スーパークリークさんのトレーナーがスーツの上に涎掛けを付け哺乳瓶を握りしめた変死体で発見されるところからこの物語は始まります。
トレセン署の刑事であるネイチャ刑事と相方のライアン刑事が第一発見者のスーパークリークさんや参考人として浮上したオグリキャップさん、タマモクロスさんへ質問していく形で物語が進行していくのですがこのネイチャ刑事が現場に着くのも3着証拠を見つけるのも3着犯人を確保するのも銃を撃つのも殉職するのも3着という名物刑事として有名という曲者だったために捜査は難航。
ひたすらにズレた答えを返すクリークオグリの両名にいまひとつピンと来ない刑事たちに業を煮やしたタマモクロスさんが仕切り出すことでようやく物語が動き始めます。
ボケ4ツッコミ1の不利な状況の中話をなんとか進めようとするタマモクロスさんは序盤の盛り上がり所ですね。

タマモクロスさんのヒートアップに釣られて他の登場人物たちも徐々に感情的になっていきます。
遠い国の言葉で言うところの一心同体であったトレーナーを亡くし慟哭するスーパークリークさんを宥め重要な情報を引き出すタマモクロスさんに刑事たちが感銘を受ける場面は実際に読んでもらいたい名場面ですね。
日常的に赤ちゃんの擬似体験をしていたトレーナーは精神だけではなく身体も赤ちゃんのそれに戻りつつあった事が発覚し死因がはちみーの摂取によるボツリヌス症であることもわかります。
この件で第3の参考人として浮上したトウカイテイオーさんがタマモクロスさんの巧みな誘導と刑事たちのクソボケ推理の連携で参考人から被疑者へとランクアップしたところで……おっと話しすぎてしまいましたね。気になりましたら続きは直接あなたの眼で確かめてください。
気にならないあなたは開いて目隠しにするか角で頭を殴ってみてください。眠れますよ。
それでは、おやすみなさい。

これは奇書の類？

テイオーも関係ないじゃん！

怪文書の紹介をする怪文書…？

赤ちゃん極まりすぎてボツリヌスで死ぬクリークトレーナーを思い付いたけど着地点が見つからなかったので本にして紹介させました
なんでロブロイに紹介させたんだろ…

その本は一体誰が書いたんでゴルシ…

>殉職するのも3着
死んどるがなネイチャ!!

>なんでロブロイに紹介させたんだろ…
ほんとだよ！

あまりにも捜査の操作がうますぎてタマが真犯人なのはわかったけどなぜ…
兄だと思っていたら弟になっていったからか…？