そして現在、二人揃って病院の待合室にいる
「何故俺も付き添っているのか」
「お願いトレーナー…1人にしないでよ…一生のお願い…」
安いな、こいつの一生
「そもそも注射初めてじゃないんだろ？」
「そういう問題じゃないよ…慣れないものは慣れないよ…それに駄目だよトレーナー、テイオー様は無敵で無敗だから打たれ弱いの！ちゃんとケアしてくれなきゃ！」
「偉そうに…」
まぁいい、結果として受けてくれれば問題ない
どうせ練習がなければ手も空くんだ、付添いくらいどうってことはない
って思ってたんだけどなぁ

※以下、詳細な描写はショッキングな映像になるため、ダイジェストでお送りします※

「目を瞑らないで、貧血になります」「ご無体なー！」

「何か手にあたった！こんにゃく！？エッチなやつ！？」「アルコールの脱脂綿だよ」「そして塗ったのはゴルシちゃんだ」「何で！？」

「お願いトレーナー、尻尾握って…」「手じゃないの？」

「代わりに口から飲むってどうかな？」「どうかなじゃないが」

「お願い！一生のお願い！」「一生のお願いはさっき使っただろ！」

「あぁ…入ってくる…血が薄まる…」「何言ってんの？」

「ボク…トレーナーに会えて幸せだったよ…」「今際の際じゃないんだから」

※ここまでダイジェスト※

「うぅ…凄く疲れたよ…」
「奇遇だな、俺も疲れたよ」
帰り道、車の助手席にテイオーを乗せ、寮まで送ることにする
「今日はこのまま安静に、明日の練習は体調を見て判断しよう」
「…はーい」
テイオーの視線が不満気である
「何だよ…別に俺悪くないだろ…」
「そうだけどさぁ…いつかトレーナーが注射受ける時になったら、仕返ししてやる」
「はは、注射嫌がるって子供じゃないんだから」
「ボクが子供だって言いたいの？」
「ノーコメント」
ムキーと興奮する彼女をなだめ、この日は無事に終わった

「…あぁ、まずった」
それから数カ月後の話、風邪を引いてしまった
「駄目だなートレーナーは、自分が体調崩したら台無しじゃん」
「返す言葉もない」
今自分を看病している彼女の言葉が耳に痛い
「ねぇトレーナー、いつかボクが言ったこと覚えてる？」
「…何だよ、病院に連れていくか？」
「ううん、これ」
そう言って彼女が自分のカバンから何かを取り出す
拳銃の弾を思わせる形のそれが目に入り、全身から汗が吹き出す

「あの、テイオーさん、それって」
「座薬ってやつだね」
「…自分でやれるので」
「駄目だよ！今日はボクが看病するって決めたんだから」
「…」
「勘違いしないでよ？トレーナー、こんなの好きな相手にしかしないんだから」
「…一生のお願い、ここで使うわけにはいかないでしょうか」
「それはいつかプロポーズするときにでも取っておいてよ」
あぁ、彼女が近づいてくる
熱で頭が朦朧とする、逃げられない
いや、そもそも熱がなくても逃げられるはずがないのだ

その日トウカイテイオーは、念願の菊花賞を制覇した

その菊花賞は制覇しちゃだめだよ！

オチで駄目だった

菊花賞に謝れ！

菊座ショーじゃねぇか！

あれだけ無敵な天才なのに病院嫌いとかテイオーかわいいよね
…って思ってたらひでえ展開だった（いい意味で）

さいていなんだこいつ！

菊花賞応援ミッション！！

普通に流してるけどこいつらもう付き合ってるやつじゃないですか

菊花賞を侮辱したな貴様！

ギャグ調で誤魔化されてるけど普通に距離が近くて良い
菊まで見られちゃもう一生を共にするしかないね

好きな女相手でも座薬入れられるのはキツいぞ

原作テイオーも医者だけは苦手だったな

ゴルシどこから湧いてきた

こいつら前♡立♡腺♡したんだ！！

>その日トウカイテイオーは、念願の菊花賞を制覇した
最低だよちくしょう！

>菊座ショーじゃねぇか！
もっと最低だよちくしょう！

これはもうテイオーに責任とってもらうしかねえな！

見られる覚悟も準備も無しに菊花賞はおつらい…

>普通に流してるけどこいつらもう付き合ってるやつじゃないですか
男のケツ穴自分から見ようとするほどの関係…もう既に夫婦だわ

これから毎日菊花賞

でも逆に風邪引いたテイオーのケツを出して無理矢理座薬を入れるシチュも有りなのでは？！

トレーナーのｼｮｰﾓﾝ攻略されちゃった…

ｺｰﾓﾝﾏｴ

ﾆｬﾝﾓｰﾒﾝｽされたのか

それ本当に念願？

ひでえオチだな
でも私の性癖には合っていますよ

治った後どう接したらいいか悩みますよこれは
ふとしたことで「でもﾃｲｵｰに尻穴も玉袋の裏も見られたんだよな」とか考えるようになったら死にたくなりますよ

つまりテイオーがよくわからない優越感を抱いてくる…？

オチが秀逸

お互い相手がせきや鼻水出したらニヤニヤするんだよね…

朝から脳が再生する

この経験はテイオーの練習に活かせるかもしれない

トレーナーの秘所を見たのはボクだけなんだ！