二次元裏@ふたば

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184972 B21/05/09(日)22:28:25No.801168755+ 23:28頃消えます
 罰当たりとは誰のことを言うのだろうか。
「何を……言ってるんだ、スペ」
 ヒトは産まれながらにして罪を背負っていると言う。
「お願い、なんです。ねえ、しましょ、トレーナーさん……?」
 だったら。私が犯した、犯していく罪は何だと言うのか。
「……後悔、するなよ」
 彼女から差し出された失楽園への片道切符。
「はい、だいじょうぶ、です」
 故に私の罪とは、きっと――
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
121/05/09(日)22:29:45No.801169364+
「――うっ、あっ、トレーナーっ、さん!」
 盛りのついた犬のようにスペシャルウィークの身体を貪る。筋肉の上に程好く脂肪の付いた、抱き心地の良い身体に組み付いて腰を振る。ベッドの付近に滞留しているのは、肉と肉とがぶつかり合う、どこか手拍子染みた卑猥な響き。底冷えの残る春先の夜だと言うのに、私の身体はバカみたいに熱い。分かる、吐き出すまで冷えることは恐らくない、と。ぐっと腰を掴み、情欲をぶつける。二人の汗に体液が飛び散り、昨日替えたばかりの白いシーツに淫らな形跡を残していく。
 今のスペの格好は、キャミソール一枚だけの状態だ。藤色の制服に、灰色を基調とした地味なスポーツブラ、子供っぽい無地のパンツやソックスなんて着けてはいない。汗や愛液、時折尿でじっとり濡れていく過程を楽しみたいときは着けさせたままにしておくのだが、今回は情事の後の面倒事を避けたいので先に脱がせている。だのに何故キャミソールは脱がせないのか。問われれば単純なことで、私の趣味としか言えない。薄桃色したコットン生地に、少しずつ浮き上がる仄かに色づいた肌の色。今日はそれを見たいと思った。
221/05/09(日)22:30:43No.801169801+
味わい深いものならば様々なテイスティングを試したい。そう考えるのは普通のことで、ひたすらにただそれだけのことだ。
 彼女はベッドの上に四つん這いになって私に尻を突き出している。男を誘う雌豹のような姿勢だが、どことなく小動物を相手にしているように思えてしまう。
 以前ピロートークのときに顔が見えないのは怖いと言っていたから、潜在的な恐怖心が彼女をより委縮させているのだろう。だが、私はそれがそそるのだ。
 幸い、トレーナー寮は日々疲れて帰ってくる者たちに配慮して、非常に防音性に優れた構造をしている。以前たづなさんと世間話をしたときに知った知識だ。当時の私は、夜大声を出しても他人に迷惑かけない設計でありがたい。などとしか思っていなかったのだが、考え方は変われば変わるものだ。こんな情事に役立つ設計だなんて、まさか私が担当に手を出すことになるなんて、露ほどにも考えていなかった。
「とにかく……」
「あっ!」
 彼女へと強く突き入れて、私は息を吐く。
 今日で、全てが終わる。こんな虚しさともようやくお別れできる。情けないが私は、そのことに対して深い安堵を感じている。
321/05/09(日)22:31:21No.801170076+
 私の担当、スペシャルウィークは正しくURAを勝ち抜いた。しかも多種多様な重賞を制覇して。
 つまり、ここは終着点。
 私と彼女の三年契約は満了となる。
 故にこの関係は終わりなのだ。彼女からの誘い、流された私。一時の過ちで失ったもの、手にしたもの。考え出せばキリがないが、関係が途切れればあとは行く年月が修正をしてくれる。彼女には未来がある。私が夢想した、愛と共に結ばれる未来は、こうなってしまってはもう叶えられない。責任なんて言葉は理想が語るまやかしでしかない。そもどう責任を取れと言うのだ、年端も行かないウマ娘に、誘われるがままに手を出した私に。
 この関係をずるずると引きずるわけにはいかない。だから、今日で終わりにする。私はそう決めたのだ。この想いを違える気はない。自分でもどうしようもない男だが、これを以って責任を取ったことにしたいのだ。
 彼女の耳を動物がするそれと同じように甘く噛んだ。ピストンは決して止めずに、齧った耳に舌を這わせる。ゆっくりと外縁をなぞり、唾液を塗布し、耳元で囁く。
「URA優勝のご褒美だ。今日は、我慢しなくていいぞ」
421/05/09(日)22:32:10No.801170443+
「んっ!? あっ、あっ、んうっ……あぁっ……!」
 私のその一言によってある種のタガが外れたのか、室内に響く嬌声が普段よりも一段と大きくなった。ストロークを繰り返す都度、反射のように喘ぐのは最初からだ。ある種癖とも言っていいそれが、どうも今日はいつもより淫靡に聞こえる。抑えなくていい分が色気に回っているのかも知れない。それにこの声も今日で聞き納めなのだ。ならもっと鳴かせてやりたいと思うのは男の性だ。
「あうっ、あっ、トレーナー、さん、やっ、やぁっ……!」
 汗に濡れたキャミソールの中に手を突っ込む。豊かな乳房の先端、こりこりとした乳首を指先で弄ぶ。ウマ娘の膂力ならば、私の組付きを剥がすことなど容易いことだ。スペが嫌だ嫌だと漏らしているのなんて、所詮は方便でしかないことぐらい分かっている。本当に嫌であれば私を放り投げるはずだ、水飴のように甘ったるい声でなんて喘がないはずだ、そんなに瞳を潤ませて、快感に耐えようとなんてしないはず、なのだから。
521/05/09(日)22:32:37No.801170642+
 鈴を転がすような清らかな声の面影はここにはない。ここに居るのは、純朴さなど捨て去ったただひとりの雌に他ならない。トレーナーである私に宛がわれたこの部屋に、一人の女を招き入れたのならば。私がやることは一つだ。
「やだぁ、やっ、トレー……」
「よしよし……気持ちよくしてやるからな」
 ぐずるスペを宥めるため、彼女の頭を優しく撫でてやれば。
「ふぁ……ん……あっ……うぁ、うぅ……」
 熱い溜息を漏らした後、少しずつ落ち着いていく。だが、目合いは止めてはやらない。この夢見心地のような桃色の表情で、私の陰茎を受け入れているという事実は、私の腰を動かす理由にはなれたとしても、止める理由にはならないのだ。
「卑しいな、スペは」
 絶頂するにはまだ早い。締まりの良い柔らかな肉を堪能していく。うら若き乙女の耳元で囁く。こんな発言、私の本意ではないのだが、スペが喜ぶのだから仕方がないだろう。
 汗の浮かんだ艶めく彼女の尻を平手でばちんと叩く。不意を突くような形での外的な刺激に、彼女はぶるりと全身を震わせた。
621/05/09(日)22:33:37No.801171109+
漏れ出るのは弱々しくかつ短い、しかし色の付いた小さな喘ぎ声。男ならば誰も抗えない、性への渇望。うっすらと赤みを帯びた、白く柔らかい尻を思うさまにわし掴む。
「ひあっ……! もう、やだあ……」
「何を今更。スペから誘ってきたんじゃないか」
「ひっ……!」
 尻を揉みしだきながら、瞳を涙に潤ませた彼女を想うさま詰る。そして彼女の都合など一切慮らずに達するためのスパートを開始した。肉と肉のぶつかる様に合わせて、鞭を入れるようにスパンキングする。徐々に赤らみだす尻に陰茎が猛りを増していく。ぴちぱち跳ねるような水音が増してくる、私の太ももに愛液が貼り付いていく。
 乱暴なプレイの方がよく濡れる。恐らく生来の気質が関係しているのだろう。私とこうするようになってから、スペの被虐趣味は悪化したように思う。
「そら、行くぞ」
「やっ、ああ、うっ、うぅっ、いやぁ……!」
 最初はそれこそ快感とはどういう物なのか、よく分かっていないような素振りばかりを見せていたのに。今ではどうだ、陰核と膣の浅いところを軽く弄ってやるだけで、まるで発情したかのように秘部をしとどに濡らしている。
721/05/09(日)22:34:04No.801171308+
まるで商売女のようだ、ティーンの学生だと言うのに。
 しかし、それはつまり。
 そうなるまで体を重ね合わせたことに相違なく。
 私が人間の屑であることへの何よりの証左でもあるのだ。
「うっ……!」
「あっ、うあっ、ああっ!」
「……ふぅ……」
 私の絶頂に合わせるようにスペは身体を震わせる。彼女の秘部から陰茎を抜き去ると同時、びくんと一際大きく震えて、達して緩んでしまったのかちょろちょろと尿を漏らす。そして、ゆっくりと力なく布団に倒れ込んだ。
「さて……どうしたものかな……」
 私は汚れたシーツの処遇についてぼやきながら、二人分の体液が内外に付着した、役目を果たしたコンドームを外した。私は未来を予想するために思考を巡らせて、そして頭を抱えた。私は彼女のことを清い意味で好きだったのだ、誇りに思っていたのだ、なのにどうしてこんな爛れた関係になってしまったんだ。ひどい後ろめたさを感じながら、ちらりと彼女を見やれば。
821/05/09(日)22:34:51No.801171638そうだねx1
「うっ、ぐすっ……おかあちゃぁん……」
 乳飲み子のように身体を丸くし、枕に顔を埋めて彼女は泣いていた。そして、母のことを呼びながら、やだ、やだよと苦しげに息を漏らしてもいる。
 ぷちん、後悔に満ちていたはずの私の心の底で、何かがちぎれた音がした。
 ああ、私の前だと言うのに。また、スペの悪い癖が出始めている。
 これまでも身体を重ねてきたのだから、私の気性や性癖など当然知っているはずなのに。生娘のようにさめざめ泣いて、やめてくれなんて虫が良すぎるだろう。彼女の右腕を引っ掴み、横たわっていた身体を仰向けに戻す。あっ。小さく漏れる涙交じりの声。揺れる乳房、色づいた頬、女の匂いに混じる乳臭さとアンモニアの香り。私がおかしくなるための材料が揃いすぎて。ああ、もう、止められない。
「生で、やるからな」
 理性のたがが外れてしまいそうだ。自分の発言だのに狂いすぎていて目眩がする。今日で終わらせてしまうのが勿体無く感じてしまう。
「バックは終わりだ」
 日向の匂いに包まれた、愛し尊いはずこのウマ娘を。自分の、夜の色に染め上げる。
921/05/09(日)22:35:29No.801171896そうだねx1
「もっと見せてくれ、顔を」
 頬から顎にかけてつうっと指で撫でて、そのままの流れで彼女の顎を持ち上げる。征服感に支配された心のまま、私は彼女の秘部に剥き出しの陰茎をあてがった。
 その時だった。
「……なっ!?」
 スペは私の腕を掴み、力に任せて私をベッドに押し倒す。覆い被さられて、豆電球の明かりが陰った。薄闇の中で私を見つめるのは、輝きを失った二つの瞳。か弱い少女だったはずのスペシャルウィークはそこには存在していなかった。
「ようやく……決心してくれたあ……」
「な、何を……」
「ゴムなんて要らないんです。だって私トレーナーさんとの子供が欲しかったんだから。ずっと、ずーっと待ってました。あなたが好きな女の子になって、じっとじっと待ちました。ようやく、ようやく手に入ったんです。誰にもあげません、ミークさんのトレーナーはもちろん、他のどんな女のひとにだって。トレーナーさん、すき、だいすき、です。だから、いい、ですよね……?」
1021/05/09(日)22:37:03No.801172616+
 待ってくれと声を出そうとして、彼女の唇がそれを防ぐ。ディープキスでは、ない。やかましく喚こうとする私の唇を塞ぐだけのキス。息遣いと肌に宿る熱気を伝えるだけの、したこともない初めてのキス。二十秒以上の長いキスがやがて離れ、三年間のなか一度だって見せたことのない、小悪魔染みた微笑みが私を貫いた。
「何を今更。あなたが、悪いんじゃないですか」
 安物の遮光カーテンの裏側で、何かを示し合わせたかのように月光が煌めく。私の胸元に落ちたしずくは、喜びなのかそれとも悲しみなのか。私に分かることはひどく少ない。見える答えはただ二つ。私は結局、スペの手の平の上で転がされていたに過ぎないことに加え。ようやく私は、自分の罪を知ったのだ、と。
「えへへ、トレーナーさんっ!」
 彼女の手でもって陰茎が秘部に宛てがわれ、そして今ゆっくりと外気とは別の熱さに包まれていく。もう抵抗は出来ない。それも仕方ないのかも知れない。あの時断れなかった罪が、一時の性欲に流されてしまった罪が私に襲い掛かっているのだとしたら。認めるしかない、私こそが、二人の物語に終止符を打ってしまった存在なのだ、と。
「責任、取ってくださいね!」
1121/05/09(日)22:38:04No.801173087+
ウ…
1221/05/09(日)22:40:59No.801174465+
うまぴょいな話書くの苦手なのに何を書いてるんだ俺は…
ただスペちゃんが涙目になるのが見たかっただけなんだ…俺は…
1321/05/09(日)22:42:19No.801175140+
抜きました
1421/05/09(日)22:42:20No.801175144+
ウワーッ!
1521/05/09(日)22:43:42No.801175814+
>私こそが、二人の物語に終止符を打ってしまった存在なのだ、と。
物語が終わり、家庭生活が始まる
1621/05/09(日)22:43:44No.801175839+
お幸せに
1721/05/09(日)22:44:31No.801176156+
スペとの行為にハマっていたのは…俺だったァ〜!
1821/05/09(日)22:44:50No.801176291+


1921/05/09(日)22:44:57No.801176344+
いくら3年満了したとはいえ生徒を孕ませたトレーナーにはそれなりの処遇が必要ですよね理事長
2021/05/09(日)22:45:58No.801176814そうだねx3
>私
>性的にトレーナーさんと
>合体しました!
2121/05/09(日)22:47:47No.801177666そうだねx6
>うまぴょいな話書くの苦手なのに何を書いてるんだ俺は…
うまぴょい適正Sありますよ彼は
2221/05/09(日)22:51:26No.801179354+
無垢な少女を姦淫で堕落させた張本人が裁かれたんだな…
2321/05/09(日)22:55:10No.801181206+
最後まで生ぴょいを我慢したなら上等ですよ
2421/05/09(日)22:56:39No.801181917+
URA優勝した担当ウマ娘を孕ませたトレーナーには学園から2年間もの懲戒有給休暇処分という厳しい処分が下される
2521/05/09(日)22:57:11No.801182150+
ぴょい文不得意な分、自分も同じだから参考になるのです
2621/05/09(日)23:01:24No.801184056そうだねx4
>「うっ、ぐすっ……おかあちゃぁん……」
今から私もおかあちゃんになるからねぇ…!
2721/05/09(日)23:04:29No.801185371+
> 幸い、トレーナー寮は日々疲れて帰ってくる者たちに配慮して、非常に防音性に優れた構造をしている。以前たづなさんと世間話をしたときに知った知識だ。当時の私は、夜大声を出しても他人に迷惑かけない設計でありがたい。などとしか思っていなかったのだが、考え方は変われば変わるものだ。こんな情事に役立つ設計だなんて、まさか私が担当に手を出すことになるなんて、露ほどにも考えていなかった。
ねぇこの設計って…
2821/05/09(日)23:06:41No.801186380+
>ねぇこの設計って…
気づかないふりを……するんだ
2921/05/09(日)23:07:14No.801186669+
これが差しの末脚
3021/05/09(日)23:07:45No.801186908+
んー…静寂
何か聞こえたか?たづな
3121/05/09(日)23:08:31No.801187262+
…素晴らしいですっ!!!
担当ウマ娘と身も心も一つとなり完全に公私ともに支え合う夫婦関係になることでウマ娘としてさらに上へと導こうと言うんですね!!!!
感動しました!!!!これは記事にしなければ!!!!
3221/05/09(日)23:15:12No.801190295+
最近差し脚が爆発する時期なのかスペマが激しい
3321/05/09(日)23:16:18No.801190808+
最近スペの可愛さが周知されてきた
3421/05/09(日)23:16:40No.801190967+
3年間我慢出来て偉い!
3521/05/09(日)23:17:53No.801191484+
素晴らしい一心同体エピソードですわ
続きを所望しますわ
3621/05/09(日)23:24:06No.801194182+
なんだい今晩はスケベな怪文書をよく見かけるが
3721/05/09(日)23:25:16No.801194682+
スペちゃんみたいな純朴なかっぺ娘が色欲に染まるのいいよね…
3821/05/09(日)23:26:28No.801195165+
シコれそうな時間に投稿しよっ
って思ったのが被ったのかしら…
とりあえず読んでくれてありがとう
この後トレーナーは虚ろな目でスペちゃんに謝るけどスペちゃんはニコニコで搾り取る感じだよ!
3921/05/09(日)23:27:26No.801195583+
ウワーッ!サキュバススペ!
4021/05/09(日)23:27:35No.801195655+
このスペは1回や2回じゃ許してくれなさそうだな
なんせトレーナーが同じことやろうとしてたわけだし遠慮もいらない
4121/05/09(日)23:27:51No.801195768+
そろそろ健全なのも見たい


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