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(＃もちもち肌　＃スリーピングパック　＃朝カレン　・・・これでよしっと)
洗顔の合間に朝一番目の投稿を終える、こういう細かい投稿は彼女の強みであり、ルーティーンであった
朝食後はすぐに登校する派の彼女は制服に着替える
(さーて、今日もカワイイ朝食も投稿しなきゃ)
・・・彼女のルーティーンは続く

賢くカワイクなる座学の授業の時間、カワイさに磨きをかけるダンスの授業の時間、それらの合間には昼食の時間がある
彼女にとっては、昼食の投稿を行う時間である
そして・・・
「リボン、リボン〜♪フリフリ尻尾のリボン〜♪」
「カワイイ尻尾リボン、素敵だねマヤちゃん」
「特集「尻尾リボンはカワイサの決め手」かぁ、おしゃれって大変だなねぇ〜、頑張れ〜マヤちゃんカレンちゃん」
「ボーノちゃんも一緒だってば、ね？カレンちゃん」
「そうそう、三人でカワイクなっちゃお〜」
彼女の他にはマヤノトップガンとヒシアケボノ
仲の良い友人たちとガールズトークを行える貴重な時間でもあるのだ
(お兄ちゃんにカワイイ尻尾リボンを結んでもらって、それをウマスタに投稿・・・ありだね)
・・・SNSの投稿のネタを得られる貴重な時間でもあるのだ

時は過ぎ、トレーナーとのトレーニングの時間が来る
「お兄ちゃん、今日のトレーニングだけど、お願いがあるの」
撮影？と言いつつトレーナーはいつものようにスマホを向け始める
「今日はちょっと違う感じで撮影したいの、ね？お願いお兄ちゃん！」
そう言いつつ、彼女は段ボール箱に入ったカメラをトレーナーに差し出した
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緑のターフを彼女は走る、いつもは撮影時には行わない全力走行である
ただ違うのは彼女が走るギリギリにカメラがセッティングされていることであった
スプリターズステークスの時と同じように、ライバルたちを先行のポジションから抜いていくのを想定してスパートをかける
(カワイクキラキラ・・・そう！カレンはカワイク輝くの！！！)
彼女のカワイイへの思いが力を与える、その力は、彼女に速さを与える！
こうして、彼女はゴール板を走り抜けていったのだった・・・

「お兄ちゃん、映像はどうだった？」そう、彼女は撮影された映像を確認するトレーナーに聞く
トレーナーは「いつものカワイイのとは違う映像が取れた」と言いながら訝しむ、
だがあることに気づいて「おすっ♪夏修行シリーズ見たいだ」と言う
「そこに行きつくとは、さすがカレンのファン代表♪」とほほ笑む
「そう、それの5本目の「カワイイ大陸」がちかいかな？
いつものカワイイではない、カワイイをつかむための本気のカワイイなんだよお兄ちゃん」
なるほど、まるで新しい味を作るクレープ屋みたいだというトレーナー
「そう、カワイイはすべてを包んでて、いつもとは違うものでもカワイイで包まれているんだよお兄ちゃん♪」
そう言いながら破顔する彼女はトレーナーに宣言する
「さぁ、次はウマスタにあげる画像の撮影だよ♪頑張ろうねお兄ちゃん♪」
・・・トレーニングは続く

同室の同居人であるアドマイヤベガが自主練で走り始めるころーーー
「それじゃアヤベさん、今日は帰らないのでよろしくお願いしまーす」
呆れながら、了解の意味で手を上げて走り始めてるアドマイヤベガを見届けた彼女は練習を切り上げた
「それじゃ、お兄ちゃん♪正門前で待っててね？」
その言葉とともに、トレーナーと別れた彼女は、自室でシャワーを浴び着替え寮長に外泊届を提出し正門前に向かったのだった
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正門前にはすでにトレーナーが待ち構えていた
「お待たせお兄ちゃん♪、それじゃ夕ご飯食べに行こ？」
そう言いながら彼女はトレーナーの手を引っ張りながら歩きだしていた
空は赤から蒼に変わり、そして黒に変わろうとしていた

いつものルーティーンとして夕食の撮影と投稿を行った二人は学園に戻ってきていた
帰ってきた二人はそのまま校舎の屋上に上がり、学園の周辺の街の明かりを背に二人佇む
「お兄ちゃん今日もありがとうね♪こういうのはお兄ちゃんじゃないと頼めないんだ・・・だからちゃんと見ててねお兄ちゃん」
そう言いながら、踊り始める彼女ーーー先日のレースのウィニングライブで踊られた踊りだった
真剣にそしてトレーナーの顔を見ながら・・・そしてキラキラにカワイク
そんな感じに彼女は踊り切る！
「お兄ちゃん！どうだった！ちゃんと取れてた？」
彼女はトレーナーに動画撮影をさせていたのだった！
「学園の屋上で、キラキラな夜景をバックにウィニングライブの踊りを踊るのが今回の企画だからね、
カレンは夜景以上にキラキラに輝いてカワイイに必要があるんだよお兄ちゃん」
すこし渋い顔でそう言いながら、何度目のリテイクを行うのだった
その下では夜食目的で学園近くのスーパーの半額総菜を買いに出かけていたウマ娘達が戦利品とともに戻りつつあった

数刻後・・・トレーナーの自室
屋上での撮影を終えた二人はそのまま、トレーナー寮のトレーナーの私室に入っていった
「それじゃお兄ちゃん、先にお風呂に入って寝ちゃっていいからね」
彼女はそう言いながら、トレーナー室にあるハイエンドPCに向かい動画編集を始める
彼女はSNS活動で以前かなり無理をしたこともあって、
作業負担の低減といつでもトレーナーが彼女を休ませられるようにとトレーナー室にハイエンドPCを置いたのだった
彼女がトレーナー室で作業が許されてるのは、学園のPVも請け負っており今日の屋上の撮影もまさにそのための動画撮影だったりする
PCの排気音とマウスのクリック音そしてキーボードのタイピング音だけが流れる室内で彼女は自身のカワイイを実現させてゆく

作業がひと段落したのは深夜、とはいえ明日は土曜日であるため遅刻の心配はない
そのため彼女は改めてシャワーをゆっくり浴び、持ってきていた着替えに着替える
日常とはいえハードなスケジュールに眠気もやってきており彼女はベッドルームに歩みを進める
だがーーー
(おっと〜？)彼女は思わず声に出しそうになる
確かにトレーナーはベッドに眠っていたが、開いたベッドがもう一つありその間を仕切りで仕切られていたのだった
トレーナーの配慮はわかるしこうするのが当然ではあるのは頭では理解している彼女ではあったが
トレーナーと一緒のベッドに寝るという誘惑にあらがえるはずもなく、トレーナーのベッドに潜りこむのだった
・・・しかし彼女はどちらかというとトレーナーから来てもらいたい派のウマ娘ではある、
そのため彼女は自身の葛藤の末、もぐりこんでそのまま睡眠に意識を手放すことに決めたのだった

こうして、金曜日の夜は更けていったのだった

翌月曜日
「マヤちゃんはトレーナーさんとのツーショット写真をお父さんに送ったんだー、すごーい」
「そんなカレンちゃんも、トレーナーさんのベッドで一緒に寝るなんてやるー」
ーーー週末の過ごし方はガールズトークの大きなネタとなったのは言うまでもなく言うほどの事でもなかった

どこからか飛んできた吹き矢に塗られていた毒によってこんな感じのウマ娘の日常が見たくてたまらない欲求が噴き出してしまった
何とか解毒できたのでこれにて失礼する

おい待て解毒するんじゃねェ

おい待て腕出せェ

おい待て解毒するんじゃねェ
もう一発毒受けとけェ

💉🏹

まだ毒手を体得していないようですが

毒が弱かったか

毒を定期接種しろ
お前はもっと欲求を噴き出すべき存在だ

スレ「」を囲め
毒を飲ませろ

🐍🐍🐍

これは理事長から仕事をもらっている方のカワイイカレンチャン