「ほい」
「ん、ありがと」
無地のマグカップに麦茶を注いで渡すと、彼女はおずおずと受け取る。
十中八九悩みの相談だろうが、果たして自分にできることなどあっただろうかと、内心で頭をひねる。
それでも彼女が頼ってくれるのは飛び上がりたいくらい嬉しいのだ。今はじっと彼女が口を開くのを待つ。

「おっちゃんってさ、その……"経験豊富"なんでしょ……？」
冷えたマグを手で弄びながら彼女が話す。耳がせわしなく動き、声もどこか上ずっている。
どうやら昨日の宴会の席での戯言を真に受けてしまったらしい。
「えっ、あっおう、まぁな」
見栄を張ったが自慢できる女性経歴など風俗絡みのものしかない。それも彼女相手には微妙だろうが。
「じ、じゃあさ……！」

話によれば最近自分の周りでは既に経験のある子が多いらしい。ていおーちゃんだのまやのちゃんだのの話を聞いていると最近の子は進んでいると感心する。
「それで、あの……初めてで、トレっ、彼氏に変なところ見せたくなくて……」
もじもじと俯きながら示される提案は、彼の人生で最も甘美に聞こえるものだった。
「なるほどな、ふむ…」

彼女は小さいころからおっちゃんおっちゃんと慕ってくれた子供同然の存在だ。そんな彼女が恥を忍んでまで頼ってくれた信頼を無下にはしたくない。
一方で、彼女はまだ未成年である。いくら彼女が内心で苦しんでいても、暴走したら嗜めるのが大人の役目である。
そこを行くとこの申し出は、彼女自身分かっているかは分からないが、自分に犯罪に加担しろと言っているようなものである。裸を見るだけで豚箱に片脚、触れるとなると社会的地位は地に落ちることを覚悟せねばならない。何より彼女はトレセン学園のウマ娘で、言ってしまえばアイドルと遜色ない知名度がある。そんな彼女にどこぞの親父と関係を持ったと知れた日には売女の誹りは免れまい。

などと、理性がいくら口上を並べ立てても、ちゃぶ台の下では分身がいまかいまかと鎌首をもたげ、目の前の彼女を喰らうことを期待しているのだ。

「じゃあ分かった、休みの日に着替えを持ってウチに来なさい」
「……ほんと？」
「ああ、ただしバレるとまずい。そうだな、料理も教えてやるからそのつもりで来なさい」
「うん…ありがとね、おっちゃん」

「おっちゃん、お風呂いただきました」
「おう、悪いな狭くって」
湯けむりを立ち昇らせながら浴室から彼女が出てきた。今日は泊まりだと周りに周知させてきたらしいが、宿泊先が男一人所帯だと知らせたのだろうか？
甘い防犯意識に感謝しつつ、自分の為に綺麗にしてきた彼女を視姦する。濡れた髪はまとめてあり、のぞかせた首筋と合わせて妙な色香を漂わせる。
時期的に薄めのパジャマを着ているためか、ボディラインも割合よく分かる。胸はそこそこだが尻はなかなか……
「おっちゃ〜ん、目つきがエロいんですけど」
「はは、悪い悪い」
良心はとうに飲み込んで、今はどのように彼女を落とすかに思考を回している。
「コロッケの出来はまだまだだな」
「あはは……揚げ物ってする機会少ないからさ」
「まあこれから練習していけばいいさ」

にじり寄って、その良く実ったふとももに手を這わせる。
「こっちもな」
「あっ…」
反射的に体が退くが、抵抗のそぶりはない。どうやら土壇場で逃げられることはなさそうだ。

──────
すっかり脱力した足を下げ、開くと真っ赤になった顔を腕で抑えた涙目の彼女が横たわっている。
口をぬぐい、足を抱えて股の間に体を割り込ませた。
「あっ…」
惚けた頭でも理解したのだろう。自分が何をされようとしているのか。
焦れた大蛇は涎を垂らしてまだかまだかとせっつかせる。
しかしその前に詰めの一手、この行為をより高めるためのスパイスを加える。

「ネイちゃん、処女ってのは面倒がるやつもいるからな」

だから、ここで捨ててしまえと、暗に言わんとして張り詰めた亀頭をあてがう。ちなみにこれは出まかせだ。
あと数ミリ、それを進める口実が無くては卑劣な強姦になってしまう。だから早く、早く───────

……こくり、と小さく彼女の首が動いた。


それを合図に腕に力を籠め、みちり、と


剛直が、彼女の純潔に沈んでいく。

完全版 fu85877.txt

NTRに限った話じゃないですけどこういうのはやっぱりなれそめの部分が一番おいし

ちょっと前頭葉が痛む…

私の性癖には合っていますよ

>沈んでいく。
まで読んだ

配慮助かる
それとおっさんに純潔捧げちゃうの良い…

テキストファイルは頂いた
さらばだ

困った…もっと欲しい

ネイチャの貞操観念がここまで緩くなる理由がもう一押しあると入り込みやすいかな

続きはないのですか私！

>ネイチャの貞操観念がここまで緩くなる理由がもう一押しあると入り込みやすいかな
一回目が失敗してお互い上手くできなかった事を後悔しての…とかどうでしょう？

ちょっと横になるわ…

中学生なんて回りがやってるからやるぐらいでいいんだ

サラッとテイオーとマヤノも経験済みで笑う
トレーナーお前ら…

頭と股が緩すぎないか…

>頭と股が緩すぎないか…
NTRなんてそんなもんだ

>NTRに限った話じゃないですけどこういうのはやっぱりなれそめの部分が一番おいし
し…しんでる…

ピンクメモのやつか
脳が揺れる…すばらしい

トレーナーさんの一番になりたいって子が初めてを捧げたいとはならなかったのかな…とは思ったけどまあNTRならそういうもんかとは思いました

事前予告たすかる
これがNTRだと気づかずに読んでいたら死ぬところだった
死んだ

>トレーナーさんの一番になりたいって子が初めてを捧げたいとはならなかったのかな…
もちろんそれが理想だけどみっともない初体験にするくらいなら信用できる人に頼るのもアリかなって考えかな
貞操観念緩いのは違いないが

>NTRに限った話じゃないですけどこういうのはやっぱりなれそめの部分が一番おいし
それはそれとして！
続きが見たい！！

予告してくれるのはありがたい
それはそれとして死んだ

昨日不意打ちで食らってから完全に脳破壊された

ついに料理じゃなくなったか…やるねェ

初エッチの時にトレーナーがゲロ吐きそう

今朝のやつ考えるとそこそこ場数踏んでもまだコロッケ差し入れどまりなんだよね……
満更でもなくなってるし本当に脳破壊計数高くていい……

>初エッチの時にトレーナーがゲロ吐きそう
頭と言葉はトレーナー好き！好き！って思ってるのに身体は全然物足りなくなっちゃってるのいいよね…

そんなトレーナーとのえっちでは全然感じなくてえ…？ってなるネイチャなんているわけ…

昨日の書いた「」なら昨日の奴もtext貼ってくだち！

>昨日の書いた「」なら昨日の奴もtext貼ってくだち！
別人なんだすまない

ピンクのメモ帳
期待できますね

個人的にはこの後NTRじゃなく普通に結ばれるなら脳破壊はされないんだが…

>個人的にはこの後NTRじゃなく普通に結ばれるなら脳破壊はされないんだが…
どれだけトレーナーと愛し合っても初体験は商店街のおじさんという事実は消えないんだ

>別人なんだすまない
なんだと…
いやそれはそれでいい物を見せてもらったよ…ありがとう

>個人的にはこの後NTRじゃなく普通に結ばれるなら脳破壊はされないんだが…
このまま100％トレーナーと結ばれるなら結構好きなんだけどこういうのってトレーナーと結ばれても体の関係続いちゃうような作品多いのがね…

ﾋｯ!!

注意書きしてもID出るんだね…

隔離されとくに越したことはないから

粘着に目つけられてるけど良かったよありがとういい感じに脳破壊された

魔女狩りかよ

続きとか見たいけどやっぱりID出ちゃうのか…

ここまで分かりやすくしてもスレに乗り込んできてID出すなら手間暇かける意味ないな！次から予告なしでいこう！

まあNTRは好き嫌いが激しく出るしdelは別に入れたきゃ入れられるもんだしな

女が罪悪感を感じて無いntrは抜けない
悔いてるのに取り戻せないのが良い

delの項目なくなって余計に気軽にdel押すよね…

>ここまで分かりやすくしてもスレに乗り込んできてID出すなら手間暇かける意味ないな！次から予告なしでいこう！
やめろまじでやめろ

>ここまで分かりやすくしてもスレに乗り込んできてID出すなら手間暇かける意味ないな！次から予告なしでいこう！
やめろ
やめて…誰も得しない…

クソスレ立てるなよ

これはdel入れる方が分別ついてないと思う…