カッ　！！

　「ッ！？」

――瞬間、待っていたとばかりに照明が点灯し、侵入者の目を眩ませる。
その一瞬のスキを逃さず、トレーナーはコメツキムシのようにすばやくベッドから跳ね起き、侵入者と距離をとる。

　「こんばんわ、というべきかな？スカーレット。
　・・・良い子はもう寝る時間だと思うんだが。」

　「・・・ええ、こんばんわトレーナー。
　今こうしてここにいるアタシが『イイ子』だと、本気で思ってるのかしら？
　もっとも、アタシが夜這いに来るのは想定してたみたいだけど。」

侵入者の正体は、我が担当、我が愛バたるダイワスカーレットだった。

侵入者の正体は、我が担当、我が愛バたるダイワスカーレットだった。
学園のジャージを身にまとったダイワスカーレットが、すんごい目つきでこちらを見つめている。息もちょっと荒い。
すさまじいプレッシャーに、冷汗が背を伝う。

　「そりゃ日中あんだけ視線を感じりゃ、警戒もする。いったい何を―」

　「アンタ、昨日シャワー浴びなかったわね？疲れたから一日ぐらいいいやって感じで・・・
　それで万が一臭うと困るからって、軽く香水つけてきたでしょう？レザーとバニラの香料、甘い香りのするヤツね。
　アタシたち、ハナがきくのよ。ちょっとごまかしたくらいじゃわかっちゃうんだから。」

ぎくり。確かにその通りだった。ということは、あのすさまじい目つき・・・『フレーメン反応』か！

　「好きなオトコのそんなニオイ、一日中嗅がされたらこうもなるっての・・・！」

ｽｩｩｩｩ　　　　ﾌｩｩｩ〜〜〜〜ｯ　

スカーレットがその場で目を閉じ深呼吸をする。一瞬恍惚とした表情を見せ、身振るいしたかと思うと
再び爛々と輝く緋色の瞳をこちらへ向けてくる。流石に怖い。実体があるだけに幽霊より怖いぞコレ。

　「覚悟なさい。今日という今日はその身にキッッッチリ！アタシの証を刻んであげるわ！
　観念してアタシの一番になりなさい！」

スカーレットは腰を落として臨戦態勢。いまにもとびかかってきそうだ。
ベッドをはさんで、おれとスカーレットは相対する。彼我の距離―――『5m』!

眠れなかったので書きました。
続きはまた眠れなくなったらかきます

もっと見たいから不眠症になれ

俺も眠れなかったからいいものを見せてもらったぜ…ありがとう…

これは夜通しになるんじゃないですか？

えっ待ってそこで区切るの

イイかんじにねむくなってきちゃって・・・

二度と寝かさねえからな

今日は寝かさないぞ

（身の安全のために）

少し掛かりすぎではないでしょうか

>少し掛かりすぎではないでしょうか
彼女の脚質には合っていますよ

寝てるトレーナーに力強く両腕を振り下ろして何するつもりだったのダスカ……