あー……、頭痛い…。
エアグルーヴ先輩の頼みとはいえ、まさか大量に増殖したちいさなバクシンオーさんを捕まえることになるなんて…
ホント、なんだったのかしらアレ……うう、考えたらまた頭痛くなってきた。
意地張らずにトレーニング減らしてもらえればよかった…
ウオッカが遠征中でよかった……こんなところ、死んでも見られたくないし……

……のどかわいたわね……水は･･･はぁ、だる…

…？開いてますよ……
んなっ、トレーナ、ケホッケホッ……
わかった、わかった寝るから！ おさないで…

……で？なんでアンタがこんなところにいるのよ。ここ、トレーナー立ち入り禁止なんだけど？
…………ああ、ウオッカがいないから……そりゃ、フジキセキ先輩は知ってるわよね……
へえ、気が利くじゃない。ちょうど喉乾いてたのよ……。ふう…。

ふーん、「居ても立っても居られなかった」ねぇ…
まぁいいわ。正直助かったし･･･、レディの部屋に不躾に踏み込んだのは許してあげる。
じゃあ私寝るから。早く出ていきなさいよ。
何よ、もうアンタに頼りたいこともないし。これくらい自分で治せるから･･･

────熱い、寝苦しい、寒い、暗い、
どれくらい経っただろうか、頭がズキズキして、頬まで熱がこもってる気がする。
全身の疲労感とわずかに混じる間接の痛みの前に特訓で培った根性が活きることは無いと知った。

もう目を開けているのかすらわからない。もうろうとする視界に意識が溶ける。
さみしい、
知覚したとたんにたまらなくなる。
とにかく、誰かにいてほしい。
人相が脳内を逡巡する。ママ、ウオッカ、エアグルーヴ、誰でもいい、誰か……

目に布がそっと当てられたことで自分が涙を流しかけていることを理解した。
重たい首をそっと、少しだけ、精いっぱい傾けると、
帰ったはずのトレーナーが傍らに座って、こちらに片腕を伸ばしていた。

「なんで･･･」
こぼすような言葉に彼は答えず、代わりに布団の中に何かが侵入してくる感触があった。
手首だけ動かして探ると、ごつごつとして、何かうごめいているものに捕まった。
そのまま片手を、両側からそれに包まれる。
ほんのりとした冷たさが手を通して全身を巡る。
さっきまでの痛みも、こわばりも、不安も、すべて握られた箇所から逃げていく。
先とは違う、ゆるい倦怠感に体と意識を包み込まれ、再び彼女は眠りについた。

おはよう、トレーナー。
･･･なんで今度はアンタが辛そうな顔してるのよ。
私？ふふん？ちゃんと一晩で治したわよ！宣言通りね。
覚えてないのかって、何が？
アンタがドリンクとか持ってきてくれたのは覚えてるわよ？
なによ、気になる言い方するじゃない。
隠し事なんて許さないわよ！ほら、全部吐きなさい！

ネタ被った。

被ってもいいんだ

ダスカを看病したいしされたい

ﾊﾞｸｼﾝﾊﾞｸｼﾝﾊﾞｸｼﾝ!ﾊﾞｸｼﾝﾊﾞｸｼﾝﾊﾞｸｼﾝ!
ﾊﾞｸｼﾝﾊﾞｸｼﾝﾊﾞｸｼﾝ!ﾊﾞｸｼﾝﾊﾞｸｼﾝﾊﾞｸｼﾝ!
ﾊﾞｸｼﾝﾊﾞｸｼﾝﾊﾞｸｼﾝ!ﾊﾞｸｼﾝﾊﾞｸｼﾝﾊﾞｸｼﾝ!

寮室で添い寝ですか…

>エアグルーヴ先輩の頼みとはいえ、まさか大量に増殖したちいさなバクシンオーさんを捕まえることになるなんて…
どういうことなの…！

風邪の理由付け思いつかなかったので以前リアルでみた夢を使いました。
我ながら意味不明なので流してもらえると助かります。

>風邪の理由付け思いつかなかったので以前リアルでみた夢を使いました。
>我ながら意味不明なので流してもらえると助かります。
睡眠の質悪すぎない・・？

>風邪の理由付け思いつかなかったので以前リアルでみた夢を使いました。
よけい不安になるような情報放り込みやがってよぉ！

病院行ってもなんて説明すればいいのか分かんないなこれ…

その話以前も見たな…

はずかしながら本人です･･･