「ルドルフ」
「嫌か？」
絶対に断れない聞き方。こういう時、案外気軽にずるい選択を取れるのも彼女の魅力かもしれない。
「とても嬉しいが、仕事がまだあるんじゃないのか」
「ある」
喋るのももどかしい、黙っていろと言わんばかりに唇から顎、頬、鼻先、そしてまた唇と忙しなくキスをされる。
何が彼女に火を付けたのか解らないし、何が原因で燃えていようと俺としては大歓迎だったが、さておき彼女の社会性まで燃やし尽くすわけにはいかない。
ちょっと強く二の腕を掴んで、乱れた前髪の張り付いた額をぴたりと叩く。きょとんとした、年齢相応の少女の顔でルドルフは止まった。
「誰かが来るかも知れない」
「うん」
「いや来るのは生徒会役員だけだろうから大きな問題にはならんだろうが、それでいいとは言えないだろう」
「うん」
自分を律する力を強く持っているが故か、敢えて放蕩をしてみたい、そんなストレスを抱えたとしても、彼女を責められる者は居ないだろう。頬を撫でながら続ける。
「嬉しいし、どうしてもと言うならすぐ俺の部屋へ行こう。どうする」
敢えて出した甘い餌に、ルドルフは首を振った。

「午前、壇上に立った君を見ていた」
「ああ」
シンボリルドルフのトレーナー様ともなると、大して中身のない言葉であっても講演という場を希望されたりする。大半は断るが、今日はファン感謝祭だ。ルドルフの私生活などを当たり障りなく喋っただけでも彼らは大いに喜んでくれて、たまにはやっても良いかな、と思ったりもした。
「面白おかしい喋り口、真面目な持論、そして聴衆を飽きさせない話術」
「随分褒めるな」
「本心だ。聴衆は皆君の一挙手一投足に釘付けだった。とても誇らしい気分だったよ」
俺に覆いかぶさったままだったルドルフが、忙しなく手を胸や脇腹へ這わせ始める。
「その、ね。嫉妬というのだろうか。皆に讃えられる君を見て喜びは当然大きかったんだが」
もじ、と彼女にしては珍しく腕で体をかき抱くようにしながら。
「つまり、何故だろうね。欲情、してしまった」
「欲情」
恐らくシンボリルドルフが吐きそうにない台詞ランキングでもあればトップに入ってきそうな単語で、思わず目を丸くしてしまった。
とはいえ、自分の女にここまで言わせてなお拒絶する男など存在するだろうか。

「先に鍵をかけたほうがいいな」
「うん」
もう１度キスをしてからやっと体を離し、ルドルフは携帯電話を取り出しながら生徒会室の重たい鍵をがちゃりと下ろす。
「エアグルーヴ。すまない、３０分ほど仮眠をさせて欲しい。いや、すこぶる健康ではあるよ。ああ、助かる」
あっという間にアリバイを作って、ルドルフは制服のスカートを床に落としながら戻ってきた。両腕を開いてやると、嬉しそうに飛び込んでくる。
「制限時間３０分とは随分期待されてるな」
「足りなければ夜がある」
「成程嬉しい提案だ、不良生徒会長」
言うと、もう黙れとばかりに舌を入れられ、彼女の望みも受け入れる。
外からは僅かにお祭りの歓声が聞こえていて、ついさっきまで皆のカリスマだった女の痴態をこれから楽しむことに、漸く俺も興奮を覚え始めていた。

会長にムラムラされたいだけの人生だった

こいつらうまぴょいするんだ！

>会長にムラムラされたいだけの人生だった
わかる

絶対30分じゃ物足りなくて中途半端に終わった分夜が激しくなるんだろうな…

会長はちょっとえっちなのでもかっこいいから困る

やりとりがイチイチかっこいい

えっちだ…

エアグルーヴは多分後で察する

>エアグルーヴは多分後で匂いで察する

>エアグルーヴは多分後で察する
匂いでナリブも察する

電話でもう察してそう

エアグルーヴはいい時間ができたと自分のトレーナーとうまぴょいしてるよ
そしてテイオーに見つかる

>エアグルーヴはいい時間ができたと自分のトレーナーとうまぴょいしてるよ
>そしてテイオーに見つかる
脳みそメロンパフェ女帝がよぉ！

>電話でもう察してそう
「なんだって？」
「…30分仮眠するそうだ」
「トレーナーとか？」
「１時間は見ておくか…」

30分後そこには精液の匂いを漂わせたまま業務に戻ろうとする会長を無理やりシャワールームに叩き込むナリタブライアンの姿が！

独占欲
束縛
差し切り準備
汝、皇帝の神威を見よ

猫撫で声全開の女帝…

>>電話でもう察してそう
>「なんだって？」
>「…30分仮眠するそうだ」
>「トレーナーとか？」
>「１時間は見ておくか…」
（ツヤツヤの会長とちょっと憔悴したトレーナー）

学園ではエアグルーヴのプレイを見せられ
料の部屋ではマヤノのエッチな話を延々と聞かされるテイオー

>30分後そこには精液の匂いを漂わせたまま業務に戻ろうとする会長を無理やりシャワールームに叩き込むナリタブライアンの姿が！
ウマ娘にはモロバレの会長をお出しするわけにはいかないからね…

声を外に漏らさないようにキスで口を塞いだまま繋がってそう
愛の囁きもしつつ

洋画のベッドシーンみたいなうまぴょいするんだろうな…

あの会長デスクの後ろにある大窓の前でやるよ

けぷっ♡

スカート脱ぎながら迫ってくるのが最高にエッチだ...

>絶対30分じゃ物足りなくて中途半端に終わった分夜が激しくなるんだろうな…
ファン感終わりが見えてくると露骨にソワソワしだす会長なんてそんな

うまぴょいすらかっこいいのはズルくないか
もっと見たいぞ

生徒会は本来カッコいいうまぴょいが似合う子達のはずである

最近毎晩かっこいい会長見れて嬉しい

>スカート脱ぎながら迫ってくるのが最高にエッチだ...
会長絶対こういう仕草似合うよね

>生徒会は本来カッコいいうまぴょいが似合う子達のはずである
そんな気丈な娘達が理解あるトレーナーくんの前だと弱々のうみゃうみゃにされちゃうのもまた風情がある

でも会長攻められたら弱そうだし…

>けぷっ��
投げつけられるリステリン

トレーナー君のかっこいいとこ見てムラッ…てなる会長はとてもいいものである

生徒会はいつから退廃の象徴になったんだよ！

わがままルナちゃんになるより一万倍マシだろ！

観客に大好評をもらうトレーナー君見てフフ流石私のトレーナーだと思ってたのが
途中から私のトレーナーなのに…みたいになっちゃったんだな…

>生徒会はいつから退廃の象徴になったんだよ！
最初から…

ブライアンも実装されたらこうなるんだろうか…

言葉では皇帝の威厳を飾り付けてるのに行動は少女の可愛い嫉妬心なのがいいよね…

>観客に大好評をもらうトレーナー君見てフフ流石私のトレーナーだと思ってたのが
>途中から私のトレーナーなのに…みたいになっちゃったんだな…
（君たちはトレーナー君を気軽に褒めるが私の方がトレーナー君の良い所もっと知ってるんだからな…）

みんなが知ってる表の凛々しい顔以外を知ってるって凄い優越感あるからな…

特権良いよね…

>（君たちはトレーナー君を気軽に褒めるが私の方がトレーナー君の良い所もっと知ってるんだからな…）
皇帝の癖にマヤみたいなこと言ってるな…

会長が淫臭を漂わせて女帝が我慢できなくなってトイレへ向かいナリブの胃を痛める生徒会

ナリブ貧乏くじ多すぎる…

会長ならうまぴょい後のケアも完璧にこなすだろう
ただ絶対３０分しただけじゃ満足はしないな…

>会長ならうまぴょい後のケアも完璧にこなすだろう
>ただ絶対３０分しただけじゃ満足はしないな…
「エアグルーヴに延長の電話を…」

因子中毒の会長は完璧に堕ちてたけどお仕事中は何とか正気を保ってたな…

>>会長ならうまぴょい後のケアも完璧にこなすだろう
>>ただ絶対３０分しただけじゃ満足はしないな…
>「エアグルーヴに延長の電話を…」
私はラブホテルの受付じゃないんだが

>「エアグルーヴに延長の電話を…」
流石に会長としての業務に差し障るから我慢するよ
我慢から解き放たれたら神威発動だ

>>会長ならうまぴょい後のケアも完璧にこなすだろう
>>ただ絶対３０分しただけじゃ満足はしないな…
>「エアグルーヴに延長の電話を…」
エアグルーヴは優秀なのでそんなことしなくても
「残り3分ですが延長なさいますか」って電話してくる

皆に讃えられて欲情したのがよくわからん
皆に讃えられて嬉しい！アレが私のトレーナーだ！嬉しい！嬉しい！子種頂戴！ってこと？
ちがうか

この皇帝は30分で名残惜しそうにしてキッチリ切り上げて夜は獣になるから…

>皆に讃えられて欲情したのがよくわからん
>皆に讃えられて嬉しい！アレが私のトレーナーだ！嬉しい！嬉しい！子種頂戴！ってこと？
>ちがうか
色々想像出来るがトレーナー君と感情は似たようなもんだと思う
皇帝の痴態を見られることに興奮するトレーナー君と
皆に称賛されてるいい男なトレーナー君と今すぐあられもないことしたくなった会長と

この誰もに尊敬されるトレーナー君を好きにできるのは私だけなんだな…って思わず想像してしまったんだ
そしてトレーナー君も皇帝を好きにできるのは俺だけなんだよな…って思っちゃう

独占力

トレーナー君はお姫様抱っこで運んでくれそう

>>会長ならうまぴょい後のケアも完璧にこなすだろう
>>ただ絶対３０分しただけじゃ満足はしないな…
>「エアグルーヴに延長の電話を…」
カラオケかよ

>「制限時間３０分とは随分期待されてるな」
>「足りなければ夜がある」
>「成程嬉しい提案だ、不良生徒会長」
>言うと、もう黙れとばかりに舌を入れられ、彼女の望みも受け入れる。
ここたまらん

>ルドルフは制服のスカートを床に落としながら戻ってきた。
ここがグッときた