二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1622339878746.png-(177865 B)
177865 B21/05/30(日)10:57:58No.807980831そうだねx5 12:11頃消えます
トレーナーちゃんはずっとマヤに隠し事をしている
それが何かは分からない
けど、何かヒミツにしている事は分かってる
ただそれは後ろめたい事では無いらしくて
そこがまたアタシをモヤモヤさせるんだ
いっそ直接聞いてみようか?なんて思ったけど
アタシの事をトレーナーちゃんは良く分かってるから
悔しいけど、その気になれば彼はきっとこちらの詮索なんてきっと軽くかわしちゃう
うー、オトナの男の人ってそういう所ずるいと思う
URA優勝後のお祝いだって本当直前まで分からなかったし
「どうした?レースに集中できてなかったようだが」
「あ、ブライアンさん」
頭を捻らせていると不服の三冠馬がそこにいた
あんまり考え込んでるとやっぱりロクな事にならない
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
121/05/30(日)10:58:10No.807980895そうだねx3
ごめんなさい、ってアタシは謝って事情を話してみた
自分の中で物事が解決しない時は誰かにも共有するのもいいものだ
「…なるほどな」
「あ。マヤ分かっちゃった。ブライアンさん知ってるでしょ…トレーナーちゃんの秘密!」
「知らん」
「ううんダメだよ。結構ブライアンさんって顔に出るから!」
「……」
苦い顔をする彼女に詰め寄りねえねえと責め立てると
やがて彼女は大きくため息をつき、こちらを見据えていた
「言っておくがあれはけしてお前が聞いて楽しい話ではないぞ
それでも知りたいというのならまあ、調べてみるといい
ただ念の為に言っておくがアイツは良い男だ」
それは良く知ってる
「そして、マヤノトップガン。お前の事をとても大事にしている
だから言わないんだ。つまりはそういう内容のものだ。分かるか?」
221/05/30(日)10:58:20No.807980959そうだねx3
「…うん」
「あいつは私やヒシアマゾンがいてくれて良かったと言っていたよ
マヤノの前に立ちふさがってくれてありがとう、とな…
筋違いだ、と答えたら笑っていたが…まあ」
珍しく饒舌な彼女がやがてそれに気づいたのか照れた様に苦笑する
「それでも知りたいなら止めはすまい。どうせお前だって、止まらないんだろう」
頷く。そうだ、アタシはノンストップガールなのだから
321/05/30(日)10:58:37No.807981032そうだねx3
直接聞こう
結局そう決めたアタシがトレーナー室を訪れると
珍しくトレーナーちゃんはソファで仮眠を取っていた
起こすのも悪いから寝顔を観察する為に側に寄り
そしてついついその身体…脚に触れる
「…え」
そこで違和感に気づいた
柔らかいはずの感触はそこにはなく、いやに硬い
「…ん?マヤノ?」
「あっ」
気配に気づいたのかトレーナーちゃんが身を起こし
アタシの手が脚に触れているのに気づいて慌てて離す
お互い生まれた沈黙の後、先に口を開いたのはアタシだった
「トレーナーちゃん。義足だったの?」
「…ああ」
421/05/30(日)10:58:47No.807981075そうだねx3
「走るのが好きだったんだ」
ズボンをたくし上げて義足を見せてくれた後
トレーナーちゃんはぽつり、ぽつりと話し始めた
「別にそんなに人よりも早いとか、長く走れるとかではなかったけどな
ただ、あちこちかけて回るのが好きなそんな子供だった
夢中だったからな。高校に進学してからも陸上部に入って…
まあ、ウマ娘ほど丈夫ではないからな。車に片足持ってかれちゃってさ」
幸い命に別状は無かったから喜ぶべきだろうけど
そうトレーナーちゃんは笑うけど、当時はそうでは無かっただろう
走る事が楽しい今だからこそ、それが奪われた時の絶望と苦しみは手に取るように分かる
「で、まあ自分が走れなくなっても走る事の楽しみは誰かに伝えられるだろ?
だからトレーナーを目指して、マヤノとも出会う事ができた」
「アタシに秘密にしてたのはどうして?」
521/05/30(日)10:58:57No.807981121そうだねx3
「マヤノには自由に走って欲しかったからな
特に出会った頃の君は走る事の楽しみを見出せてはいなかった
まあ、そうだな。何よりも心に重石を持たせたくは無いだろ」
知っている
アタシの知ってるトレーナーちゃんはそういう事を思うだろう
なるほど。夏でも合宿でもずっと長ズボンを履いてる訳だ
お出かけの時もデートの時もトレーナーちゃんが全力で駆けたのは見た事が無い
「走るのを好きになって貰うのに『こんなもの』は邪魔だろう
少なくとも当時から思っていたし…」
「自分は走れないのに、才能の持ってるアタシがつまらなそうにしてるのは悔しかった?」
トレーナーちゃんが目を見開き、そして苦笑する
「ああ。かっこ悪い話だろ?」
「そんな事無い」
そんな事無い。何度も首を振る
621/05/30(日)10:59:07No.807981164そうだねx3
「でもねトレーナーちゃん。マヤの事舐めすぎだよ
どうせこんな風にバレるまでずっと言わないつもりだったんでしょ」
「そうだな」
「確かにアタシはまだまだ小さいし、素敵な大人のオンナには程遠いけど
トレーナーちゃんのそういうキモチが乗っかった位じゃ飛べなくなったりしないから!」
「マヤノ…」
トレーナーちゃんの上着を皺が寄る位握りしめて宣言してやる
「トレーナーちゃんの分までこれからだっては"じ"る"が"ら"!」
「泣くなよ…」
「泣"い"て"な"い"も"ん"っ"!」
721/05/30(日)10:59:31No.807981255そうだねx10
かくしてノンストップガールの身体には一つ錘が搭載される事になった
だがそれが結果として機体のバランスを保ち、かえって安定した飛行を可能にする結果となる
やがてあらゆる走りに対応し、より勝利への執着を強めた彼女を世間ではこう呼ぶようになった
変幻自在 マヤノトップガン、と。
821/05/30(日)11:00:55 ID:m4dYizlwNo.807981604+
削除依頼によって隔離されました
つまらん
921/05/30(日)11:03:53No.807982348+
かわいそにな
1021/05/30(日)11:04:23No.807982463そうだねx11
マヤは将来いい女になるよね…
1121/05/30(日)11:05:01No.807982610+
いい…
1221/05/30(日)11:06:09No.807982911+
トレーナーは重くしていい
1321/05/30(日)11:08:53No.807983580+
あの子の心がこれで強くなれたなら足なんて安い物なのかもな
いい...
1421/05/30(日)11:20:54No.807986604+
クァーマ″ヤ″ノォ″ォォ
1521/05/30(日)11:23:35No.807987316+
じんわりする話だ
よしそろそろ気ぶっていいな?
1621/05/30(日)11:23:44No.807987362+
急にチケゾー湧いたかと思った
1721/05/30(日)11:25:48No.807987895そうだねx3
触った硬いのの正体がおぺにす…だと思ってごめん…
1821/05/30(日)11:27:36No.807988362+
>じんわりする話だ
>よしそろそろ気ぶっていいな?
マヤノにはあの姉妹は両方きぶりそうだな
1921/05/30(日)11:28:18No.807988541そうだねx1
隠し事をしている→ちんぽのことだな…
マヤを大事に思ってるから言わないこと→ちんぽのことだな…
柔らかいはずが硬い→ちんぽのことだな…
2021/05/30(日)11:31:15No.807989341そうだねx14
>隠し事をしている→ちんぽのことだな…
>マヤを大事に思ってるから言わないこと→ちんぽのことだな…
>柔らかいはずが硬い→ちんぽのことだな…
この頭ちんぽ野郎!
2121/05/30(日)11:31:51No.807989481+
トレーナーちゃんロボだったの…?
2221/05/30(日)11:32:27No.807989635+
…アア
2321/05/30(日)11:38:38No.807991378+
>トレーナーちゃんロボだったの…?
義肢つけた人にそれは一歩間違えばヘイトスピーチでは
2421/05/30(日)11:48:25No.807994225+
ロボは誉め言葉だろ!!
2521/05/30(日)11:50:49No.807994873+
走れなくなって担当ウマ娘に夢を託すトレーナー概念が好き
2621/05/30(日)12:04:25No.807998629+
ブルボン
やけにキラキラした目で見るのはやめなさい


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