「ちょっと！私との専属契約を解除するってどういう事よ！」
「そのままだよ。俺は別のウマ娘のトレーナーになって、スカーレットは別のトレーナーと契約するんだ。」
「なんで…なんで私と離れようとするの？」
「俺は…俺には君を一番にしてやれなかった…でも君なら絶対に一番になれる！俺よりもっと才能のあるトレーナーに…」
「アンタ…私を放って他の娘に乗り換えるってわけ？」
「違うんだ！俺は…」
「もういい！アンタなんか知らない！」

またあの時の事を夢に見ていたようだ。
あの日スカーレットと別れてからは一切連絡はとっていない。引退したのは話に聞いたが、当時の俺はその時の担当の娘を育てるので精一杯だった。スカーレットと向き合うのを避けていたのもあるだろう。逃げた、と言われても仕方がない。あのときどうするべきだったのかは今でもわからない。
今日はトレーナーを決める模擬レースの日。あの後ある程度の実績は残せたので、俺は今でもトレーナーを続けていられている。
他のトレーナーに混じってレースを見学する。どのウマ娘をスカウトするか、これは重要な選択だ。そのとき、俺は一人のウマ娘に目を奪われた。
自分こそが一番であると主張するかのような、他を寄せ付けない走り。”彼女”と同じだった。
レースが終わり、俺はすぐ彼女に駆け寄った。

「君！良い走りだったよ！名前は？」
「ダイワレーヌです！」
ダイワ？…もしかして…いや、まさかな
「君、うちのチームに入らないかい？」
「あなた！ぜひ私のチームに！」
「自分！ワイのチームに来んか？」
他のトレーナーもこぞって彼女をスカウトしに来る。
「とにかく！うちのチームに来てくれ！”一番”になりたいなら！俺のトレーナー室まで来てくれよな！！」
そう言って名刺を渡し、ここは一旦引くことにした。

数日後…彼女が俺のチームを選んだ時のためにトレーナー室で、メニューを組んでいると、ダイワレーヌが入ってきた。
「すみません、ちょっと良いですか？」
「おお、ダイワレーヌ！うちのチームに入ってくれるのかい？」
「はい！そうすることにしました！これからよろしくお願いします！」
「こちらこそよろしくレーヌ！」
数週間後。ダイワレーヌは俺の組んだメニューをよくこなしてくれている。やはり彼女はスカーレットに似ている。
「よし！もう一周したら休憩な！」
「はい！」
休憩中。ふと、彼女にこう問いかける。
「レーヌは…なんでうちのチームを選んだんだ？ここより実績のあるチームからだって勧誘されてただろ？」

「うーん…最初に私に声をかけてくれたーっていうのと…あとは”一番”になりたいならって誘ってくれたことですかね！」
「やっぱり…一番にこだわりとか思い入れって…ある…のか？」
「それはもちろん！やっぱり走るなら一番になったほうが気持ちいいじゃないですか！それに…」
「それに？」
「ママがよく”一番”って言ってて！それでトレーナーさんのことがなんとなく気になって」
一番…どうしてもスカーレットの事が脳裏によぎる…
「お母さんの名前は…なんていうんだ？」
「ダイワスカーレットって言って…昔トレセン学園に居たって言ってたし…ママのこと知ってますか？トレーナーさん？」

「ダイ…ワ…ス…カー…レット…」
やはり…俺の予測は当たっていた…レーヌは…ダイワレーヌは彼女…ダイワスカーレットの娘…だったのか…
「トレーナーさん？調子でも悪いんですか？」
「い…いや、なんでもないよ。」
自分でも不自然だとわかるぐらいぎこちなく動揺を取り繕う。
「あっそうだ！」
「どうしたレーヌ？」
「このまえトレーナーさんのことをママに話したら、一度会いたいって！来月のどこか空いてますか？」
「あっ…ああ…」

一ヶ月後…
スカーレットが俺に会いに学園に来ることになった。
彼女は俺のことを恨んでいるだろうか。彼女から逃げた俺を。
そもそも俺のことを覚えているだろうか？レーヌのトレーニングの方向性について協議しにきただけで、俺に用があるわけじゃないかもしれない。そう…きっとそうだ。
そんな事を考えながら寝たせいか、その日の朝はまた”あの夢”を見た。
トレーナー室に来ると言っていたので、一通り片付けて待っている。レーヌにはトレーニングメニューを一通り指示しておいた。
コンコンと、ノックの音が聞こえてくる。俺は覚悟を決めて彼女を部屋に招き入れた。

「久しぶりね、アンタ。」
あの頃とそう変わらない声。
「どっ…どうも…スカーレットさん…」
「あら、スカーレットさんだなんて。あの頃みたいに呼び捨てでいいのよ？」
「……覚えてるよな…やっぱり…」
「忘れると思った？」
俺のことを覚えていないかもしれない。という甘い考えはすぐに打ち砕かれた。
「一体何の用なんだ」
「あら？用がなかったら来ちゃダメだったのかしら？」
「そうじゃないが…」
「私と会うの気まずかった？」
図星…としか言いようがない。

「うっ…」
「フフッ…当たってるみたいね。」
昔と変わらない…いや、それよりも色香が増している、淫靡とも言える笑みを俺に向けながら彼女はそう言った。
「あの後…色々あったみたいだな。」
「ええ、おかげさまで随分色々とね。」
「そっ…そんな言い方しなくてもいいだろ…」
「アンタに見捨てられてから私がどれだけ苦しんだと思ってるの！？」
「俺は見捨てたわけじゃない！ただもっとお前にはいいトレーナーがいると思って！」
「アタシはアンタと一緒に居たかったの！」
そう言いながらスカーレットは俺に勢いよく抱きついてくる。急だったので、体のバランスを崩して俺が彼女に押し倒される形になったしまった。

「アンタが好きだった！大好きだったの！でも…でもアンタは私の事…うっ…ひぐっ…」
スカーレットが俺にウマ乗りになりながら泣いている。彼女の涙は俺の顔も濡らしている。
「お…落ち着こう…な？」
「落ち着いてなんかいられないわよ！この二十年アンタの事がずっと忘れられなかった！何度も何度もあの時のことを夢で見た！アンタ以外にいい人を見つければアンタの事忘れられるかもって思って他の人と付き合った！結婚もした！子供だってできた！でも…アンタの事を忘れられなかった…それどころかレーヌが大きくなってレースに出たいと言うようになって…余計アンタの事を思い出すようになった！連絡したかったけど…今更できなかった！」
涙声になりながら、彼女は思いの丈を次々と投げかけてきた。俺も投げ返さないわけにいかない。
「おっ…驚いたな…俺も…俺もお前の事がずっと心残りだったんだ…あれから何人もウマ娘のトレーナーを担当してきた…でも俺もあの時の事をずっと夢で見てたんだ…今日だってあの夢を見た…あの時お前から逃げてなければって…ずっと思ってた…」
俺の顔を濡らしているのは、もはや彼女の涙だけでは無かった。

「なんか…変ね、二十年もお互いにすれ違ってたなんて」
「ああ、もっと…早く連絡を取ってれば良かったのかもな」
「ねぇ、私達、まだやり直せるわよね」
そう言いながら彼女は俺にキスをしてくる。
二十年分の時を取り戻すかのような濃厚なキス。俺のささやかな抵抗は、ウマ娘である彼女には、当然意味を成さなかった。
「ちょ…ちょっと待ってくれ」
酸欠を起こしそうなぐらい長いキスが終わって、俺の中の最後の自制心が働く。
「君には夫も娘もいるだろ！さすがこれはまずいって！」
「あら？下をこんなにさせながら言っても説得力ないけど？」
当然だ。彼女に押し倒される形になっている上に乳房がずっと体に密着している。

「いや…その…」
「ねぇ？…ダメ？」
彼女の甘くて妙に熱い息がかかる。
「レ、レーヌがトレーニングを終えて戻ってくるかも知れないだろ…」
俺の希薄な理性はまだ抵抗を続けようと理由を絞り出す。
「どうしてレーヌの事を気にするの？アンタは今私といるのよ？私の一番はアンタなんだからアンタも私を一番に思いなさい」
彼女は少し怒った声でそう言い、またキスをしてくる。
「ね？ほら…いいでしょ？」
「…どうなっても知らないぞ」
俺の希薄な理性はもはや役割を放棄していた。

数時間後、トレーナー室には、帰ってきた理性に苦しめられるトレーナーと満足げな表情で子供の様にトレーナーにもたれかかって眠るダイワスカーレットが居たと言う。

ウッ

甘酸っぱい…

この前激甘なやつを書いたので今度はインモラルなやつが書きたくなって書いたけど思いの外長くなってしまった

>この前激甘なやつを書いたので今度はインモラルなやつが書きたくなって書いたけど思いの外長くなってしまった
私の性癖には合ってますね

私
性
合

⏰

んもー

ここからママ私のトレーナーを取らないで！と娘とママのドロドロ三角関係に発展する可能性もあるのではないでしょうか

>甘酸っぱい…
そうだろうか…不倫うまぴょいは甘酸っぱいのだろうか…

いい…

この堕ちていくしかない関係は素晴らしい…

こいつらうわぴょいしたんだ！

良い

あの…旦那さんの立場は…

>⏰
喧嘩別れする前日に戻るやつ

>なんでメモ帳のアイコン付けないの？
別に絶対付けなきゃいけないわけじゃないけど

>ここからママ私のトレーナーを取らないで！と娘とママのドロドロ三角関係に発展する可能性もあるのではないでしょうか
彼女の性癖にはあってますね

触れるな触れるな

母と娘両方に手を出して苦悩するトレーナーは見たい…

原作的には望まない男との子を11人産む事になるからね…
割と一番合ってる未来かもしれない

>あの…旦那さんの立場は…
そもそも彼女の父は…

こいつら3Pするんだ！

URA終了から20年数年‥‥？ダスカが40位でトレーナー50近くでは‥‥？

>まぁ付けたほうがこういうアホが来なくていいけどね
>スレ「」次第でしょそれ
こういうのわざと書き込んでるの？

触れるな触れるな

>URA終了から20年数年‥‥？ダスカが40位でトレーナー50近くでは‥‥？
胸が垂れ始めたダスカ…

いいよね…

まあんなこといったらマルゼンさんだって何歳だかわかったもんじゃないしセーフ

>URA終了から20年数年‥‥？ダスカが40位でトレーナー50近くでは‥‥？
女性の40なんて性欲一番旺盛な時期じゃん

>URA終了から20年数年‥‥？ダスカが40位でトレーナー50近くでは‥‥？
こういうコンテンツで成長したキャラは推定年齢が40とか言ってても大人びてるだけで若々しいままなんだ
◆

ウマ娘はサイヤ人並に容姿が変わらないんだが？
◆

ウワーッ10年目を離したら10人産んでる！

レーヌが若く12、3くらいの印象を受けるので
逆算して産んだのは20代後半
トレーナーと別れてから他の男と結ばれるまで10年近くも悩んだ背景が浮かび上がっていいですね

ウマ娘はエルフみたいなものだから500歳くらい生きるんだが？

>ここからママ私のトレーナーを取らないで！と娘とママのドロドロ三角関係に発展する可能性もあるのではないでしょうか
実際母娘物の薄い本とかCG集はあるからなあ…もちろんウマではないが

トレーナーは普通に人間だから年取るだろ！

>URA終了から20年数年‥‥？ダスカが40位でトレーナー50近くでは‥‥？
>女性の40なんて性欲一番旺盛な時期じゃん
私の脚質には合ってますね

理事長があんなナリで4050行ってるかもしれないだろう

>トレーナーは普通に人間だから年取るだろ！
バカね…シワが増えたって髪が薄くなったって私の一番は変わらないわよ

つまりたづなさんは

>トレーナーは普通に人間だから年取るだろ！
トレセンに足を踏み入れた瞬間から老化は止まるんだが？

ダイワレーヌ…
父はチチカステナンゴ…
父カスは違うよな…あくまでも初恋相手だからうわぴょいなだけで夫がクソ野郎とかはないよな…？

一期から作品内で５、６年経ってるのに一向に老けないアニメトレーナーを見るにあの世界では人間の寿命も長い可能性が有る

禿げても受けて入れてくれるかスカーレット…？

>禿げても受けて入れてくれるかスカーレット…？
バカね…光るのはタキオンさんのトレーナーで慣れてるわよ…

トレーナーの子を授かっちゃってレーヌを愛せなくなるやつだ…

なんかつらいな…目覚まし鳴らさなきゃ…

タキオンさんに育毛剤もらってくるよ…

ウマなら血が濃くなるとかよくある話

会長とか何年会長やってんだって感じだしウマ娘はサイヤ人と同じで若々しい期間が長いんだよたぶん

すまんあのメモ帳使ってないから素材がないんだ

>ダイワレーヌ…
>父はチチカステナンゴ…
>父カスは違うよな…あくまでも初恋相手だからうわぴょいなだけで夫がクソ野郎とかはないよな…？
グアテマラの地名だから問題ない
フランスでG1を2回勝利した奴を社台が買った馬で
ついでに言うと死因は便秘による疝痛で開腹手術までしたけど急死した　別の意味というか本来の意味ででクソがな…

バカの言うことを魔に受けない方がいいぞ
そんな義務どこにもないんだから

レーヌちゃんの原作を調べるとうーん

アイコン付いてない怪文書のスレのたびに同じこと書き込んで消されてるよね
控えめに言って要入院だし無視しとけばいいんだよ　

ただの荒らしだからな怪文書にメモ付けろとか長年いてウマ娘で初めて聞いたわ

荒らしのバカの一つ覚えだから無視しときゃ良いんだよ
付けたら付けたで別の手段で荒らしてくるんだから

要入院が桐生院に見えたから俺はもう疲れている

レーヌは初めての子供か…
うわぴょいなのかそれとも先立たれぴょいなのかが気になる
先立たれぴょいならトレーナーが義父になるわけだが…私の性癖にはあってますね

ダイススレのスレ画にサイコロ付けろってのが流行り始めだった事もあって通ったから今回もそうしたいんだろう多分

>ダイススレのスレ画にサイコロ付けろってのが流行り始めだった事もあって通ったから今回もそうしたいんだろう多分
ダイス付けたら付けたでまだこのお人形遊びやってたのって荒らしが来たしどうしようもねえよ

もう変な子の話はいいよ

どうせアイコン付けた所で数が多すぎだとか中身キモいとかで難癖付けるだろうしな

スレ潰し成功しちゃってるじゃん
全くお前らは

そもそも一部の人が始めたルールを全員に強制されても困る

おお…熟成されたすれ違いも良いものですね…

多分36歳のスカーレットとか
一番ちんこに悪いと思う