お店を出ても口の中には仄かな甘味が残っていたから、きっと最後のデザートは美味しかっんだと思う。
春になっても夜の風はまだ冷たくて、それが火照った頬にはありがたかった。
フラフラと覚束ない足元を言い訳に、お兄ちゃんの腕に寄り掛かって夜の街を歩く。雰囲気で酔っ払うなんて漫画の話だと笑っていた私は今、間違いなく酩酊の底に落ち込んでいた。
ふらふらして、ふわふわして。どこへともなく彷徨っていた目線は、やがて一点に吸い込まれる。
穏やかな笑顔の下、シワひとつ無い綺麗なスラックスの奥。優しい心根にはあまりにも不釣り合いな大きさと凶暴さが反り返ったさまがいきなり目に飛び込んできて──
そこで、残り僅かな正気は全部吹き飛んだ。
バランスを崩したふりをして、大きな身体にもたれ掛かる。支えようと体勢を変えたお兄ちゃんのソレがちょうどいい位置に来て、渇いた喉が独りでに鳴る。そこから先は……もう、何も覚えていない。

お兄ちゃん♥好き♥好き♥好き好き好きぃ♥
すりすりって♥私の太ももで♥お兄ちゃんのあっついの♥服の上からすりすり♥ってするの気持ちいい♥
もっと♥もっと身体全部ですりすりする♥お兄ちゃんに甘えるぅ♥
初めて♥初めてなのに♥オスに媚びるの♥すっごく気持ちいい♥
お兄ちゃんの♥太もも越しでも♥裏のスジまで♥バキバキに張ってるの分かる♥こーふん♥してくれてるんだ♥うれしい♥
いいよ♥食べて♥私のこと食べてぇ♥
太ももおねだりするから♥さすさす♥すりすりして♥胸も♥お兄ちゃんの腕にむにゅぅ♥ってくっつけて♥からだぜんぶでおねだりするから♥
ぜったい、牡蠣なんかより♥何よりも♥誰よりも♥私の方が美味しいからぁ♥
お兄ちゃん♥お兄ちゃん♥お兄ちゃ──

差し怪文書初めて見た

いつの間にか閉じていた視界を開き直すと、寮のベッドの上だった。どうやら私はあの後気を失って、寮へと送り届けられたらしい。
真っ先にスマホへ手を伸ばす。ダイヤルした番号から聴こえてくるいつもの声に、何も特別な事は無かったのだと──少し残念だけど──胸を撫で下ろす。
心配かけてごめんなさい、私は大丈夫。それから、すごく幸せな時間をありがとう。
こんな時でもお兄ちゃんは優しくて、一番に私の体調を慮ってくれる。それから今日の料理の感想と、いくつかの雑談。最後にお互い明日また元気な姿で会う約束をして、和やかな雰囲気で一つ目の電話は終わった。
それから私は、汗ばんだ太腿を擦り合わせて──
「もしもし、ダイヤちゃん？うん、ちょっと相談なんどけど……あの香水、また貸して欲しいんだ。すごく好きな匂いだったから」
「……ありがとう。それとね、今度またお洋服選び、付き合ってほしい」
「うん……私、もっと女っぽい服装……してみたいから……♥」

はい♥完っ璧なエスコートでしたよトレーナーさん♥
本当にお疲れさまです♥レストランの特別コースも堪能してもらえたみたいで♥私もホッとしました♥
あなたも♥こんなに苦しそうなのによく我慢できたね♥えらいえらい♥よしよし♥今外に出してあげるからね……♥
はい、出ておいでー♥……キタちゃん、もっともっと女の子らしくなるって意気込んでましたよ♥楽しみですね♥
でも♥約束は守らないとだめですよ♥分かってますよね♥
「キタちゃんで気持ちよくなるの禁止」♥
「キタちゃんを不幸せにするのも禁止」♥
「周りにばらすのも逃げ出すのも禁止」♥
ちゃんと覚えててくれて嬉しいです♥トレーナーさんはいつまでも♥完璧で誠実で汚れなく♥キタちゃんだけを気持ちよくする♥理想のトレーナーさんで居続けて下さいね♥
もしも、また約束破っちゃったら……キタちゃんの幸せ、私がぜーんぶひっくり返しちゃいますからね♥

それじゃ♥素敵なトレーナーさんにご褒美の時間です♥
今日はどこで出したいですか♥好きなところ使っていいですよ♥
ふふ……♥決められないならこの子に聞いてみましょうか♥
ふーっ……♥こんばんは♥ねぇ♥あなたはどこでびゅーってしたいですか♥
おててですか♥お口がいいですか♥それとも……もっと別のところですか♥
くすくす……♥これ、トレーナーさんには秘密ですけど♥実は私も♥ずーっと♥あなたの事♥がまん♥してるんですよ♥
いっつも口とおててでイジメてますけど♥腰から下はいっつもヘコヘコ♥って♥あなたに媚びてるんです♥
仕方ないじゃないですか♥いくらあなたみたいなすっごいの見たからって♥メスが自分からおねだりしたら♥もうヒエラルキー決まっちゃう♥そのオスのモノにされちゃうんですから♥
だから媚びたいの隠さなきゃって♥いつもすっごく頑張ってるんです♥あっ♥今の話、絶対トレーナーさんに言っちゃダメですよ♥約束ですからね♥

……それで♥キタちゃんだけのトレーナーさん♥出す場所は決まりましたか♥
「ダイヤの事をこれ以上汚したくない」……？
……ッ♥♥♥
奥歯折れそうなくらい食い縛って♥血走らせた目からボロボロ涙流しながら言う台詞がそれですか♥
本当に……貴方って人は♥愚直で♥誠実で♥誇り高くて♥理想的で完璧で美しくて……♥
最っ低♥です……♥♥♥
いいですよ♥分かりました♥本当は特別なご褒美あげても良かったんですけど♥いつも通りのお口交尾と♥おててスリスリで♥悪いの♥ぜーんぶ出しちゃいましょうね♥
おててはもう何度もばっちいのに触ってますし♥ベロ絡ませるはしたないチュウだって数え切れない程してますもんね♥お望み通りこれで私は汚れませんよ♥よかったですね♥
はい♥じゃあ全部諦めてあーん♥ひてくらさい……♥

ん……♥ふ……♥はぁ……♥お口♥ベロ♥くちゅくちゅって♥きもひいいれすね♥ひた♥もっろ♥絡めへぇ……♥
こっち♥スリスリも♥意識♥緩めちゃらへ♥上もひたも♥ぜんぶ気持ちよくなっへ♥
……っぷは♥匂いも♥嗅いでください♥好きれすよね♥キタちゃんにも貸してあげた♥オス煽りの♥メス臭香水♥
これ嗅ぐだけで♥この子♥今から気持ちいいの来るって♥学んじゃってますもんね♥
ふぅ……♥あ♥今ビクって♥来る♥チュウ♥一緒♥一緒にいっへ♥一緒がいいの♥んっ♥ずっと一緒ひっ♥ダイヤと♥ダイヤと一緒にいへ♥
──ぁ♥来るっ♥来る来る来る来る大きいの来るっ♥
は♥ぁ♥〜〜〜〜〜〜ッ♥♥♥♥♥

……ばっちいの、全部出ちゃいましたね♥これで貴方は明日からも完璧なキタちゃんだけのトレーナーさんです♥
約束、今度は破っちゃダメですよ♥お兄さん♥

以上です♥

いっぱい出た

濃密過ぎない？

>ふぅ……♥あ♥今ビクって♥来る♥チュウ♥一緒♥一緒にいっへ♥一緒がいいの♥んっ♥ずっと一緒ひっ♥ダイヤと♥ダイヤと一緒にいへ♥
好き

♥に溺れそうだ…

何かキタちゃんの文章見る度にその後ダイヤちゃんのネタバラシを探してしまう身体にされてしまった

お兄さんは前世で何人殺したんだ…

生牡蠣4ダースは食べ過ぎと思ったけど
それくらい精力付けないとサトちゃんに対抗できない

お兄さんの理性の破壊者め…

生牡蠣に嫉妬するあたりやばくない？

>生牡蠣4ダースは食べ過ぎと思ったけど
キタちゃんいるからね…ウマ娘だもんそれぐらい食う

無差別ドスケベに進化したキタちゃんと♥の中の感情がやけに重いダイヤちゃんの間に挟まれたお兄ちゃんは死ぬ

>ふふ……♥決められないならこの子に聞いてみましょうか♥
>ふーっ……♥こんばんは♥ねぇ♥あなたはどこでびゅーってしたいですか♥
>おててですか♥お口がいいですか♥それとも……もっと別のところですか♥
唇さきっぽにくっつくかくっつかないかギリギリのところでこれやられると出ちゃうよ

思いを踏みにじる事しか出来なくなったダイヤちゃんかわいそう…

>生牡蠣に嫉妬するあたりやばくない？
完璧でかっこいいお兄ちゃんに一口で食べられるプリプリの生牡蠣に嫉妬してしまうのは一般的感情と言える

この音声作品はどこで買えますか？

トレーナーさんが我慢するだけで誰も不幸になりませんね♥
私の性癖には合っていますよ♥

>>生牡蠣に嫉妬するあたりやばくない？
>完璧でかっこいいお兄ちゃんに一口で食べられるプリプリの生牡蠣に嫉妬してしまうのは一般的感情と言える
頭キタサンかよ…

このまま続けても壊れたお兄さんとキタちゃんの憎しみしか手に入らないけどいいの…？

光と闇の果てしないバトルすぎる…

光あるか…？

>このまま続けても壊れたお兄さんとキタちゃんの憎しみしか手に入らないけどいいの…？
キタちゃんのトレーナーさんはこのくらいで壊れません♥解釈違いです♥

>このまま続けても壊れたお兄さんとキタちゃんの憎しみしか手に入らないけどいいの…？
なあなあでキタちゃんと協力関係結んで二人でお兄さん責めまくっちまえ！

>このまま続けても壊れたお兄さんとキタちゃんの憎しみしか手に入らないけどいいの…？
キタサンブラックを傷つけないためとか言いながら奪いとる選択を取れなかったからしょうがない

あ…！そうか…！ウマ娘世界じゃ生牡蠣はいくら食べても当たるような食べ物じゃないことにすればよかったのか…！

しょうがないんだダイヤちゃんはトレーナーに選ばれなかった時点で壊れたんだ
もう後戻り出来るところは過ぎてしまったんだよ「」ック
だからこの話はここでお終いなんだ

生牡蠣って単語見て最後食中りオチになると思っててゴメンね…

>このまま続けても壊れたお兄さんとキタちゃんの憎しみしか手に入らないけどいいの…？
いっそキタちゃんに憎しみを向けられたい感じすらある

こうなったらどっちがお兄さんの子を孕むまで決着が着かないよ…

>>このまま続けても壊れたお兄さんとキタちゃんの憎しみしか手に入らないけどいいの…？
>いっそキタちゃんに憎しみを向けられたい感じすらある
嫌いになれたらよかったのに

最近出回ってたマックイーンのあの画像が悪い

お兄さんが我慢すれば全部丸く収まるんですよ♥

>>生牡蠣に嫉妬するあたりやばくない？
>完璧でかっこいいお兄ちゃんに一口で食べられるプリプリの生牡蠣に嫉妬してしまうのは一般的感情と言える
それに形があれに似てるからね

バッドエンドしか見えない…

このキタサンがダイヤとお兄さんの関係を知って離れるかと言われると
もっと突っ込んでくる気がしますね

>お兄さんが我慢すれば全部丸く収まるんですよ♥
いやおさまんねぇわ

>このキタサンがダイヤとお兄さんの関係を知って離れるかと言われると
>もっと突っ込んでくる気がしますね
彼女の脚質には合っていますよ

二人が合法になる前にトレーナー壊れない？

>もっと突っ込んでくる気がしますね
最終的にタガの外れたお兄さんと
サトちゃんならいいや、って突っ込んできたキタサンに
滅茶滅茶に逆襲されちゃうアナザーエンド…

お兄さんの部屋に忍び込んでたキタちゃんがダイヤちゃんとお兄さんの関係を見てしまう展開が

ここのキタちゃんは逃げそうにないな…

ここ数日この二人の怪文書えろいの多すぎませんか…？

トレーナーに逆襲されてメスになるサトちゃん見たい
ウマ娘にヒトが勝てる訳ないんだけどね

>ここ数日この二人の怪文書えろいの多すぎませんか…？
キタサトがえっちなのが悪い

完全に脳が破壊されたせいでトレーナーさんに
堕ちてほしい/ずっと我慢して
私のものに/キタちゃんと結ばれて
などなどの渦巻く感情がギリギリのせめぎあいしているサトちゃん…

サトちゃんが逆襲されると弱いのはアニメからも明らかなのでお兄さんが理性が壊れると最終的に一番困るのはサトちゃん

生(意気な)ガキが…