二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1621867705198.png-(257671 B)
257671 B21/05/24(月)23:48:25No.806199577そうだねx2 00:54頃消えます
終わった…完全に終わった…。
今朝の出来事を思い出して俺はベッドの中で頭を抱える。
結局あのあと彼女は部屋を出て行ってしまい今日一日会えなかった。
おちおち眠ることもできず時間は無駄に過ぎていったが…疲れは溜まっているようで空が明るくなる頃に俺は眠りに落ちた。

「…よう。おはよう」
聞きなれた声で目を覚ます。
睡眠不足で重い瞼を開けるとそこにはライス…ではなくライスのトレーナー、そう俺の彼女の姿があった。
「おっ…?!おはよう…」
慌てて布団から飛び起きる。
「朝ごはんできたよ?一緒に食べよ」
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
121/05/24(月)23:49:24No.806199888そうだねx1
小さなダイニングテーブルで彼女と向かい合って朝食をいただく。
思えば手料理は初めてだ。
ライスのそれとはまた違った味付けて実に美味しい…ってそんな場合じゃない。
何故彼女がここにいるのか。鍵はどうやって開けたのか。
昨日のことは…どう思っているのか。
普段と変わらない様子でトーストをほおばる彼女に俺は恐る恐る話しかける。
「あの…なんで部屋にいるんですか…」
「彼女が朝ごはん作りに来たらいけない?」
「いやそれは嬉しいけど…鍵かかってたはずなんだけど…」
221/05/24(月)23:50:01No.806200102そうだねx2
昨日の朝に事件の発端となったブルボンに渡している合鍵は、へんてこなロボットのキーホルダーがついたまま廊下に落ちていたので彼女は持っていない。
「それなら大丈夫だよ?うちの子から鍵預かったから」
彼女はポケットから青いバラのキーホルダーがついた鍵を取り出して見せた。
さて…ここからどう切り出したものか…。
あまりに普段通りの様子の彼女が怖すぎる。質問を一つ間違えれば爆発しかねない怖さもある。
「昨日の事なんだけど…」
俺はあえて直球で切り込んだ。否、切り込もうとしたときだった。
321/05/24(月)23:50:52No.806200389そうだねx1
鍵のかかっていない玄関のドアが開いた。
「マスター。朝食にお困りかと思いまして今日からは私が…」
部屋に入ってきたのは制服姿のブルボンだった。
入ってくるなり俺、彼女、食べかけの食事を交互に見て固まる。
「ブルボンさん、おはよう」
一番に口を開いたのは彼女。
「彼、お借りしてるね?…いやでも私は彼女だから私がブルボンさんに貸してあげてるのか…」
わざとらしく顎に手を置いて考え込む彼女。
421/05/24(月)23:51:11No.806200477そうだねx2
「それと、昨日の朝、ありがとね?」
「ライスのトレーナーは何故マスターと一緒にいるのですか」
「え?それは彼女だからだよ?」
「昨日の朝あなたは見たはずです。マスターがどんな人か」
「うん?見たよ?」
「彼女がいながらあんな…あんなことをしていていいのですか」
「う〜ん…まぁ良くはないけど反省はしてるでしょ?」
ブルボンから俺の方へと視線を移す彼女。
「はい…反省してます…ごめんなさい」
俺は深々と頭を下げた。
「だったら許してあげるのも大人の女性ってものね」
「しかしまた同じ過ちを繰り返すかもしれません。マスターとお付き合いするのはやめておくのが賢明だと思います」
「うっ…」
担当にここまで言わしめる己のだらしなさ…。
521/05/24(月)23:52:37No.806200901+
「もう…そんなに自分のトレーナーのこと悪く言わないで?ブルボンさんは彼のこと嫌いなの?なんだったら他のトレーナーに…」
「いえ。結構です」
ブルボンは彼女の言葉を遮った。
「まぁでも」
彼女はマグカップに淹れたコーヒーを口に含むと
「さすがに見たときは頭にきて学園に報告してやろうと思ったけど」
とんでもないことを言い出した。
「ちょっと?!」
俺は慌てて椅子から身を乗り出した。
「ごめんなさい。学園にだけは…」
「学園に知れると問題があるのですか」
ブルボンはきょとんとした表情で聞き返す。
621/05/24(月)23:53:08No.806201046+
「そりゃあね?トレーナーが朝から寮に生徒を連れ込んでコトに及んでいたとなればもう学園にはいられないでしょう」
彼女の言葉に同意だ。解雇を免れたとしてもトレーナーは担当ウマ娘との信頼関係が大切。こんなトレーナーについてもらいたいと思う娘はいないだろう。そうなれば事実上のクビだ。
「そうですか…学園に知れればマスターはもう…」
何やら考え込んでいるブルボンを横目に食事を終えた彼女が立ち上がる。
「じゃあ私はライスの朝練があるから行くね?また明日も来るから。それとブルボンさん」
かばんを肩にかけた彼女がブルボンに笑顔を向ける。
「私のことはライスのトレーナーじゃなくて、マスターの彼女さんって呼んでいいよ?」
721/05/24(月)23:54:16No.806201389+
2人きりになった俺の部屋には気まずい空気が流れた。
「マスターは…昨日の朝のこと、怒っていますか」
「彼女を部屋に呼び出したことか?」
「私はマスターが朝の時間を使ってライスと体を重ねていることを知っていました。そして彼女がそれを見ればマスターを見限ると思い鍵を渡しました」
「まぁ…そんなところだろうな」
「一昨日の夜、マスターからライスを正式に担当するかもしれないと聞いて焦っていたのだと思います。申し訳ありません」
「許すよ。結果的に彼女もなんか…やる気出したみたいだし、ライスも彼女のもとが一番合ってるだろうしね」
さっき彼女の口から聞いたばかりだがライスは今日からまた自分で担当するのだという。
「これも返すよ」
俺はポケットからロボットのキーホルダーがついた鍵を差し出した。
「もういただけないと思っていました」
笑顔でブルボンは鍵を受け取った。
821/05/24(月)23:54:37No.806201486+
「だからまぁお互いこれに凝りてさ?今後はその…健全な関係でいこう。そう健全。担当とトレーナーの健全な関係」
「了解しました。明日からは善処します」
「明日から?」
まだ今日という一日は始まったばかりだ。
「今日はマスターの好きな赤です」
そう言うとブルボンは座っている俺によく見えるよう前かがみになって制服の襟元を引っ張った。
2つの大きな果実の向こうに、それを包み込む赤い布地がチラリと見える。
「もう少し、見ていきませんか」
「そう…だな」
まだ温もりの残るベッドに俺は倒れこんだ。
921/05/24(月)23:55:35No.806201759+
数日後、彼女と偶然トレーナー室の前で会った。
「お疲れ様」
「うんお疲れ。ねぇ次のオフの前日なんだけどさ、一緒に晩御飯行かない?」
「次のオフの前…うん大丈夫」
「改めてライスの面倒見てくれたお礼をと思って。隣町のホテルディナー予約しておくから」
「そんなお礼なんていいのに…わかった予定空けとく」
「あ、そんなくたびれたジャージじゃなくてちゃんとスーツで来てね?」
「ほんとにちゃんとしたディナーなんだな」
「あとライスも連れて行くから。君もブルボンさん連れてきて?」
「ライスも?!俺たちだけじゃないのか」
「2人きりが良かった?これは私とライスからのお礼だから。ブルボンさんも仲間外れじゃかわいそうでしょ?」
何事もなければいいが…。なんだか嫌な予感が拭いきれなかった。
1021/05/24(月)23:57:36No.806202363そうだねx4
これまで
su4875917.txt

今回で終われなかったので次で終わります
1121/05/24(月)23:58:19No.806202573そうだねx3
下半身がだらしないクソ野郎!
1221/05/24(月)23:58:28No.806202615+
ここで終わり!?
トレーナーが3等分されるのを楽しみにしてるよ
1321/05/24(月)23:58:39No.806202671+
マスターの彼女強い…
1421/05/24(月)23:58:58No.806202766+
ブルボントレーナーは三分割されても文句言えないぞ…
1521/05/24(月)23:59:07No.806202817+
コイツには早く鋼の意志を取得させろ
1621/05/24(月)23:59:07No.806202820+
投稿おつかれ!
主人公刺されない?大丈夫?
反省した途端にベッドインしやがって
1721/05/24(月)23:59:28No.806202906そうだねx9
誠死ね
1821/05/24(月)23:59:41No.806202963+
健全って言ったそばからヤってんな!
1921/05/25(火)00:00:02No.806203062+
乗り換え上手
どこ吹く風
ウマ好み
2021/05/25(火)00:00:57No.806203357+
優秀なんだろうが本当にちんぽにだらしない奴だなこいつ…
2121/05/25(火)00:00:58No.806203371+
意志薄弱系エロゲ主人公とか平成を感じる
2221/05/25(火)00:01:53No.806203631+
流石に下半身だらしなすぎるよぅ…
2321/05/25(火)00:02:05No.806203697+
Trecen Daysか…
2421/05/25(火)00:02:38No.806203842+
噂話で聴取食らってクビにされても文句言えねえ……
2521/05/25(火)00:03:19No.806204038そうだねx4
Nice Horse.されない?大丈夫?
2621/05/25(火)00:04:38No.806204408そうだねx2
根性:G
2721/05/25(火)00:05:28No.806204673+
(理性を)あきらめ癖
2821/05/25(火)00:07:01No.806205163+
この何も考えてなさそうな下半身的行動!
2921/05/25(火)00:08:15No.806205507そうだねx1
>Trecen Daysか…
>噂話で聴取食らってクビにされても文句言えねえ……
ああ…クビにされてってそういう…
3021/05/25(火)00:08:34No.806205623そうだねx2
この大馬鹿野郎の結末が楽しみで今夜もぐっすり寝付ける
3121/05/25(火)00:16:39No.806208301+
>根性:G
めっちゃ勝負強いじゃんこのちんぽ野郎!
3221/05/25(火)00:19:26No.806209192+
臨機応変
3321/05/25(火)00:20:22No.806209498+
>ブルボンに渡している合鍵は、へんてこなロボットのキーホルダーがついたまま
ブルボン可愛い
3421/05/25(火)00:21:26No.806209842そうだねx1
ライトレ思っていた以上に強かったし
ブルトレ思ってた以上に弱かった
3521/05/25(火)00:21:42No.806209907+
あぁ…ライスが短剣持ってた理由は…
3621/05/25(火)00:22:25No.806210143+
ライスとブルボンに逆調教されてる感はある
3721/05/25(火)00:24:50No.806210893+
このトレーナー✕おまんこ付いてるよ
3821/05/25(火)00:27:41No.806211834そうだねx1
>何事もなければいいが…。なんだか嫌な予感が拭いきれなかった。
彼女に暫定許し得た直後に不倫しといて言うセリフじゃねぇ!
3921/05/25(火)00:37:00No.806214705+
3等分のトレーナー
4021/05/25(火)00:39:05No.806215263+
3等分のクソボケ
4121/05/25(火)00:40:56No.806215751+
一通り読んだけど
ブルボンちゃん負けそうで可愛くてしこれる
あとガン攻めライスはもっと攻めろ
4221/05/25(火)00:43:35No.806216507+
このちんぽ野郎本当にちんぽだけでなんとかここまで切り抜けてるな?
4321/05/25(火)00:45:30No.806217070+
よかった安心した〜次でハーレムエンドか〜
4421/05/25(火)00:48:31No.806217903そうだねx1
三人の共有資産になれば三方全てよしで大団円じゃないかな
4521/05/25(火)00:48:37No.806217930+
ブルボンの反撃は十分衝撃的だったが相手が悪かった
4621/05/25(火)00:50:48No.806218543+
これ本当に三方良しになる…?


su4875917.txt 1621867705198.png