に振り回され、そしてすぐ側に淫臭を振り撒くモノがあったのならば。
621/09/12(日)00:45:00No.845084206+
 それでも、ウマ娘の身体能力なら抵抗するのは容易い筈だ。『俺』の身体を振り落とす事は簡単な筈だ。
「あ、ぁああ……っ❤︎」
 でも、力が入らない。『ロブロイ』の身体は、目の前の男を受け入れろと、次の展開を期待してしまっている。
「だ、めえ……っ❤︎❤︎」
 言葉とは裏腹に、男の情欲を誘う甘い声を漏らす『ロブロイ』。伸びて来る腕に、俺は身体を震わせて──
721/09/12(日)00:45:28No.845084386そうだねx1
というような感じの身体が入れ替わったロブロイとトレーナーさんの倒錯的なぴょいが見たくてですね
821/09/12(日)00:46:17No.845084737そうだねx6
オラッフォルダの中の残りのtxtファイルを出すんだよ!
921/09/12(日)00:48:11No.845085443+
続きがあるのは分かってるんだぞ早く出せ
さもなくば俺が勝手に続きを書くぞ
1021/09/12(日)00:50:23No.845086271+
この後みんなの前で
「俺達付き合うことになったんだ。なあ『ロブロイ』?」
「はい。『トレーナーさん』❤︎」
って話すんだよね
1121/09/12(日)00:52:00No.845086881+
このトレーナーきゃっとかかわいい声あげるじゃねえかぶへへ…
1221/09/12(日)00:52:38No.845087169+
>この後みんなの前で
>「俺達付き合うことになったんだ。なあ『ロブロイ』?」
>「はい。『トレーナーさん』❤︎」
>って話すんだよね
ヤったあと戻るのも良いけど
戻らずにお互いのフリしてるのも良いよね!
1321/09/12(日)00:52:38No.845087173+
>このトレーナーきゃっとかかわいい声あげるじゃねえかぶへへ…
ロブロイの身体に精神が引っ張られているのかもしれない…
1421/09/12(日)00:53:00No.845087327+
実際雌ドラフ体型なんて日常に支障出まくりだろうなぁ…
1521/09/12(日)00:55:00No.845088057そうだねx1
都合良く身体を入れ替えられるようになって決まった日に頭をこつんってして身体入れ替えックス楽しむとかも良いよね
1621/09/12(日)00:57:08No.845088851そうだねx1
ゼンノロブロイの身体がトレーナーの汗を嗅いだだけで発情しちゃう事と押し倒されたら抵抗できないのを身を以て実感するトレーナー良い…
元に戻った後じっくり仕返しできるんだよな
1721/09/12(日)01:03:51No.845091389+
うまぴょい中に体が元通りに戻って欲しい
1821/09/12(日)01:06:06No.845092366+
ところで本当に続きは無いんですか?
1921/09/12(日)01:06:24No.845092474そうだねx7
「あっ、あぁああ……っ❤︎❤︎❤︎」
 制止の言葉をかけるべき喉は、男の情欲を煽る発声器官へと成り下がった。『俺』を止めるべき細腕は、胸元のリボンを緩め肌を露出させていく。
 露になる、黒いブラジャーに包まれた大きな胸。噎せ返るような甘ったるい匂いに、頭がくらくらする。自分の身体ですらこうなんだから、抑えの効かない男の前に差し出されたのならば、それはもう据え膳のご馳走でしかない。
「ふぅううう……っ!」
「だ、だめだロブロイ……❤︎」
 『俺』の腕が、乱暴にブラのフロントホックを外す。勢いよく揺れて、ぷるん、という有りもしない音が聞こえた気がした。
 はちきれそうなばかりに大きな胸がツンと張って、更にその頂点に存在する綺麗な桜色の突起は触ってくれと言わんばかりにぷっくらと膨らんでいる。
2021/09/12(日)01:08:12No.845093198そうだねx6
やっぱりあるじゃないか続き…
2121/09/12(日)01:12:39No.845094805そうだねx2
「――ッ」
「あ゛、んぁぉあぁ゛……っ❤︎」
 荒々しく乱暴に胸が弄られる。女性の身体への気遣いなんて一切なく、捏ね繰り回され、乳首を抓られ、果実のようにしゃぶられる。
 痛い。なのに、気持ちいい。『トレーナーさん』に乱暴にされて、『トレーナーさん』のモノだって主張されて、めちゃくちゃにされてることに、全身が悦びを訴えているんだ。
「もっと、もっとぉ……❤︎」
 この先を求めるのが、『俺』なのか『ロブロイ』なのか。涙と涎と汗塗れになった顔と同じように、頭の中もグチャグチャで。
「……ぁ」
 やがて、『俺』のズボンの股間を押し上げるそれが、『ロブロイ』の股座に触れて。
2221/09/12(日)01:13:31No.845095119+
わっふるわっふる
2321/09/12(日)01:14:17No.845095379+
肉体に精神が引っ張られてますよね?
2421/09/12(日)01:19:37No.845097170そうだねx1
「と、レーナー……さん……」
 息も荒く、名前を呼んでくる。
 呼吸を整えて、『俺』の腕が止まった。
「わ、私……」
 多分、ここが最後のラインだ。ここを超えたら、もうどうなってしまうかわからない。だから、俺が、ここでするべきことは。
「はぁ、……ぁっ❤︎……『ロブロイ』は、こうしたいんだよな……❤︎」
 手を伸ばして、『俺』のベルトを緩める。ジッパーを下ろして、ズボンを脱がす。もう既に、膨らんだ股間の先に染みの広がったパンツ。
「あっ――」
 あまりにも濃い匂いのそれに、一瞬意識が飛んで。それでも身体は、パンツの裾に指を引っ掻けて、一気に下ろした。

「もう……いい、ですよね……❤︎」

 果たして、その言葉を発したのはどちらだったのか――
2521/09/12(日)01:20:01No.845097298そうだねx2
即興で続き書いたけどここが限界だったよ……
2621/09/12(日)01:21:06No.845097684+
俺なんかでこういうシチュ好きになったなと思ったけどあれか…お空のオッサンか…
2721/09/12(日)01:21:28No.845097842そうだねx3
頑張ってくれ!!
2821/09/12(日)01:25:20No.845099166+
無理に書かずに日を改めても良いんだ
即興で書いてくれてありがとう…身体入れ替わりネタ俺も書くね…
2921/09/12(日)01:29:45No.845100454そうだねx4
「トレーナーさんっ❤︎ トレーナーさんっ❤︎❤︎ トレーナーさん❤︎❤︎❤︎」
 ぐちゅんぐちゅん、ばちゅん、ばちゅん。
 お互いの名前を呼ぶ声と、肉を打ち付け合う音。そして粘り気のある水音。重なり合う肌を伝わってお互いの汗が混ざり合う。お互いが溶けあって、混ざり合っていくような感覚すら覚えていく。
「あ゛――っっっ❤︎❤︎❤︎」
 そして、一際大きな快楽の波に意識が攫われる。ドクドクと、熱いものが胎内に注がれてくる。本来異物である筈なのに、逃がさないとばかりにきゅうきゅうとそれを締め付ける。
3021/09/12(日)01:30:41No.845100754+
これ図書室でヤってるのでは…?
3121/09/12(日)01:33:52No.845101824+
「あ゛あぁああああぁ……っ❤︎」
 びくん、と『俺』の背筋が跳ねた。初めての射精は余りにも衝撃が強すぎたのか、大きく空いた口の端からは涎が垂れている。
 そして、ふらりと力が抜けて、そのまま俺の方へと倒れてきて――

「え」

 ごつん、と。『俺』と『ロブロイ』は額を強く打ち付けて。
 快楽の余韻で火花が飛び散っていた視界は、そのまま暗転していった。
3221/09/12(日)01:34:46No.845102120そうだねx4
旨いことオチが来たな…
3321/09/12(日)01:36:51No.845102847+
 そして、少し後に目を覚ました俺とロブロイが真っ先にしたことはお互いに土下座だった。
 お互いの身体にも関わらず、淫行をしてしまったこと。図書室という場であるにも関わらずにヤってしまったこと。

「すみません、トレーナーさん……」
「本当ゴメン、ロブロイ……」

 幸い目撃者はいなかったようで。呼び出しを受けることも噂になることも無かった。慌てて後片付けをした。

「でも……」
「あぁ……」
3421/09/12(日)01:37:36No.845103096+
「『私』の気持ちに、ウソはありませんから……❤︎」

 こうして、俺とロブロイは身体と心を通じ合わせた。


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