「どうしてこうなった……」
薔薇の香りがするお湯に浸かって呟く。一人用にしてはやけに広い浴槽は快適な反面、お湯を張るのが面倒だったので、スカーレットが来るまではシャワーで済ませていた。しかし、彼女はそのことを知ると「ちゃんと湯船に浸からないと疲れが取れないわよ！」と叱って、俺をお湯に浸からせるようになったのである。
「何か言った―？」
「いや何も。そろそろ上がるよ」
「そう？　タオル掛けてあるから使って。風邪ひくから、ちゃんと体を乾かさないとダメよ！」
「分かってるよ」
彼女が洗面所の引き戸を閉める音が聞こえたのを確認してから、浴室を出る。タオルも彼女が選んだもので、速乾性で手触りのいいものだ。
体を拭いて、髪の水分をあらかた取ると、彼女が用意してくれたパジャマを着る。色は、彼女が好きな紺色だ。
「今日こそは言おう」
決意を込めて、俺は引き戸に手を掛けた。

「〜〜♪　よし、いい感じじゃない」
相変わらず鼻歌を歌っている彼女は、ヘアオイルを塗った俺の髪を乾かしている。男だからと、髪質なんて生まれてこのかた気にしたことなどなかったが、やはり彼女が来てからは徹底的に手を加えられている。おかげでくせ毛が改善されて、朝に髪を直すのも楽になった。
「スカーレット、話があるんだけど」
「何？」
お揃いのパジャマを着た彼女がこちらを見る。髪をおろした彼女は、いつもの可憐な美少女といった様子と打って変わって、大人っぽくて美しい。つい鏡越しに見惚れてしまいそうになるが、そこは鋼の意志を発動して話を切り出す。
「その、いつも助かっているよ。料理もおいしいし、今じゃ身の回りのお世話までしてもらって、君のおかげで快適に暮らせている」
「何よ改まって。アタシがしたくてしてるんだから気にしなくていいのよ？」
そう言って誇らしそうに胸を張る彼女。学園の中でもトップクラスに大きい彼女の胸が服を持ち上げる。それに思わず邪な気持ちが出そうになるが、本日２回目の鋼の意志を発動して、何とか心を鎮める。

「そのことなんだけどさ、もういいんだよ。君の厚意は嬉しいけど、一人になる時間だって必要だろ？」
「……アタシ、迷惑だった？」
俺の言葉を聞いて明らかに落ちこむ彼女。目を伏せて、耳はぺたんと畳まれている。尻尾も垂れて今にも泣き出しそうだ。
「いや、め、迷惑なんかじゃないぞ。ただ、もう俺の怪我も治ったしさ！　ほら、腕も足もこの通り！」
そう言って手足をを大げさに動かす。そう、元はと言えば彼女のお世話が始まった原因は俺にあるのだ。

きっかけは些細な事だった。同窓会の帰り、酔っぱらっていた俺は駅の階段で足をもつれさせて、転んでしまったのである。
その結果は右足首のねん挫と、受け身を取ろうとした左手首の骨折だった。幸いにも誰も巻き込んでいなかったので、病院で念のための検査を受けた後、トレセン学園に帰宅した。
次の日の朝、ギプスで固定された腕を見て驚いたスカーレットは、理由を聞いていた。
正直に骨折の理由を答えると、彼女は呆れていたけどその日の夜には一か月分の外泊届を持って、俺の部屋に移住してきた。
事態が飲み込めずに玄関のドアの前で固まっていると、彼女は横を抜けてリビングに向かい、早速俺の世話を始めたのである。

そこからはあれよあれよという間に、彼女に生活を管理された。
いくら片手を骨折して不便だったとは言え、大の大人が学生に何から何まで面倒を見られることに抵抗があったが、そんなものは彼女の前では意味を為さなかった。
しかし、まさか風呂まで入ってくるとは思わなかった。ギプスが外れるまでの期間は、彼女は「遠慮しないの！」と体を洗ってくれたが、流石に恥ずかしかった。
骨折が治ってからも彼女はなぜか俺の部屋に居座って、世話を続けた。この心地の良い生活に慣れてしまったが、そろそろ自立する時が来たのだ。何度も心が揺らいだが、ついに今日言うことが出来たのである。

「……アンタは嫌だった？」
「嫌なんかじゃ……。ただ――」
決して彼女の厚意を無下にせず、かといって甘え続けることも良くないと説得しようしたその時、後ろにいた彼女に抱き着かれる。
「ス、スカーレット」
「嫌ならどかして。アタシ、そんなに力入れてないから」
彼女の温もりと、柔らかな感触を背中に感じる。同じボディーソープを使っているはずなのに、全く別物の香りがする。その甘い香りが俺の理性を溶かしていく。
彼女はそのまま耳元で囁く。嗅覚と聴覚が彼女に支配される。
「アタシはアンタの一番よね？」
「あ、ああ。君は俺の一番だ」
「なら、アタシがアンタに尽くすのも当たり前よね？」
そんなことはない。そう言おうとした口からは、言葉が出なかった。

「……何も言わないなら、そう思っているってことよね？」
沈黙。それが俺の答えだった。
「良かった。さ、寝るわよ！」
拘束を解いた彼女は、いつもの明るさを取り戻してベッドへ向かった。
蛇に睨まれていたかのように硬直していた体がようやく動く。
ベッドに移動した彼女は手招きをする。
ああ、まただ。俺は彼女に逆らえない。骨折は治ったはずなのに、別の部分が蝕まれつつある気がする。その事は彼女に言い出せなかった。

おわり
依存させてくる魔性のスカーレットが書きたかったので書いた
満足した

終わるのか
ここまで蝕まれたトレーナーの末路は？
言わずもがなか

1ヶ月分の外泊届って何だよ！

>終わるのか
>ここまで蝕まれたトレーナーの末路は？
>言わずもがなか
ベッドで性欲までお世話するダスカも書こうと思ったけど
ここまでで力尽きた
えっちなもの書くと疲れるんだよね

それでその同窓会に女性は参加してたんですか

>1ヶ月分の外泊届って何だよ！
一か月分の外泊届という事です

>1ヶ月分の外泊届って何だよ！
優等生なのでまとめて申請した
>それでその同窓会に女性は参加してたんですか
参加してたけどトレセン学園のトレーナーはライバルが強すぎるので女性陣はほぼ諦め気味です

>参加してたけどトレセン学園のトレーナーはライバルが強すぎるので女性陣はほぼ諦め気味です
よかった・・・掛かり気味になるウマ娘はいなかったのですね

何から何までお世話されている間ナニの始末は出来てたのか…
出来てないんだろうな…臭いでばれるし

嘘みたいだろ？これで中等部なんだぜ？

>何から何までお世話されている間ナニの始末は出来てたのか…
>出来てないんだろうな…臭いでばれるし
本当はそこまで書きたかったけど力尽きた
誰か俺の意志を継いでくれ

>何から何までお世話されている間ナニの始末は出来てたのか…
>出来てないんだろうな…臭いでばれるし
そういえば結構昔にライスがお兄様を委員長に教えてもらった方法で桜餅する怪文書のときにも引っ付いて発散させないからのひっそりばれないように吸い尽くすやつあったな…

愛が重い…好き

いい夢見られそうで助かる

>本当はそこまで書きたかったけど力尽きた
>誰か俺の意志を継いでくれ
お前が始めた物語だろ！

>>1ヶ月分の外泊届って何だよ！
>一か月分の外泊届という事です
承認ッ！！

まだ一ヶ月勃ってないのか……

電車の定期券じゃないんだから…

ウワッ...

ウワーッ…

……寝たわね。アンタって1度寝ると本当に起きないわよね。まあ、好都合だけど。
それじゃあ今日も始めるわよ。よいしょっと……
もう、昨日もしたのに何でこんなに大きくしてるのよ❤
いつもアタシでどんな事想像してるのよこのヘンタイ❤
……ふふっ、ピクピクしてかわいい❤今楽にしてあげるからね❤
あむっ❤ほんとほおきい❤ひょれじゃ❤あごはずれひゃう❤
んぼっ❤ぐぽ❤アンタかめはんがよわいわよね❤
まだねてふんでしょ❤アタシがこんなことぉ❤してるとも❤しらずにっ❤のんきにねちゃって❤
ぐぽっ❤じゅるるる❤
ん❤も、もうでほうなのね❤いいわ❤だして❤くっさいのだして❤
じゅるるるる❤じゅぽっ❤じゅぽっ❤
ん゛っ！？❤❤❤んぐっ❤ごくっごくっ❤
……ぷはぁ❤ごちそーさま❤
……本当に寝てるわよね？ おやすみ、トレーナー❤

おまけ
即興で書いたのでクオリティはお察し
ダスカとポリネシアンぴょいする怪文書が好きなので口ぴょいにしました

ウワーッ！搾り取ってる！

ウワーッ！自分色に染めてやがる！

ウ

ワ

｜

ッ

！

>「どうしてこうなった……」

もう弱み所かキンタマも握られてる...

もはや幼妻では？

>もう弱み所かキンタマも握られてる...
野球チーム組めるまで頑張ってもらうから❤覚悟しなさい❤

ダスカは子出しが良いからな…
女ばかりだが

外堀どころか丸裸の本丸しか残ってない状況で押し返そうとするのは無理があるよな…
落ちた

お風呂でうまだっちした時も
アタシに任せて...って耳元で囁かれながら手ぴょいされたんだろうな...

なんか起きても疲れが抜けないんだけど！

重畳ッ！避妊は忘れずにな！

これで溺れないトレーナーは凄いよ…

また折られるかと思ったが平和に終わってよかった

ファーストキスを舌で迎えそうなウマ娘ランキング2位

>>1ヶ月分の外泊届って何だよ！
>一か月分の外泊届という事です
学園もそんなの通すなや！

>>>1ヶ月分の外泊届って何だよ！
>>一か月分の外泊届という事です
>学園もそんなの通すなや！
>重畳ッ！避妊は忘れずにな！

ちょっとこのダスカは強すぎる…

>ファーストキスを舌で迎えそうなウマ娘ランキング2位
1位は？

先行も逃げもSなダスカだな…

差しはGかな

黙認ッ！