「こんにちは、マーベラス。今日はどうだった？」
「今日も学園はとーってもマーベラスだったよ☆まずはー……」

トレーニング前のわずかな時間、担当バのマーベラスサンデーとはこうして雑談をする
その内容のほとんどは彼女の友人であるナイスネイチャやマヤノトップガン、そして学園で見かけたウマ娘やそのトレーナーのこと
あっちで誰それがトレーナーと腕を組んでいたとかこっちであの人の意外な一面を見たとか、彼女は他人のことを大変よく見ている
そして一通りそれを語った後、彼女は元気よくトレーニングへと飛び出していくのだ

ある日、私はとあることに気付いてトレーニングへと飛び出そうとする彼女を呼び止めた

「どうしたのトレーナーさん」
「いや、いつも言い忘れていたことがあってね」
「なになに？とってもマーベラス☆なこと？」

「うん。マーベラスサンデー、今日も君が一番素晴らしいよ」

マーベラスサンデーは世界がマーベラスだと言う時に、自分をそこに含めない
だからこちらから彼女が素晴らしいのだと伝えてあげようと思ったのだ

「はぇ」

はたしてその結果は奇妙な声を発して動かなくなってしまった担当バだったのだが

「マーベラス？ごめん、気に障ったかな」
「い、いいいやなんでもないよ！それじゃあまたあとで！」

逃げるように扉を閉めて走り去ってしまった彼女を見て「……マーベラス☆」と小声で呟く
担当バの普段は見れない一面を見れたことで、私の世界はまた少しマーベラスになった

今後いつもの雑談を終えた後に毎回のように「でも今日は君が一番素晴らしいと思うよ」とか言い続けるトレーナーと
雑談を終えた後にちょっと期待した目で今日も言ってくれるかなと期待しちゃうマーベラスと
いつの間にか距離が縮まって膝の上で今日のマーベラス☆を話すようになってマーベラスのマーベラスがマーベラス☆なことに気付いてしまうトレーナーの話まで
誰かよろしくお願いします

うんうんそれもまたマーベラスだね！

ﾏﾏﾏ…

マーべラース！

>「うん。マーベラスサンデー、今日も君が一番素晴らしいよ」
また思春期の女の子にクリティカルヒットしてる…

マーベラス☆
不思議ちゃんなマベサンが素で照れるのいいよね…

マーベラー！

んマーヴェラスっ！！！

鴨がネギを背負ったところまででごめんね…
マーベラス怪文書もっと増えてくれたら解像度上がるかもしれない

とってもマーベラース！

素人考えで恐縮ですが一緒にがんばろー⭐️ってくらいだしさ
そのうちマーべラスな子を二人でマーべラースしてるうちに段々近づいていくとか
マーべラースな思い出を積み重ねてイクノはどうでしょうか

もっと気軽にマーベラスしろ

しょわぁぁぁぁ

マーベラスはどんなにマーベラス☆してもよい

照れつつもマーベラスの方からおねだりするようになってほしい

マーベラスは見るだけで元気になれるからもっと増えて欲しい